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12/16ドリームエイジカップ予想 斎藤修

ギンガリュウセイに三度目の正直は?

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2ギンガリュウセイ
 ◯8カネサブラック
 ▲6キタノタイショウ
 △3フクドリ
 △7ナリタボブサップ
 △10ホクショウダイヤ

 それにしても上記リンクにある予想の能書きで、ギンガリュウセイだけ延々語って、それ以外の馬には1~2行触れるだけというのは、自分でもどうかと思います(笑)。とはいえ、今シーズンはギンガリュウセイとナナカマド賞の繰り上がり1着だけで大幅プラスになってるんだからいいでしょう。
 今シーズンのばんえい重賞は、理屈抜きに手広く高配当を狙わないと当たらないので、ここでも3連単フォーメーションでフクドリまで1着に。余った1200円でギンガリュウセイ頭の買い目を厚くする。

 3連単
 2,3,6,8→2,3,6,8→2,3,6,7,8,10 100円 計4800円
 2→3,6,8→3,6,7,8,10 100円 計1200円

今週の見どころ(12/15~12/17)

2012年12月14日(金)

 ばんえい十勝の年末年始は、12月28日(金)~30日(日)、1月1日(祝・火)~6日(日)の変則開催。今週16日(日)のドリームエイジカップを皮切りに、1月6日までの間に5つの重賞が組まれています。
 17日(月)は川崎競馬場(ジョイホース横浜場外・SPAT4)で帯広第6~12レースの発売を行います。それに伴い、当日の発走時刻が繰り下がっておりますのでご注意ください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
Odds Park LOTOにて7重勝単式馬券発売開始!

 12月15日(土)のメイン第11レースは、イルミネーションカップ(4歳オープン・17:05発走予定)。1月3日に行われる4歳シーズン三冠の最終戦・天馬賞の前哨戦です。
 二冠目・銀河賞を制しているオープン馬ニュータカラコマが730キロのトップハンデ、4歳牝馬限定重賞・クインカップの勝ち馬マリンチャンスアアモンドマツカゼのB1級両牝馬が670キロで最軽量となりました。
 注目はA2級で680キロの牝馬ブラックパール。10月の休み明け初戦こそ9着でしたが、続くクインカップでは今回と同じ680キロで2着、前走レディースカップ(4歳以上牝馬オープン)でも680キロでしたが、障害ひと腰から7秒1差の圧勝を収めています。休養前の銀河賞でも680キロで3着の実績。この重量も4度目なら反動もなさそうで、勝機が十分ありそうです。
 クインカップでは690キロで3着だったアグリコトブキは、今回は10キロ軽い680キロでの出走と恵まれました。
 クインカップでは1番人気で6着と敗れたアアモンドマツカゼは、前走A2・B1級決勝混合特別では、685キロでしっかり末脚を伸ばし4着と善戦。670キロは有利な材料でしょう。
 牡馬では、踏ん張り切れないレース続きでも障害は巧者のフナノコーネル(690キロ)に注目です。

 12月16日(日)のメイン第11レースは、重賞・第3回ドリームエイジカップ(17:10発走予定)。4歳から11歳までの各世代での通算収得賞金上位1頭ずつと、選出馬を除く通算収得賞金上位2頭に出走資格があります。
 790キロとトップハンデですが、カネサブラックが中心といえそうです。10歳も暮れとなり全盛期の力は望めそうもありませんが、近2走のオープン特別では別定30キロを課せられながらも連勝と貫録を示しています。今回は重賞といえども700キロ台での争いだけに近走と条件的にはさほど変わりません。今季重賞3勝目の期待が高まります。
 同じく10歳のナリタボブサップ(770キロ)が相手筆頭でしょう。前走のオープン特別ではカネサブラックに差されたものの、第2障害先頭から2着に踏ん張りました。ここもマイペースで行ければ侮れないところ。この重量なら粘りを発揮できるでしょう。
 780キロのキタノタイショウは障害に不安があるだけに、これくらいの重量なら差のない戦いができるはず。決め手比べになれば一気に突き抜ける場面もありそうです。

