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8/25ばんえい大賞典回顧

コウシュハクィーンが逃げ切り、重賞初制覇!

 25日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝5番人気のコウシュハクィーンが優勝。09年のワタシハスゴイ以来、4年ぶりに牝馬が三冠初戦を制しました。

 夕方から降り出した雨により、馬場水分は3.0%とやや軽め。勢いよく飛び出したコウシュハクィーンとソウクンボーイが先行態勢で、ほかは様子を見ながらの追走。多少脚を止めながらもコウシュハクィーンの行き脚がよく、先頭で第2障害にたどり着きました。
 各馬がようやく障害下に集まりはじめたのを見計らって、コウシュハクィーンが登坂を開始。ひと腰で天板に脚をかける抜群のかかりを見せます。他馬もそれを見て仕掛けますが、やや苦戦。その間にコウシュハクィーンは障害を突破して、リードを広げにかかりました。
 ようやくオレノココロとコウシュハウンカイが障害をクリアしたころ、先頭のコウシュハクィーンは残り30メートル付近。残り20メートルでいったん脚を止めますが、うながされると引き続き確かな脚どりで歩き始めます。こうなると苦しいのは追撃勢。脚いろはまったく一緒になり、なすすべがありません。結局、そのセーフティーリードを保ったまま、コウシュハクィーンが先頭で荷物を運び切りました。2着争いは一進一退の攻防が続き、最後は0秒3差でオレノココロが先着。3着にコウシュハウンカイとなりました。

 コウシュハクィーンはナナカマド賞、黒ユリ賞でともに3着、イレネー記念でも4着と力を示していましたが、5度目の挑戦で重賞初制覇。しかも終始レースをリードする強い内容でタイトルをゲットしました。もちろん軽量660キロが味方した面もありますが、この勝ちっぷりなら今後の三冠戦線でも楽しみです。

成績はこちら
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大河原和雄騎手「何回も乗っている、性格もわかっている、スピードもわかっている...。そういう中で、うまくいきました。レース展開もぴったりでしたね」

8/25ばんえい大賞典予想 山崎エリカ

2013年8月25日(日)

高重量戦でオホーツクノタカラが好転

 4連勝の勢いではまなす賞でも2着と最先着したダイコクパワー。しかし、ダイコクパワーは前走のベガ特別ではまなす賞6着馬のコウシュハウンカイに敗れました。いかにもレースごとに着順が入れ替わることが多い3歳戦らしい決着。当然、ここも混戦と見ます。

 混戦模様のばんえい大賞典でもっとも狙いたい◎は、オホーツクノタカラです。オホーツクノタカラはBクラスに昇級してからは2着、4着、3着と勝ち切れないレースが続いていますが、レース序盤で置かれてしまうことが一番の理由。しかし、他馬よりも息を入れずにポジションを押し上げていく競馬ぶりはなかなかのもので、高重量戦で流れが落ち着けば一発があるかもしれません。

 ○は前走で◎オホーツクノタカラを3着に降して勝利したアグリナデシコ。遡ればヤングチャンピオンシップの2着馬であり、そのときはダイコクパワーに先着しています。重量がメンバー中最軽量の660㎏という点も好ましいです。

 ▲ははまなす賞では5着に敗れましたが、前走ではまなす賞の3着馬オレノココロを3着に降して勝利したコウシュハクィーン。同馬も今回は重量660㎏での出走となり、オレノココロとは前走同様の重量20kg差となります。

 あとは△にはまなす賞組のオレノココロ、コウシュハウンカイ、ソウクンボーイ、ダイコクパワー。つまり、今回は節度なく総流しをかけるということです。狙って面白いと思える馬がオホーツクノタカラのみなのと、人気の中心となるダイコクパワーやコウシュハウンカイも取りこぼしの可能性も十分あると思っているので、ごめんなさいっ!

 ◎ (5)オホーツクノタカラ
 ○ (3)アグリナデシコ
 ▲ (4)コウシュハクィーン
 △ (7)オレノココロ
 △ (6)コウシュハウンカイ
 △ (1)ソウクンボーイ
 △ (2) ダイコクパワー

 馬複
 5-3,4,7,6,1,2 1000円 計6000円

8/25ばんえい大賞典予想 須田鷹雄

2013年8月24日(土)

自分で競馬を作れるコウシュハウンカイ

 コウシュハウンカイとダイコクパワーのどちらを信用するかの一戦。○ダイコクパワーははまなす賞で世代内最先着、かつ重量差は持ち越し。ここでも人気上位の1頭となる▲オレノココロにさんざん先着していることからも、もちろんそれ自体悪い選択肢ではない。
 前走も力負けというよりは慎重に競馬を進めすぎた結果の敗戦という印象で、さらに当時の重量差5キロが解消することを考えると、今回はダイコクパワーを優先的に取るという人がいてもおかしくない。
 しかし◎コウシュハウンカイはもともと相手に10キロのアローワンスを与えていた立場で、とかち皐月賞のようにその上で勝った競馬もある。前走にしても、こちらのほうが「自分で競馬を作れる」という強みを発揮したものと解釈できるし、悔いの残らない馬券になるのはこちらだ。
 ◎○両方に1着の可能性を残すと買い目が増えてガミりの危険が増すので、ここは◎の1着で決め打つ。相手は順当に人気どころと、逃げ残りが怖い△コウシュハクィーン。

 ◎6コウシュハウンカイ
 ○2ダイコクパワー
 ▲7オレノココロ
 △4コウシュハクィーン
 △1ソウクンボーイ

 3連単1着固定
 6→1,2,4,7 500円 計6000円

8/25ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

コウシュハウンカイの安定感に賭ける

 だから言ったじゃないですか、1、2着候補に挙げた5頭のボックスを買っておけばよかったのに、って。それで3連単2万8千円が取れたんですよ! いやぁ、ばんえいGPは大失敗でした。私の予想にそういうことを付け加えて書いたときは、たいがいそっちのほうが当たるんですよね。困ったモノです。

 さて、ばんえい大賞典。ここはコウシュハウンカイに賭けてみます。同馬は、去年の青雲賞で3着、ナナカマド賞で2着、今年のイレネー記念で3着、とかち皐月賞1着、とかちダービー2着。同世代同士の特別、重賞戦ではことごとく好走しています。安定感抜群。はまなす賞では6着に敗れましたが、これは上の世代との混合戦で度外視。その成績で少しでも人気が落ちれば、なおのこと今回が狙い目だと思います。
 馬券は3連複1頭軸流し。取りあえず総流しを300円ずつ買っておいて、相手をソウクンボーイ、ダイコクパワー、オレノココロに絞ったものを500円ずつ買い足します。これで6000円。頭数が少ないので3連複の高配当は望み薄ですが、今年の重賞は一筋縄で終わったレースがほとんどないので、総流しの馬券が的中することを期待します。

 3連複
 6-1,2,3,4,5,7 300円 計4500円
 6-1,2,7 500円 計1500円

 なお、25日は帯広競馬場に行きます! 今年からJRAの馬券も買えるようになったので、昼は場立ちでJRAの予想を、夜はテレビでばんえいの予想をご披露する予定です。もちろん、自信は全くありませんが(?!)、みなさんに楽しんでいただけるようガンバリます! どうぞよろしく。では、今回はこのへんで。

8/25ばんえい大賞典予想 斎藤修

好調持続オレノココロ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7オレノココロ
 ◯2ダイコクパワー
 ▲1ソウクンボーイ
 △6コウシュハウンカイ

 馬複
 7-1,2,6 2000円 計6000円

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