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12/25ばんえいダービー回顧

オイドンが第40代ばんえいダービー馬に!

 25日(日)は重賞・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、単勝1.1倍の圧倒的1番人気に推されたオイドンが勝利。ナナカマド賞、ヤングチャンピオンに続き、重賞3勝目を挙げました。

 道中はオイドンが強気に先行しますが、障害中間点を迎えるあたりで横一線に。オイドンのほか、イワキ、フナノコーネル、フジダイビクトリー、アアモンドジャンボなどが先行集団を形成しました。それらが横並びのまま、第2障害へ。
 真っ先に動いたのはフナノコーネルで、ほぼ同時にイワキも登坂開始。これを見て各馬が動き出しますが、先頭クリアはイワキ。オイドンが天板付近でヒザを折りますが、すぐに立て直し、レットフジ、フナノコーネルとともに2番手で障害を越えました。
 こうなれば地力に勝るオイドンの独壇場。残り30メートル付近で、すでに2馬身程度の差をつけてひとり旅。2番手争いから抜け出したレットフジが懸命に追いかけますが、差はいっこうに詰まりません。そのままオイドンが押し切り、この世代の頂点に君臨しました。レットフジはゴール前で若干脚いろが鈍りましたが、後続の追撃を振り切り2着を確保。3着争いは3頭による激戦となりましたが、障害6番手から末脚を伸ばしたニュータカラコマが制しました。

 素質を高く買われていたオイドンが、名実ともにこの世代の頂点に。今季は重量を課せられて苦戦が続いていたものの、定量戦のここなら話は別。前走を楽勝していたことからも順調に調整されてきたのが、この大一番での勝負強い走りにつながったのでしょう。今後も当然重量との戦いになりますが、着実に力をつけて、未来のばんえい界を背負う存在となってほしいものです。
 レットフジはイレネー記念(3着)、ばんえい菊花賞(4着)に続く好走。障害力、末脚ともに高いレベルで安定しており、今後も世代限定重賞では、重量次第で注目したい1頭です。
 ニュータカラコマは持ち前の末脚をフルに発揮しての3着。障害でもたついたぶんが悔やまれますが、持ち味があるのは今後、古馬と対戦するうえでも魅力的。展開、馬場水分によっては、今後も無視できない存在でしょう。

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鈴木恵介騎手「ダービーを勝てて、ほっとしています。天板でヒザをつきましたが、いい感じで折り合いがついていたから余力があって、障害を下りてからもしっかり歩いてくれました。(自身絶好調との問いに)昨年の記録(206勝)を更新できるように、また重賞も、特に念願のばんえい記念を勝てるように頑張りたいと思います」

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