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帰ってきた!馬券おやじは今日も行く 古林英一

2013年8月10日(土)

キタノタイショウで鉄板っ!...かなあ...

 今年もやってきましたばんえいグランプリ。ファン投票第1位はキタノタイショウでした。今や人気・実力ともにナンバーワンはキタノタイショウといって過言ではないでしょう。ここは素直にキタノタイショウに◎。

 相手は? となると、悩みますなあ。ホッカイヒカル、インフィニティー、ギンガリュウセイ、ホクショウダイヤのどれかでしょう。横一線という感じではありますが、ここは○ホクショウダイヤ、▲ホッカイヒカル、△インフィニティーとします。

 「これでグランプリは取ったも当然」といいたいところなんですが、どうも心にもやもやが...。キタノタイショウで固いんでしょうか? 昨年も一昨年もファン投票第1位はしっかり負けてます。北海道・東北は一昨日から場所によっては断続的に大雨です。帯広の天気が気になります。もし軽くなるようなら、インフィニティーから買ってみたいと思います。

 なお、当日第8レースは小生の個人協賛競走(「現代社会は持続可能か?」出版記念)です。小生、環境経済学者なんですね、実は。こちらの方にもご注目下さい。

8/11ばんえいグランプリ予想 矢野吉彦

キタノタイショウでしょうがない

 お暑うございます。ところによっては大雨に見舞われている地方もあるようですが、残暑お見舞い申し上げます。

 さて、ばんえい競馬は真夏のBG1・ばんえいグランプリです。今回の重量なら、キタノタイショウでしょうがないんでしょうね。その相手に順位をつけると、斎藤さんの印と同じになってしまいました。これもまぁ仕方ないと言えば仕方ないですよ。
 となるとここは買い方の問題。まずはキタノタイショウからホッカイヒカル、インフィニティー、ギンガリュウセイ、ホクショウダイヤへの馬複を1000円ずつ流します。
 そして、3着に意外な馬が来ることを期待して、1着=キタノタイショウ、2着=ホッカイヒカル、インフィニティー、ギンガリュウセイ、ホクショウダイヤ、3着=1、2着の5頭以外全馬という3連単(計20点)を100円ずつ買い足します。これであわせて6000円。キレイにまとまりました。

 馬複
 2-4,6,8,9 1000円 計4000円
 3連単
 2→4,6,8,9→1,3,5,7,10 100円 計2000円

 終わってみれば、3連単の1、2着候補にした5頭のボックスを買っておけばよかったのに、ってなことになりそうですが、それもまぁしょうがないでしょう。
 とにかくここは、キタノタイショウにとっては負けられない条件が整ったと思うんですけどね。さぁ、どうなりますか。では、今回はこのへんで。

8/11ばんえいグランプリ予想 須田鷹雄

安定感のホッカイヒカル

 この予想企画、毎年ひとりだけ調子が良くて残りがぱっとしないという展開になってますな......。まだシーズン前半、なんとか2番手には食いついていきたいところ。

 さて、ばんえいグランプリ。重量面で有利、というか不利さが後退する○キタノタイショウが人気になりそうだが、同馬とて人気になる条件下ならきっちり来てくれるという信頼感まではない。カネサブラックやニシキダイジンを買っていれば、ハズレるにしても大ハズレだった時代の感覚は通用しない。
 馬券だけのことを言うなら、◎ホッカイヒカルの安定味のほうが魅力だ。自分で競馬が作れないタイプだが、堅実に走るので前がモタモタしてくれれば上位に食い込める。ただ、テンに遅れるぶん1着付けでは買いづらく、ここは◎を3連単の2,3着に置くという変則的なスタイルでいきたい。
 1着候補は○に加えて▲ギンガリュウセイと☆ホクショウダイヤ。あとは△を3頭につけて。○▲☆→○▲☆△△△←→◎というフォーメーションでいく。6000円の枠内に収めるため◎は2着も3着も均等に買う形になったが、実際の馬券では◎の3着付けを厚くしたい。

 ◎4ホッカイヒカル
 ○2キタノタイショウ
 ▲8ギンガリュウセイ
 ☆9ホクショウダイヤ
 △6インフィニティー
 △5シベチャタイガー
 △10ホクショウバトル

 3連単
 2,8,9→4→2,5,6,8,9,10
 2,8,9→2,5,6,8,9,10→4 各200円 計6000円

8/11ばんえいグランプリ予想 斎藤修

2013年8月 9日(金)

実力断然キタノタイショウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2キタノタイショウ
 ◯4ホッカイヒカル
 ▲6インフィニティー
 △8ギンガリュウセイ
 △5シベチャタイガー
 △9ホクショウダイヤ
 △1クロフネオーザン

 3連単
 2→4,5,6,8→1,4,5,6,8,9 300円 計6000円

今週の見どころ(8/10~8/12)

 8月11日(日)のメインには、ばんえいグランプリが行われます。クラス別定重量で争われる夏の古馬チャンピオン決定戦です。今季すでに重賞を2勝しているキタノタイショウ(ファン投票1位)や、このレース連覇を目指すギンガリュウセイ(同2位)をはじめとする豪華なメンバーが揃いました。

