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10/16クインカップ予想 山崎エリカ

紅バラ賞の勝ち馬キタノサクラヒメから

 前哨戦の紅バラ賞の再戦となるクインカップ。今年は紅バラ賞の1~9着馬が出走して来ます。1番人気は同世代の牝馬限定重賞で2勝を挙げているダイリンビューティのようですが、同馬は前走で軽重量戦を使った後の高重量戦になります。まして1開催お休みさせた後の一戦となれば、割り引く必要があるでしょう。

 そこで今回は紅バラ賞の勝ち馬キタノサクラヒメを◎に推します。同馬は近2走4着、5着に敗れたことで人気を落としたようですが、相手強化を考えればマズマズの内容でした。また、本番ではおつりを残しておくことも重要な要素なので、前走障害をそれなりにまとめつつ、力を出し切っていないというのも好ましいです。

 ○は前記したダイリンビューティ。トップハンデ700㎏が示すように、ここでは実績が一枚上です。接戦の紅バラ賞で3着の実績からも侮れません。

 ▲は紅バラ賞の4着馬スーパートップヒメ。前走は馬体重を減らしていたことも影響したのか(?)、障害でヒザを折っての9着敗退でした。しかし、もともと障害巧者ですから、体さえ回復していれば巻き返しの可能性が考えられます。

 あとは△に紅バラ賞の5着馬で、▲とは勝ったり負けたりの力関係のヒロノクィン。他では紅バラ賞の2着馬タケノビジン。同馬は前走で自己条件を勝利した後の一戦となり、今回でのおつり「?」も、今シーズンで13戦してすべて3着以内の安定感が魅力です。もう1頭は、紅バラ賞では9着でしたが、その後力を付けたメンコイワタシ。

 ◎ (3)キタノサクラヒメ
 ○ (9)ダイリンビューティ
 ▲ (4)スーパートップヒメ
 △ (5)ヒロノクィン
 △ (10)タケノビジン
 △ (1)メンコイワタシ

 3連単1頭軸マルチ
 3-9,4,5,10,1 各100円 計6000円

10/16クインカップ予想 矢野吉彦

安定したタケノビジンを軸に

 前回のナナカマド賞、馬単だけでも当たってくれてよかったです。まだまだ重賞競走はたくさんあるので、焦ることはないでしょう。これから頑張ればいいんです。

 さて、今回は4歳牝馬のクインカップ。おそらく、2分前後の決着になると想像しています。過去の実績から推測すると、今回の重量を曳いてこのタイムで走れそうなのは、ホクショウシャネル、ヒロノクィン、ツジノコウフクヒメ、アイラブフクヒメ、タケノビジンの5頭。一方、ダイリンビューティのこれまでの成績を見ると、700㎏以上の荷物を曳いたときは2分20~40秒でしか走れていないんです。荷物の軽い馬に2分そこそこで走られたら、この馬には厳しい流れになるかもしれません。また、今回の重量は、キタノサクラヒメにとっても微妙ですし、ヒカルワンダーにはちょっときついと思います。
 そうなると、安定した成績を残しているタケノビジンを軸馬に抜てきしたくなりますね。3連単の軸1頭マルチで相手を5頭にすると60点。1点100円ずつで6000円という作戦が考えられます。もう1つは、思い切ってダイリンビューティを外し、2分前後で走れると見込んだ5頭のボックスを買うという手もあります。さぁ、どうしましょう?
 やっぱりここは安全策。タケノビジンからの1頭軸マルチで行きます。斎藤さんとも須田さんともちょっと違う買い目ですから、これでいいですよね。では、今回はこのへんで。

 3連単1頭軸マルチ
 10-2,5,7,8,9 100円 計6000円

10/16クインカップ予想 須田鷹雄

2011年10月15日(土)

ホクショウ、タケノビジン中心

 前回は今シーズン最初の的中らしい的中。3連単を当てると一気にリカバーできるもので、ありがたい限り。今回はプラス転換も視野に入れていきたい。

 さて、クインカップ。人気は700キロでもダイリンビューティだろうか? 確かに同世代の牝馬に対しては強さを見せてきた同馬だが、重量差も不安だし700キロという絶対値も不安。過去に経験はしているものの、700キロ台では障害でこじれまくったり圧倒的な大敗を喫したりが多い。一応同馬にシルシは回すが、1着はない前提で3連単を組みたい。

 ◎はホクショウシャネル。この馬も680キロだと障害は不安だが、土曜日5%台で始まった馬場は追い風のはず。○タケノビジンとともに、展開的に自分で競馬を作れるという点を評価したい。◎○のうちどちらか片方でもスムースに障害をクリアできれば、2頭をアタマ付けにした3連単が当たるはず。2着が▲ダイリンビューティだと取りガミもあるが、同馬は負けるときは大敗だけに、高配当に手が届く可能性もある。それを意識して2、3着候補は手広く。

 ◎2ホクショウシャネル
 ○10タケノビジン
 ▲9ダイリンビューティ
 △7ツジノコウフクヒメ
 △3キタノサクラヒメ
 △4スーパートップヒメ
 注1メンコイワタシ
 注5ヒロノクィン

