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7/31ばんえい大賞典回顧

2016年8月 1日(月)

マルミゴウカイがタイトル奪取!

 31日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝4番人気のマルミゴウカイが優勝。重賞初挑戦・初制覇を果たし、3歳戦線の主役に名乗りを上げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.プレザントウェー 28.7
  2.マルミゴウカイ 8.8
  3.サクラダイチ 24.5
  4.ツルイテンリュウ 10.1
  5.アアモンドヒューマ 38.9
  6.ホワイトドラゴン 75.4
  7.ムサシブラザー 2.2
  8.キタノリュウキ 4.3
  9.グレースゴールド 40
 10.アラワシキング 4.2

 もともと波乱傾向にある一戦ですが、今回は重賞勝ち馬が1頭もいないメンバー構成となり、混戦に拍車をかけました。ヤングチャンピオンシップ4着で、とかちダービーを勝ったムサシブラザーが1番人気に推されましたが、どの馬にもチャンスがありそうというのがオッズからも見てとれます。三冠初戦を制すのはどの馬か、馬場水分1.9%のなか、注目のゲートが開きました。

 第1障害でグレースゴールドが多少もたつく場面もありましたが、道中は各馬ともゆったり運んで横一線。中間点過ぎからアアモンドヒューマがマイペースで進んだものの、他馬はほとんど差なく第2障害を迎えました。
 ひと息入れたのちに動いたのはホワイトドラゴンとキタノリュウキ。それを合図に、各馬が一斉に登坂を開始します。最初に抜け出したのは前記2頭で、やや遅れてマルミゴウカイ、サクラダイチ、ツルイテンリュウが続きました。
 そのなかからマルミゴウカイが抜群の末脚を発揮。一気に他馬を突き放し、残り20メートル付近で独走態勢を築きます。ツルイテンリュウ、ホワイトドラゴン、キタノリュウキは横並びの状態でこれを追い、残り10メートル付近でキタノリュウキが抜け出して2番手に浮上。ただ、そのころ先頭のマルミゴウカイはすでにゴール寸前。そのまま先頭でゴール線を突破し、圧勝で初タイトルを手にしました。7秒7差の2着にキタノリュウキ。さらに3秒3差の3着にはツルイテンリュウが入りました。

 マルミゴウカイは6月から6連続3着以内を続けていましたが、その充実ぶりを示す圧巻の勝ちっぷりで、三冠戦線に期待をつなぐ一戦となりました。父ダイエイヒーローは10歳まで息長く現役を続けただけに、今後の成長も見込めるでしょう。さらなる活躍が期待できそうです。

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藤本匠騎手「思っていたよりずっと動きが良かった。初騎乗ですが癖を見ていたので、障害に重点を置きました。降りてからは大丈夫だと思っていました。まだ成長途中の3歳なので、これから体も大きくなるし楽しみですね」

7/17北斗賞回顧

2016年7月18日(月)

ニュータカラコマが久々の重賞制覇!

 17日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のニュータカラコマが優勝。2014年の北斗賞以来となる重賞6勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ニュータカラコマ 4.1
 2.オレノココロ 3.5
 3.コウシュハウンカイ 3.3
 4.ホクショウユウキ 127.9
 5.オイドン 17.5
 6.ハクタイホウ 30.5
 7.フジダイビクトリー 3.3
 8.キサラキク 72.1
 9.キタノタイショウ 42.8

 混迷の古馬戦線を象徴するかのように、上位人気馬のオッズは僅差。票数の差でフジダイビクトリーが1番人気となり、以下コウシュハウンカイ、オレノココロと続き、やや離れてニュータカラコマ。まんじ巴の一戦という下馬評になりました。

 小雨が降る中、馬場水分1.5%でスタート。道中はニュータカラコマが引っ張る展開となりましたが、各馬とも遅れずに追走。ほぼ横一線で中間点を通過し、その後も多少の一進一退はありましたが、ほぼ横並びのまま第2障害を迎えました。
 じっくりとためたのち、6頭が同じタイミングで登坂を開始。なかでも人気上位4頭のコウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー、オレノココロがひと腰で突破し、下馬評通りのレースを展開します。
 その中からニュータカラコマがギャロップで抜け出し、残り30メートルで先頭へ。1馬身程度の差でコウシュハウンカイが続き、さらに1馬身差でオレノココロ。その半馬身後方からフジダイビクトリーも追走します。残り10メートルを切ってニュータカラコマとコウシュハウンカイの脚いろが若干鈍り、オレノココロが急追。フジダイビクトリーも懸命に食い下がり、手に汗を握る好レースとなります。しかし、ニュータカラコマがしぶとく粘り切り、先頭でゴールを果たしました。0秒6差の2着にコウシュハウンカイが入り、さらに0秒5差の3着にオレノココロが入線しました。

