ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2010年 | メイン | 2012年 »

2011年 アーカイブ

<<前へ 910111213141516171819

9/25岩見沢記念予想 山崎エリカ

2011年9月25日(日)

重賞ならニシキダイジン

 今シーズンはここまで古馬重賞が4度行われ、カネサブラックとニシキダイジンで勝敗を分け合いました。カネサブラックは北斗賞に出走していませんでしたが、それでも高重量を曳く重賞では現状2強と言えるでしょう。

 ニシキダイジンは前開催をスキップして、今回はメンバー中トップの840㎏の負担重量が課せられました。それは明らかにマイナス材料ではありますが、前走の赤兎馬賞の前までは4連勝していた馬。今回も上位争いは濃厚と見て、ニシキダイジンを◎に推します。

 ○は北斗賞の2着馬フクドリ。前走のポテト特別は障害に重点を置く、いかにもここ狙いのレース内容だっただけに、今回は相手筆頭と見ます。

 ▲は北斗賞4着、ばんえいグランプリ3着で、今年のばんえい十勝オッズパーク杯では2着に好走しているホクショウダイヤ。近2走でフクドリやニシキダイジンに先着し、抜群の安定感を見せています。

 あとは△に北斗賞3着、ばんえいグランプリ4着のキタノタイショウ。前走のポテト特別は道中何度も息を入れながらも、障害でヒザを折ったあたりが不安材料ではありますが、5歳になって力を付けているのは明らかなので巻き返しを期待します。

 他では今シーズン6月に復帰してから大敗続きですが、レースを使われながら減った体を徐々に取り戻したかつての王者トモエパワー。近2走は障害が悪いのですが、トモエパワーとしては道中でシッカリ息を入れることができなかったのも確か。高重量戦のここならそれなりに息が入れられると見て、同馬の一発を馬券に仕込みます。

 ◎ (5)ニシキダイジン
 ○ (2)フクドリ
 ▲ (1)ホクショウダイヤ
 △ (9)キタノタイショウ
 △ (4)トモエパワー

 馬複
 5-2,1 各2000円
 5-9,4 各1000円

9/25岩見沢記念予想 矢野吉彦

2011年9月24日(土)

有力馬5頭のボックスで

 よく考えないと当たらないだけでなく、考えすぎても当たらないのが馬券。3連単となるとなおさら、という気がしています。このへんで当てておかないと、この先、一発長打を狙わなければならなくなります。何とか岩見沢記念を当てたいですね。

 ばんえいグランプリの時と比べて、ニシキダイジンとの重量差が大きくなるフクイズミとキタノタイショウにとっては、チャンス到来と言っていいでしょう。でもそれは誰もが考えるところ。フクイズミが勝ちに行って障害でわずかに手間取ったり、キタノタイショウがまだ慣れたとは言えない高重量に少しでも苦しんだりしたら、やっぱりニシキダイジンか、となってもおかしくありません。また、ニシキダイジン同様にグランプリから10㎏増量となるホクショウダイヤは同レース後も好調をキープ。その勢いで馬が増量を忘れれば(?)、再度上位を賑わすことも考えられます。さらに、北斗賞で好走したフクドリも不気味な存在です。
 ということで、ここは素直なんだけど素直じゃない、有力馬同士の決着なんだけどちょっとした紛れがある、そんな決着を期待して、名前を挙げた5頭の3連単ボックス(100円ずつ)で行ってみましょう。

 3連単ボックス
 1,2,5,7,9 100円 計6000円

 ニシキダイジンとホクショウダイヤが北斗賞の時より増量されたことで、フクイズミとキタノタイショウが票を集めれば、ニシキダイジンが頭になってもその分だけいい配当になるのでは・・・。なんて、かなり運を天に任せるような予想ですが、馬券って、結局そんなものじゃないですか? これで、ギンガリュウセイあたりに走られちゃったらどうしましょう? では、今回はこのへんで。

9/25岩見沢記念予想 須田鷹雄

世代交代期待でキタノタイショウ

 前回の予想ではヒモ抜けの恐怖について書き添えたところ、まさにそんな結果に......。言霊にやられないよう、余計なことは書かないようにしなくては。
 さて、岩見沢記念。カネサブラック不在だが、人気はニシキダイジン・フクイズミでいつもおなじみの古馬重賞というムード。しかし、そろそろ新旧交代の流れが進んでこないとさすがにばんえいの将来が不安だ。
 ニシキダイジンが840キロとなるここは他馬にとってチャンスだと思うのだが、ホクショウダイヤが830キロ、フクドリまで830キロとあっては、フクイズミに対する相対的な不利ばかりが目立って強気には推せない。
 そこで、◎キタノタイショウに、若かりし日の(まだ5歳だが)輝きを取り戻してもらうよう期待したい。障害に不安があるのは事実だが、逆にそこさえこなしてしまえば他の有力馬との重量差を謳歌できる立場。800キロ台の重量はチャンピオンカップ3着、北斗賞3着、ばんえいグランプリ4着と実は崩れていない。グランプリの1、3着馬には今回10キロ余計にもらっているだけに、馬券圏内は十分だ。
 ○にやはり重量有利なフクイズミを置いて、馬券は3連単で◎○の軸2頭マルチ相手5頭の30点。

