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今週の見どころ(10/17〜10/19)

2008年10月16日(木)

 5月9日よりスタートしたナイトレースも、いよいよ今週の開催でラスト。19日(日)のメインには4歳牝馬による重賞・クインカップが組まれており、好メンバー10頭が出走を予定しています。
 18日(土)、19日(日)の2日間、帯広競馬場では「とかちばん馬まつり」が行われます。メインの人間ばん馬をはじめ、多彩なイベントが予定されています。なおこの2日間、競馬場への入場料は無料となりますので、ぜひお誘いあわせのうえお出かけください。

 10月17日(金)のメイン第11レースは、とかち人間ばんばレース特別(400万円未満)
 コブラダイオーは昇級初戦となった前開催のほうせんか特別(9月27日・400万円未満)を勝利し、3戦連続連対です。もともとは登坂力で勝負するタイプですが、障害で崩れても末脚でカバーできるようになってきたことが安定感につながっているようです。極端に軽い馬場にならなければ、前走と同じ715キロで出走できるここも有力視できるでしょう。
 イッスンボウシもここ4走の400万円未満では3、3、2、1着と安定度では負けていません。やはり相手筆頭はこの馬でしょう。
 ユウシテンザンは前走混合400万円未満で果敢に逃げ、見せ場十分の3着に健闘。4歳馬の10キロ減は有利なコーネルフジも争覇圏です。

  10月18日(土)のメイン第11レースは、2008とかちばん馬まつり特別(オープン)
 岩見沢記念を快勝したフクイズミ、同3着ナリタボブサップが出走を回避。となれば、同2着のカネサブラックが順当勝ちを決めてくれるでしょう。トップハンデ740キロは気になりますが、ここに入れば力上位は明らかです。
 焦点は2着争いに絞られそうです。
 最軽量710キロのトカチプリティーは今季初勝利後の前走オープン(10月13日)でも3着健闘と好調だけに、今回も上位進出が期待できそうです。
 バンゼンは、前走マロニエ賞(9月28日)では障害3番手から抜け出してオープン2勝目。3走前のオープン勝ちがフロックでないことを証明しました。このメンバーならすんなり先手を取れそうなニシキダイジンも有力。馬場が軽くなればホクショウダイヤの追い込みが決まるかもしれません。

 10月19日(日)のメイン第11レースは重賞・第33回クインカップ(4歳牝馬)です。このレースは別掲のクインカッププレビューをご覧ください。

 この日の第10レースに芙蓉特別(2歳牡馬オープン)が組まれています。
 問題は実績馬ホクショウバンクの取捨です。青雲賞(8月16日)、ナナカマド賞(9月28日)と特別、重賞勝ちを含め世代で唯一の5勝馬ですが、これまで牡馬相手では最大5キロ差のハンデを曳いた経験しかありません。今回は一気にハンデ差が15キロに開くことで苦戦が予想されます。
 キンノカミは、ナナカマド賞では障害を先頭で越えたものの踏ん張りがきかず5着。とはいえ牡馬ではホクショウバンクに次ぐ着順で、今回は負担重量的にも有利になりました。
 スギノハリアーはナナカマド賞では障害で後手を踏んで8着も、実力的には巻き返してきて不思議ありません。
 ナナカマド賞(7着)は好位から伸び切れなかったアオノレクサスも負担重量が軽くなるここはチャンスあり。競り合いになると強いコウドウフジも侮れません。

ばんえいジョッキーファイル(13) 尾ヶ瀬馨

2008年10月15日(水)

第13回 燃える闘魂の魅せる騎乗 尾ヶ瀬馨

 今回は、先日岩見沢記念をフクイズミで制した尾ヶ瀬馨騎手です。

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--- 岩見沢記念優勝、おめでとうございます。今までいろいろな馬に乗ってきたと思いますが、フクイズミは中でも乗り方の難しい馬でしょうか?

