ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2011年 | メイン | 2013年 »

2012年 アーカイブ

<<前へ 1920212223242526272829

6/24柏林賞回顧

フジダイビクトリーが世代の頂点へ名乗り!

 24日(日)は重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、単勝4番人気のフジダイビクトリーが優勝。ばんえい菊花賞以来となる重賞2勝目を挙げ、この世代を牽引する存在として強く印象づけました。

 馬場水分は3.7%と標準からやや軽めでしたが、道中はゆったりとしたペースで推移。レットフジ、フナノコーネルらが先頭で馬群をリードしますが、ほぼ一団で第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのはフジダイビクトリーとフナノコーネル。2頭とも抜群の掛かりを見せ、ひと腰で障害を越えました。やや遅れてオイドンがクリア。以下レットフジ、ブラックパール、タッピイサムらが、次々と追撃態勢に入りました。
 残り30メートルを切って、先頭のフナノコーネルとフジダイビクトリーは並んだまま。これにオイドンが迫って、三つどもえの様相を呈します。しかし残り20メートル付近からフジダイビクトリーが一気に加速し、1馬身ほどリード。これに対してオイドンは懸命に食い下がったものの、フナノコーネルは失速気味で、勝負の行方は前を行く2頭に絞られました。しかし、先頭のフジダイビクトリーの脚いろは確か。1馬身のリードを保ったまま、先頭でゴールを果たしました。きわどい3着争いは、粘るフナノコーネルをレットフジがゴール前で急襲して、これを制しました。

 フジダイビクトリーは前述の通り、これが重賞2勝目。2着のオイドンとは30キロのハンデ差があったのも勝因のひとつではありますが、持ち味の障害力を生かして追撃をしのいだ内容には好感が持てました。主戦の入澤騎手との呼吸もぴったりだけに、今後もやや軽めの馬場の際には要注目の1頭です。

成績はこちら
映像はこちら

入澤和也騎手「2週間くらい猛特訓して自信があったので、強気に乗りました。第2障害を下りてオイドンの姿が見えなかったので、なんとかなるかなと思っていました。(障害がうまくなったが、との問いに)理由はわからないけど、とにかく行く気満々の馬なので、僕は手綱を合わせているだけ。今日勝ったことで荷物が増えますが、今後の重賞に合わせて、じっくり育てていきたいと思います」

6/24柏林賞予想 山崎エリカ

2012年6月24日(日)

減点材料の少なさでブラックパール

 6月3日に行われたライラック賞のほぼ再戦となる柏林賞。ライラック賞の結果だけを見ると、勝ち馬のオイドンを狙いたくなりますが、その時が7番人気での勝利だったように、その前の2走がひと息の内容でした。前走のシルバーカップでも後方からレースを進めて10着と大敗しています。そのようなレース内容で、今回は更に重量増となると信用しきれません。

 またライラック賞2着のヘイセイオトメは今回出走してきませんでした。となればライラック賞3着のブラックパールが俄然浮上してきます。前走も障害を軽くクリアして勝利する好内容のレース。今回は高重量戦となり、重要視すべきポイントは近走での障害の内容。この馬は好走の条件が揃いました。よって減点材料の少なさを評価してブラックパールを◎にします。

 ○はライラック賞では5着とまずまずの着順でまとめたフナノコーネル。前走も道中から積極的に動いて先手を奪い、障害もトップ抜けをする好内容でした。▲は前記したオイドン。脆さもある反面、ツボにハマった時は強いので軽視はできません。

 △は別路線組からタッピイサム。同馬は昨年のばんえい菊花賞の2着馬です。2走前、3走前に好位からレースを進めて連勝しているレース内容は優秀です。近2走は凡走が続いていますが、勝負どころを見極めて仕上げてくる皆川厩舎の馬だけに前走から一変ということも十分考えられるでしょう。

 ◎ (2)ブラックパール
 ○ (1)フナノコーネル
 ▲ (3)オイドン
 △ (5)タッピイサム

 馬複
 2-1,3 各2000円 計4000円
 2-5 500円
 3連複
 2-1,3,5 各500円 計1500円

6/24柏林賞予想 須田鷹雄

安定感ならブラックパール

 ライラック賞でオイドンが勝ってしまったことが、話をややこしくしている。
 本来なら30キロ差はしんどいはずだが、ライラック賞では他の牡馬がだらしなかったこともあり、「オイドンのアタマで8万円」という3連単出現になってしまったのはご存じの通りだ。
 では、今回またオイドンを頼れるかというと、これも微妙なところ。前走を見ると、720キロになって強気に中心には推せない。

 そこで他馬の中からいちばん成績が安定している馬として、◎ブラックパールから入ってみたい。今回出走しているメンバーどうしの直接対決歴を振り返ってみても、先着している度合いが高い。例外はすずらん賞くらいで、当時も大きな着差をつけられたわけではない。

 勝ち切るタイプではないので2着の可能性も視野に入れ、馬券は◎が1,2着のどちらかになる前提の3連単でいく。

 ◎2ブラックパール
 ○4レットフジ
 ▲3オイドン
 ☆7フジダイビクトリー
 △1フナノコーネル
 △5タッピイサム

 3連単
 2→3,4,7→1,3,4,5,7 各300円 計3600円
 3,4,7→2→1,3,4,5,7 各200円 計2400円

6/24柏林賞予想 矢野吉彦

2012年6月23日(土)

ブラックパール軸にオイドンも

 旭川記念は完敗でした。というより、春の天皇賞当日、私の目の前でとてつもない配当のWIN5をブチ当てた須田鷹雄サンにはかないません!
 なので、今後もぼちぼち行かせていただきます。柏林賞は、ばんえい重量に出走馬の実力が反映されています。つまり、オイドンが飛び抜けた存在で、あとはほとんど横一線ということ。5歳以上の馬との戦いでは苦戦しているオイドンですが、同世代戦ならハンデ差もなんのその。今回も自分のペースでレースを進められれば、押し切ってしまうと思います。
 とはいうものの、3走前と前走は崩れすぎ。勝ち馬から1分以上も離されちゃうなんて、そのときの重量を考えたらちょっとひどすぎます。そのへんのところも考慮して馬券の買い方を決めることにしました。
 このレースをライラック賞の再戦と見れば、中心はオイドン、相手はブラックパール、アアモンドマツカゼが有力、フナノコーネル、フジダイビクトリー、レットフジ、アグリコトブキがそれに次いで横並びという様相です。でも、そのまま買ったのではおもしろくないので、今回は思い切ってブラックパールを軸にしてみます。まずはブラックパールとオイドンの2頭軸3連複でアアモンドマツカゼ、フナノコーネル、フジダイビクトリー、レットフジ、アグリコトブキへ800円ずつ流します。そして、ブラックパールの1頭軸3連複でオイドン以外の5頭へ200円ずつ。これで6000円です。

 3連複
 2,3→1,4,6,7,8 800円 計4000円
 2→1,4,6,7,8 200円 計2000円

 オイドン信ずべし信ずべからず、というどっちつかずの予想。とにかくブラックパールに頑張ってもらうしかありません! では、今回はこのへんで。

6/24柏林賞予想 斎藤修

トップハンデでも実績断然オイドン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3オイドン
 ○4レットフジ
 ▲2ブラックパール
 △8アアモンドマツカゼ
 △5タッピイサム
 △1フナノコーネル

 3連単
 3→2,4,8→1,2,4,5,8 300円 計3600円
 2,4→3→1,2,4,5,8 300円 計2400円

<<前へ 1920212223242526272829
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.