各競馬場を代表するジョッキーにインタビューを実施。他では聞くことができないジョッキーたちの素顔や本音に迫ります!競馬にまつわるエピソード、今後の抱負などのインタビューをご紹介します。
各競馬場を代表するジョッキーにインタビューを実施。他では聞くことができないジョッキーたちの素顔や本音に迫ります!競馬にまつわるエピソード、今後の抱負などのインタビューをご紹介します。
デビュー2年目。2025年10月22日に地方競馬通算100勝を達成した笠松・明星晴大騎手に、節目を迎えての心持ちを伺いました。
まず、通算100勝を達成してのお気持ちを聞かせてください。
乗せてくださる関係者の方々と、応援してくれるファンの皆さんのおかげだと思っています。2年以内に100勝という目標を達成できて良かったと思います。と同時に、もっと自分の力で馬を勝たせる騎乗が出来るように頑張りたいです。
ちょうどこのインタビュー当日(11月18日)から、見習い騎手を卒業して減量なしになりました。特別に意識したことは?
何かを特に変える、ということはないのですが、減量という助けがない分を自分の腕でカバーできるようにしたいと、改めて思っています。見習いではなくなったとは言っても、自分の技量としてはまだまだなので、これまで見習いとして持っていた、学んでいく気持ち、上を目指す気持ちは変わらず持ちながらやっていきたいです。
100勝の中で、思い出とか印象に残るレースはありますか?
やはり重賞ですね。ゴーゴーバースデイの新緑賞。
2025年4月29日、新緑賞をゴーゴーバースデイで勝利
10頭立て9番人気の"伏兵"でしたよね。
これは勝ったあとだから言える話なんですが......ゲート裏で発走を待っている間には、もしかしたらこれは勝てるんじゃないか?と思っていたんですよね。攻め馬でも当日の返し馬でも結構いい感じでしたから。ただ。砂を被ったら駄目なので、2、3番手が取れればと。で、スタートしたらすーっと2番手に行けて、このままスムーズに運んだらちょっとは頑張ってくれるかなと思ったら......勝っちゃった(笑)。
勝っちゃった、ですか?(笑)
そう、よっしゃー!じゃなくて、勝っちゃった、っていう感じでしたね。
重賞を勝てたことによって、何か変化はありましたか?
心持ちは変わりました。1段階、階段を昇れたかな、ひとつ超えて次の段階に行けたかなと感じました。2024年デビューの同期の中でも重賞勝ちは一番乗りだったので、余計に嬉しかったですね。まだ当時、望月(望月洵輝騎手)も重賞は勝ってなかったですし。
やはり名古屋で同期の望月騎手は、相当意識していましたか?
デビューの時から意識していました。もういま向こうは名古屋でリーディングを張っているので......負けたくはないですけれども、素直に凄いな、と思います。
とは言え今年は、ご自身も笠松リーディングで3位ですよ(11月19日現在、笠松62勝)。
今年の目標は、見習いの減量をなくすことと、リーディング3位以内に入るということを目標に頑張ってきたので、このまま行けたらいいなと思っています。
日々乗る中で、今どんなことに意識して取り組んでいますか?
懸命になるとどうしても騎乗姿勢が"不細工"になってしまうので、綺麗に乗ることを心がけたいです。あとは、後悔するレースをしない、ということでしょうか。変なレースをしない。馬券を買ってくれるお客さんや、馬主や調教師、みんなが納得出来るレースをすることですね。
後悔、という言葉が出ましたが、レースの前後で結構色々考えたりする方なんですか?
レースの前は、まず指示があれば指示通りに乗ることを考えますが、なければ、あれこれ考えることよりも馬のリズムを大事にしています。展開を少し考えるぐらいで、あとは出てからですね。逆にレースの後は、結構考えてしまいますね......特に負けたときは。例えば道中ここでハミを当ててしまって、あれがなければもっと伸びてくれたかな、みたいなちょっとしたミスでも、思い出して振り返って、パトロールビデオも見て、結構考えます。細かく考えすぎても駄目なので、あまり考えすぎないようにはしていますが。
当面の目標とか、こういう騎手でありたいと思っていることを教えてください。
周囲からの"信頼感"を意識して、得ていきたいですね。勝つのが難しいと思える馬でも、例えば着には入れるようにきちんと走らせてあげる。いま竜也さん(渡邊竜也騎手)がそうであるように、「明星晴大が乗った結果なのだから」と周囲に思ってもらい、信頼してもらえるような騎乗をしていきたいです。
ところで、休みの日の趣味とかマイブームはありますか?
