ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2012年 | メイン | 2014年 »

2013年 アーカイブ

<<前へ 1516171819202122232425

今週の見どころ(8/3~8/5)

2013年8月 2日(金)

 来週の日曜・8月11日のメインに行われる、重賞・ばんえいグランプリの出走予定馬が発表されました。ファン投票での選出は、1位キタノタイショウ、2位ギンガリュウセイ、4位クロフネオーザン、6位ホクショウダイヤ、7位インフィニティー、8位ホッカイヒカル、9位ブラックボスの7頭。これに、番組賞金上位のニュータカラコマ、フクドリ、ブラックパールを加えた10頭により、夏のチャンピオンが争われることになります。どうぞご期待ください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
琴似駅前場外発売所(8/4)でのイベントはこちら
レラ・スポット北彩都場外発売所(8/4)および旭川市内(8/1~3)でのイベントはこちら
札幌競馬場(8/4)でのイベントはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→現状通り、1コースから使用(詳細はこちら

 8月3日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン混合・20:05発走予定)
 出走9頭中で、こと座特別(7月8日・オープン混合)のメンバーが5頭いる組み合わせ。そのレースを鮮やかに逃げ切ったホクショウバトル、第2障害3番手から3秒5差まで詰め寄って2着ニシキエーカンの再対決に注目が集まります。
 ホクショウバトルはもともと息の長い末脚が武器でしたが、近走、特別戦では不発に終わることも目立ちました。しかし、オープンでも通用する決め手を持つニシキエーカンを退けたレースぶりからは復活気配が漂います。前走のビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜)では、軽ハンデの2頭にしてやられましたが、3着に踏ん張っており状態はよさそうです。
 ニシキエーカンは4歳ながら、オープンの一線級を相手にしても一歩も引かない戦いを披露しています。前走の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)では7着に敗れていますが、最大70キロ差のトップハンデが堪えたと見るべきでしょう。こと座特別の時はホクショウバトルと同重量でしたが、今回はこちらのほうが5キロ軽くなることも考えれば、逆転も十分でしょう。
 フジダイビクトリーは、前走のオッズパーク賞サマーカップ(オープン混合)で、ホクショウダイヤ、ホッカイヒカルらを破る金星を挙げました。障害もひと腰でこなしており、スランプ脱出となれば、相手関係的にここでも主役を張れる実力はありそうです。

 8月4日(日)のメイン第10レースは、デネブ特別(B1級-1組・20:05発走予定)
 7月29日に行われた、しし座特別(B1級-1・2組混合)は、第2障害を2番手で越えたスーパートップヒメがゴール前で抜け出し勝利しましたが、2~4着がコンマ5秒差以内という大接戦に。そのうち3、4着馬がここにも出走してきました。なかでも注目は1番人気で4着だったテルシゲ。降雨で馬場水分3.8%とやや軽めの馬場となり、早めのペースになったことが、道中置かれる面があるこの馬にとっては不運でした。今回は馬場が回復しそうという、それだけで巻き返しの期待がかけられそうです。
 第2障害先頭クリアから3着だったのがテンカムソウ。初のB1級特別挑戦でしたが、メドの立つ内容でした。1、2着馬が不在の今回こそ踏ん張りに期待したいところです。
 キタノオーロラは、前走のビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜)で格上A2級のニシキエースを差し切って快勝しています。近走は精彩を欠いていましたが、これを浮上のきっかけにしたいところでしょう。
 スギノファントムは、しし座特別5着など今季B1級特別(混合戦含む)では堅実に上位争い。ここも勝ち切るまでは微妙ですが、連争いには加わってくるかもしれません。

