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山口 以和 騎手(佐賀)

今年4月にデビューした佐賀の山口以和騎手は、同期の93期生の中で最初に初勝利を挙げ、すでに6勝を挙げる活躍を見せています(5月15日現在)。これからの成長が楽しみな佐賀の新星に、お話を伺いました。

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(写真:地方競馬教養センター)

以和(もちかず)というお名前はかなり珍しいと思うのですが、どんな由来があるんですか?

両親が付けてくれたんですけど、よく「珍しい」って言われます。聖徳太子が作った十七条の憲法の第一条に、『一に曰く、和を以て貴しと為し、忤ること無きを宗とせよ』ということが書いてあって、原文だと『以和為貴』となるんですよ。そこから来ているみたいですね。

さらにお名前に対してなんですけど、苗字が"山口"ということで、佐賀のリーディング山口勲さんと繋がりがあるんですか?

それもよく言われます(笑)。でも全く関係ないんですよ。僕は東京都出身なので。でも苗字が山口さんと同じで、兄弟子は鮫島(克也)さんなので、佐賀のツートップには可愛がってもらっています。

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4月5日、デビュー5戦目での初勝利(写真:佐賀県競馬組合)

騎手を目指したきっかけは何ですか?

もともと父が競馬好きで、小さい頃からずっと見ていたんです。物心ついた時には自然と騎手になりたいと思っていました。印象に残っているのは、ヒシミラクルの菊花賞です。あの時ノーリーズンが落馬したんですよね。「競馬っていうのはこういうこともあるのか」と思いましたけど、騎手になりたいという気持ちは変わらなかったです。

地方競馬教養センターでの2年間はどうでしたか?

僕は小さい頃から騎手に憧れていた割には、馬に乗っていなかったんです。だから、センターでは初心者でした。最初のうちは馬に乗れることがすごく楽しかったんですけど、だんだん周りが見えてくると、乗馬経験のある同期との差が大きくて......。そこからは大変でした。辛いこともいっぱいあったけど、でもやっぱり終わってみれば楽しかったですね。

東京都出身ですが、佐賀競馬場を選んだ理由は?

親戚が福岡にいるので、九州という土地が身近だったことと、あと新人がいないんですよ。他の競馬場は同期か近い期でデビューしている新人がいるんですけど、佐賀はいないので、ここで頑張ってみたいなと思いまして。特にツテがあったわけではないのに、所属にしてくれた手島勝利先生には本当に感謝しています。鮫島さんが兄弟子だし、すごく恵まれた環境ですね。

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(写真:佐賀県競馬組合)

4月4日にデビューして、5日にはもう初勝利を挙げました。同期の中でも一番乗りでしたね。

はい! 一番に勝てたことはすごく嬉しいです。やっぱり同期のことは意識していますし、絶対に負けたくないので。デビュー戦は、自分では緊張してないって思っていたんですけど、冷静になって振り返るとガチガチだったなと(苦笑)。初勝利は2日目で挙げられたんですけど、「勝ちたい!」という気持ちよりも「この馬のレースをしよう」と思っていたんです。上手く逃げることができて、向正面で田中純さんが来たら馬がハミを取ってくれて、その時もまだ落ち着いて乗っていられました。でも3,4コーナーの中間でチラっと後ろを見たら誰も来てなくて、そこで初めて「勝てるかも...」と思ったら急に体に力が入ってしまって...。そこからはもう必死すぎて、フォームがバラバラになってしまいました。本当に馬のお蔭で勝たせてもらったんです。

デビューからすぐに初勝利を挙げられたというのは、大きいんじゃないですか?