  12月17日(月)のメイン第11レースは、シリウス特別(B1級-1・2組決勝・17:50発走予定)。B1級-1組予選(10日第12レース)、B1級-2組予選(9日第10レース)の上位馬による一戦です。
 注目は、B1級-1組予選2着のスーパーオーサン。相変わらず障害は安定しており4戦連続して3着以内と充実しています。4走前のピヤシリ特別(B1級-1組)でも第2障害先頭クリアから僅差3着に粘っている実績もあります。
 B1級-1組予選の勝ち馬キタノオーロラは障害がスムーズなら、豪快に差し切った前走の再現もありそうです。ピヤシリ特別では4着でした。
 B1級-2組予選組は、予選ではなかった賞金別定重量の加増がある馬(今季の収得賞金30万円以上40万円未満)が多く条件的に微妙な感がありますが、1着スギノファントムに魅力があります。予選では第2障害先頭から2着カントリートレインを11秒1も突き放す圧勝劇。これで2連勝と勢いが出てきました。もともと末脚自慢なだけに、多少障害で苦戦してもリカバーできるはず。特別には出走が少なく未知数な面はありますが、どんなレースを見せるでしょうか。

今週の見どころ(12/8~12/10)

2012年12月 7日(金)

 12月15日(土)の開催より、ばんえい競馬において「七重勝単勝式」馬券のインターネット発売が開始されます。一日のレースのなかで指定する7レースの1着馬を当てるもの。オッズ・パークの提供するサービス「オッズパークLOTO」を通じての販売となります。なお、投票にはオッズ・パークへの登録(無料)が必要となります(詳細はこちら)。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 12月8日(土)のメイン第11レースは、射手座特別(B2級-1組・17:05発走予定)。出走10頭中3歳が2頭、4歳が5頭と若い世代が中心のメンバー構成です。
 3歳馬アサヒリュウセイが中心でしょう。夏場は不振でしたが、体重が回復するにつれ調子を上げ、ばんえい菊花賞3着のあと目下4連勝中と完全復調を感じさせます。近走、最後まで踏ん張れたのは軽めの馬場だったことも大きそうですが、初の古馬混合特別のここでも好走できれば、先々が楽しみになりそうです。
 5歳以上の古馬の筆頭格はアローファイターでしょう。オープン経験がある実績は断然。今季は今回が初の特別となりますが、近走の軽馬場での早い流れにも対応しています。アサヒリュウセイとの対戦では分が悪いですが、特別となるここはキャリアで逆転も一考できそうです。
 10歳のマルゼンチカラは8走連続5着以内と近走大崩れがありません。障害に課題があるので、特別の重量増は歓迎とはいえませんが、好調さを生かしたいところでしょう。
 ばんえい菊花賞4着のテンカムソウは近走では追走に苦労している印象。流れが落ち着く特別になって変わり身に期待です。

 12月9日(日)のメイン第11レースは、師走特別(オープン混合・17:05発走予定)
 オープン馬が4頭いますが、一線級はほとんど次週の重賞・ドリームエイジカップにまわっているためA1級馬にも勝機がありそう。その筆頭はアオノレクサスでしょう。末の甘さも見せずに4戦連続連対中と好調を持続しています。その4戦で、今回出走のA1級馬のほとんどに先着。昨季後半は、オープン混合戦で勝利がある実績も魅力です。
 オープン昇級初戦のニシキセンプーにも注目。こちらも昨季後半はオープン-1組で好勝負していました。アオノレクサスとは同重量の争いだけに、障害次第では差し切るシーンもありそうです。
 シベチャタイガーはA1級から重賞に挑戦し、9月の岩見沢記念3着、10月の北見記念2着の実績があり、格負けしていません。