  8月5日(月)のメイン第10レースは、ベガ特別(B2級-1組・20:00発走予定)
 わし座特別(7月6日・B2級-1組)勝ちを含む近6走が5勝、2着1回と絶好調なジャングルソングに引き続き期待できそう。戦法は逃げ、好位抜け出し、後方一気などさまざまですが、6戦すべてで抜群の決め手を発揮しています。特に、第2障害を先頭で越えた6走前と前走では、2着に19秒2、11秒1もの差をつけています。唯一、2着だった前々走(7月20日・B2級-1組)でも勝ったサカノテツワンとは、わずかコンマ1秒差。今回はわし座特別の出走馬が6頭もおり、そこでサカノテツワンも破っています。特別戦である今回は相手探しといえるでしょう。
 そのサカノテツワンは、7月20日のB2級-1組では、ジャングルソングより先に障害を越え、かろうじて追撃を振り切りました。ここも障害力を生かして先行し、再現を狙いたいところです。
 わし座特別2着のコウシュハウンカイと、別路線から参戦してきたダイコクパワーという3歳の2頭も魅力いっぱい。特にダイコクパワーは今季9戦すべてが3着以内と、近走の安定感ではコウシュハウンカイを上回ります。今回が初対戦となるジャングルソングを相手に、この馬の末脚がどこまで通用するのか、というのも見どころです。
 前走の勝ちっぷりが鮮やかだったスーパートップヒメフクトクにも注目です。

はまなす賞 予想結果

2013年7月29日(月)

山崎:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×5R=30,000円

山崎 +66,420円
須田 -13,380円
矢野 -16,510円
斎藤 -28,000円

7/28はまなす賞回顧

ホクショウユウキが重賞連勝!

 28日(日)は重賞・はまなす賞(3、4歳オープン)が行われ、単勝1番人気のホクショウユウキが優勝。6月の柏林賞に続く重賞2勝目を挙げ、世代上位の力を示しました。

 馬場水分は2.3%でスタート。ソウクンボーイ、コウシュハクィーン、ブラックボスあたりが先行しますが、先団はほぼ横一線。馬場水分のわりに展開は速めで、各馬とも先を急ぐように第2障害に向かいました。
 全馬がそろいきらないうちにコウシュハクィーンが仕掛け、これを見る形でホクショウユウキも登坂を開始。抜群の掛かりを見せたのはホクショウユウキの方で、楽々とひと腰でクリア。コウシュハクィーンも少し手こずったものの、立て直して2番手で突破。内からダイコクパワー、オレノココロも追撃態勢に入ります。以下はやや離れ、この4頭による勝負となりました。
 しかし、先頭を行くホクショウユウキは快調で、さらにリードを広げにかかります。そして2番手争いはコウシュハクィーンの脚いろが鈍り、内枠の2頭が激しい攻防を展開。残り20メートルを切って、ダイコクパワーが半馬身ほどリードします。そのころ先頭のホクショウユウキは残り5メートル。まるで別のレースを演じているかのような一人旅で、そのまま先頭で荷物を運び切りました。注目の2着争いは、終始半馬身ほどのリードを保っていたダイコクパワーが、追いすがるオレノココロを振り切ってゴールしました。

 重賞初挑戦・初制覇を果たした柏林賞から1カ月。ホクショウユウキが完璧なレース運びで、重賞2勝目を挙げました。同世代の4歳馬との比較では重量に恵まれていましたが、それでもこの舞台できっちり勝利したのは実力の証明。今後も世代限定重賞では目が離せない存在です。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「天候にも恵まれたし、ハンデを生かしてよく頑張ってくれました。先行してレースを作っていくように、とオーナーとも話していて、思ったとおりのレースができました」

7/28はまなす賞予想 矢野吉彦

2013年7月28日(日)

4歳の実績馬3頭が中心

 3年前は私、おととしは須田さん、去年は斎藤さん、そして今年は山崎さん。当サイトの予想合戦で首位を行く人が、こんなに見事に入れ替わることって、あるんですねぇ。今年はまだまだ先が長いですが、山崎さんにこのまま突っ走ってもらうのがキレイでいいじゃないか、と思っている今日この頃であります。
 さて、そうは言っても自分の予想が当たるに越したことはありません。今回は、4歳馬が断然優勢と思われるはまなす賞。柏林賞と同重量なら、ニシキエーカンとホクショウユウキで堅そうな雰囲気です。あとは、柏林賞取り消しから立て直して来ているはずのアサヒリュウセイ。前走を見る限りまだまだかなという気もしますが、「まだはもう、もうはまだ」という格言の「まだはもう」のほうに期待。勝つのはこのうちのどれかでしょう。
 1、2着をこの3頭にして、3着には、3頭とダイコクパワー、オレノココロ、コウシュウハウンカイ、ニシキウンカイをマーク。こうするとちょうど30点になりますので、200円ずつ買うことにします。「今週の見どころ」にもあるとおり、キャリアや馬格で4歳馬優勢と言われるレースですから、3歳馬で勝負になるのは取りあえず体重の重い馬ということで選んでみました。

