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8/30はまなす賞予想 斎藤修

負担重量有利カイセドクター

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9カイセドクター
 ○5メムロボブサップ
 ▲4ゴールドハンター
 △1アオノブラック
 △7キョウエイリュウ

 馬複
 5-9 4000円
 9-1,4 1000円 計2000円

8/30はまなす賞予想 矢野吉彦

地力断然メムロボブサップが軸

 いつの間にかBクラスに転落。なんだかプロ野球の某チームみたいなことになっちゃってますね。まぁいっか。

 さてさて、今回ははまなす賞。軸馬はメムロボブサップです。たとえこの重量を曳いても、しっかり歩けちゃうんですからムリにヒネらず、この馬を頼りにします。

 ただし、3連単1頭軸マルチにしているってことは、他の馬、とくに人気薄の馬に勝ってもらって、オイシイ馬券になることも期待しているわけでして。サクラドリーマーとかインビクタとか、そのあたりの激走もあったらいいな、なんて思っています。

 世の中、そんなに甘くないということは重々承知しているんですけどね。では今回はこのへんで。

◎5 メムロボブサップ
○9 カイセドクター
▲1 アオノブラック
△6 インビクタ
△7 キョウエイリュウ
△8 サクラドリーマー

3連単軸1頭マルチ
5→1,6,7,8,9 各100円 計6000円

今週の見どころ(8/29~8/31)

2020年8月27日(木)

帯広競馬場の開場について

 8月30日(日)のメインには、3歳・4歳混合によるBG3・はまなす賞が組まれています。重賞に再格上げされた2010年以降、3歳の2勝に対し4歳が8勝と優勢の傾向。3歳のばんえい大賞典、4歳の柏林賞と両世代の一冠目の勝ち馬に優先出走権が与えられます。しかし過去5回のこのレースでは、両レースを勝って参戦した馬は2度の2着が最高。18年はばんえい大賞典馬アアモンドグンシンが8着、19年は柏林賞馬ミスタカシマが5着と、ともに1番人気にこたえることができませんでした。今年の三冠初戦は3歳コマサンダイヤ、4歳メムロボブサップと、ともに昨季BG1を勝っている世代のチャンピオンが制しています。今年こそ重賞連勝に期待したいところです。

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※開催日程/時刻についてはこちら

【第10回開催4日目】
 8月29日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク杯(B1級-1組・20:10発走予定)
 ◎コマサンブラックが中心です。2開催前のユリウス特別(B1級-1組)でダイリンファイター(現A2級)の2着に伸びると、前開催の4歳オープン・山鳩賞では、オープン馬メムロボブサップとの一騎打ちをコンマ6秒差で制して勝利。重賞を除けば8戦連続3着以内と充実しています。今回、若馬の減量があるのはこの馬だけ。ユリウス特別ではメンバー最先着と相手にも恵まれています。
 ○ホクトシンバは、前開催のベガ特別(B1級-1組)では2着。ユリウス特別は3着で、コマサンブラックとほぼ同時に障害を5番手で越えると、こちらも末脚を繰り出しています。今回はコマサンブラックにも賞金ハンデ5キロが課されており、逆転があるかもしれません。
 ▲ゴールデンフジは、ベガ特別が出走取消。しかし前走2組での勝ちっぷりがよく、重量が増える特別戦でこそ狙ってみる価値はあります。
 △オホーツクノタカラは、ベガ特別では先行して直線抜け出す強い競馬で1着。ユリウス特別は4着でしたが、コマサンブラックとは1秒8の僅差だけに、ここも接戦に持ち込めそうです。

【第10回開催5日目】
 8月30日(日)のメイン第10レースは、BG3・第32回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。3歳馬コマサンダイヤが回避しての9頭立てで争われます。
 ◎メムロボブサップは、今季古馬オープンで3、2着と好勝負。4歳同士では、一冠目の柏林賞で障害2番手から楽に抜け出す完勝。トップハンデながら昨季三冠の実力を遺憾なく発揮しました。それ以来だった前走の山鳩賞(4歳オープン)は2着でしたが、ひと叩きされての重賞で、勝負強さを見せてくれそうです。
 ○アオノブラックは、柏林賞は4着に敗れましたが、続く山鳩賞では障害5番手から差を詰めてメムロボブサップから4秒3差の3着。今季8戦し、世代限定戦でも自己条件でもすべて5着以内と安定感が魅力。昨年のこのレースは2着だっただけに、今年こそ勝ちたいところです。
 ▲カイセドクターは、3連勝して臨んだばんえい大賞典が2着。障害5番手から脚を伸ばして勝ち馬とはコンマ4秒差と見せ場十分の内容でした。勝ち馬が回避したここは、この馬が3歳の大将格。自己条件で5連勝の充実ぶりと、40キロのハンデ差を生かし4歳に挑みます。
 △ゴールドハンターは、連勝中の勢いが魅力。牡馬として最軽量の660キロを生かして食い込めるか。