 難しいといってもオープンまで来た馬だからね。俺は好きだけどね、ああいう差し馬。
 悪く言えば気ままっていうかさ……。いろいろあるんだけど、2障害に来るまでに自分の気持ちのいいように走らんかったら障害に向かっていかない。
 力がないわけじゃないからな。
 前回から気持ち的にちょっといい状態に入ってたんだ。かなり気持ち前向きだったの。さらにその前(8/31とかちえぞまつ特別)は流れ早くてさ、ハイペースでおっつけ通しのレースだったから、だいぶ馬も気分害して。

--- そうでしたか。ゴール前差した瞬間というのはわかるものですか?

 わかるわかる。あれだけ走ればわかる。
 追い込みと逃げなら追い込みの方が好きだな。このくらいで差せるとか差せないかとか、乗ってて面白いしょ。
 馬場が重かったらゴール前でも止まるしょ。それで頭が入れ替わるのもばんえい競馬のいいところだよな。
 そのかわり苦情は来る。そういう馬って全責任騎手にかかるから。
 フクイズミは神経使う。ハイトップレディ(98年ばんえいオークス、ばんえいダービー、98年、99年、01年ヒロインズカップなど重賞8勝)もそうだったよ。山(第2障害)悪かったけど降りたら速い。

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フクイズミ

--- そうだったのですね。それでは思い出に残る馬を教えてください。

 まず最初に重賞獲ったキンテイオーね。2年目でダービージョッキーだぞ。
 1年目は、馬はいたんだけどさすがにダービーは乗せてくれなかったんだ。

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--- 重賞勝ちの欄に書かれていた「ばんえい優駿」は、今のばんえいダービーのことなのですね。現在も「キン」とつく馬が多くいますが、同じオーナーなのでしょうか?

 違うよ。みんなキンってつけたら走ると思ってつけてくれって、ただそれだけで。
 あと……スーパージャンディって馬がいたんだ。オープンも走ったんだけど、山で止まったら横の方に脱線するの。それを調教して調教して……。
 障害降りたらゴールへはちゃんと走るの。で、差してくんの。それがおもしくてよ。結構稼いだんだぞ。
 フクイズミみたいな感じだったんだ。
 あとは大臣賞(ばんえい記念)だよな。

--- 今年3月のばんえい記念、ダイニハクリュウも頑張りました。

 しんどかったわ。オープン馬じゃないから、周りからはゴールできないべ、なんて言われていたんだ。なんとかしてゴールまで行ったけど。今まで山上がれなかったオープン馬もたくさんいたんだから。無事にゴールまで行ってくれって……。
 最初に(ばんえい記念で)乗ったのはヤマトニシキって馬で、3年目かな。
 山行ったら遭難するような気持ちだ。山越えれない、って。心細くなる。それでもコツコツと、少しずつ上がっていく。普通なら味わえないレースだ。

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2008年3月23日 ばんえい記念

--- では騎手になったきっかけを教えてください。すぐにはばんえいの世界に入らなかったんですよね。

 親父が調教師(尾ケ瀬富雄調教師・元騎手)やってるし。馬好きだし騎手にもなりたかったけど、高校出てから札幌で仕事して。社会勉強っていうか……。競馬の世界も特殊だからね。ハタチになってからでいいかなって。

--- ご自宅も札幌ですからね。20歳を過ぎてこの世界に入りましたが、尾ケ瀬厩舎の厩務員になられたのでしょうか?

