ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2012年 | メイン | 2014年 »

2013年 アーカイブ

<<前へ 3132333435363738394041

1/3天馬賞回顧

2013年1月 4日(金)

オイドンが力の違いを見せつける!

 3日(木)は重賞・天馬賞(5歳オープン)が行われ、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推されたオイドンが優勝。昨夏のはまなす賞以来となる、重賞5勝目を挙げました。

 この日、5.6%でスタートした馬場水分も、好天に恵まれてメインレースでは5.0%まで下がりました。レットフジ、アグリコトブキ、オイドンあたりが先行し、フジダイビクトリーもこの一角。やや早めの展開で第2障害を迎えました。
 ひと息入れて、最初に仕掛けたのはアグリコトブキとフジダイビクトリー。2頭が天板近くまで上がったところでオイドンも登坂を開始します。しかしフジダイビクトリーのかかりがよく、先頭で障害を突破。オイドンもひと腰でクリアし、追撃態勢に入ります。離れた3番手でアグリコトブキが続き、以下アアモンドマツカゼ、タッピイサムもクリアしていきました。
 先頭争いは残り30メートルの手前で、早くもオイドンがリード。次元の違う末脚を発揮し、フジダイビクトリーを置き去りにします。残り10メートルも切っても脚いろは衰えず、2着に11秒5もの差をつけて、ゆうゆうと荷物を運び切りました。フジダイビクトリーも、オイドンにこそ突き放されましたが、しっかりと歩き続けて2着を確保。アグリコトブキは後続の激しい追い上げに遭ったものの、しぶとく粘って3着で入線しました。

 世代限定の定量戦なら、やはりオイドンの実力が圧倒的。ワンサイドとはまさにこのことで、文句のつけようがない勝ちっぷりでした。今後の古馬重賞でどれだけやれるか、要注目です。
 フジダイビクトリーもこの馬なりにすばらしいレースを展開しましたが、今回ばかりは相手が悪すぎた印象。ただ重賞2勝の実力からも、重量と展開次第で今後も重賞戦線をにぎわせてくれるはずです。
 アグリコトブキは9番人気でしたが、オークス馬の名に恥じない走りを披露しました。古馬相手でも牝馬同士なら戦える印象で、さらなるタイトル奪取も可能性十分です。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「同世代で定量戦だったら負けるわけにはいかないのでプレッシャーはありましたが、横綱相撲でしたね。軽馬場でちょうどよく、息も入れることができたので、流れも向きました。これから古馬との戦いとなりますが、オープン馬として出世できるよう頑張っていきます」

天馬賞 予想結果

2013年1月 3日(木)

矢野:3連複3-5-7 400円的中! 収支-760円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×19R=114,000円

斎藤  修  +39,520円
須田 鷹雄  -53,650円
矢野 吉彦  -91,000円
山崎エリカ -112,700円

1/3天馬賞予想 山崎エリカ

軽馬場ならニュータカラコマ

 帯広記念は雪の前提で予想したら雪が降らず、ほぼ実力どおりに決着し、ばんえい記念へ繋がる一戦となりました。しかし、3日の朝には雪が積もっているという天気予報なので、今回も障害力よりもスピードが問われる前提で予想を組み立てます。

 ◎は離れた障害5番手から一気に差し切って銀河賞を勝利したニュータカラコマを推します。近走は障害でズムーズさを欠いていることから、障害があまり得意ではない印象もありますが、他のメンバーと比較してハンデを背負わされていたことも確か。イレネー記念勝ちやばんえいダービー3着の実績もあるので、仮に雪が降らなかったとしても定量戦のここならいい線まで来ると見ています。

 ○は昨年末のドリームエイジカップに4歳世代代表として出走したオイドン。銀河賞では本調子にはなかったようで6着に敗れましたが、休養明け2戦目で順当に上積みを見せれば勝ち負けまで持ち込めるでしょう。

 ▲は柏林賞の勝ち馬フジダイビクトリー。前哨戦のイルミネーションカップでもニュータカラコマに次ぐハンデ710㎏を背負って3着と好走している障害巧者です。

 あとは△にメンバー中最軽量670㎏に恵まれたとはいえ、前哨戦イルミネーションカップを勝利したアアモンドマツカゼ。同馬は重賞での実績はありませんが、ここへ来ての勢いがあります。