 3連単
 3,6,10→3,6,10→1,2,3,4,6,7,10

 まぁとにかく、私の予想が添え物になってもいいですから、山崎さん、頑張って首位をキープしてくださいね! では、今回はこのへんで。

7/28はまなす賞予想 山崎エリカ

重賞で常に善戦のニシキエーカンに期待

 3歳馬vs4歳馬の対戦図式となるはまなす賞。3歳馬でもチャンスがないわけではありませんが、4歳馬優勢の傾向が続いています。今年も出走馬のクラス、対戦比較から考えると、4歳馬が優勢でしょう。

 ◎はオープンクラスでも上位のニシキエーカン。柏林賞はホクショウユウキの2着に敗れましたが、直線でいい脚で伸びながら、ゴール手前で止まってしまったレース内容は悪いものではありませんでした。同馬は前走のように障害で止まってしまっても二の腰、三の腰が入るので連軸としてはもっとも相応しいでしょう。

 ○はとかちダービーの勝ち馬で目下4連勝中のダイコクパワー。今回は4歳馬が相手で条件が厳しくなりますが、その他の柏林賞組には死角があるので、ここは同馬の勢いで突破のパターンを警戒します。

 ▲は柏林賞の4着馬ニシキウンカイ。自己条件の前走では柏林賞の激走の疲れがあったのかも~で、珍しく障害で転倒してしまいましたが、もともとは障害巧者なので高重量戦は合います。しかし、一度転倒すると、騎手が慎重に乗りすぎて仕掛けが遅れる傾向があるので狙い下げました。

 △に3歳時のばんえい大賞典まではニシキエーカンのライバル、もしくはそれ以上だったブラックボス。ばんえい大賞典を勝った後に休養してからは、1度も馬券に絡んでいませんが、今シーズンの復帰戦がそれほど悪くない内容だったので、そう遠くないうちに巻き返してくるような気がします。そのタイミングは今回なのかどうかはわかりませんが、前走で障害がひどく悪くて人気が暴落しそうなこと、3歳馬の上昇度よりは過去の栄光に期待するほうが好みなので、穴馬として仕込みたいです。

 あとは柏林賞の勝ち馬ホクショウユウキ。昇級の前走では障害をひと腰でまとめていますが、弓を引くように前半でタップリ息を入れて、後半で弾けさせたもの。安部憲騎手への一発乗り替わりで前走を叩き台に使わなかった点がやや不安が残ること、けっして有利とはいえない10番枠で狙い下げました。

 他では3歳時のばんえいダービーではニシキエーカンを2着に降して勝利するなど、ニシキエーカンのライバルとして、現4歳世代をリードしてきたアサヒリュウセイ。今シーズンは4月のすずらん賞以降、ニシキエーカンに先着を許してばかりですが、ポテンシャルはニシキエーカンにそれほどヒケを取らないでしょう。

 ◎ (6)ニシキエーカン
 ○ (1)ダイコクパワー
 ▲ (7)ニシキウンカイ
 △ (5)ブラックボス
 △ (10)ホクショウユウキ
 △ (3)アサヒリュウセイ

※今回は旭川記念のときのように相手が絞れているわけではないですが、ホクショウユウキがうっかり馬券に絡まなければ高配当が拾えるので、3連単で打ち回してみます。

 3連単1頭軸マルチ
 6→1,7,5,10,3 各100円 計6000円

<<前へ 1516171819202122232425
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.