  12月10日(月)のメイン第11レースは、ターコイズ特別(A2級-1組・17:05発走予定)。前開催のトドワラ特別(A2・B1級決勝混合)の上位3頭が有力でしょう。
 そのトドワラ特別は、マルモスペシャルクロフネオーザンとの追い比べを制し勝利しました。
 マルモスペシャルは8月から10月にかけ、ひと息入れられましたが、その後5走が5、3、1、2、1着の好内容。安定した障害力が武器でここも上位争い必至でしょう。
 2着クロフネオーザンはテンに置かれる面もありますが、前々走(4着)が第2障害2番手、前走が障害先頭クリアと先行策が取れ、好結果に結びついています。障害巧者だけにここも前半の位置取り次第といえそうです。
 1番人気で3着だったコーネルですが、障害の甘さが出た格好。しかし、末脚を伸ばしきっちり3着にまとめたあたりは底力を感じさせました。
 トドワラ特別組以外ではスギノハリアーに注目。前走はやや相手が楽だったA2級-2組特別でしたが、第2障害先頭から押し切って貫録を示しました。2走前のA2級-1組特別では、マルモスペシャルの4着。再び相手強化のここでどんな戦いを見せるでしょうか。

ばんえいオークス 予想結果

2012年12月 3日(月)

斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×14R=84,000円

斎藤  修 +62,140円
須田 鷹雄 -23,650円
矢野 吉彦 -80,750円
山崎エリカ -82,700円

(編集部より)
矢野さん惜しい! 惜しすぎる。
ニシキウンカイが飛んでしまうというパターンまで考えて、3連単5頭ボックスなら646倍が当たっていたのに。今シーズンのばんえい重賞は、Tシャツ1枚になったくらいではまだまだで、どうやら裸になって観戦するくらいの覚悟が必要のようです。

12/2ばんえいオークス回顧

タカラハヤヒメ3歳女王に君臨!

 2日(日)は重賞・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝4番人気のタカラハヤヒメが優勝。重賞初制覇を果たし、この世代の牝馬の頂点に君臨しました。

 好天に恵まれて馬場水分は徐々に下がり、このレースが行われる時には3.8%。クイーンアルテミス、ベニコマ、カツダイヤあたりがペースを握り、タカラハヤヒメもこの一角で第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのはカツダイヤで、タカラハヤヒメもこれに呼応。クイーンアルテミスもやや遅れて仕掛けます。その間に、カツダイヤは難なく障害を突破。2馬身ほどの差でタカラハヤヒメが続き、単勝1.2倍の圧倒的人気に推されたニシキウンカイが3番手でクリア。以下、クイーンアルテミス、セタナセンプーと続きました。
 残り30メートルを切って、先頭はカツダイヤとタカラハヤヒメが並んだまま。しかし残り20メートル付近でタカラハヤヒメが先頭へ。カツダイヤも懸命の粘りを見せますが、離れない一方で、差も詰まらず、結局クビほどの差を保ってタカラハヤヒメが先頭でゴールしました。2着はカツダイヤで、障害6番手から鋭い追い込みを見せたマゴコロが3着入線。1番人気のニシキウンカイはしまいの伸びを欠き、4着に敗れました。

 勝ったタカラハヤヒメは、これまで重賞では4着が最高で、勝ちみに遅い面もありましたが、それを感じさせない堂々としたレースぶりで重賞初制覇を果たしました。この勝負根性は大舞台向きで、今後もそのしぶとさを武器に活躍が期待できそうです。
 2着のカツダイヤは勝ち馬の勝負根性に屈したものの、終始レースの主導権を握った内容は悪くありません。さかのぼれば黒ユリ賞(4着)でタカラハヤヒメに先着した実績もあり、力は互角。巻き返しの余地も十分です。
 3着のマゴコロは黒ユリ賞2着に次ぐ重賞での好走となりました。今回見せた決め手の鋭さは、まさに混戦向き。今後も大きな武器となりそうです。

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大河原和雄騎手「660キロは初めての荷物でしたが、障害が得意な馬なのでここもすんなりクリアできました。厩舎は1カ月前から、このレースに照準を合わせ練習を重ねてきました。結果を出せて良かったです。これからも馬と相談しながら頑張りたいと思います」

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