 久々の重賞タイトルとなったニュータカラコマですが、今年のばんえい記念や旭川記念で2着しているように、古馬トップクラスの力があるのは明らかです。最後までぎりぎりもたせた西騎手の好騎乗も光っており、今回の勝利で勢いづくか、今後もこのコンビに注目です。

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西将太騎手「先輩ジョッキーからアドバイスをいただき、積極的にレースをしました。第2障害を降りて一歩前に出ましたが、このままもってくれたらいいなと思いました。最後は接戦になりゴール板過ぎるまで結果はわかりませんでした。これからも一戦一戦大切に騎乗しますので、応援をよろしくお願いいたします」

7/3柏林賞回顧

2016年7月 4日(月)

センゴクエースが順当勝ち!

 3日(日)は重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、単勝1番人気のセンゴクエースが優勝。これで世代限定戦に限れば15戦全勝。圧倒的な力を示し、4歳三冠の初戦を制しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.シリウス 65.3
  2.キンメダル 35.1
  3.コウリキ 8.7
  4.アアモンドロシア 29.4
  5.センゴクエース 1.3
  6.アスリート 8.8
  7.タキニシサンデー 45.5
  8.メムロコマチ 53.1
  9.バウンティハンター 7.1
 10.イノリノチカラ 105.4

 古馬オープンを相手に勝ち鞍を挙げているセンゴクエースが断然の1番人気。焦点は2着争いで、バウンティハンター、コウリキ、アスリートが相手候補として推されました。

 馬場水分2.2%のなか、注目のスタート。各馬いっせいに飛び出し、道中はタキニシサンデー、アスリートあたりが馬群をリードします。中間点あたりから徐々にばらけはじめ、前記2頭の後ろからアアモンドロシア、センゴクエースなどが追走する形で第2障害を迎えました。
 ひと息入れてからタキニシサンデーとアスリートが登坂開始。しかし、切れは今ひとつで、遅れて仕掛けたセンゴクエースがひと腰で越え、先頭クリアを果たします。遅れてバウンティハンター、タキニシサンデーが続き、イノリノチカラ、アアモンドロシア、キンメダルも追撃態勢に入りました。
 ただ、そのころセンゴクエースは早くも残り20メートル付近。その後も脚いろは衰えることなく、独走のままゴールまで荷物を運び切りました。13秒3差の2着にバウンティハンターが流れ込み、さらに3秒2差の3着には、単勝最低人気のイノリノチカラが食い込みました。

 トップハンデ720キロを課せられたセンゴクエースでしたが、それをものともせず、卓越した力を披露。圧倒的なパフォーマンスで、重賞7勝目を挙げました。世代敵なしとなれば、今後目指すのは古馬の頂点。さらなる成長がカギとなりますが、期待はふくらむ一方です。

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鈴木恵介騎手「馬体重は前走より25キロ減っていましたが、もともと馬体が大きい馬なのであまり気になりませんでした。道中はハンデの軽い馬が先行していたので、無理についていかず控えながら行きましたが、第2障害を降りた瞬間、いけると思いました。これからもセンゴクエースの応援をよろしくお願いします」

6/19旭川記念回顧

2016年6月20日(月)

コウシュハウンカイが連覇を果たす!

 19日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のコウシュハウンカイが優勝。ばんえい記念3着馬が地力の高さを見せつけ、このレース連覇を達成しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.オイドン 11.9
 2.キタノタイショウ 15.7
 3.ホクショウユウキ 43.8
 4.ニュータカラコマ 3.4
 5.ハクタイホウ 79.8
 6.コウシュハウンカイ 3.9
 7.キサラキク 61.8
 8.オレノココロ 2.2
 9.フジダイビクトリー 15.6

 今後のばんえいを占う好メンバーがそろった一戦となりました。昨年後半から調子を上げ、重賞に限れば4連勝中のオレノココロが1番人気。地力あるニュータカラコマ、コウシュハウンカイが続き、この3頭が人気を分け合う形。馬場水分2.3%のなか、注目のゲートが開きました。