1勝できたことは本当に嬉しかったです。でも本当にまだまだなので......。実は、次の週のスリーバリアントという馬で初勝利するんだって思っていたんです。すごくいい馬で、厩舎としてもそういう期待を持っていて。僕としてはその前に初勝利ができて気持ちが楽になるはずですけど、「2勝目だ!」って意気込んでしまって。レース中は周りが見えなくなって、結局兄弟子の鮫島さんにハナ差で差されて2着......。次にスリーバリアントに乗った時にも気持ちが先行して、ゲートでびっくりするくらい引っ張ってしまってまた負けたんです。「勝ちたい!」「勝てる!」と思うと、どうしても気持ちが入りすぎてしまう......。自分が入れ込んではいけないと本当に思いますね。今、6勝させてもらったんですけど、スリーバリアントでは勝てていないので、この馬で勝つことが今の目標です。

デビュー1か月半で6勝というのは、かなりいいペースだと思いますけど。

ホントですよ。こんなに上手くいくというのは想定外でした。このペースではずっと行けないと思っています。今はいい馬に乗せてもらってたまたま勝たせてもらっているけど、ここで経験を積んで実力をつけて、自分自身の力で馬をサポートできる騎手にならないと。1つ1つを大事に、取りこぼさないように心がけています。

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初勝利の口取り。右から2人目が手島勝利調教師(写真:佐賀県競馬組合)

憧れの騎手はどなたですか?

やっぱり兄弟子の鮫島さんです。一緒に乗っていると本当にすごいと思いますね。当たり前のことを当たり前にやるんですよ。実はそういうのって難しいじゃないですか。それに、引き出しの数が多くて、「こんなこともできるんだ」っていつも驚きます。自厩舎は本当によくしてくれて、実習の頃からほとんどの調教に乗せてくれたんですけど、エスワンプリンスだけは乗ったことがないんです。難しいところのある馬だし、佐賀の看板馬なので期待も大きいですから。今は、エスワンプリンスを任せてもらえるような騎手になりたいと思っています。

鮫島騎手は厳しいですか?

レースには厳しいですけど、普段は優しいですよ。デビューしてすぐ、けっこうな数に乗せてもらっているので、鞍が足りなくて。そうしたら鮫島さんが鞍をくれたんです。実はその前に鮫島さんの鞍を勝手に借りてしまって怒られたんですけど......。ちょうど鮫島さんがいなくて、事前に言えなかったんですよ。鮫島さんには本当にいろいろな面でお世話になっています。

では、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

ここまで順調に来ているので、なんとか新人賞を獲りたいと思っています! 佐賀は山口さんと鮫島さんというツートップの壁が厚いですけど、いつかそこを崩せるように精一杯頑張ります。ぜひ佐賀競馬に注目して下さい。

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※インタビュー / 赤見千尋

2015/05/29
佐賀

岩橋 勇二 騎手(北海道)

2014年度101勝を挙げ、ついにホッカイドウ競馬リーディングに輝いた岩橋勇二騎手(32)。2001年のデビュー以来徐々に勝ち星を増やし、昨年11月に通算500勝を達成しました。

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ついにリーディングジョッキーとなりました。自分自身で変わったと思うところはありますか?

変わったところ? ないですよ(笑)。チャンスがあるところで、乗せていただいているからですね。まだまだ、チャンスを生かせてないと思うことの方が多いですが......。気をつけているのは、馬の性格に合わせて乗ってあげたい、ということ。馬が入れ込んでいれば落ち着かせて、のんびりしていたら気合を入れたり。

所属している田中淳司厩舎の雰囲気はいかがですか。

勝つために、先生やスタッフが、みんなで力を合わせることができているのが、素晴らしいと思います。

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騎手になろうと思ったきっかけを教えてください。佐賀県鳥栖市出身ですね。

兄と競馬を見ていたんです。それが、1997年の秋の天皇賞。エアグルーヴとバブルガムフェロー(の一騎打ち)ですね。ただ、ぼーっと見ていたのに、この時の勝った武豊さん(エアグルーヴ)を見て、すごいな、と思いました。中2の僕を、一瞬で騎手になりたい、と思わせるんですから。存在が違いますよね。
2001年に佐賀で騎手になったのですが、すぐに、もう騎手としては無理だと思ったんです。でも、馬主の清島紀子さんに「北海道でやってみないか」と声をかけていただいて。