【第10回開催6日目】
 8月31日(月)のメイン第11レースは、朱雀賞(5歳オープン・20:10発走予定)。前開催のばんえいグランプリに出走し5着だったキタノユウジロウ、同8着ミスタカシマに注目。ともに世代限定戦に変わって巻き返しが期待できます。
 ◎ミスタカシマは、昨季、柏林賞で勝利し、1月の天馬賞で3着。同世代では牡馬が相手でも地力は上位といえます。780キロを課されたばんえいグランプリでは障害で苦戦しましたが、710キロなら修正が可能。今季2勝目のチャンスといえるでしょう。
 ○キタノユウジロウは、昨季銀河賞を制し、今年3月の5歳オープン・スターライト特別を勝利。ともにミスタカシマは不在でしたが、世代上位の実力を持っています。ばんえいグランプリでは息を入れた追走となりましたが、800キロの重量で障害をひと腰。今回はトップハンデでも730キロと重量が軽くなるのは歓迎で今季初勝利のシーンまでありそうです。
 ▲コウシュハレガシーは、天馬賞の勝ち馬で、今回と同じ20キロ差でミスタカシマを3着に下しています。3走前の5歳牡馬オープンの瑞鳳賞は9着とはいえ、障害はひと腰で越えており、ここも終いの踏ん張りがカギとなりそうです。
 先行力のある△オレワチャンピオンと、△アフロディーテの粘り込みにも警戒が必要です。

今週の見どころ(8/22~8/24)

2020年8月20日(木)

帯広競馬場の開場について

 8月16日(日)に行われたBG2・ばんえいグランプリは、6歳馬ミノルシャープが逃げ切り勝ちを収め、北斗賞、旭川記念と重賞を3連勝。昨年は4着でしたが、いよいよ本格化を感じさせます。また3着にも6歳メジロゴーリキが入りました。しかし、もともと5歳や6歳の活躍が目立つレース。今年は7月の旭川記念と基礎重量が同じで、賞金ハンデの加増もなしと、ミノルシャープにとっては条件に恵まれた面もありそう。9月の岩見沢記念以降の重賞は、勝ち星がない800キロ超の高重量で、他馬より当然、賞金ハンデも課されるはず。ミノルシャープが世代交代を成し遂げるか、というのも秋競馬の見どころと言えそうです。

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【第10回開催1日目】
 8月22日(土)のメイン第10レースは、鹿追町・鹿追町観光協会杯(A2級・20:10発走予定)
 7頭が前開催は葉月特別(A2級-1組)に出走。そこで上位に入り、8月17日(月)のA1・A2級決勝混合で2着だったイズミクィーン、同5着サクラダイチが人気を集めそうです。
 ◎サクラダイチは、葉月特別が2着。昇級初戦でも先行して、残り30メートル手前で勝ち馬に交わされましたが、障害6番手から追い込んだイズミクィーンを振り切っています。前走は格上相手で障害を2番手で越えながら5着と踏ん張れなかったものの、葉月特別のほぼ再戦なら巻き返しが濃厚です。
 ○イズミクィーンは前走では、サクラダイチから差のない障害3番手で越えると鋭い差し脚を披露し、A2級馬として最先着に健闘しています。今回は特別戦ですが葉月特別と同じ670キロだけに、再び障害をひと腰で越えることができれば際どく迫りそうです。
 ▲アアモンドヒューマは、葉月特別では障害で膝を折ってしまい9着。しかし、2走前には格上A1級相手だったルビー特別(A1級混合)で2着と好走した実績から軽視できません。
 △カネサスペシャルも、前開催は葉月特別4着→A1・A2級決勝混合7着と2走使いされています。ペースが速いと障害ひと腰で越えるのは厳しいことから、特別戦に戻って少しでも時計がかかれば巻き返しが期待できます。

【第10回開催2日目】
 8月23日(日)のメイン第10レースは、不知火特別(オープン・20:05発走予定)。ばんえいグランプリ1、2着馬などが回避し7頭立てとなります。
 ◎シンザンボーイが昨年に続き、この不知火特別でシーズン初勝利をマークするか。前走ばんえいグランプリは昨年より着順をひとつ下げて4着でしたが、春先と比べ、障害での腰入りが良化しています。ここを勝って、秋冬の重賞へ弾みをつけたいところ。
 4頭いる6歳では○ウンカイタイショウが筆頭格。前走とかちえぞまつ特別はA1級との混合で相手が軽かったものの、楽々と逃げ切って早くも今季4勝目を挙げています。今回はオープン馬同士ですが、傑出馬は不在。賞金ハンデは5キロ増え10キロとなっても、好勝負に期待できます。
 ▲メジロゴーリキは、今季オープン馬同士では障害で苦戦の連続。しかし、ばんえいグランプリで3着と兆しをみせました。相手が楽なここは結果が求められます。
 △ゴールデンフウジンは、ウンカイタイショウと同じ前走が1番人着で5着。相性がいい松田道明騎手で巻き返せるか。

