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9/15ばんえいプリンセス賞予想 山崎エリカ

2008年9月15日(月)

重量有利なスマイルダンス

 3歳牝馬3冠の2戦目ばんえいプリンセス賞。昨年はこの連休でナイター開催が終わりでしたが、今年は10月19日(日)までありますよん(*^▽^*)。ナイターやっているうちにもう一度帯広へ行きたいけど、厳しいかなぁ〜(´・ω・`)ショボーン。帯広(十勝)が大好きです!

 さて、本題のばんえいプリンセス賞。1冠目の黒ユリ賞を制したのはニシキエースで2着がウィナーナナ。そして3着がカネヅル、4着がキタノメイゲツ、7着スマイルダンス、9着ユーファンタジー、10着プリンセスビジンという結果でした。ニシキエースがその後一頓挫あってお休みさせているうちに、もっともと力を付けたのはメンバー中で唯一200万未満(勝入)勝ちのあるウィナーナナで、同馬がメンバー中でもっとも強いのは認めます。

 ただ同馬は勝ち味に遅いところがあり、牝馬限定戦でも狙うと3着、4着に負けてしまう可能性もあるので、◎にするのはやめておきます。また黒ユリ賞の勝ち馬ニシキエースも前走が休養明け3戦目で200万未満を好走した直後なので、連続好走できるかというと「?」です。また同じく200万未満で戦っていたカネヅルも、前走でウィナーナナ、ニシキエースに完敗では、よほど展開に恵まれない限り巻き返すのは厳しいでしょう。

 そこで今回◎にしてみたいのは前々走で120万未満を勝ち、前走の120万未満でも2着に好走していることから力を付けたんじゃないかと思われるスマイルダンスです。同じく120万未満を2勝しているキタノメイゲツがそれなりに人気になるメンバー構成ならスマイルダンスが通用しても不思議ではないでしょう。200万未満で戦っていた馬たちが重量650kgに対し、10kg軽い640kgで出走できるというのも好ましい材料です。

 ○は勝入戦の前走こそ2着に競り負けたものの、120万未満を2勝しているキタノメイゲツです。キタノメイゲツのように障害のうまさだけを武器にしている馬というのは、先週のカイセテンザン(ウィナーナナを散々やっつけていた馬が最下位に惨敗)のように障害でちょっと失敗しただけで惨敗することも多いだけに過信は禁物ですが、いつものように障害をうまく克服してくれれば今回のメンバーでも通用するでしょう。

 ▲はやはり実績と安定感を考慮してウィナーナナ。あとは△に黒ユリ賞の勝ち馬で、▲と直接対決の前走では一旦先頭に立って見せ場を作ったニシキエース。他では重量戦に強く、直線勝負にならなければ浮上の余地があるカネヅル。

 ◎ (8)スマイルダンス
 ○ (10)キタノメイゲツ
 ▲ (3)ウィナーナナ
 △ (4)ニシキエース
 △ (9)カネヅル


※編集部より:本文中に一部不適切な表現がありました。訂正してお詫びいたします。

9/15ばんえいプリンセス賞予想 矢野吉彦

2008年9月14日(日)

安定味でウィナーナナ

 いやいや、ばんえいグランプリの大波乱には参りましたね。まぁ、ああいうことがあるのがばんえい競馬のおもしろいところでもあるわけですが……。われわれの予想をアテにせず、見事に馬券を取った方、おめでとうございました!

 それにしても、このところの私の予想はちょっとずつズレてますよね。そろそろ軌道修正しておかないといけません。15日は3歳牝馬限定重賞第2弾のばんえいプリンセス賞。ここで軌道修正すると、どう考えたって黒ユリ賞の上位馬同士、ニシキエース、ウィナーナナ、カネヅル、キタノメイゲツの勝負になっちゃいます。あとはボックスで買うか、軸馬を決めて流すかの決断だけ。そういうレースだと思うんですけど……。
 その4頭、黒ユリ賞では同重量でしたが、今回はキタノメイゲツだけ10キロ減。だったら逆転ありということで、この馬を軸に流しましょう、って、斎藤サンと一緒になっちゃったじゃないですか?
 ウーン、もう少し考えてみます。カネヅルはウィナーナナ、ニシキエースより荷物が10キロ軽かった前走で両馬に先着を許してしまいました。今回はまた同重量に戻るわけですから、これは不利な材料。カネヅルを馬単の頭にするのは大胆すぎますよね。
 ニシキエースは、黒ユリ賞同様、前々でレースを進めたいところでしょうが、10キロ軽いキタノメイゲツの存在が厄介。ここ3戦、ウィナーナナに先着できないでいるというのもどうでしょう。一般戦ではおとなしくしておいて重賞で逆転を狙う、つまり肉を切らせて骨を断つ作戦かもしれませんから、侮ると痛い目に遭っちゃうことも考えられますが……。
 で、結局、安定味を考えたらウィナーナナが一番でしょう。なんてったって、黒ユリ賞で1番人気だったんですから。その時は他馬のマークを受け、ニシキエースにうまくしてやられただけ。今回は10キロ軽いキタノメイゲツがいることでマークが分散されますし、となりにニシキエースというリード役がいるので、レースは進めやすくなるような気がします。私はこちらを軸にしてみます。
 結論は、1着ウィナーナナ、2着ニシキエース、キタノメイゲツの馬単が本線。1着キタノメイゲツ、2着ウィナーナナの馬単を押さえます。穴はスマイルダンスでしょうから、1着ウィナーナナ、2着スマイルダンスの馬単も少々。カネヅルは思い切って消しちゃいます(来ちゃったらゴメンナサイ!)。
 終わってみたら、キタノメイゲツ、ウィナーナナ、ニシキエースの3頭ボックスにしておけばよかった、ってなことになりそうな気がしますねぇ。さぁ、どうなりますか。では、今回はこのへんで。