そうだったのですね。遠い北海道に来るということに不安はなかったですか。

やってみようかな、という気持ちのほうが強かったです。きちんと挨拶する前に、清島さんは亡くなってしまったのですが......。

2003年に道営に来た時は、成田春男厩舎所属でした(勇退により2011年からは田中淳司厩舎)。

厳しさの中に優しさのある先生でした。大事にしてもらっているな、と感じましたね。
ドリームチャッターで重賞(2005年華月賞)を勝たせてもらったし。この馬の存在は大きかったです。前走のフロイラインカップで出遅れてしまい、クビ差で負けたんです。悔しい思いをしたあとだったから、嬉しかった。
思い出の馬は、ドリームチャッターのほかにはコパノハート(2014年フルールカップ)。田中淳司厩舎で門別の重賞を初めて勝ったので、嬉しかったです(門別以外では、2013年にビューチフル・ドリーマーカップをシャイニングサヤカで勝利)。

勝負服が途中(2008年)で変わりましたね。

柳澤好美先生の騎手時代の勝負服でしたが、次の年から門別競馬場でナイターがはじまるということで、ナイターのイメージ(黒)にしました。大金星を獲れるように、ということで、大きな星です。

iwahashi03.jpg

2012年にはフランスにも行かれました。勉強熱心ですね。

世界って、どんなものなのかを目の前で確かめたかったんです。肌で感じることで、自分との距離を感じ取りたかったというか。中央の騎手は騎乗を目の前で見られることも多いですが、デットーリさんや、ペリエさん、ルメールさん......地方だと見られないじゃないですか。行きたい、と言ったら田中先生も「いいぞ」と言ってくれました。大変なことばかりでしたが、騎手人生の中で良い経験になったと思います。乗り方が、人それぞれ違うことが印象的でした。

昨年のSJTワイルドカードでは、久しぶりの佐賀競馬での騎乗でしたね。

懐かしかったです。佐賀時代は少ししか乗らなかったけれど、体が覚えているんです。検量所の匂いとか。実家から競馬場行きましたよ(笑)。

今年はホッカイドウ競馬所属騎手から1人、『ワールドオールスタージョッキーズ』(8月29、30日・札幌)に出られます。一番近いところにいるんじゃないですか。

どうでしょうね、出られれば嬉しいですね。フランスに行くときに思ったように、世界のトップジョッキーの方々と乗れたらいいな、と。

騎手になるきっかけとなった、武豊騎手とは話しましたか?

ないんですよ~。門別に来られたこともありますが、このように(影に隠れる仕草をしながら)遠くから見ています(笑)。武さんは今でも憧れです。

道営で、目標にしている騎手はいますか。

宮崎光行さん、五十嵐冬樹さんですね。宮崎さんの勝負強さはすごいです。勝たなきゃ、という時に勝つ。あのようになりたいです。

逆にライバルはいますか?

ライバル? うーん、気持ちが弱い方なので、そういうところを出す自分がライバルです。負けないように。相手より自分。どうしても不安が強くなるので、大丈夫だ、と思うようにしています。弱気で負けると後悔するから。馬にも申し訳ないし。弱気に考えることで、人生を損してしまうと思うんです。

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今年から門別には1500、1600の内回りコースがスタートしました。騎乗してみていかがですか。

難しいですね。特に仕掛けどころが。忙しすぎないけど忙しいというか......わかりますかね。旭川とも違う。コーナーがゆったりしている。名古屋で乗りましたが、名古屋はコーナーすぎるとふくれるんです。でも門別は丸いイメージで、きっちり回れる。

ファンに一言お願いします。

門別には内回りもできたし、ここでデビューする馬が多い。全体的にフレッシュで、生き生きとした元気のいい競馬場だと思うんです。それが面白いし、馬券も楽しめると思います。
自分の目標としては、一鞍一鞍大事に乗りたいです。

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※インタビュー・写真 / 小久保友香

2015/05/22
ホッカイドウ

倉兼 育康 騎手(高知)