 そのときは谷内厩舎。親父まだ騎手やってたからね。キンタロー(ばんえい記念3勝など、史上初の賞金収得額1億円を達成した名馬)乗ってる時期だ。
 俺、入って2年くらいで親父は騎手やめて調教師になった。
 騎手試験? 勉強しないで受けるんだもん……4〜5年かかったよ。
 初騎乗の日2勝したんだよね。2戦目と最終勝ったの。

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--- 初日から結構乗られていたんですね。そして騎手1年目は日本プロスポーツ大賞の新人賞を受賞されました。

 あれ獲得賞金順なんだ。オートレースで俺より賞金高かった選手がいたんだけど、制裁受けて俺になった。俺、特別レース獲ってたから。あの頃、公営競技で地方競馬が受賞したのはじめてなんだよな。
 その時中央競馬で受賞したのが藤田伸二。

--- JRA Dayのライデンロックとのコンビですね(笑)。
 さて、尾ヶ瀬騎手は人気でも確実に勝つイメージがあります。馬の特徴などはどのようにして見分けるのでしょうか。

 いやぁ、そうでもないぞ。あきらめないことかな?
 (レース前に)落ち着きすぎてるやつもいるからね。それは気合いれてやらなきゃ。
 馬は1回乗ればだいたいわかるよ。はじめて乗る馬でも稽古で乗るからね。この馬来るな、って。
 番外編はいるけどね。攻め馬ではぐいぐい行っても本番で走らない馬とか。
 逆に本番に強い馬いるよ。練習ではなんもわかってねぇような馬が、ゲート開いてからものすごい手ごたえあるな、って。そういう時は万馬券になるんだよな。ハハハハ。
 昔からよく言ったべ。馬と女は乗ってみないとわかんないってよ。

--- ……。それを覚えて馬に乗るわけですね。
 ではプライベートについて教えてください。趣味はなんでしょうか。

 ゴルフ、温泉! 温泉治療だ。
 動かしてるうちはいいけど、レース終わると緊張解けるのと、体も張るんだ。

--- メインレースを勝った時に、勝利者インタビューをしている大濱さんが持っている紙を見ているのが気になります(笑)。

 いや、そんなこと……ないよ。カメラ見すぎても都合悪いから下向いて。照れてんだ。アップでこんな顔見てもよ。……質問してる人の方向かないとな。

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--- 幕について教えてください。砂王と書かれていますね。

 旭川の競馬好きなファンの方が作ってくれた。砂に強い王様にって意味じゃねぇのか?……違うのか?

--- そうだと思います(笑)。では最後に、ファンに一言お願いいたします。

 生のばんえい競馬をまず見てほしい。
 迫力が違う。(馬場が)重かったら止まったり、山も一気に越えないで、止まって、バイキ、よいしょよいしょって。
 ばんえい記念はぜひ見てほしい。

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 好きな言葉は闘魂。普段の強気なレースもそうですし、話した時の雰囲気もその言葉がぴったりだと感じました。
 質問にも一旦考えてからわかりやすく説明してくれる頭の良さはさすがトップジョッキー。信頼が置けるなぁ。
 そしてふと見せるお茶目な一面にも、親しみを感じたのです。


取材・文・写真/斎藤友香

今週の見どころ(10/11〜10/13)

2008年10月10日(金)

 今週は連休にあわせて11日(土)〜13日(祝・月)の3日間開催となりますのでご注意ください。
 12日(日)、13日(祝・月)の2日間は、当情報局の重賞予想でもおなじみの矢野吉彦アナウンサーを帯広競馬場に迎え、「矢野吉彦アナと楽しむ・ばんえい十勝ナイトレース」として、騎手とのトークショー(12日)、ばんえい馬券教室(12日)、場立ち予想会(13日)ほか多彩なイベントが行われる予定です。ぜひ競馬場へ足をお運びください。

 10月11日(土)のメイン第11レースは、もみじ特別(500万円未満)
 前開催の野菊特別(500万円未満)はグレートサンデーが2着以下を突き放して勝利。このクラスでは決め手上位だけに、障害を先頭で越えられては他馬に出番はありませんでした。今回はその前走のほぼ再戦だけに、引き続き期待できるでしょう。
 野菊特別で1番人気に支持されたキングシャープは4着に敗退。珍しく障害に手こずりましたが、それでも三腰でまとめ接戦の2着争いに加わってきたところは元オープン馬の底力を感じさせました。
 前走は2.8%とやや乾いた馬場でしたが、スピードが生きる馬場ならミスターセンプーキョクシンオーキングファラオら末脚自慢の巻き返しも考えられます。

