ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2012年 | メイン | 2014年 »

2013年 アーカイブ

<<前へ 2930313233343536373839

3/3チャンピオンカップ回顧

ホッカイヒカル混戦に断!

 3日(日)は重賞・チャンピオンカップ(4歳以上、今年度重賞競走優勝馬)が行われ、単勝2番人気のホッカイヒカルが優勝。08年柏林賞、12年ばんえい十勝オッズパーク杯に続く、重賞3勝目を挙げました。

 馬場水分は3.0%で、標準的な水分量。とはいえ、やはり800キロ前後の重量を曳いているだけに、道中はゆったりしたペースとなりました。馬群をリードしたのはキタノタイショウ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリーといった面々。各馬もこれに遅れじと追走し、一団のまま第2障害を迎えました。
 ひと息入れて、最初に障害に挑んだのはフジダイビクトリー。ギンガリュウセイもこれに反応するかのように登坂を開始。その直後、他馬が堰を切ったように仕掛け、大混戦の様相を呈します。その中から抜け出したのはフジダイビクトリー。天板に脚をかけると荷物を曳き上げ、先頭で障害を下っていきました。続いたのはギンガリュウセイで、その後ろからブラックパール、キタノタイショウ、ホッカイヒカル、そして1番人気のカネサブラックが並んで追撃態勢に入りました。
 なかでも脚いろよく伸びてきたのはキタノタイショウで、残り20メートル付近で早くも先頭をうかがう勢い。さらにホッカイヒカルとブラックパールも脚を伸ばしてこれに食い下がります。先頭のフジダイビクトリーは失速気味で、カネサブラックも840キロの荷物が響いているのか、今ひとつ伸びを欠いている状況。残り10メートルを切って先頭はキタノタイショウ。懸命に逃げ込みを図りますが、追ってくるホッカイヒカルもジワジワと差を詰めます。そしてゴール線上でホッカイヒカルが並びかけると、そのままキタノタイショウを抜き去り、先頭で荷物を運びきりました。その瞬間、後端がギリギリ入ったか微妙なところでキタノタイショウがストップ。ジャッジは未入線で、その隙にブラックパール、フジダイビクトリーがゴールイン。レースをおおいに盛り上げたキタノタイショウは、奮闘及ばず4着という結果になりました。なおカネサブラックは、その後ろの5着でゴールしました。

 年度最初の重賞、ばんえい十勝オッズパーク杯でこのレースの出走権を手にしていたホッカイヒカルが、年末の大一番を前に復調気配。シーズン中盤は不振に陥っていましたが、このレースの直前にオープンで3連続連対を果たしており、軌道修正に成功した印象です。思えば昨年のばんえい記念ではニシキダイジン、フクイズミ、ナリタボブサップに次ぐ4着で、地力の高さは折り紙つき。今年もばんえい記念での上位争いが期待できそうです。
 2着のブラックパールはハンデに恵まれた面もありますが、地力がなければこのメンバーで2着に食い込むことは不可能でしょう。重賞で常に上位争いを演じる底力は特筆もので、これからも大舞台での活躍が期待できそうです。
 単勝1番人気で5着に敗れたカネサブラックは、この重量差だけに仕方のない結果。定量、しかも実績のある1トンの重量なら話は別で、ばんえい記念での巻き返しも十分に期待できるでしょう。

成績はこちら
映像はこちら

阿部武臣騎手「スタートは遅れるのですが中盤で追いつき、ゴール前で差し切るこの馬らしい勝ち方ができました。普段よりゆったりしたペースだったので、早めに追いついて息を入れられたのもよかったのでしょう。荷物も重かったですが、馬の力を信じて追いました。このまま調子よくいってくれれば来年度も活躍できると思います」

3/3チャンピオンカップ予想 山崎エリカ

2013年3月 3日(日)

ハンデが手頃なキタノタイショウに期待

 4勝目がかかるカネサブラックですが、他馬との対比でトップハンデ840㎏はさすがに重すぎます。そこで今回の◎は今シーズンの重賞は北斗賞を勝ったのみですが、その他の重賞ではすべて4着と好走しているわりに、ハンデも手頃な810㎏のキタノタイショウを◎とします。前走の然別賞では4着に敗れましたが、道中で何度も息を入れて障害の修正をしたため。とても力負けだったとは思えないこと、障害はキッチリ修正できていたことから巻き返しを期待します。