昨年ソウル競馬場で年間100勝を達成し、最優秀騎手に選出された高知の倉兼育康騎手。貴重な経験を積んで、ひと回りもふた回りも成長し、今年の2月から地元高知で騎乗しています。これまでのこと、そして現在の心境を語っていただきました。

kurakane01.jpg

2月から久しぶりに日本に腰を据えての騎乗が始まりましたが、4月に入って一気に勝ち星が伸びましたね。

戻って来た当初は、コーナーで仕掛けるのが遅れていたんです。ソウル競馬場はコースも広いし、高知とは仕掛けるタイミングが全然違うので、初めのうちは少し戸惑いました。レースをしながら、自分の乗っている馬の手応えを感じながら、少しずつタイミングが噛み合って来たのかなと。当初は2着ばっかりで、「またかよ」っていう感じでしたけど、勝てると気持ちが全然違いますね。今はいいリズムでやれています。思った以上に乗せてもらっているので、本当に感謝しています。

ソウル競馬場では何度も期間限定騎乗をされていますけれども、最初のきっかけというのは?

もともとどこかに行って乗ってみたいと思っていたんです。2007年の頃ですね。今みたいに(地方競馬で)期間限定騎乗のルールが整っていたわけではなかったので、遠征に行ける競馬場がなかなかなかった。その時、ソウル競馬場から全国の地方競馬場に向けて、「誰か乗りに来る人はいませんか?」っていう連絡があったんです。韓国競馬のことをまったく知らなかったのでいろいろな人に聞いて、やってみようと思いました。言葉の壁とか不安なことはあったけど、チャンスがあるならやりたいと思って。

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実際行ってみてどうでしたか?

もうね、すごかったんですよ。最初の頃の僕の口癖は、「馬が馬の走り方を知らない」っていうことです。何年も走っている競走馬でも、日本でいう2歳の初期くらいの感じで、体の使い方を知らないんです。調教師に「こうしたらいいんじゃないですか?」って言っても、「これがスタイルだから」って言われて。最初は文句ばっかり言っていました。でも彼らもプライドがあるし、ここまでやってきた実績もある中で、日本から来た若造が何言ってんだって、そりゃそうなるよなと思います。そこから話し合うようになって、たくさん乗せてもらえるようにもなりました。それに、韓国競馬自体がかなり成長しましたね。今は競馬パート3国なんですけど、「パート2になりたい」っていうのが関係者の口癖なので。日本からだったり、オーストラリアやアメリカからも調教師や騎手を呼んだり、採決委員に入れたりして、どんどん変えて行っているんです。

倉兼騎手のあまりの活躍ぶりに、騎手会から「倉兼騎手を乗せないで欲しい」という要望が出たと聞きました。海外で乗る大変さもあったんじゃないですか?

2008年に行った時に、「倉兼には乗せないで欲しい」って言われたんです。短期免許を延長させないでくれとか、騎手会から頼んだりしていました。だからって、面と向かって何かをされるわけではないので、特に気にしなかったです。まぁ、「また面白いネタができたな」くらいの気持ちでした。よそに行って乗っているんだから当然のことです。その中でどう対応するか、そこが勝負でしょう。いろいろなことがありましたけど、馬主、調教師、厩務員、ジョッキーの人たちもみんな助けてくれました。仕事の面でも私生活の面でも助けてもらって、本当に有難いですね。

今では韓国語がかなり上達したんじゃないですか?

誰も信用してくれないけど、韓国語はしゃべれないし、字も読めないんですよ。だって勉強できないから(笑)。最初のうちはわざと覚えないっていう感覚でいました。しゃべれると面倒なこともありますからね。韓国の方は感情的にガーッと怒って来るんですけど、言葉がわからないから結局通訳さんを通すでしょう。間に挟んだ方が僕としては有難い。通訳さんは怒られてしまって申し訳ないですけど。

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ソウル競馬場で騎乗を続け、昨年は年間100勝を達成。さらに最優秀騎手に選ばれましたね。

自分の力で獲ったんじゃなくて、転がり込んできたんです。勝ち星では2位で、騎乗停止など制裁面も考慮しての賞なので。最初、牛山基康さん(韓国競馬に詳しい岩手・ケイシュウの記者)に「おめでとう」って言われて、何のことかわかりませんでした(笑)。韓国競馬のサイトには出ていたらしいんですけど、それから何日かして正式に言われました。最優秀騎手に選ばれたことは、素直に嬉しいですね。
年間100勝はずっと狙っていたんですけど、難しいなと思っていました。なかなかできることではないので。でも最後の前の日に3勝して達成できたんです。この時はかなり嬉しかったですね。僕よりも周りの調教師の方が喜んでくれて。勝つたびに、あと何勝あと何勝って言って、応援してくれたんです。

海外での騎乗経験を経て、ご自身で変わった部分はありますか?

