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4/28ばんえい十勝オッズパーク杯予想 山崎エリカ

2013年4月28日(日)

ホッカイヒカルの上位争いに期待

 昨シーズンの私の予想はひどい結果でした。後手に回ると高配当を狙って更にドツボにはまるので、今シーズンは好スタートを決めて逃げ切りたいです!

 そんなこんなのばんえい十勝オッズパーク杯。◎には昨年のこのレースで逃げ切ったホッカイヒカルを推します。同馬は基礎重量オープン馬720㎏のこのレースから、1000㎏のばんえい記念もそれなりこなせる万能型。テンに置かれる面がありますが、道中で着実にポジションを押し上げていくので、よほどのことがなければ上位には来れるでしょう。

 ○は相手強化となりますが、メンバー中最軽量670㎏は明らかに有利のニシキエース。重賞の中でも速い時計で結着するこのレースは特に、軽量の恩恵は大きいでしょう。

 ▲は基礎重量500㎏の軽量戦を得意としているように、スピードがあるオイドン。気性難で無駄にエネルギーを放出するときもありますが、裏を返せばそれだけ余裕がある証拠。昨シーズンの柏林賞2着、はまなす賞1着、天馬賞1着の実績からも、アッサリ勝ち負けしても不思議ではありません。

 あとは△にこちらも重量面で有利のアアモンドヤワラ。他では柏林賞1着、はまなす賞2着、天馬賞2着の実績があり、オイドンのライバル的存在のフジダイビクトリー。砂を入れ替えたことで、以前ほど10コースが不利ではなくなっているようなので、それで人気がないようならば買う価値はあります。


 ◎ (5)ホッカイヒカル
 ○ (2)ニシキエース
 ▲ (8)オイドン
 △ (1)アアモンドヤワラ
 △ (10)フジダイビクトリー

 馬複
 2-5 2000円
 5-8 1800円
 1-5  500円
 5-10 500円
 3連複
 5-2,8,1,10 各200円 計1200円

4/28ばんえい十勝オッズパーク杯予想 矢野吉彦

2013年4月27日(土)

5歳2頭にヒカル中心

 ばんえい競馬の新年度シーズンが始まりました。昨年度はたまにポテンヒットがあったものの三振と凡打が続いて低迷したままだった私の予想。さぁ、今年は開幕ダッシュできるでしょうか。

 オッズパーク杯はいきなり高配当ゲットを目指して攻めてみます。狙うのは、負担重量で不利が見込まれる5歳勢。しかも、オイドンではなく、ブラックパールとフジダイビクトリーに期待です。重量面で有利だった3月のチャンピオンカップでホッカイヒカルの2、3着に来た2頭。新シーズン初戦のスプリングカップではいいところがありませんでした。4歳シーズンの延長でもらえていた10㎏の減量がなくなったのが応えたようです。それから間もないここは、ハッキリ言って無視してもいい馬かもしれません。でも、ばんえい記念で優勝争いを演じたギンガリュウセイもキタノタイショウもスプリングカップでは勝ち馬から離されて負けたわけですから、絶対と思わなくたっていいでしょう?
 シーズン初戦の運試し。ディフェンディングチャンピオンのホッカイヒカルはこのレースに相性がいいと見て、この馬にブラックパールとフジダイビクトリーを合わせた3頭の馬単ボックスを買ってみます。まずはこれを500円ずつで。そして、3連複フォーメーションで1、2着のところにその3頭をマーク、3着のところに3頭とキタノタイショウ、ギンガリュウセイ、オイドンをマークすると、馬単で狙った3頭のうち2頭をそれぞれ軸にした2頭軸3連複が買えます。点数は10点なので、これを300円ずつで。今回はこれで行かせていただきます。

 馬単ボックス
 5,9,10 500円 計3000円
 3連複フォーメーション
 5,9,10-5,9,10-3,5,6,8,9,10 300円 計3000円

 去年のマイナスからすれば、初戦で6000円の赤字になっても怖いものはありませんからね!

4/28ばんえい十勝オッズパーク杯予想 須田鷹雄

馬力と経験に勝るベテラン中心

 前年度は斎藤修さんの一人勝ちで他の3人はぱっとしない結果。新年度は逆転を目指すのでよろしくお付き合いを。

 さて、オッズパーク杯。実は私、開幕日のスプリングカップを3連単で取りまして......。特に高度な予想技術を駆使したわけではなく、「ここまで人気無いなら、ギンガリュウセイ買ってもいいだろ~」とマルチで回したら引っ掛かった次第。ま、馬場が重かったのもよかったんでしょうが。

 今週は土曜1レース時点で3.1%。天気予報を信じるなら降水はなさそうなので、ここは馬力と経験に勝る7歳以上組に期待。◎ギンガリュウセイ、○キタノタイショウから軸2頭マルチでいく。◎は前走あの条件で3着+今回1,2着馬不在なわけだし、○は生まれてはじめての乗り替わりから大河原騎手に戻る形で、条件としてはともに改善されている。

