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10/14ナナカマド賞回顧

2012年10月15日(月)

ショウチシマシタが鞍上とともに重賞初制覇!


 14日(日)に行われた重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)は単勝2番人気のダイコクパワーが1位入線を果たしましたが、走行妨害により5着に降着。2位入線で単勝4番人気のショウチシマシタが繰り上がり、鞍上の菊池一樹騎手とともに、重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は4.2%で、やや軽め。この時期の2歳戦だけに重量も軽く、各馬とも軽快なピッチで進みました。第2障害手前でコブラウンカイが前に出て、ホクショウサスケがほぼ同位置。あとは横一線で、いよいよ第2障害を迎えます。
 真っ先に仕掛けたのはコブラウンカイで、ショウチシマシタ、コウシュハウンカイも続きます。この3頭がそのまま抜群のかかりで障害を突破。以下、ホクショウサスケ、ダイコクパワー、ソウクンボーイも圏内でクリアしました。
 残り30メートルを切って先頭に躍り出たのはショウチシマシタ。コウシュハウンカイが食い下がり、内からホクショウサスケ、外からはダイコクパワーも鋭い伸びを見せ、これに肉薄します。そして残り10メートル付近でダイコクパワーがさらに脚を伸ばして先頭へ。一気に1馬身ほどの差をつけてゴールを目指しますが、ここで外のソウクンボーイのコースに入ってしまいます。そのまま2位入線のショウチシマシタに2秒2差をつけて先頭ゴールを果たしたものの、ゴール前での斜行が走行妨害と見なされ5着に降着。ショウチシマシタが繰り上がり、世代最初の重賞タイトルを手にしました。しぶとく粘ったコウシュハウンカイが2着で、障害最後方から追い込んだコウシュハクィーンが3着となりました。

 勝ったショウチシマシタはこれで9戦4勝、2着3回。特に近5走はすべて連対と、レースぶりに堅実さが出てきました。まさにこの馬の持ち味が出た一戦であり、それを引き出した菊池騎手の手綱さばきも冴えていたと言えます。今後もこのフレッシュコンビから目が離せそうにありません。

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菊池一樹騎手「今回の状況で優勝できたのは、この馬の力をしっかり出して、自分のレースができたからだと思います。先手先手で仕掛けて、思い切ったレースができるよう心掛けて騎乗しました。スピードがある馬ですが、障害を降りてからはマイペースなタイプなので、気合を入れて追い込みました。まだ2歳で臆病なところもありますが、真面目な性格な馬で騎乗しやすいです。僕自身も重賞初制覇で、うれしいです。これからも精一杯頑張ります」

10/14ナナカマド賞予想 山崎エリカ

2012年10月14日(日)

障害巧者のホクショウサスケに期待

 勝ったり負けたりが繰り返されるメンバー構成。実力はほぼ横一線でその時の条件や調子ひとつで着順が入れ替わります。つまり、高重量戦の今回でどの馬がもっとも有利かを考えることが、馬券の要となるでしょう。

 ◎は障害巧者のホクショウサスケとします。前哨戦の青雲賞では2番人気に支持されながらも6着に敗れましたが、これは上位馬との決定的な差は直線で切れる脚が使えなかったことによるものです。ニシキダイジンの小型版という例えがぴったりでしょうか? コブラウンカイに大逃げされると青雲賞の二の舞になることも考えられますが、コブラウンカイは前走で前にすら行けなかったので、今回は好位追走から障害1、2番手で下り、前走のようにゴールまでのセフティリードが保てれば馬券圏内に食い込めると見ます。

 ○は近2走ではテンに置かれて5着、4着でしたが、重賞のゆったりとしたペースならそれほど置かれることなく追走できるオホーツクノタカラ。A1クラスを勝った3走前のように、障害上手で終いまでしっかりと脚が使えるタイプですから、高重量戦はプラスに転じるでしょう。

 ▲は上がり馬のショウチシマシタ。高重量戦がどうでるかはわかりませんが、道中からハナを奪ってそのまま楽勝の前走の勢いを評価します。

 △は青雲賞で1番人気に支持された馬で、近2走の内容も悪くないダイコクパワー。1番人気の呪縛から解き放たれての好走がありそうです。他では牝馬トライアルのいちい賞では1番人気に支持された馬で、前走では印上位のホクショウサスケやダイコクパワー、そして青雲賞2着のコブラウンカイを一蹴しているセイコークイン。あとは青雲賞の3着馬で、その後もレースを順調に使われて好着順でまとめているコウシュハウンカイ。