 3連単(フォーメーション)
 2,10→2,3,4,7,9,10→1,2,3,4,5,7,9,10 各100円

10/16クインカップ予想 斎藤修

2011年10月14日(金)

安定感抜群タケノビジン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10タケノビジン
 ◯9ダイリンビューティ
 ▲3キタノサクラヒメ
 △7ツジノコウフクヒメ
 △2ホクショウシャネル

 タケノビジンが今シーズンは3着を一度も外していないことから、1頭軸マルチで。押さえに◎○▲の馬複。

 3連単1頭軸マルチ
 10-2,3,7,9 100円 計3600円
 馬複
 10-3,9 各1000円 
 3-9 400円    計2400円

今週の見どころ(10/15~10/17)

 ばんえい十勝は、今週から昼間開催になります。これに伴いスカパー!(795ch)の放映時間は、10:30~13:00が有料放送、13:00~18:00が無料放送に変更となります。
 16日(日)のメインには4週連続重賞の第2弾・クインカップが組まれています。また、15日(土)、16日(日)には、帯広競馬場で今年で5回目となる「とかちばん馬まつり」も行われます。ぜひ競馬場へお越しください。

※各直営場外所でのイベントはこちら

 10月15日(土)のメイン第11レースは山鳩賞(4歳オープン・17:10発走予定)
 ファーストスターに注目します。2番人気だった3走前の4歳重賞・銀河賞では、勝ち馬(今回は不出走)からは離されましたが、2位入線しようかというところで転倒し、無念の競走中止。しかし、前々走のB1級-1組で勝利し、初の古馬A級相手だった前走の特別でも僅差3着に差しています。しっかり立て直された今回は銀河賞の雪辱を期します。
 銀河賞では1番人気で2着だったのがリキエイ。こちらは続く前走のオープン決勝混合でも2着。勝ったニシキセンプーは末脚自慢のオープン経験馬で、その馬に2秒1差まで迫り見せ場を作りました。ファーストスターとは銀河賞と同じく同重量での争いで、ここも上がり馬の勢いをみせつける場面がありそうです。
 立て直してくれば柏林賞馬レットダイヤ、今季A2級で勝ち星があるミスタートカチも侮れないところ。3歳時にばんえい大賞典3着があるフェイの最軽量を利しての一発もあるかもしれません。

 10月16日(日)のメイン第11レースには4歳女王決定戦・第36回クインカップ(17:15発走予定)が行われます。
 ツジノコウフクヒメが一歩リードといえます。4歳三冠の初戦・柏林賞3着、第2弾・銀河賞4着と、牡馬相手でも一歩も引かない戦いぶりを披露。3走前の紅バラ賞(4歳牝馬オープン)では、第2障害でヒザをついてしまい7着に敗れましたが、もともとは障害巧者。前走を見る限り立ち直りつつある印象で、8月のはまなす賞以来となる重賞2勝目の期待が高まります。
 同世代のオープン特別初挑戦で紅バラ賞を制したのがキタノサクラヒメ。今季すでに7勝を挙げている上がり馬です。その後2戦は勝利がありませんが、紅バラ賞のほぼ再戦である今回は当然有力視できそう。あとは一気の負担重量増を克服できるかです。
 紅バラ賞ではゴール寸前まで先頭を守ったものの3着だったのがダイリンビューティ。ばんえいオークスを制したあとは低迷していましたが、復活気配が漂います。トップハンデでも地力上位だけに軽くは扱えません。
 タケノビジンは、紅バラ賞では、勝ち馬とのゴール前の競り合いからわずかに遅れ2着でしたが、今年7月の復帰戦から13戦連続して複勝圏をキープ。使いづめでも馬体が増加傾向にあるのは充実している証拠でしょう。障害巧者で慣らした馬で、初の重賞制覇を狙えるデキにあります。

  10月17日(月)のメイン第11レースは茜空特別(オープン・17:10発走予定)。10月30日に行われる重賞・北見記念の前哨戦で、ニシキダイジン、キタノタイショウが回避したものの、それでも豪華なメンバーが揃いました。
 まずは、8月14日のばんえいグランプリ6着以来の実戦となるカネサブラック。前々走まで、シーズンをまたいで重賞4勝を含む6連勝していた、ばんえい現役ナンバー1ホースです。前走ばんえいグランプリでは第2障害でヒザをつき、勝ったニシキダイジンから20秒以上も離される、この馬らしくない負け方でしたが、もともと夏場はあまり得意ではなさそうなタイプ。今季3走すべてでトップハンデを課せられており、今回も同様ですが、負担重量差は楽になっています。実力馬の復活に期待したいところです。
 カネサブラックが不在だった岩見沢記念(9月25日)でフクイズミの2着に踏ん張ったのがギンガリュウセイ。こちらも夏場よりは涼しい季節のほうが成績が安定するタイプ。ハンデ的には有利なだけに、昨年2着だった北見記念へ向けて、ここで勝って勢いをつけたいところでしょう。
 前開催のカラフルカップでは1番人気を裏切ったフクイズミも、オープン馬同士の戦いならハンデ的にはやや楽になります。当然巻き返しが視野に入りそうです。
 本格化したフクドリ、今季特別では大崩れのないホクショウダイヤも侮れません。スピードの生きる馬場になれば連対圏突入も考えられます。

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