 フジダイビクトリーが第1障害で多少もたついたものの、それ以外はほぼ横一線。各馬ともリズム良く進んでいる印象で、並んだまま第2障害を迎えました。
 ひと息入れて仕掛けたのはコウシュハウンカイで、オレノココロ、ニュータカラコマ、キタノタイショウもこれに反応。しかし、コウシュハウンカイが難なく突破し、先頭で障害を下りていきます。差なくニュータカラコマが続いて、オレノココロが3番手でクリア。以下ハクタイホウ、ホクショウユウキ、フジダイビクトリーと続きました。
 後続も懸命な追い上げを見せますが、先頭を行くコウシュハウンカイの脚どりは軽く、楽な手応えで残り10メートルを通過。むしろ追いかけるニュータカラコマの脚が鈍った印象で、セーフティーリードを保ったまま、コウシュハウンカイが先頭で荷物を運び切りました。4秒9差の2着にニュータカラコマ、さらに1秒2差の3着にオレノココロが入線しました。

 ばんえい記念3着を含め、これで9連続3着以内と充実一途のコウシュハウンカイ。昨年のこのレース以来、1年ぶりのタイトル奪取で勢いに乗ってくることでしょう。引き続き注目の存在です。

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藤本匠騎手「馬は落ち着いていたし、スタートダッシュも良く前方の位置を取れたので、思い通りのレースになったと思います。先頭で第2障害を越えましたが、ゴール際で追い込まれるタイプなので、最後まで気を抜かず追いました。まじめな馬ですから、今後もひとつでも多く重賞を獲れるよう頑張ります」

5/1ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

2016年5月 2日(月)

オレノココロが連覇達成!

 1日(日)は重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。シーズン最初の重賞で好スタートを切ったのみならず、これで重賞に限れば4連勝。古馬戦線の中心的存在として強くアピールしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ニュータカラコマ 3.7
  2.フジダイビクトリー 14.2
  3.オレノココロ 2.1
  4.ナナノチカラ 9.1
  5.ニシキエーカン 70.8
  6.オイドン 19.0
  7.キサラキク 49.6
  8.コウシュハウンカイ 5.3
  9.カイシンゲキ 32.5
 10.キタノタイショウ 32.0

 タイトルウイナーがそろい、今季を占う意味でも重要な一戦。ただ、700キロ台前半のスピードレースだけに、適性がカギを握ることになりそうです。パワーのみならず、スピードも兼備しているオレノココロが1番人気。実績あるニュータカラコマが続き、充実ぶりを示すコウシュハウンカイが上位人気に推されました。

 馬場水分は2.6%でゲートオープン。各馬とも中間点を過ぎたあたりから2、3度脚を止めますが、全体的にはハイペースで推移。早くも第2障害にたどり着きました。
 ひと息入れてコウシュハウンカイとカイシンゲキが動き、それを見てオイドン、オレノココロも登坂を開始。なかでもコウシュハウンカイがあっさりと突破し、オイドンとオレノココロも続きます。ニュータカラコマとカイシンゲキもクリアして3頭を追いますが、この重量だけに先行勢の脚いろも軽快。なかでも残り20メートル付近からオレノココロがグッと加速すると、ゴール寸前でコウシュハウンカイをかわし、わずか0秒4差で今季初の重賞を制しました。コウシュハウンカイから0秒5差の3着にはオイドンが入り、先行した3頭による決着となりました。

 昨シーズン後半から目覚ましい活躍を見せるオレノココロ。勢いそのままにこのレース連覇を果たし、いよいよ本格化なった印象です。パワー勝負にも対応できるのが強みで、今シーズンはさらなる飛躍が期待できそうです。
 コウシュハウンカイは8回目の重賞2着。勝ちみに遅い面は否めませんが、レースぶり自体は決して悪くなく、多少の展開利があればいつでもチャンスがありそうです。

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阿部武臣騎手「前走から手ごたえが良かったので、このレースもいいコンディションで迎えられると思っていました。レースは速くなるだろうと思っていましたが、想定よりも速かったですね。720キロでしたし、障害でヒザさえつかなければ、あとは末脚には自信がありました。ゴール近くまで速い流れだったのでなかなか差し切れませんでしたが、ゴール前できっちり差してくれました」

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