 ◎ (2) ホクショウサスケ
 ○ (3) オホーツクノタカラ
 ▲ (4) ショウチシマシタ
 △ (6) ダイコクパワー
 △ (8) セイコークイン
 △ (5) コウシュハウンカイ

 3連単1頭軸マルチ
 2→3,4,6,8,5 各100円

10/14ナナカマド賞予想 須田鷹雄

2012年10月13日(土)

重量差有利なコウシュハウンカイ

 ただでさえ2歳の予想は難しいうえに、今年の2歳世代は勝ったり負けたりの関係。ここ2年は1番人気馬の勝利に終わったが、そう単純にはいかないと見る。
 勝ったり負けたりの関係ということは、例えば前走で勝って人気が上がる局面のソウクンボーイを軸にするのは得策でないということになる。青雲賞を物差しにするならば、当時人気上位だったダイコクパワーか、当時より重量差が広がっているコウシュハウンカイに行きたいところだ。
 結論としては◎コウシュハウンカイから入る。日曜の帯広は雨の降りだすタイミングが微妙なようだが、この馬は馬場状態がどちらに転んでもある程度対応できると見る。さらに今回の出走馬の中では馬格のある方なので、ここへきてぐっと増える重量にも対応できると期待する。
 このところハズレ続けているので馬券は馬複で。組み合わせによってはガミるかもしれないが、恥も外聞もなく手広く。

 ◎5コウシュハウンカイ
 ○9コブラウンカイ
 ▲6ダイコクパワー
 △2ホクショウサスケ
 △4ショウチシマシタ
 △3オホーツクノタカラ
 △7ソウクンボーイ

 馬複
 5→2,3,4,6,7,9 各1000円

10/14ナナカマド賞予想 矢野吉彦

コブラウンカイから総流し

 いまだトンネルの出口は見えず。さらに地底深く潜り込んでいるような気がします。今季はこのままで終わってしまうのではないかとさえ思ってしまう今日この頃です。
 とはいえ、スケジュールにしたがって重賞競走は行われていきます。ちゃんと予想もしなくちゃいけませんね。

 今週はナナカマド賞です。デビュー間もない2歳馬のレース。出走馬の中の稼ぎ頭・ホクショウサスケと最下級のオホーツクノタカラとの賞金差は17万円あまり。2歳上級クラスの1着賞金が9万円ですから、オホーツクノタカラが2勝してホクショウサスケが2戦続けて6着以下に負ければ逆転してしまうほどの差です。つまり、9頭の実力差はあまりないかもしれないということ。そこに賞金別定のハンデ差がついたら、軽いほうが有利だと思うのですが。
 そこでここは、コブラウンカイを狙ってみます。青雲賞での成績とその後の重量加増の流れを見ると、今回は同馬が浮上してくるからです。前走は速い流れの一般戦で大敗しましたが、乾いた馬場での好走例からすると、力勝負の馬なんでしょう。すでに馬体重が1トン近くにも達していますので、荷物が重くなる重賞戦だからこそ、持ち味のパワーを見せてくれるかもしれません。
 でも、相手が絞りにくいですね。3連複や3連単だと買い目が多くなりすぎるので、今回は久々に馬複、馬単の総流しをかけてみましょう。とりあえずはコブラウンカイを軸(馬単は1着)にした馬複、馬単を300円ずつ。それに、同馬からコウシュハクィーン、ショウチシマシタ、コウシュハウンカイ、ソウクンボーイを相手にした馬複を300円ずつ買い足しておきます。

 馬複
 9-総流し 300円 計2400円
 9-1,4,5,7 300円 計1200円
 馬単
 9→総流し 300円 計2400円

 3連複、3連単へのこだわりを捨ててみた今回の予想、気分転換で的中となればいいのですが。では、このへんで。

10/14ナナカマド賞予想 斎藤修

2012年10月12日(金)

重量有利なコウシュハウンカイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5コウシュハウンカイ
 ◯4ショウチシマシタ
 ▲8セイコークイン
 △1コウシュハクィーン
 △6ダイコクパワー
 △7ソウクンボーイ
 △2ホクショウサスケ

 3連単
 4,5,8→1,4,5,6,8→1,2,4,5,6,7,8 100円 計6000円

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