帯広競馬場でのイベントはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 8月10日(土)のメイン第10レースは、葉月特別(A2級-1組混合・20:05発走予定)。A2級が8頭で、B1級はライデンロック1頭のみとなりました。
 注目はその唯一のB1級格付であるライデンロック。今季開幕から2連勝。続く5月11日のB1級-1組特別で9着と崩れて以降、苦戦が続きましたが、近4走では2、2、2、1着と立て直されました。前回の出走取消は気になりますが、昨季、夏以降にはオープン混合やA1級特別で上位争いしていた実績は確か。ハンデにも恵まれたここはチャンスといえます。
 A2級の8頭のうち、オレワスゴイは昇級初戦で、残る7頭中5頭が信州の会記念(7月7日・A2級-1組特別)を使われていましたが、そこには不出走だったニシキエースが相手筆頭でしょう。2走前のB1級-1組で鮮やかに逃げ切ると、A2昇級初戦の前走ビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜)でもしぶとく2着に残っています。今回、有力馬として挙げられる信州の会記念を制したグランドペガサス、同3着ウメノタイショウの両馬には、そのビッグウエイトカップで10秒近い差で先着しています。
 信州の会記念4着トモエエーカンは、前走北海道競馬記者クラブ特別(A2級-2組混合)での勝ちっぷりが鮮やかでした。再び相手強化となりますが、侮れないものがありそうです。

 8月11日(日)のメイン第10レースは、第25回ばんえいグランプリ(20:05発走予定)です。クラス別定重量で争われ、オープン810キロから格付がひとつ下がるごとに10キロ減。最大30キロ差がつきました。
 キタノタイショウが、ファン投票1位に応えそうです。北斗賞(7月14日)では出走馬中で唯一、賞金別定20キロを課せられており5着でしたが、それでも第2障害離れた6番手クリアから、一旦は先頭に立つ勢いで、見せ場を作りました。10キロ増だった旭川記念(6月16日)では豪快に差し切って勝利していることを考えれば、賞金ハンデがないここでは、負けられません。
 北斗賞では1番人気で4着だったのがギンガリュウセイ。今年3月のばんえい記念以降、4月のばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念と重賞では3戦続けて2着と抜群の安定感を誇っていただけに、残念な結果でした。とはいえ、勝ったインフィニティーとは3秒3差。昨年はこのレースを勝つと、10月の北見記念も制覇と800キロを超える高重量戦のほうが、もともと動けるタイプであり、巻き返しての連覇も視野に入りそうです。
 インフィニティーは、北斗賞では第2障害2番手から差し切って勝利。初の790キロでも難なくこなして見せました。今回はさらに20キロ増となりますが、目下の充実度を考えれば侮れないものがありそう。
 北斗賞2着など近3走とも3着以内と好調なホッカイヒカルや、A1級格付のためオープン馬より10キロ軽いシベチャタイガーも上位争いに加わってきそうです。

 この日の第9レースには、今季最初の2歳特別・白菊賞(2歳牝馬・19:25発走予定)が行われます。
 今回出走の9頭中5頭が、前走で7月28日の2歳A級-2組を使われていました。そのレースの勝ち馬メモリアルサマーが中心でしょう。障害巧者で、前走も第2障害3番手クリアから差し切っています。デビューから8戦してすべて4着以内の堅実さも魅力で、負担重量が全馬510キロの牝馬限定戦なら、実力的に勝ち負けといえます。
 7月28日の2歳A級-2組は2、3着が牡馬で、4着だったのがアサヒメイゲツ。第2障害離れた4番手から追い込み、メモリアルサマーをゴール前で捕えようかというところで、一杯になってしまいました。6月23日の2歳B級-2組では逃げ切って10秒6差で圧勝していますが、後続を突き放したあと、ゴールまでに2度止まっています。成長途上のためか、まだ一瞬しか使えない切れ味をどこで爆発させるのか。そのタイミング次第では、【2.0.1.4】とやや不安定な成績が示すように、大勝もその逆も考えられるタイプのようです。
 7月28日の2歳A級-2組で5着キタノカツヒメや、別路線組のミドリサトには2歳A級-1組を経験しているという、前述両馬にはない強みがあります。ともに3戦して大敗でしたが、目下世代ナンバーワンの牡馬ハクタイホウを相手に戦った経験は糧になるはずです。

  8月12日(月)のメイン第10レースは、アルタイル特別(B1・B2級決勝混合・20:00発走予定)。B1級-2組(8月3日第9レース)、B2級-2組(4日第8レース)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選は、断然人気のワールドピサが4着に敗れ、1着に6番人気のキョウエイボーイ、2着にも8番人気のライトアームが入るという荒れた結果となりましたが、注目は、その勝ち馬キョウエイボーイ。第2障害を4番手で越えて末脚を伸ばすと、ゴール前3頭一線の争いを制しています。12歳ということもありスピードの衰えは隠せませんが、先行勢をマークして進めたときには、しぶとく上位に食い下がってきます。今回はペースが落ち着くであろう待望の特別戦だけに、スムーズに追走できるはずで、連勝も十分といえます。
 B2級-2組予選勢では、勝ち馬マルゼンチカラが別格。11歳と高齢ながら、予選で見せたような逃げや、若馬を圧倒する末脚を見せつけるレースもあり、今季15戦して2勝、2着2回、3着6着と元気一杯です。格上のB1級が相手でも一歩も引かない戦いが期待できそうです。
 同2着キタノドリーマーは、久々にこの馬らしい切れ味を見せました。特別戦の負担重量増は心配ですが、決め手勝負になれば浮上があるかもしれません。

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