ここもショウチシマシタ!
2歳一冠目のナナカマド賞では、まさかの降着がありました。1位入線したダイコクパワーがゴール前で勢いあまってソウクンボーイのコースに完全に入り進路を塞いでしまったのです。しかし、前にいたショウチシマシタ、コウシュハウンカイも止まっていなかっただけに、ソウクンボーイはどのみちダイコクパワー、ショウチシマシタ、コウシュハウンカイに次ぐ4着だったというのが私の見立てです。
ナナカマド賞は本来であれば完勝のはずだったダイコクパワーですが、その後勝ち切れない競馬が続いています。前走で1番人気を裏切ったように、じわじわレース内容が下降しているように感じるのです。もともと混沌としている現2歳世代ですから、ここは思い切って消します。
◎は繰り上がりとはいえ、ナナカマド賞の勝ち馬ショウチシマシタとします。ショウチシマシタは前々走の釧路産駒特別でコブラウンカイの2着に敗れましたが、休養明けの一戦だったことや不利な10コースだったことを考えれば上々の内容です。また、前走では十勝産駒特別の4着馬コウシュハウンカイの3着に敗れていますが、2着ソウクンボーイと小差の3着なら、着順が入れ替わる可能性は十分あるでしょう。
○は前記したナナカマド賞の4着馬ソウクンボーイ。同馬はメンバー中最多勝利数6勝を挙げている馬。道中から積極的に動いて先手を奪い、障害をひと腰で上げた前走も十分褒められる内容でした。しかし、ソウクンボーイはあまり粘りが利かないタイプなので狙い下げました。
▲は釧路産駒特別の勝ち馬コブラウンカイ。前走は8着に敗れていますが、10コースの影響もあったでしょう。
△は北央産駒特別の勝ち馬アグリナデシコ。北央産駒特別の2着馬ヨシムネが穴人気に支持されるメンバーならば、こちらにもチャンスがあるでしょう。近走着順は悪いですが、障害はキッチリまとめています。他の馬が障害で手間取るようならば通用するでしょう。
あとは昨日29日の2歳Bクラスのレースで、12月17日にミドリユーに大敗した馬たちが上位を独占したことから、不気味さを感じるライデンマックス。南北海道産駒特別はレベルが高くないことは承知の上で一考します。
◎ (4)ショウチシマシタ
○ (1)ソウクンボーイ
▲ (6)コブラウンカイ
△ (7)アグリナデシコ
△ (2)ライデンマックス
馬複
1-4 2500円
4-6,7 各1500円
2-4 500円