9/15ばんえいプリンセス賞予想 斎藤修

2008年9月13日(土)

キタノメイゲツかウィナーナナか

 ◎キタノメイゲツ
 ○ウィナーナナ
 ▲ニシキエース
 △スマイルダンス
 △カネヅル

 詳細は、オッズパークのブログをご覧ください。

9/15ばんえいプリンセス賞プレビュー

 9月15日(祝・月)のメインは3歳牝馬三冠の第2弾・第32回ばんえいプリンセス賞。200万円条件(650キロ)から3頭、120万円条件(640キロ)から7頭が出走します。
 6月15日に行われた一冠目・黒ユリ賞は、障害を先頭で越えたニシキエースが一旦はウィナーナナに先頭を譲ったものの、残り20メートルで差し返すとそのまま突き放して勝利。勝ち馬とほぼ同時に障害をクリアしたウィナーナナカネヅルキタノメイゲツがほぼ横一線で2〜4着に続きました。
 この上位4頭で、黒ユリ賞から各馬30キロずつ加増(650キロ)されているなか唯一20キロ増(640キロ)なのがキタノメイゲツ。その一冠目では先行策から真っ先に仕掛ける積極的なレースを披露、その後、自己条件120万円未満で8戦して5連対と好調な近況です。近走手綱を取っていた藤島隆雅騎手から大口泰史騎手への乗替わりで、勝負気配が漂います。
 実績から見て相手もニシキエースウィナーナナカネヅルに絞られそうです。
 ニシキエースはメンバー中で唯一、今回の重量を経験している強みがあり、マイペースで運べれば二冠奪取の可能性もあるでしょう。
 ウィナーナナは今回の出走馬中で唯一、200万円未満戦での勝ち星があります。牡馬相手の重賞・ばんえい大賞典(8月10日)ではスムーズな障害クリアから一度も止まらずに歩きとおし2、3着馬と僅差の4着と力のあるところを示しました。
 カネヅルはきっちり使える末脚が魅力です。馬場水分0.1%以上1.5%未満で4勝(連対率66.7%)の実績はメンバー中トップ。当日は重馬場が予想され、同馬にとって大きな後押しとなるでしょう。
 黒ユリ賞では4着馬と5着馬の間には30秒近くのタイム差があり、今回、トップハンデ馬と10キロしか重量差がないのでは下位馬の巻き返しは厳しそう。また同レース不出走組も強調材料に欠ける近況だけに、今回は黒ユリ賞の上位再戦となりそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

 6/15黒ユリ賞 (勝ち馬:ニシキエース)
 7/ 6とかちダービー (2着馬:ウィナーナナ)
 8/10ばんえい大賞典 (4着馬:ウィナーナナ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(9/13〜9/15)

2008年9月12日(金)

 今週は、13日(土)〜15日(祝・月)の3日間開催となっておりますのでご注意ください。
 15日には3歳牝馬三冠の第2戦・ばんえいプリンセス賞が行われます。当日、帯広競馬場では「ばんえい十勝レディースデー」として、女性を対象に、ばんえい十勝レディース教室、ばんえい十勝レディースチャレンジなどさまざまな企画が催されます。ぜひこの機会に競馬場へ足をお運びください。

 9月13日(土)のメイン第11レースは十勝芽室コーン炒飯カップ(400万円未満)
 キングシャープは近5走の400万円未満特別で2、1、2、2、2着と安定した成績を残しています。3走前、前々走は第2障害で体勢を崩しながらも勝ち馬とはともに1秒8差に健闘、前走では障害はしっかり修正されていました。障害のキレも戻って、その前走の勝ち馬が昇級となった今回は、惜敗続きにピリオドを打つ可能性が高いでしょう。
 イッスンボウシが相手筆頭。今季400万円未満特別で6走し、うち5走が3着以内と堅実さが光ります。自分のタイミングで障害をクリアできたときは抜群の粘りを発揮します。
 この2頭の一騎打ちが濃厚ですが、一角崩しを狙うのがコーネルフジマルニゼウス。2頭とも前走の4歳重賞・銀河賞で掲示板を確保した実力馬で、4歳馬の10キロ減を生かしたいところです。

 9月14日(日)のメイン第11レースは山鳩賞(オープン)
 ツジノコウフクが実績、近走成績から人気を集めそうですが、レース当日は力のいる馬場になる可能性が高いことから、思い切ってスーパークリントンに期待します。古馬になってからは地味な存在ですが、若駒時代は同世代のナリタボブサップ、カネサブラックらと互角以上の勝負を繰り広げていた実力馬。キレはないものの、じわじわ確実に伸びてくる末脚が武器のこの馬には今回の馬場状態はぴったり。6月22日の旭川記念以来とリフレッシュされての一戦なのも好感が持てます。
 ツジノコウフクがやはり相手として有力ですが、勢いある4歳馬アローファイター、しぶといタケタカラニシキ、重馬場得意な牝馬ギャンブラークインも上位に食い込む可能性があるでしょう。

  9月15日(祝・月)のメイン第11レースは重賞・第32回ばんえいプリンセス賞(20:00発走予定)です。このレースは別掲のばんえいプリンセス賞プレビューをご覧ください。

 この日の第6レースに2歳A-1戦が組まれています。
 牡、牝それぞれの2歳特別勝ち馬、ホクショウバンクワタシハスゴイがやはり有力。スギノハリアーは前開催の2歳-A1で逃げ切ってこの2頭を破っていますが、今回は5キロ加増となり、その勝利の真価が問われる一戦となりそうです。

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