釣りですね。それまでやったことなかったんですけれども、厩務員さんに連れられて名古屋港の方とか結構行きます。道具も買いました。最近だと、さごし(さわらの幼魚)を釣りました。
釣りは、どんなところが面白いですか?
自分で釣った魚を調理してもらって食べるのが好きです。うまいですよ(笑)。あとは、出かけること自体が好きですね。(釣り好きで知られる)名古屋の加藤聡一さんにも連れて行ってもらいましたし、厩務員さんとか装蹄師さんと一緒に行くこともあって、そういう風に人とのつながりが出来るのもいいですね。
最後に、オッズパーク会員の皆様に一言お願いします。
笠松競馬場は馬との距離が一番近くて、スピード感も味わえて迫力もあるので、オッズパークで笠松の馬券を買って興味を持ってくれたら、次は是非僕の走りを笠松まで見に来てください!
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※インタビュー / 坂田博昭(写真:岐阜県地方競馬組合、坂田博昭)
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2024年4月1日に笠松競馬場でデビューした明星晴大騎手。デビューから約2カ月(2024年6月5日現在)で7勝を挙げています。父は競輪選手の明星晴道選手。騎手を志した経緯や、デビュー後の心境を伺いました。
まずは初勝利(4月18日笠松第3レース、スングリダンダン騎乗)おめでとうございます。
ありがとうございます。ゴールした瞬間は「やっと勝てた...」とホッとして、周りの方々からも「おめでとう!」と言っていただいてすごく嬉しかったです。でもあとでレースVTRを見たら、人間が焦ってしまって追い方とかが不細工だったので、もっとかっこよく勝ちたかったです。
4月1日にデビューして19戦目での初勝利でしたが、ここまでの期間はどんなお気持ちでしたか?
同期が14人いて、どんどん初勝利を挙げていったので、焦る気持ちもありました。チャンスをいただいていたのに勝てなくて、実際のレースは難しいです。教養センターでは4頭5頭立てのレース形式を何度も訓練してきましたが、10頭11頭となると周りとの間隔が難しくて。当然ですけど、前後左右、斜め前後にも馬がいて距離が近いしですし、その中でどう安全に進路を選択していくか、というところが今の課題です。
4月18日、デビュー19戦目で初勝利
5月24日には初めて1日2勝を挙げました。コツを掴んできたのでは?
いい馬に乗せていただき、周りの方々に感謝していますし、勝てたこと自体は良かったのですが...、反省点もたくさんありますね。特に2勝目の時は自分の選択ミスで先輩騎手を危ない目にあわせてしまいました。もっと冷静に落ち着いて、周りを見ながら乗れるようにしていきたいです。
では、騎手を目指したきっかけを教えてください。
父が競輪選手なので、その影響もあって公営競技の選手になりたいと考えていました。競輪、競馬、競艇、オートがあるわけですけど、父のような競輪選手は筋肉バリバリで、太ももなんかは相当太いんです。僕は小柄で細身だったので、競輪ではないなと。中学3年生の春に高知競馬場でレースを見て、スピード感や迫力に感動して騎手を目指そうと決めました。
馬には乗ったことがあったんですか?
一度もなかったです。教養センターの試験で初めて乗って、高いなと思いました(笑)。
教養センターの同期には小さい頃から乗馬をしてきた候補生も多いと思いますが、入所してから大変ではなかったですか?
最初は同期についていくのが大変でした。でも馬に乗るのは楽しかったですし、辞めたいとは思わなかったです。
ご出身は愛媛県ですが、笠松競馬場を選んだ理由はなんですか?
騎手の人数が少ない分、頑張ればチャンスをたくさんいただける環境だと聞き、希望しました。後藤佑耶先生とはリモート面談をしていただいて所属になったんですけど、初めて笠松競馬場に行った時からみなさん優しくて、すぐに溶け込むことができました。
ご家族は勝った姿を見ましたか?
レースはたまに見に来てくれていて、多分勝った姿も見てくれたと思います。とにかくケガに気を付けてって言っていますね。そこは心配しているみたいです。
今後の目標を教えてください。
2年以内に100勝して減量を取りたいです。
では、オッズパーク会員のみなさまにメッセージをお願いします。
ヤングジョッキーズシリーズがあるので、地元の笠松はもちろん、他の競馬場で騎乗できるので、たくさん吸収したいです。そしてファイナルに行ってJRAで乗ってみたいです。もっともっと上手くなれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
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※インタビュー / 赤見千尋 (写真:岐阜県地方競馬組合)
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