今週は連休にあわせて11日(土)〜13日(祝・月)の3日間開催となりますのでご注意ください。
12日(日)、13日(祝・月)の2日間は、当情報局の重賞予想でもおなじみの矢野吉彦アナウンサーを帯広競馬場に迎え、「矢野吉彦アナと楽しむ・ばんえい十勝ナイトレース」として、騎手とのトークショー(12日)、ばんえい馬券教室(12日)、場立ち予想会(13日)ほか多彩なイベントが行われる予定です。ぜひ競馬場へ足をお運びください。
10月11日(土)のメイン第11レースは、もみじ特別(500万円未満)。
前開催の野菊特別(500万円未満)はグレートサンデーが2着以下を突き放して勝利。このクラスでは決め手上位だけに、障害を先頭で越えられては他馬に出番はありませんでした。今回はその前走のほぼ再戦だけに、引き続き期待できるでしょう。
野菊特別で1番人気に支持されたキングシャープは4着に敗退。珍しく障害に手こずりましたが、それでも三腰でまとめ接戦の2着争いに加わってきたところは元オープン馬の底力を感じさせました。
前走は2.8%とやや乾いた馬場でしたが、スピードが生きる馬場ならミスターセンプー、キョクシンオー、キングファラオら末脚自慢の巻き返しも考えられます。
10月12日(日)のメイン第11レースは、オッズパーク杯第2回秋桜賞(3歳オープン)。クラス別定重量で争われ、400万円条件のオレワスゴイ(690キロ)から200万円条件の牝馬2頭(640キロ)まで上下50キロのハンデ差がつきました。
3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典(8月10日)を障害先頭から押し切ったライデンロックが実力的には最右翼ですが、685キロは気になるところ。
ここは最軽量640キロの牝馬ウィナーナナに期待。ライデンロックとは20キロ差でほぼ互角の戦いを繰り広げていました。ばんえい大賞典(4着)では離されましたが、今回は重量差が25キロひろがって45キロとなることで有利にレースを運べそうです。
同じく640キロの牝馬カネヅル、牝馬二冠の実力馬で655キロのニシキエースも有力でしょう。
ばんえい大賞典3着のカイセテンザンも能力差はありません。660キロは有利ですが、近2走の200万円未満がともに第2障害で大きく体勢を崩しての最下位では狙いにくいところです。
10月13日(祝・月)のメイン第11レースは狩勝特別(オープン)。
注目したいのは4歳馬アローファイター。昨季は3歳三冠のばんえいダービーを制した実力馬です。今季は開幕からオープンに格付けされ、未勝利ですが、前開催のマロニエ賞(9月28日)で古馬オープン(混合戦除く)で初の馬券圏(3着)に健闘しました。今回は岩見沢記念組が参戦してきますが、そのレースで離されて負けた馬が多くそれほど相手強化した感はありません。減っていた馬体重も戻ってきており、障害を越えてのふんばりがきけば、さらに前進が見込めるはずです。
オープン特別では安定して上位に入っているツジノコウフク、トカチプリティーや、近走好調なミスターハヤサキらが相手候補でしょう。
この日の第10レースに第33回白菊賞(2歳牝馬オープン)が組まれています。
ワタシハスゴイは前開催の重賞ナナカマド賞では牝馬最先着の2着。この世代の牝馬では目下アタマひとつ抜けた存在です。今回は5キロ差のトップハンデを曳きますが、メンバー中6頭が出走していた2歳牝馬オープン・いちい賞(8月24日)でも同じ5キロ差のトップハンデで勝利しており心配ないでしょう。
相手筆頭はタワノアヤカ。ナナカマド賞3着後の前走(10月5日)2歳A-2を圧勝しています。
ウィナーミミはいちい賞では鋭く追い込んでワタシハスゴイから僅差2着に健闘。同馬を2歳A-2(9月21日)で退けたイレマルリュウジンも争覇圏でしょう。