阿部武臣&ホッカイヒカル!
ばんえい情報局読者のみなさま、ご無沙汰しております。古林でございます。もう1年経ったんですねえ・・・。恥を忍んで告白します。小生、昨年のこのコラムで、「珍しく自信があります」、「レース後、満面の笑みで「ばんえいなんか簡単やあ~っ!」と吹きまくっている自分の姿がありありと脳裏に浮かびます」と書きました。が、しかし、結果は2着にフクイズミが入って大外れでした。人間、大ボラを吹くものではありませんなあ(と、何度同じ反省をしたことか)。
去年の今年ですから、もう大ボラは吹きません。というより吹けません。ふつうに考えれば、「ここを勝って有終の美を飾り種牡馬入り」のカネサブラック、または「ここを勝ってさらに箔をつけて種牡馬入り」のナリタボブサップの両雄対決なのでしょう。
が、しかし、そうならないような気がするのです。というのは、恵介&ボブには悪いのですが、ボブには、今年こそ打倒ペガサスと挑み続け、ついに雪辱できなかったミサキスーパーがオーバーラップするのです。1年おいてまた勝ったというのは、昨年のニシキダイジンとかフクイチとかの例もあるし、おそらく実力はメンバー中NO.1ですし、軸にはできるように思います。
となれば、どの馬か? 小生はホッカイヒカルに期待します。この馬は高重量戦に向いたタイプのように思うのです。決して、スピードで押し切るタイプではありません。後ろからマイペースでトコトコ。2障害で他馬に追いつき、しっかり障害を切って、あとは焦らず騒がずマイペースでゴールへトコトコ。そんな感じの馬です。昨年・今年と成長も感じます。両雄に一泡吹かせるなら、この馬でしょう。
ということで、馬券的には、3連単では、3(ホッカイヒカル)と1(カネサブラック)の裏表から、3着は手広く流すこととします。また、カネサブラックをはずせばトリガミにはならないと思いますので、馬連で3から8.ホクショウダイヤ、4.ナリタボブサップ、6.キタノタイショウ、9.シベチャタイガー、5.ギンガリュウセイへ。
ちらっと小耳に挟んだ情報ですが、阿部騎手はかなり手応えを感じているようです。と、この手の情報で何度痛い目にあったことか。どうして小生は「反省」できないのでしょう?
印は、次のとおりとしますが、3着あたりなら、ギンガリュウセイ、シベチャタイガーも十分あると思います。
◎3.ホッカイヒカル
○1.カネサブラック
▲8.ホクショウダイヤ
△4.ナリタボブサップ
△6.キタノタイショウ