精神面でいえば変わったと思うけど、自分自身ではよくわからないです。周りからは「怒らなくなったね」って言われますね。いい意味で人に対して諦めの気持ちができたし、穏やかになったのかなと。
実は、2回目にソウルに行く時に、「調教師になりたいからその前に行かせて下さい」って言ったんですよ。自分には才能も技術もあると思っていないので、体力が落ちる年齢になっても続けるのは難しいだろうなと思っていて。いい馬に乗せてもらって勝たせてもらってるだけなので、長くは続けられないんじゃないかなと。でも、調教師になるのはもう少し先になりそうです。もう少し乗っていたいと思うようになりました。韓国からもまた来て欲しいって言われているので、そう言ってもらえるうちに行きたいなと思っています。

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韓国での活躍でNARグランプリ2014・殊勲騎手賞を受賞(真ん中)

高知に戻って来て、改めて感じたことはありますか?

高知は普段は仲がいいけど、レースにいったらみんな勝ちたいっていう気持ちが強くて、本当に負けん気が強いです。ソウルから戻って来たら余計にそう思うようになりましたね。人気薄の馬に乗っている騎手も、「どうにかして勝つぞ」って狙っているし、改めてすごいなコイツらって思いました。自分も負けていられないです。みんなが一生懸命乗っているし、白熱したレースをお見せできるよう頑張りますので、これからも高知競馬をよろしくお願いします!

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※インタビュー / 赤見千尋 (写真:斎藤修)

2015/05/15
高知

齋藤 雄一 騎手(岩手)

昨シーズン(2014年度)は岩手の騎手リーディング3位だった齋藤雄一騎手。所属する小西重征厩舎も調教師リーディング4位と毎年揃って上位を争っているのだが、小西厩舎の活躍の原動力は間違いなく齋藤騎手だといえるほど師弟の間の繋がりは深い。今回は自身のみならず厩舎の話もからめながら"齋藤雄一騎手の今"をうかがった。

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2002年にデビューして14年目のシーズン。今の自分の"位置づけ"ってどのあたりだと思う?

正直言ってちょっと中途半端ですかね。上に突き抜けるでなく下に落ちすぎるでもなく。宙ぶらりんって言うのかなあ。

でも、勝ち星は安定して獲得しているし、周りの厩舎からの評価も、高いレベルで安定しているでしょう? その気になればもっといろいろできる位置だと思うけど。

うーん。そうですねえ...。"リーディング獲ってやる!"と力んでいた時期もあったけど、厩舎のスタイルとか自分のスタイルとかを崩してまで...とも思うんですよね。もちろん、頂点にはね、そこに行った人にしか見えないものがあると思います。それを見てみたいとも思うんですが。

齋藤騎手は、こう言うとあれかもしれないけど、場合によっては勝負度外視でも義理の方を優先するような所があるものね。もっと欲を出してもいいのに。

そういうのは騎手としては失格なのかもしれないけれど、でも騎手の前に人としてスジを通さないといけないとも思います。そういう騎手がひとりくらいいてもいいんじゃないですか。

今にして思えば、ですが、齋藤騎手より上の世代の騎手が急にいなくなってしまった。それが不運だったかもしれない。上の世代のベテランがもっとたくさんいれば、30歳くらいの騎手はもっとわがまま言える、好きなように乗れる立場だったんじゃないかと。

わがままに乗れるかどうかは分からないけど、そういう面はあるかもしれないですね。勲さん(菅原勲現調教師)なんかも自分が脂が乗ってきたと感じた頃に引退してしまった。正直言えばもっと一緒に乗って、もっと吸収したかったですよね。

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4月4日には重賞・あやめ賞を制し早々と今季初重賞タイトルを手に

今の岩手の調教師の中では櫻田浩三調教師が通算勝利数で現役1位、小西重征調教師が現役2位(※4月27日終了時点では櫻田浩三調教師1792勝、小西重征調教師1577勝・歴代5位)です。齋藤騎手・小西調教師がその気になればより迫る、あるいは追いつく...という事も有り得ない話ではないと思うけども?