 10月12日(日)のメイン第11レースは、オッズパーク杯第2回秋桜賞(3歳オープン)。クラス別定重量で争われ、400万円条件のオレワスゴイ(690キロ)から200万円条件の牝馬2頭(640キロ)まで上下50キロのハンデ差がつきました。
 3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典(8月10日)を障害先頭から押し切ったライデンロックが実力的には最右翼ですが、685キロは気になるところ。
 ここは最軽量640キロの牝馬ウィナーナナに期待。ライデンロックとは20キロ差でほぼ互角の戦いを繰り広げていました。ばんえい大賞典(4着)では離されましたが、今回は重量差が25キロひろがって45キロとなることで有利にレースを運べそうです。
 同じく640キロの牝馬カネヅル、牝馬二冠の実力馬で655キロのニシキエースも有力でしょう。
 ばんえい大賞典3着のカイセテンザンも能力差はありません。660キロは有利ですが、近2走の200万円未満がともに第2障害で大きく体勢を崩しての最下位では狙いにくいところです。

  10月13日(祝・月)のメイン第11レースは狩勝特別(オープン)
 注目したいのは4歳馬アローファイター。昨季は3歳三冠のばんえいダービーを制した実力馬です。今季は開幕からオープンに格付けされ、未勝利ですが、前開催のマロニエ賞(9月28日)で古馬オープン(混合戦除く)で初の馬券圏(3着)に健闘しました。今回は岩見沢記念組が参戦してきますが、そのレースで離されて負けた馬が多くそれほど相手強化した感はありません。減っていた馬体重も戻ってきており、障害を越えてのふんばりがきけば、さらに前進が見込めるはずです。
 オープン特別では安定して上位に入っているツジノコウフクトカチプリティーや、近走好調なミスターハヤサキらが相手候補でしょう。

 この日の第10レースに第33回白菊賞(2歳牝馬オープン)が組まれています。
 ワタシハスゴイは前開催の重賞ナナカマド賞では牝馬最先着の2着。この世代の牝馬では目下アタマひとつ抜けた存在です。今回は5キロ差のトップハンデを曳きますが、メンバー中6頭が出走していた2歳牝馬オープン・いちい賞(8月24日)でも同じ5キロ差のトップハンデで勝利しており心配ないでしょう。
 相手筆頭はタワノアヤカ。ナナカマド賞3着後の前走(10月5日)2歳A-2を圧勝しています。
 ウィナーミミはいちい賞では鋭く追い込んでワタシハスゴイから僅差2着に健闘。同馬を2歳A-2(9月21日)で退けたイレマルリュウジンも争覇圏でしょう。

 

10/5岩見沢記念回顧

2008年10月 6日(月)

フクイズミが完璧な差し切り勝ち

 5日に行われた伝統の一戦、岩見沢記念(3歳以上オープン)は紅一点のフクイズミが勝利。4つめの重賞タイトルを手にしました。

 基本重量840キロの高重量戦だけに、道中は非常にゆったりとしたペース。ホクショウダイヤが後方に構えた以外は、各馬ほぼ横一線のままで第2障害を迎えました。
 例によってニシキダイジンが最初に仕掛け、その内からミサイルテンリュウ、最内枠からトモエパワーが続く展開。しかし外からナリタボブサップが圧巻の登坂力を見せ、ひと腰でこれをクリア。やや遅れてカネサブラックが続き、さらに1馬身程度の差でフクイズミも越えていきました。
 残り30メートル付近で3頭が横並びの状態となり、ナリタボブサップにとっては苦しい展開。さらに20メートル付近でフクイズミが満を持して抜け出すと、ここで勝負あり。食い下がるカネサブラックを、逆に突き放す圧倒的なレースぶりでゴールを駆け抜けました。カネサブラックはゴール直前でストップしましたが2着で入線。ナリタボブサップも最後に脚が止まったものの、3着を確保しています。

