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12/29ばんえいダービー予想 目黒貴子

充実サクラヒメには逆らえない

 いよいよ2021ももうすぐ終わって、新たな2022を迎える年末年始。ばんえいにとっては重賞ラッシュの重要な期間になりますね。こんなに遅い時期のダービーもばんえいならでは。むしろキャリアを積んでいる分、予想も簡単になりそうですが...。なかなか難しいのもまたばんえいならではなのかなと思います。

 いろいろと考えましたが、サクラヒメの勢いには逆らえず◎とします。今回は定量戦というところがポイント、しかし今の充実ぶりなら増量も問題ないとみます。

 ○はイオン。夏に3連勝でばんえい大賞典を制し、続くはまなす賞も2着となった勢いは秋になってからは続かず、いまひとつの戦績でした。しかしばんえいオークスで2着となって、前走は6着とはいえ勝ち馬との差も僅かで、ようやくいい頃の状態に戻ってきたのかなという印象。ならばここでも当然重い印になりますね。

 ▲にはオーシャンウイナー。イレネー記念の勝ち馬も今季はまだ重賞での勝利はなく、期待通りとは言えないかもしれません。しかしばんえい大賞典2着など力を示していて、今回の定量戦なら浮上する一頭です。

 △には3連勝でいよいよ復活してきたタカナミと、こちらも連勝中のマルホンリョウダイ。今回は3連単で勝負します。

◎1 サクラヒメ
○10 イオン
▲9 オーシャンウイナー
△3 タカナミ
△5 マルホンリョウダイ

3連単
1→9,10→3,5,9,10 各1000円 計6000円

12/29ばんえいダービー予想 須田鷹雄

昨季重賞2着3回ネオキングダムの一発期待

 2歳時から世代のエースが決まらずにきた現3歳馬だが、現シーズンになって二冠をともに牝馬に勝たれるという事態に。牝馬が強い世代というイメージが定着し、ここも上位人気に占める牝馬の割合が高くなりそうだ。

 ただ、サクラヒメが1番枠、イオンが10番枠を引いたことで、牝馬ばかりでの決着となる確率はやや下がったようにも思う。定量戦は本来重量差という観点ではタイトル保持馬に有利な条件だが、イオンのほうはばんえい菊花賞や前走を考えると、710キロという絶対値に不安もあるように思える。

 ここは荒れると見て予想したいし、しかもかなり大きな配当まで視野に入れたい。◎ネオキングダム。前シーズンは重賞2着3回、ばんえい菊花賞は牡馬最先着。先に下りた馬があっさり歩き切るような競馬だと出番はないが、最後泥仕合になるようなレースだと馬券圏内の可能性はあると期待する。

 とにかく相手が絞れないので◎以下を6頭取り、3連複と3連単の3着固定で。

◎4 ネオキングダム
○9 オーシャンウイナー
▲1 サクラヒメ
☆2 ミソギホマレ
△3 タカナミ
△10 イオン
△6 アバシリサクラ

3連複
4-1,2,3,6,9,10 各200円
3連単
1,2,3,6,9,10→1,2,3,6,9,10→4 各100円 計6000円

12/29ばんえいダービー予想 斎藤修

オープン相手に重量を経験したイオン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10イオン
 ○1サクラヒメ
 ▲9オーシャンウイナー
 △2ミソギホマレ
 △3タカナミ
 △4ネオキングダム
 △6アバシリサクラ

 3連単
 10→1,2,9→1,2,3,4,6,9 300円 計4500円
 1,2,9→10→1,2,3,4,6,9 100円 計1500円

今週の見どころ(12/30 ヤングチャンピオンシップ)

2021年12月29日(水)