 ◎9キタノタイショウ
 ○7フクイズミ
 ▲5ニシキダイジン
 ☆1ホクショウダイヤ
 △3ホッカイヒカル
 △8ギンガリュウセイ
 △2フクドリ

 3連単軸2頭マルチ
 7,9→1,2,3,5,8 各200円

9/25岩見沢記念予想 斎藤修

ギンガリュウセイを連軸に

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎8ギンガリュウセイ
 ○7フクイズミ
 ▲9キタノタイショウ
 △5ニシキダイジン
 △2フクドリ
 △1ホクショウダイヤ

 3連単1頭軸マルチ
 8-1,2,5,7,9 100円 計6000円

今週の見どころ(9/23~9/25)

2011年9月22日(木)

 今週のばんえい十勝は3連休にあわせ、9月23日(祝・金)~25日(日)の開催となっています。ご注意ください。25日のメインは古馬重賞・岩見沢記念。カネサブラックの名前はありませんが、フクイズミ、ニシキダイジンら豪華なメンバーが集結。熱戦が期待されます。

帯広競馬場直営各場外首都圏(JRA馬事公苑、六本木アークヒルズ、恵比寿ガーデンプレイス)でのイベントはこちら

 9月23日(祝・金)のメイン第11レースは疾風賞(3歳以上オープン・20:05発走予定)。来年2月27日に行われるスピードスター賞の予選第3弾で、定量500キロ(3歳=20キロ減、4歳=10キロ減、牝馬=20キロ減)で争われます。
 現役屈指の韋駄天コマクインに期待。今年2月の同条件戦・スピードスターファイナルでは僅差の4着に入っています。そのレースで2着だったトレジャーハンター、同3着のヤマノミントが、7月18日に行われた予選第1弾・サマーダッシュでそれぞれ1、3着と好走。この馬も両馬に続きたいところです。
 出走馬中、唯一のオープン馬ワタシハスゴイも有力。こちらはスピードスターファイナルで6着でしたが、着順よりも超軽重量戦に出走したという経験を買いたいところです。
 最軽量ハンデ魅力の4歳牝馬ダイリンビューティや、先行力ある3歳の強豪オイドンも争覇圏。近走不振のスピード馬ホクショウマドンナペガサスプリティーも、この重量なら一変があって驚けません。

 9月24日(土)のメイン第11レースはアプスポット網走1周年記念(オープン・A2級決勝混合・20:05発走予定)。9月18日第9レース(オープン-2組混合)、同日第8レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。
 好調馬揃いの18日第8レース組を上位と見ます。なかでも3着ニシキユウに期待。近4走が3、2、3、3着と堅実。前走は差して、勝ったキョウエイボーイから4秒2差、2着シベチャタイガーをコンマ5秒差まで追い詰めています。今回は特別戦で、キョウエイボーイは前走あった見習い騎手の減量がなくさらに別定5キロ増、シベチャタイガーも別定5キロ増。別定重量の加増がないニシキユウが逆転の可能性十分といえます。
 キョウエイボーイシベチャタイガーはやや負担重量面で不利ですが、障害巧者だけに、ここも大崩れはなさそうです。
 18日第9レース組では、1番人気にこたえて快勝したオレワスゴイが筆頭格。同2着アアモンドヤマトも力量的に差はありません。

 9月25日(日)のメイン第11レースには重賞・第47回岩見沢記念(20:05発走予定)が行われます。
 フクイズミが08、10年に続くこのレース3勝目を狙います。時にのぞかせる障害への不安も見せずに、近3戦が2、1、1着と完全に軌道に乗りました。強敵となりそうなニシキダイジンとの40キロ差も断然有利。同馬から離され過ぎず追走できれば、ここも豪快な差し脚が見られる可能性が大といえます。
 相手筆頭はもちろんニシキダイジン。こちらも重賞2勝を含め目下7戦連続して3着以内と好調を持続しています。今季はほぼ中1週で使われ、好走を続けていますが、このところ体重が減少傾向だったのは心配でした。しかし、今回は前走から中3週と間隔をあけての登場で、ここを目標に万全の調整を積んできたと見るべきでしょう。
 ギンガリュウセイは8月のばんえいグランプリでは8着だったものの、その後目下2連勝と調子が上向きのようです。昨年10月の北見記念2着など、オープンでの実績は十分だけに、割って入るシーンも一考できます。
 フクドリも7月の北斗賞ではニシキダイジンの2着に健闘と、メキメキ力をつけています。今回は当時よりさらに30キロ重い830キロですが、5歳の若さで克服なるでしょうか。

<<前へ 910111213141516171819
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.