ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2011年 | メイン | 2013年 »

2012年 アーカイブ

<<前へ 1213141516171819202122

8/26ばんえい大賞典回顧

2012年8月26日(日)

ブラックボスが世代の頂点を奪還!

 26日(日)は3歳三冠の初戦、重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のブラックボスが優勝。ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップに続く重賞3勝目を挙げるとともに、イレネー記念5着の雪辱を果たしました。

 馬場水分は2.4%で、適度に力の要る状態。まずはワールドピサが勢いよく飛び出しますが、おおむねニシキウンカイ、ブラックボスなどが先団を牽引。これにヤマノウンカイも加わるようなかたちで、第2障害を迎えました。
 勢いをつけて、最初に仕掛けたのはニシキウンカイ。続けてタカラハヤヒメ、ヤマノウンカイも障害に挑み、さらに遅れてブラックボスとワールドピサも登坂を開始しました。なかでも抜群の登坂を見せたのがワールドピサで、先に天板に行き着いていたタカラハヤヒメと並んで障害を下りました。1馬身ほど遅れてブラックボス、さらに遅れてニシキウンカイ、テンカムソウもクリアし、単勝1番人気のニシキエーカンは6番手で障害を突破しました。
 この中から、鋭い脚を発揮したのがニシキエーカン。残り30メートルで早くも先団に取りつき、残り20メートルでは先を行くブラックボス、ワールドピサに並び掛けようかという勢い。しかし残り10メートルから徐々に脚いろが鈍り、ゴール手前で痛恨のストップ。その間に、しっかり歩き続けて先頭を譲らなかったブラックボスがゴールし、これに食らいついていたワールドピサが2着で入線。いったんはニシキエーカンに交わされていたニシキウンカイが、盛り返して3着でゴール。結局ニシキエーカンは4着止まりでした。

 ブラックボスはじっくり立て直したのが奏功したのか、今季これで2連勝。デビュー以来、世代ナンバー1として君臨してきた実力を三冠初戦のこの舞台で見せつけました。ただ、今回はイレネー記念馬ニシキエーカンより10キロ軽い重量で出走できたのも大きかった印象。今後、重量を積まれてから真価が問われることになりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「今季2戦目ですが厩舎がしっかり仕上げてきました。前を行くワールドピサの西騎手が、どんなレース展開をしてくるのか予測するのが難しかったですが、ニシキエーカンより10キロ軽かったので、最後はしっかり歩けたと思います。力をつけてきているなと実感しますし、これからも応援よろしくお願いいたします」

8/26ばんえい大賞典予想 山崎エリカ

実績上位のニシキエーカンから

 昨シーズンの重賞ではブラックボスとニシキエーカンが勝利を分け合いました。ニシキエーカンが重賞路線をリードする中、ブラックボスが照準を合わせて2冠をかっさらったという感じです。実力的にはニシキエーカン、ブラックボス、やや離れてテンカムソウといった感じでしょう。

 ◎はイレネー記念の勝ち馬ニシキエーカン。今回はトップハンデを背負いますが、前走A2クラスの特別戦を勝って今回に挑みます。4走前にA2クラスを勝利した後のユリウス特別は10着大敗を喫しましたが、それは前走の疲れが出たというよりは10番ゲートが堪えたことのほうが強く感じました。

 ○はイレネー記念の2着馬テンカムソウ。B2クラスの前走では7着に敗れましたが、障害はスムーズにまとめており、高重量戦で好転する可能性が高いです。

 ▲は皆川厩舎2頭出しの人気がないほうのヤマノウンカイ。「皆川厩舎の他頭数出しは人気がないほうを狙え」という傾向があるのですが、今回はまさにそのパターンのように感じます。休養明け緒戦から仕上げてぶっ放したブラックボスよりも、ここを目標に仕上げた感のあるこちらのほうに脈があるように感じます。近走大敗も障害はスムーズにまとめているので、調子落ちによる敗戦ではないでしょう。

