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年始開催の見どころ(1/1~1/6)

 年始のばんえい十勝は、1月1日(祝・火)~6日(日)までの連続6日間開催。2日(水)に、全国発売が実施される帯広記念、3日(木)には、4歳シーズン頂上決戦・天馬賞が行われます。また、1日(祝・火)、4日(金)には、川崎競馬場(ジョイホース横浜場外)、SPAT4で帯広全レースの発売を行います。
 なお、年始開催は発走予定時刻が通常と異なっていますのでご注意ください。

帯広競馬場でのイベント(1/1~1/6)はこちら
各直営場外発売所でのイベント(1/1)はこちら
川崎競馬場でのイベント(1/1・2・4)はこちら

 1月1日(祝・火)のメイン第10レースは、ニューイヤーカップ(A2級-1組・16:40発走予定)
 12月10日に行われたターコイズ特別(A2級-1組)のほぼ再戦ですが、1、2着馬はすでにA1級に昇級しているため、3着だったコーネルに期待がかかります。続く2戦ではニシキエース(ターコイズ特別6着)に先着されていますが、6戦連続して3着以内の安定感は魅力です。
 もちろんニシキエースも好調だけに侮れませんが、両馬ともやや障害に課題があるタイプ。A2昇級初戦の前走でも僅差5着にまとめたヒロノドラゴンや、ターコイズ特別4着のキョウエイボーイら障害巧者の台頭があるかもしれません。

 1月2日(水)のメイン第9レースには、重賞・第35回帯広記念(16:10発走予定)が行われます。年度末の大一番・ばんえい記念に次ぐ負担重量を課せられる一戦に10頭の精鋭が集結しました。
 旭川記念、岩見沢記念と今季重賞を2勝しているカネサブラックが920キロでトップハンデ、紅一点のエンジュオウカンが最軽量の870キロで、最大50キロ差がつきました。
 注目は、4月にばんえい十勝オッズパーク杯を制しているホッカイヒカル。今季の勝ち星はそのひとつだけですが、早い時期に賞金を稼いだため、旭川記念(3着)、北斗賞(4着)の重賞2戦を含む10月までのすべてのレースでトップハンデを課せられていたこともあるでしょう。近走も軽馬場でのスピード勝負に苦労しているだけで、調子が悪いという感はありません。テンにおかれるタイプだけに、高重量戦の流れは間違いなく合うはず。今回はカネサブラックから20キロ軽い900キロなのも有利で、チャンスといえそうです。
 このレース連覇を目指すのがカネサブラック。明け11歳となり全盛期の力は見込めないかもしれませんが、今回の負担重量は初めてか実績がない馬が多いメンバー構成でもあり、トップハンデでも評価は下げられないところです。
 ナリタボブサップホッカイヒカルと同様、900キロでの出走。軽めの馬場となればゴール前での踏ん張りもききそうで、現役屈指の障害力を生かし、08年以来のこのレース2勝目も見込めます。
 ばんえいグランプリ、北見記念と今年夏以降に重賞を2勝しているギンガリュウセイ(910キロ)、格下ながら重賞で好走を続けるシベチャタイガー(900キロ)も楽しみです。

  1月3日(木)のメイン第10レースには、重賞・第6回天馬賞(5歳・16:45発走予定)が行われます。定量760キロ(牝馬740キロ)で争われる4歳シーズン三冠の最終戦です。
 前日から雪の予報も出ており、当日は軽めの馬場が予想されます。普段より負担重量は課せられていますが、スピードのある馬が上位とみてニュータカラコマに期待します。定量の重賞では、ここまで3歳3月のイレネー記念1着、3歳12月のばんえいダービー3着など安定した成績を残しています。障害に難があるタイプで、離れた障害5番手から差し切り勝ちを収めた二冠目・銀河賞時のようなレースになるかもしれませんが、二冠制覇を期待します。
 オイドンは障害巧者でここまで重賞4勝の実績馬。同世代限定戦では厳しいハンデを曳くことが多いですが、一冠目・柏林賞2着、3歳・4歳混合重賞のはまなす賞を制するなど大崩れの少ない成績を残しています。ハンデ差のつかないここは待ち望んだ舞台でしょう。
 前哨戦のイルミネーションカップ(4歳オープン)を制したのがアアモンドマツカゼ。今季10勝を挙げている快速牝馬です。馬体重が減少傾向にあるのは心配ですが、軽馬場を生かして上位進出を狙います。
 柏林賞4着で障害力自慢のフジダイビクトリーも争覇圏。前走で約1年ぶりの勝利を挙げたフナノコーネルには復活気配が漂います。

  1月4日(金)のメイン第10レースは、新雪特別(B2級-1組・16:40発走予定)
 12月28日に行われたオリオン特別(B2級-1・2組決勝)上位3頭の再戦です。第2障害を先頭で越えたのはアローファイターでしたが、2番手で続いたマルニセンプーが豪快に差し切って勝利。3番手クリアのカチナノリーが差を詰めましたが、そのまま3着に入りました。なかでも注目は2着アローファイター。3頭とも前走より10キロ増ですが、今回の705キロは明け5歳のマルニセンプーカチナノリーにとっては初なのに対して、715キロはアローファイターには慣れた重量です。経験値の差で勝利を目指します。
 別路線組では、明け4歳のテンカムソウに注目。前走のばんえいダービーでは730キロであわやの3着に好走しています。今回は20キロ軽い710キロだけに、見せ場以上もあるかもしれません。

  1月5日(土)のメイン第10レースは、ばんえい十勝金杯(A1級-1組混合・17:05発走予定)。オープン6頭とA1級4頭が争います。
 12月22日のポインセチア特別(A1級-1組混合)組が7頭を占めています。そのレースでの勝利を含め3戦連続連対中インフィニティーに引き続き注目。前走は賞金別定10キロ増が懸念されましたが意に介さず。あっさり逃げ切って見せました。今回も強敵になりそうなのは同2着で障害巧者のホリセンショウでしょうが、負担重量差は変わらないだけに、好走の期待が高まります。
 アオノレクサスは、ポインセチア特別では1番人気で3着。A1級特別は何度も好走している条件だけに、ここでは力上位といえます。障害力と先行力を生かし、上位進出を狙います。
 メンバー中、格付的には最上位のフクドリは、今季賞金別定10キロ増になってから、自己条件のオープンでは未勝利です。前走の定量500キロ戦(B4級以上のクラス混合)では勝利を収めていますが、引き続き相手有利なA1級混合戦とはいえ、やや障害に難があるだけに、この重量では信頼しにくい面はあります。

  1月6日(日)のメイン第10レースは、プロキオン特別(B1級-1・2組決勝・17:05発走予定)。B1級-1組予選(2日第10レース)、B1級-2組予選(1日第9レース)の上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選3着スーパーオーサンに期待します。勝ち切れない面はありますが、10月には格上相手のA2級-1・2組決勝混合特別でシベチャタイガー、クロフネオーザンらと好勝負していた実績が光ります。予選から35~40キロ増の馬が多い中、この馬は30キロ増なのも好感が持てます。
 レインボーライデンは、2組予選2着を含め4戦連続して3着以内に好走と好調です。古馬になってから特別へは今回が初挑戦となりますが、障害力が武器だけに不安はありません。この馬も前走から30キロ増です。
 B1級-1組予選で3着のキタノオーロラにも注目。前走は、前が止まらない流れの中、離れた障害4番手から僅差3着に差してきました。12月17日のB1級-1・2組決勝特別では豪快に差し切った実績もあり、ここも障害のタイミングひとつで勝利のチャンスがありそうです。

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