【第19回開催6日目】
 12月30日(木)のメイン第11レースには、第23回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 5レース実施された産地別特別の各上位2頭により編成されます。なお今年の2歳はウンカイの産駒がいない世代となります。
 注目は十勝産駒特別の2頭。2着◎トワイチロはセン馬のため賞金は足りていても牡馬限定の青雲賞(9月26日)には出走資格がありません。同じ開催2着と2歳A級-1組で初連対すると、重賞・ナナカマド賞(10月17日)のある開催で2歳A級-1組初勝利と裏路線で力をつけてきました。そして十勝産駒特別では、ナナカマド賞2着の実力馬ヘッチャラらとの追い比べの末2着に入って、いよいよ表舞台に登場です。900キロに満たない馬体でもよくやっており、重賞後で恐らく重め残りだった2走前(7着)を叩かれた前走で2歳A級-1組の2勝目をマーク。初タイトルへ態勢は整ったはず。しかも今季重賞4勝(ばんえいダービーの前まで)と絶好調の渡来心路騎手が初騎乗というのも買い材料でしょう。
 ○ヘッチャラは、青雲賞、ナナカマド賞各2着で、十勝産駒特別をトップハンデで制している実力馬。こちらは前走でようやく体重が1トンに乗りました。ただ十勝産駒特別では15キロだったトワイチロとの差が20キロに広がるぶんどうか。
 ▲ヤマカツエースは、前走の南北海道産駒特別で、青雲賞、ナナカマド賞とも制していたキングフェスタを破って勝利。3着だったナナカマド賞の雪辱を果たしました。3走前の9着大敗はアクシデントに遭ったもので力負けではありません。
 △クリスタルコルドは、釧路産駒特別2着で、前走の2歳A級-1組ではトワイチロと大接戦を演じて2着。引き続き10キロ差ならチャンスがありそうです。

 新年は1月2日(日)からの開催です。

今週の見どころ(12/29 ばんえいダービー)

2021年12月28日(火)

【第19回開催5日目】
 12月29日(水)のメイン第11レースには、第50回ばんえいダービー(3歳・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量730キロで3歳ナンバーワンを競う三冠の最終戦。8月のばんえい大賞典はイオン、11月のばんえい菊花賞はサクラヒメ(12月のばんえいオークスも勝利)とここまでの二冠とも牝馬が制しています。
 三冠目も牝馬◎イオンに注目します。ばんえい大賞典はスピードと障害力をいかしての逃げ切りでした。ばんえい菊花賞は逃げて一杯となり7着でしたが、牝馬として最も重いハンデ。続く定量戦のばんえいオークスは勝ち馬に離されたとはいえ2着と復活しています。ばんえいオークスと同じ定量戦だった2歳女王決定戦・黒ユリ賞を制しているようにハンデ差がつかないのは歓迎。同レースが10コースから逃げての楽勝だったことから端コースも心配ないでしょう。
 ○オーシャンウイナーは、ばんえい大賞典がイオンより賞金ハンデを10キロ課されながら2着。ばんえい菊花賞は結果6着でしたが、トップハンデ710キロでも障害をひと腰でクリアと持ち味は発揮しました。A1へ昇級しての近2走も715キロでともに障害はスムーズにこなしており状態は良さそう。こちらも定量戦のイレネー記念を勝っている2歳シーズンのチャンピオンだけに条件は向くはず。
 ▲サクラヒメは、渡来心路騎手が乗るようになった6月下旬以降が、8勝、2、3着各1回(3着は阿部武臣騎手)とほぼ完璧な成績。ばんえい菊花賞、ばんえいオークスと重賞2連勝中です。ただ、2重賞の勝ち時計はともに過去10年で2番目に速く、パワー勝負にはなっていません。この開催の前半はやや時計がかかるようになっており、馬場が変わっても勝つようなら本物といえます。
 阿部騎手が近2走のいずれかで騎乗した馬が3頭。今回は△ミソギホマレの手綱を取ります。2番人気に推されたばんえいオークスは障害の天板で転倒し競走中止だっただけに、期するものがあるはずです。

 12/30 ヤングチャンピオンシップの見どころはこちら(ばんえいダービー後に掲載)

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