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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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【8/30ばんえい・はまなす賞】負担重量有利カイセドクター
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 はまなす賞、ポプラ賞という世代混合重賞では、経験・実績で上回る年長馬が有利と言われてきたが、どうも近年はそうでもなく、過去5年のこのレースを見ると、3歳馬2勝に4歳馬3勝。3着内馬15頭でも3歳馬7頭、4歳馬8頭と、ほぼ互角の成績となっている。
 そして710キロもしくは720キロという重いトップハンデを負担した馬は3着が最高という成績となっている。今回はトップハンデ710キロが2頭。
 ということで軽ハンデの好調馬、カイセドクターを狙ってみる。ここまで重賞ではヤングチャンピオンシップ、イレネー記念でともに3着、ばんえい大賞典も2着と、同世代同士では常に上位争い。ここ5戦では4勝を挙げ、2着に負けたのはばんえい大賞典。前走B2-1組を勝って、さらに上のクラスの実力があると見る。それでいてトップハンデより40キロ軽い670キロはかなり恵まれた。ただ、外詰めの大外枠に入ってしまってどうだろう。
 メムロボブサップは、柏林賞を今回より10キロ重い720キロのトップハンデで制しており、古馬一線級とも互角の勝負。冒頭のとおり、近年苦戦している710キロのトップハンデでも勝ち切るだけの能力はありそう。
 ゴールドハンターは、ばんえい大賞典こそ8着だったが、それを別とすれば自己条件では5連勝中。これも好調軽ハンデ660キロなら勝負になりそう。
 もう1頭のトップハンデ、アオノブラックは、同重量ではメムロボブサップ相手ではやや劣勢。ここは上位争いに食い込めるかどうか。
 3歳の実力ナンバーワンはキョウエイリュウで間違いないが、ばんえい大賞典でもトップハンデで遅れをとって巻き返しはならなかった。ここは4歳馬との対戦で、トップハンデと20キロ差の690キロは厳しいと見る。
 ◎9カイセドクター
 ○5メムロボブサップ
 ▲4ゴールドハンター
 △1アオノブラック
 △7キョウエイリュウ
 
 はまなす賞の出走表はこちら


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2020/08/29
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