 ○は牡馬の一線級が相手となりますが、メンバー中で最軽量のハンデ760㎏が魅力のブラックパール。▲は今シーズンのばんえいグランプリと北見記念を勝利し、帯広記念でもカネサブラックと少差の2着と好走しながら、ハンデ820㎏は強みのギンガリュウセイ。ギンガリュウセイは直線の脚がないので特別条件の時計勝負はイマイチですが、障害力はあるので高重量戦は向きます。

 あとは△にトップハンデが示すように、今シーズン重賞3勝、悪くてもほぼ3着以内には粘るカネサブラック。とにかく高重量戦では崩れないのでここも掲示板には載る可能性は高いですが、昨年は大幅に馬体を減らした休養明けの一戦だったとはいえ、トップハンデ830㎏を背負って9着に敗れました。

 他では今シーズンの重賞はばんえい十勝オッズパーク杯を勝ったのみですが、近走内容が充実のホッカイヒカル。ばんえい十勝オッズパーク杯も近3走も馬場水分2.0%台の決着だったので、テンに置かれても道中から動いて行けた分の好結果とも受け取れますが、昨年のばんえい記念で4着だったことを考えると軽くはあしらえません。

 ◎ (3)キタノタイショウ
 ○ (5)ブラックパール
 ▲ (1)ギンガリュウセイ
 △ (6)カネサブラック
 △ (4)ホッカイヒカル

 馬複
 3-5,1,6,4 各1500円

3/3チャンピオンカップ予想 矢野吉彦

2013年3月 2日(土)

トリガミ覚悟の5頭ボックス

 前回の黒ユリ賞は"ナントカのつっかい棒"程度の当たりでしたが、まぁハズレるよりはマシとしておきましょう。いよいよ3月。今週からは24日のばんえい記念まで、各週ごとに重賞が組まれています。どこかでドカンと大きいのを当てて、黒字収支に持って行きたいところですが・・・。

 今週のチャンピオンカップは、ギンガリュウセイ、キタノタイショウ、ホッカイヒカル、ブラックパール、カネサブラックの3連単5頭ボックスにしました。
 ここのところの成績はホッカイヒカルが優勢ですが、それじゃぁ断トツの本命かと言えば、それはどうかな? ですよね。そこで、力量ほぼ互角の古馬勢と軽ハンデが魅力のブラックパールを交えてのボックスで好配当になることを祈ろうと思います。
 古馬同士の戦いだったら展開がほぼ読めますが、そこに軽量のブラックパールが入ることで流れが変わり、もつれる可能性が出てくるはずです。同馬の前残りなども期待しての馬券。ここは当たって損を覚悟のボックスしかないでしょう。

 3連単ボックス
 1,3,4,5,6 100円 計6000円

 とにかく今年度も残りあとわずか。ここからの4戦は、1番人気を買わない作戦にはこだわらず、少しでも上を目指して頑張りたいと思っております。ではまた来週。

3/3チャンピオンカップ予想 須田鷹雄

やはり軸はカネサブラック

 然別賞の結果をどういじっていくかというのが予想のメインになるところ。当時はホッカイヒカルが人気に応える形だったが、今回は5キロ不利になり、しかも重量の絶対値が810キロ。ホッカイヒカルはこれまで800キロ以上を負担するレースに10回使われ、そこでは一度も馬券に絡んでいない。こなせるかどうかは馬場状態次第という面もあるだろうから、軸、あるいは1着付けにはしたくない。
 となると、やはり無難なのは◎カネサブラック。○はキタノタイショウかギンガリュウセイかというところだが、ギンガのここ2走が内容的にいまひとつなので、○キタノタイショウ、▲ギンガリュウセイとする。
 3着候補に△ホッカイヒカルと、重量差を生かせた場合の△フジダイビクトリー。3連単12点で。

 ◎6カネサブラック
 ○3キタノタイショウ
 ▲1ギンガリュウセイ
 △4ホッカイヒカル
 △8フジダイビクトリー

 3連単
 3,6→1,3,6→1,3,4,6,8 各500円 計6000円

3/3チャンピオンカップ予想 斎藤修

重量に恵まれたキタノタイショウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3キタノタイショウ
 ◯1ギンガリュウセイ
 ▲8フジダイビクトリー
 △6カネサブラック
 △4ホッカイヒカル
 △5ブラックパール

 3連単
 1,3→1,3,6,8→1,3,4,5,6,8 200円 計4800円
 馬複
 1-3 1200円

<<前へ 2930313233343536373839
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.