 終い確実なフクイズミが3番手で障害をクリアした時点で連対圏への突入は十分予想がつきましたが、その予想を上回るような圧巻の差し切り勝ち。特に最後の脚いろは、とても820キロを曳いているものとは思えませんでした。今季は勝ちきれないシーンも目立ちますが、8戦してすべて4着以内と相変わらずの安定ぶり。障害次第の面こそありますが、今後も超一線級での活躍が期待できそうです。
 2着にカネサブラックが入り、松井浩文厩舎のワンツーフィニッシュ。7月のオープン後、ひと息入れたのが功を奏した印象で、前走の勝利に続く連対となりました。安定した障害やスピードに定評がありますが、高重量戦もこなせるオールラウンダー。その持ち味を十分に発揮できた一戦と言えるでしょう。
 ナリタボブサップは本来ならもう少し粘れるはずで、残り20メートル付近での失速は馬場が味方しなかった結果と見ます。850キロを曳きながらひと腰で第2障害を上がったシーンは圧巻のひと言で、存在感は示した格好。四市冠競走全制覇こそお預けとなりましたが、まだまだ注目の1頭であることには変わりありません。

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尾ヶ瀬馨騎手「第2障害に課題がある馬なので、それをうまくまとめることを考えていました。第2障害を下りた時点で勝てるだろうと思いましたね」

10/5岩見沢記念予想 山崎エリカ

2008年10月 5日(日)

ミサイルテンリュウが巻き返す

 前回のナナカマド賞は◎-○の大本線で的中! その勢いで秋の大一番・岩見沢記念もシッカリ当てたいところですが、実績上位馬が順調さを欠いているので、勝負の神様が容易に的中馬券をプレゼントしてくれそうもありません。ここは開き直って大魚が釣れそうな場所で網を張って、運が後押ししてくれるのを待ちたいです。

 そんなわけで◎はミサイルテンリュウです。ミサイルテンリュウは前走の山鳩賞で格下相手に8着に惨敗しましたが、相馬眼がない私でさえパドックを見て「この馬はない!」と言い切れるほど萎れたような仕上がりだったので度外視して考えます。

 調子が徐々に下降している時はパドックからは判断しづらいものがありますが、突然のデキ落ちみたいなものは目に見えてわかるし、だいたい次走、次々走では立て直して出走させてくるので、今回は秋の大一番だからシッカリ立て直して出走させてくるだろうという前提での予想です。

 ミサイルテンリュウは今季の重賞勝ちこそありませんが北斗賞で3着。勝ち馬ナリタボブサップが順調さを欠いてひと開催休ませての出走。2着のトモエパワーも高重量戦になると激変する馬ではありますが、近走内容を考慮するとそこまで信頼がおけないので、ならばミサイルテンリュウで何とかなるのではないかと思います。

 ○は昨年の当該レースの覇者で、今季の北斗賞でも◎に先着のトモエパワー。▲にはひと開催お休みさせての出走となったナリタボブサップ。ばんえいグランプリで4着に負けてしまったことを考えると全幅の信頼はおけませんが、旭川記念と北斗賞の覇者だけに侮れません。

 あとは△にばんえいグランプリの覇者であり、直線での脚がない分、高重量戦は有利なニシキダイジンと、どのような条件下でも崩れがなく、メンバー中で最軽量というのも有利なフクイズミ。他では旭川記念の二の舞(二走ボケ)になる可能性もありますが、ミサイルテンリュウから馬券を買って抜けられると悔しいので押さえておきたいカネサブラック。

 ◎ (5)ミサイルテンリュウ
 ○ (1)トモエパワー
 ▲ (8)ナリタボブサップ
 △ (7)ニシキダイジン
 △ (2)フクイズミ
 △ (4)カネサブラック

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