11月29日(木)より、札幌では初となるばんえい十勝直営場外「琴似駅前場外発売所(旧Aiba琴似)」での発売が開始されます(初日は大井競馬ナイターの発売)。ばんえい競馬は12月1日(土)より発売します。ぜひご利用ください。
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11月24日(土)のメイン第11レースは、レディースカップ(4歳以上牝馬オープン・17:05発走予定)。4歳、5歳、6歳、7歳、8歳以上の各世代の牝馬から通算収得賞金上位の2頭ずつに出走権が与えられます。
現在のような世代選抜となった過去2回とも、トップハンデはフクイズミでしたが5、6着に敗退。今年のトップハンデはエンジュオウカンとユーファンタジーですが、エンジュオウカンは11歳という年齢と近況を考えても厳しい感じ。ユーファンタジーも2着だった昨年より負担重量が増えているので微妙なところがあります。
中心視したいのはニシキエース。B3級からのスタートとなった今季はすでに9勝を挙げ活躍中です。A2級昇級初戦となった前走は6着と敗れましたが、別定15キロ増が敗因でしょう。今回はほとんどの馬が前走から負担重量が変わらないか増えているのに対し、この馬は減っているのは魅力です。
昨年は最軽量ハンデでこのレースを制したのがタケノビジン。今年は9月が初戦と使い出しが遅れましたが、使われつつ良化をたどっている感があります。昨年よりハンデは背負いますが、障害巧者で連覇の可能性も十分でしょう。
最軽量ハンデは、アグリコトブキ、ブラックパールの4歳両馬。ともに同世代の牝馬戦線を牽引してきた強豪で、昨年、4歳でこのレースを勝ったタケノビジンより実績的には上だけに、侮れないでしょう。
11月25日(日)のメイン第11レースは、知床賞(オープン・17:05発走予定)。
前開催のオータムカップ(オープン)は、トップハンデのカネサブラックが2番手から差し切って貫録を示しました。ただ、今季は連続して好走できるほどの安定感はない印象だけに、今季16戦してすべて掲示板に載っている同2着キタノタイショウが雪辱しそう。前走はこの馬も末脚を伸ばしており、カネサブラックとは第2障害を降りた位置取りの差が出ただけという感じでした。
フクドリはオータムカップでは1番人気で6着。馬場水分6.8%の軽馬場で、ホクショウバトルが作り出すハイペースに乗れなかったようです。馬場が回復するようなら、道中息も入る展開になることで、こちらも上位進出が見込めます。
同じ前走で7着だったナリタボブサップは、ホクショウバトルがいない今回はハナを奪えそう。自分の流れに持ち込んで、巻き返しを期したいところです。
11月26日(月)のメイン第11レースは、北見富士特別(A2級-2組・17:05発走予定)。
近走、やや精彩を欠く馬が多いですが、近4走が5、2、1、4着と上昇気配のリキエイに期待します。馬体重が戻ってくるにつれて先行力も復活し、2走前が今季初勝利。前走の三国山特別(A2・B1級決勝混合)も先行して2秒8差に踏ん張る好内容でした。今回、メンバーは強化されますが、好調さを生かしたいところです。
A2級での実績ならスギノハリアーでしょう。A2級特別では勝てないまでも大崩れの少ない成績を残しています。スピードのあるタイプだけに、今回の相手関係なら押し切りが狙えるかもしれません。
ワタシハキレイズキは、前走の三国山特別(6着)でも第2障害先頭クリアと障害力には自信を持っています。2年以上、勝ち星から見放されていますが、少しの展開利があれば勝利を狙える実力があります。