 ◎6ギンガリュウセイ
 ○3キタノタイショウ
 ▲5ホッカイヒカル
 △8オイドン
 △9ブラックパール
 △4マルモスペシャル
 △10フジダイビクトリー

 3連単2頭軸マルチ
 3,6→4,5,8,9,10 各200円 計6000円

4/28ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

5歳馬オイドンに期待

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎8オイドン
 ○5ホッカイヒカル
 ▲10フジダイビクトリー
 △6ギンガリュウセイ
 △3キタノタイショウ

 3連単
 5,8,10→5,6,8,10→3,5,6,8,10 200円 計5400円
 馬複
 5-8 600円

今週の見どころ(4/27~4/29)

2013年4月26日(金)

 4月28日(日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。古馬の二枚看板だったカネサブラック、ナリタボブサップが昨季一杯で引退。新しいシーズンで最初に行われるこの重賞には、オイドンブラックパールフジダイビクトリーと若い5歳馬が3頭エントリーと、世代交代を予感させるメンバー構成となりました。どうぞお見逃しなく。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 4月27日(土)のメイン第10レースは、青葉特別(B2級-1組・20:05発走予定)
 今季、B1級-3組混合、B1級-2・3組混合と2戦してともに2着に好走しているスギノファントムに注目。2戦とも、ほぼ同時に第2障害を越えたテンマデトドケに、ゴール前で地力の差を見せつけられるレースでしたが、そのテンマデトドケ(今開催からB1へ昇級)が昨季は重賞も制しているバリバリのオープン馬だったことを考えれば、価値ある結果といえます。強敵が抜けた今回は巻き返し必至でしょう。
 昨季はA2級特別(混合戦含む)で何度も連対している実績馬ベニインパクトは、クラスが下がった今季初戦の前走B2級-1組でも、自慢の末脚で2着まで押し上げてきました。今回は、ペースが落ち着く特別だけに、差し切る場面も十分です。
 開幕からB2級-2組で2連勝中なのがタイソンキング。今回は昨年7月以来となる特別挑戦となりますが、その時(B1・B2級決勝混合)はタイム差なし2着と好成績だったこともあり、心配は無用です。
 今季2戦とも連対しているムテキダイチも好調さを生かして上位食い込みを狙います。

 4月28日(日)のメイン第10レースは、重賞・第7回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季の収得賞金額で上位の馬による選抜戦で、オープン6頭、A1級2頭、A2級、B1級各1頭により争われます。
 昨年のこのレースでは8秒9もの差をつけ逃げ切ったホッカイヒカルが連覇を目指します。今季初戦だった前走スプリングカップ(オープン)は、離れた5着に敗れていますが、今回は重賞とはいえ条件馬もいる恵まれた相手関係で、ペースが落ち着きそうなことも考えれば、巻き返して不思議ありません。
 キタノタイショウはスプリングカップでは、3番人気で7着。初めてばんえい記念に挑み1トンを曳いた反動があったとすれば、ひと叩きされて変わってくるかもしれません。
 今回のメンバー中、スプリングカップで最先着となる3着だったギンガリュウセイも侮れません。障害力では現役屈指のものがあります。
 条件級では、A1級のインフィニティーに注目。昨年12月のオープン混合特別ではホッカイヒカルを下しています。今季初戦のA1級混合特別では、軽馬場に助けられた面はあるかもしれませんが、先行して4着に踏ん張っており、調子のよさをうかがわせました。オープン勢に割って入るシーンもありそうです。
 オイドンをはじめとする5歳馬3頭にも好走を期待したいところですが、3月まではあった若馬10キロ減がなくなったのは不利な感があります。

  4月29日(祝・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:05発走予定)
 8頭中7頭が3月24日のクリスタル特別(4歳オープン)に出走していました。1着馬が不在だけに、僅差の勝負をしていた2~4着馬による争いでしょう。
 なかでも、ハンデ差と好調度から、クリスタル特別2着のワールドピサに注目します。11月中旬から今年2月まで、9勝を含む12戦連続で連対していた上がり馬。3月17日の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳)で4着に敗れ連対は途切れましたが、昨季最終戦のクリスタル特別、今季初戦でも2着に入り好調を持続しているようです。
 ワールドピサと同重量のテンカムソウは、ばんえいダービー3着馬。ポプラ賞では4歳勢で最先着となる3着で、クリスタル特別でも2着ワールドピサに1秒3差まで迫って3着でした。勝ち味に遅い面はありますが、相手なりに走れる器用さがあります。
 3歳三冠では2着2回で無冠に終わったニシキエーカンは、トップハンデだったクリスタル特別では、勝利寸前にまで持ち込みながら、ゴール線上で止まってしまい4着でした。ここもトップハンデですが、展開次第で勝機は十分とみます。
 唯一、クリスタル特別に不出走だったフクトクにも注目。今年2月以降、7戦して5勝、2着2回で昨季を終えています。B2級に上がっての今季2戦では結果が出ていませんが、同世代限定のここは、巻き返しが見込めるはずです。兄ギンガリュウセイは、4歳でブレイクし、初の重賞挑戦が5歳でしたが、この馬にも同じく晩成の血が流れているのかもしれません。

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