小西先生は、でも、リーディングにこだわるとか無理に勝利数を追い求めるとかそういう人ではないですからね。

シーズンの成績だと、調教師も毎年上位にいるけど、無理に狙っているわけではない?

馬が好きですからね。小西先生は馬が好きでやっているから、無理使いはしないし勝ち星の数も全く気にしてないですよ。それは自分も同じ気持ち。

じゃあ、何勝した、順位がどうなった、よりは、良いレースができた・馬の力を出し切った...みたいな方にこだわる?

どちらかと言えばそういう所に楽しみを感じている部分が大きいかもしれないですね。みんなで手をかけた馬で勝った"1勝"が凄く大事だと思います。

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昨年は門別・栄冠賞の騎乗依頼を得た

齋藤騎手は前からそういう風に言うよね。自分が勝った負けたじゃなくてみんなで力を合わせて仕上げた馬を走らせたいって。期間限定騎乗とかしないのもそれだからでしょう?

周りからは"厩舎の仕事が大変だから行けないのか?"とか言われるんですが、小西先生はむしろ"どこか行ってこい"っていつも言ってくれている方で。自分がこうしたいんですよ。他の競馬場で乗ってみたいという気持ちがないわけではないけれど、自分は、今の調教師や厩舎のスタッフと一緒に仕事をして、一緒に育てた馬でレースをしたいから...。

岩手でやっていく方が楽しい、と。

...かな。あとは、"休める時は休んで、身体をいたわるのも騎手の仕事だ"って小西先生に言われているのもあります。若さに任せて無理をしたら後々堪えるぞ、身体を休めて英気を養うのも大事だって。競馬の事を考えずに過ごす時間も必要だと思うんですよね。今年の冬なんかは特に、毎日子供と遊んで過ごして競馬の事をほとんど考えなかった。

そうする効果は?

そうやってしばらく競馬の事を頭の中から抜く事で、春に競馬が始まった時のモチベーションをより高める事ができる。そんな風に思います。ずっと競馬の事ばかり考えているとどこか惰性っていうかおざなりになるような気がする。だから、シーズン中もできるだけ子供と遊ぶだけの時間を作ったりして、気持ちや身体をリセットするようにしています。

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2013シーズンまで使用していた旧勝負服

齋藤雄一騎手は昨シーズンから勝負服を変えましたよね。所属する小西重征調教師の、現役時代と同じものに。"どうして変えようと思ったのか?"という所から始めましょう。『胴桃・袖緑』の服色、実物は見た事がある?

現物はないですね。小西先生が現役時代にそんな柄の勝負服を着ていた...という事は知っていました。

やっぱりこう、"師匠の勝負服を受け継ぎたい"と願って? それとも調教師から着てみろと言われたとか?

小西先生から言われたって事はではないです。そういう事は特に言わない先生だから。ただ、自分が500勝した頃からかな、この先1000勝を、上を目指していく時に、小西先生の勝負服を着て頑張りたいと思って。自分からお願いしました。

齋藤騎手が勝負服を変えた時、小西調教師に感想をうかがったら、"俺の勝負服を着てヘタなレースをしたら怒ってやるからな!"って笑ってました。

リーディングを獲った騎手の服ですからね。その価値を落とすようなレースはできないですよね。でも今の成績だとちょっと恥ずかしいかな。もっと良い成績を残さないといけないですね。まずは1000勝。その先は...。そこまで行ったら考えます。

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※インタビュー・写真 / 横川典視

2015/05/08
岩手

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