 他では高重量戦の今回でペースが速くなって、他の有力馬が障害で苦戦するようならばチャンスがあるタッピイサムと前走勝ちの勢いを評価のフナノコーネル。このあたりが馬券に絡めば、配当が一気に跳ね上がりそうです。

 ◎ (2)ニュータカラコマ
 ○ (7)オイドン
 ▲ (3)フジダイビクトリー
 △ (6)アアモンドマツカゼ
 △ (4)タッピイサム
 △ (9)フナノコーネル

 3連複
 2→3,4,6,7,9→3,4,6,7,9 各100円 計1000円
 馬複
 2-7 2500円
 2-3,6 各1000円
 2-4 200円
 2-9 300円

1/3天馬賞予想 須田鷹雄

定量戦ならオイドン

 定量戦ならさすがに◎オイドンでしょう。
 重賞で突然大ハマリすることもある馬だが、定量だとその危険は少なくなるし、この馬の足もとを掬ってきたニュータカラコマやフジダイビクトリーも近況パッとしない状況。休み明けを使われての上昇も見込めるし、そうなると休んだこと自体は体調面のフレッシュさという面でプラスに評価できる。軽い馬場も強調材料だし、ここは素直に軸、それも1着固定とする。

 問題は相手。◎が堅いだけに多少無理めのヒモをもってきたいところ。○アアモンドマツカゼだ。ここまで重賞ではさっぱり良いところのない馬だが、実は今回出走のメンバーとの直接対決では3前走を筆頭に先着している回数が多い。○を2、3着に付け、3着のほうを厚くするフォーメーションで。

 ◎7オイドン
 ○6アアモンドマツカゼ
 ▲3フジダイビクトリー
 △2ニュータカラコマ
 △1レットフジ
 △9フナノコーネル
 △10タカノテンリュウ
 △5アグリコトブキ

 3連単
 7→6→1,2,3,5,9,10 各300円 計1800円
 7→1,2,3,5,9,10→6 各700円 計4200円

1/3天馬賞予想 矢野吉彦

オイドンが何に負けるか

 帯広記念の結果がどうなったか、この原稿を書いている段階ではわかりません。でも、1番人気馬を頭にした馬券は買わないと決めている私。天馬賞はおそらく、オイドンが人気を集めるものと思われます。なんてったって定量戦。銀河賞でオイドンが崩れたときは、勝ったニュータカラコマより20㎏、他の馬とはさらにそれより重い荷物を曳いていましたからね。ここは断然の1番人気にならなきゃおかしいでしょう。
 これを頭にしないとなると、もう身ぐるみすべて脱ぎ捨てての勝負をするしかないですね!(ただし、"モザイク"だけは入れておいて下さい)。当情報局の編集部から「50過ぎなんですから、そんなに意地を張って無理をしないで下さい」と言われそうな気もしますが・・・。
 でも、そうでもしないと"逆転"が望めないわけですから、それで行きますよ。オイドンが何かに負ける、というパターンの馬券で勝負をかけます。ここでの1着候補はレットフジ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー、フナノコーネル。2着はオイドン。3着は前記4頭+アグリコトブキ。このフォーメーション(16点)を100円ずつ買いましょう。
 まだ6000円には遠いですね。そこで、オイドンから5頭への3連複(10点)も買います! 「ズルいゾ」ですって? いや、あの、その、この寒さでは、身ぐるみすべて脱ぎ捨てると生死にかかわりますので・・・。頭では買わないとは宣言しましたが、軸には買わないとは言っていないはず(なんちゃって)。すみません、これを400円ずつです。
 残った400円は1着ニュータカラコマ、2着オイドン、3着レットフジ、フジダイビクトリー、フナノコーネル、アグリコトブキの3連単を100円ずつ。オイドンにとって最大のライバルとなるであろうという馬からの買い目を厚くしておきます。これで6000円にまとめました。

 3連単
 1,2,3,9→7→1,2,3,5,9 100円 計1600円
 2→7→1,3,5,9 100円 計400円
 3連複
 7-1,2,3,5,9 400円 計4000円

 新春爆笑寄席の演し物みたいな予想になっちゃいましたが、笑って許してください! では、また。

<<前へ 3132333435363738394041
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.