【第10回開催3日目】
 8月24日(月)のメイン第11レースは、アルタイル特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン馬が2頭、A1級馬が5頭、A2級馬が3頭による3クラス混合戦です。
 ◎ブチオは、前走のとかちえぞまつ特別(オープン混合)では、オープン馬2頭に続く3着に健闘しています。今回のオープン馬2頭は精彩を欠いており前走よりは戦いやすそう。負担重量は引き続き705キロ。ふた腰かかった障害をロスなくこなせば、A1昇級後初勝利のチャンスといえます。
 ○スーパータイトルは、A1昇級戦でオープン馬が相手だったとかちえぞまつ特別(オープン混合)では、障害5番手から一瞬の切れ味を発揮。3着ブチオから1秒差の4着と、A1級でもやっていける手ごたえをつかみました。クラス2走目で前進が期待できます。
 ▲カンシャノココロは、前走のばんえいグランプリは6着でしたが、唯一の条件級馬で、790キロでも、障害でなんとか踏ん張ってひと腰クリアと内容的にはまずまず。自己条件に戻ればもっとやれても不思議ありません。
 A2級馬△シンエイボブは、連勝中の勢いが魅力。格上相手で条件が厳しいですが、楽に先行できれば出番がありそうです。

8/16ばんえいグランプリ回顧

2020年8月17日(月)

ミノルシャープが重賞3連勝

 8月16日(日)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上ファン選抜)が行われ、単勝2番人気のミノルシャープが優勝。障害先頭通過から押し切り、北斗賞、旭川記念に続いて古馬重賞3連勝を達成しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.メジロゴーリキ(800) 34.9
 2.キタノユウジロウ(800) 94.5
 3.ミスタカシマ(780) 13.6
 4.シンザンボーイ(800) 47.2
 5.カンシャノココロ(790) 88.7
 6.センゴクエース(800) 3.3
 7.ホクショウマサル(800) 22.9
 8.コウシュハウンカイ(800) 2.6
 9.ミノルシャープ(800) 2.6

 ファン投票で1位になったオレノココロが出走を回避。1番人気になったのはこのレース連覇を目指す10歳馬コウシュハウンカイ。北斗賞、旭川記念と重賞連勝中の充実の6歳馬ミノルシャープが単勝2.6倍で並びましたが、票数の差で2番人気に。前走鈴木恵介騎手とのコンビで今季初勝利を挙げたセンゴクエースが3.3倍で続きました。以下は10倍以上で、三つどもえの人気となりました。

 勢いよくスタートしたメジロゴーリキが軽快に先行し、少し離れてミノルシャープ、ミスタカシマ、コウシュハウンカイが追走。センゴクエースは第1障害で膝をついてしまいます。メジロゴーリキが慎重に刻みながら歩を進めると、徐々に位置取りを上げたコウシュハウンカイが先頭に替わって第2障害下に到達。ここまで79秒というペースでした。
 第2障害に3番手で到達したミノルシャープが先に仕掛けると、差なくコウシュハウンカイも続いてともにひと腰で障害をクリア。やや離れた3番手でメジロゴーリキが通過し、キタノユウジロウ、シンザンボーイと続く展開となりました。
 障害を先頭で通過したミノルシャープは一歩一歩、力強く歩を進めます。2番手のコウシュハウンカイも懸命に食い下がりますが、最後まで歩き切ったミノルシャープが先頭でゴール。コウシュハウンカイは2秒9差の2着で連覇とはならず。メジロゴーリキが3着に粘り込み、人気の一角だったセンゴクエースは7着に敗れました。

 勝ったミノルシャープは、これで古馬重賞を3連勝。3着のメジロゴーリキも同じ6歳。これまで古馬重賞戦線をけん引してきたコウシュハウンカイ、今回は不出走だったオレノココロら10歳世代に対して、世代交代を感じさせる結果となりました。

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島津新騎手「馬が強いという一言に尽きます。隣枠に(人気のコウシュハウンカイが)いたので気にして乗っていましたが、障害を越えてからは切れ味で勝負になると思い、並べて行っても大丈夫だと思っていました。今日は気温も上がっていて、残り20メートルくらいからバテた面もありましたが、成長で馬がカバーしてくれました。(今後のレースについて)この馬は成長段階にあるので、このままずっと調子をキープするだけでも十分だと思います」

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