 あとは△に今シーズン5勝を挙げている上がり馬のニシキトモエ。

 ◎ (8)ニシキエーカン
 ○ (6)テンカムソウ
 ▲ (5)ヤマノウンカイ
 △ (9)ニシキトモエ

 馬複
 6-8 1900円
 5-8 1300円
 8-9 800円
 5-6 200円
 3連単1頭軸マルチ
 8→6,5,9 各100円 計1800円

8/26ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

テンカムソウ&アサヒリュウセイから

 このところ、私の予想のハズレ方が尋常じゃないですね。ホントに味のあるハズレ方。もう自分でも笑っちゃうくらいです。それでもめげずに予想し続けなければならないというのは、けっこうタイヘンなんですよ。

 では、ばんえい大賞典。今季に入ってからの3歳馬限定戦、とかち皐月賞ととかちダービーの1~5着馬はどちらも同じ顔ぶれでした。今回はそこからエビスダイチが抜けたメンバー構成になっています。
 となれば、その2つのレースで1、2着を占めたテンカムソウとアサヒリュウセイを買っておかなきゃいけないでしょう。これに、ニシキエーカン、ブラックボス、ヤマノウンカイ、タカラハヤヒメを絡めます。
 馬券は、テンカムソウとアサヒリュウセイを1、2着と1、3着にした3連単。名前を挙げた4頭をもう1つの着順にマークします。軸馬1、2着のパターンを400円ずつ、1、3着のパターンを300円ずつとして、計5600円。余った400円で軸馬1、2着→3着ブラックボスと軸馬1、3着→2着ブラックボスの3連単を100円ずつ買い足しておきましょう。

 3連単
 2,6→2,6→4,5,7,8 400円 計3200円
 2,6→4,5,7,8→2,6 300円 計2400円
 2,6→2,6→4 100円 計200円
 2,6→4→2,6 100円 計200円

 裏目続きの私の予想も、いつかは当たるはず。みなさんどうか長い目で温かく見守ってやってください!

8/26ばんえい大賞典予想 須田鷹雄

2012年8月25日(土)

実績馬ブラックボス、ニシキエーカンから

 意外にすんなりとは収まらないばんえい大賞典だが、今年は人気上位馬とそれ以外の差がありすぎて、ひねり方を思いつかない。○ニシキエーカンが一本かぶりだろうが、それもある意味妥当。A2を勝ってしまう馬とC1で馬券になるかどうかという馬とで30キロ差では、人気薄のアタマまでは期待しづらい。
 ただここは、◎ブラックボスのほうに本音のある予想で◎○1着付け+2着も▲テンカムソウだけを取る3連単を組んでみたい。
 今季緒戦を快勝したブラックボス。前走内容を見ると、休んだことは現時点でのデキに不安を残すというよりも、むしろ馬がフレッシュであると前向きに捉えることができる。ニシキエーカンとは勝ったり負けたりの間柄だけに、少しでも余分に配当がつくならこちらのほうが魅力はある。
 △はあくまで3着のみの前提。◎○との力量差ははっきりしているニシキトモエあたりを取るのではなく、670キロ(牝馬650キロ)組から先行タイプの△ワールドピサ、△タカラハヤヒメを選んだ。

 ◎4ブラックボス
 ○8ニシキエーカン
 ▲6テンカムソウ
 △3ワールドピサ
 △7タカラハヤヒメ

 3連単
 4,8→4,6,8→4,6,8 各900円 計3600円
 4,8→4,6,8→3,7 各300円 計2400円

8/26ばんえい大賞典予想 斎藤修

2012年8月24日(金)

上り調子で最軽量のタカラハヤヒメ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7タカラハヤヒメ
 ◯4ブラックボス
 ▲2アサヒリュウセイ
 △6テンカムソウ
 △8ニシキエーカン
 △10ニシキウンカイ

 3連単
 4,7→2,4,6,7→2,4,6,7,8,10 200円 計4800円
 馬連複
 7-2,4 300円 計600円
 7-6,8,10 200円 計600円

<<前へ 1213141516171819202122
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.