ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« ばんえいダービー 予想結果 | メイン | 12/30ヤングチャンピオンシップ予想 斎藤修 »

今週の見どころ(12/28~12/30)

 今週からばんえい十勝は昼間開催へ。年末年始は、12月28日(土)~30日(月)、1月1日(祝・水)~6日(月)の変則開催となっており、競馬場の開門、レースの発走予定時刻が日によって異なりますのでご注意ください(詳しくはこちら)。
 12月30日(月)のメインには、2歳産駒特別選抜による重賞・ヤングチャンピオンシップが組まれています。南北海道、北央、北見、釧路、十勝の各産地別特別での上位馬のみが出走できるレース。今年の2歳世代で、最多となる8勝を挙げているのが南北海道産駒特別1着のハクタイホウ。過去このレース(ヤングクラウンズカップ時代も含め)で、南北海道産駒特別組が勝利したことはなく(2着もなし)、快挙達成なるか注目を集めそうです。

大井競馬場で行われる「ばんえい十勝 in 大井」(12/29・30)についてはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 12月28日(土)のメイン第10レースは、オリオン特別(A1級混合・17:20発走予定)。オープン3頭とA1級7頭が争います。
 フジダイビクトリーに注目。今季は開幕からオープン格付で、前々走までに4度の連対がありますが、オープン混合かA1級混合戦でのものでした。前走はオープンの師走特別で、ホッカイヒカルにこそ差されたものの、第2障害先頭クリアから2着とオープン特別で初の連対を果たし、地力強化を印象づけました。今回は実績十分の混合戦だけに主役は譲れません。
 A1級のアサヒリュウセイは近5走が3勝、3着2回と絶好調。障害への不安も見せておらず、オープン馬が相手のここでも好走できれば自信につながりそう。今回も軽めの馬場が見込まれることも有利に働きそうです。
 同じくA1級のホリセンショウは、近4走では2、3、4、10着という成績。前走大敗の原因は前日の降雪で軽めの馬場になったことが大きそう。今回も軽めの馬場になりそうなのは不安ですが、鈴木恵介騎手を配し巻き返しを期します。
 オープンのニシキエーカンや、A1級のグランドペガサスも障害のカカリひとつで上位進出が見込めるでしょう。

 12月29日(日)のメイン第10レースは、地吹雪賞(3歳以上選抜・17:20発走予定)。定量500キロ(3歳20キロ減、牝馬20キロ減)で争われるスピード決戦です。
 同条件特別で4戦3勝、2着1回というオイドンが登場。昨年3月のスピードスター賞では47秒6(馬場水分1.7%)という破格のタイムで逃げ切っています。
 フクドリは、昨年3月のスピードスター賞4着馬ですが、1~3着はいずれも490キロとハンデが有利。この馬の500キロで51秒1というタイムも見事なものでした。今年2月のスピードスター賞でも、オイドン(2着)と10キロ差で2秒0差の接戦を演じており、同重量500キロで臨める今回は一騎打ちの様相です。
 アオノレクサスコマクインサカエキングらも同条件で馬券に絡んだ実績があり、侮れないところです。

  12月30日(月)のメイン第10レースは、重賞・第15回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・17:20発走予定)
 2歳シーズン三冠の第2弾で、南北海道、北央、北見、釧路、十勝の各産駒別特別の上位馬による一戦。南北海道産駒特別の勝ち馬ハクタイホウが別定20キロ増の610キロ、十勝産駒特別1着ホクショウマサル、釧路産駒特別1着コウシュハドン、北見産駒特別1着オオゾラシンスケが10キロ増の600キロでの出走です。
 ホクショウマサルに期待します。十勝産駒特別(11月24日)は、出走全馬が賞金別定重量を課せられているというハイレベルなメンバー構成で、そこを勝ったというだけで十分評価が可能。今季最初の2歳牡馬オープン特別・青雲賞を制した実績もあります。一冠目・ナナカマド賞(10月13日)は4着でしたが、1、2着馬は十勝産駒特別で4、7着と敗れたためここには不在。テンに遅く勝ち切れない面がありましたが、近3走では先行して1、1、2着と成長もみせています。
 ハクタイホウは、目下世代最多の8勝を挙げている実力馬。南北海道産駒特別(11月10日)では圧巻の逃げ切り勝ちを収めていますが、相手関係を考えれば当然といったところ。ナナカマド賞では3着で、今回と同じ10キロ差でホクショウマサル(4着)に先着しています。実績どおりであれば、ここでも上位争い必至でしょう。
 北見産駒特別の勝ち馬オオゾラシンスケは、ナナカマド賞では7着も、障害はスムーズでした。前走2歳A級-1組は8着と案外でしたが、巻き返してくる可能性はありそう。
 釧路産駒特別を制したコウシュハドンは、2歳A級-1組で2勝していますが、それぞれ、ナナカマド賞、十勝産駒特別と同じ開催に組まれていた相手に恵まれたレースでの勝ち星。額面どおりには受け取りにくいところです。
 別定重量の加増がない6頭では、十勝産駒特別2着ブラックニセイに注目。北央産駒特別1着ソウテンブルーはここに入ると厳しい印象です。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.