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10/9ナナカマド賞予想 斎藤修

3連勝の勢いでブラックボス

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎4ブラックボス
 ○2ヤマノウンカイ
 ▲7オメガグレート
 △5ニシキウンカイ
 △6ヨシツネ

 前回の岩見沢記念は見事にハマったが、ギンガリュウセイ(2着)1頭軸の狙いなので贅沢を言えば、フクイズミ、ニシキダイジンという人気2頭との組合せではなくもう少し荒れてほしかった。
 今回は2歳最初の重賞だけに3連単はさすがに当たる気がしないので、印をつけた5頭の馬単ボックスで。

 馬単ボックス
 2,4,5,6,7 300円 計6000円

今週の見どころ(10/8~10/10)

2011年10月 7日(金)

 今週の3日間で、今季のばんえい十勝ナイターは終了。10月9日(日)のメインには、2歳世代三冠の初戦・ナナカマド賞、10日(祝・月)のメインには、8月に行われた毛色別オープン戦の上位馬による争い・カラフルカップが組まれています。しばらく見収めとなる夜のばんばをお楽しみください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
Aiba札幌駅前場外、Aiba函館港町場外でのイベントはこちら

 10月8日(土)のメイン第11レースは神無月特別(A2・B1級決勝混合・20:05発走予定)。10月2日第10レース(A2級-1組)、3日第9レース(B1級-1組)の上位馬による一戦ですが、回避が相次ぎ7頭立てとなりました。
 格付では下ですが、3日第9レース組から勝ち馬ファーストスターに注目。逃げ残りをはかるカネサローズ(今回は不出走)を最後にきっちり捕まえる、この馬らしい競馬でした。今回は初の古馬A級混合戦ですが、長く使える確実な末脚は、ここに入っても通用するはず。連勝が期待できそうです。
 ヒロノドラゴンは前走3日第9レースでも3着と、相変わらず安定したレースぶりが光ります。勝ち切れない面はありますが、3連勝式の押さえには欠かせない存在といえます。
 2日第10レース組では、6着だったニシキユウの巻き返しに期待。前走は軽量の3歳馬2頭がいたこともあり、追走に苦労していました。今回はその3歳両馬が不在で、基礎重量が増える特別だけに、マイペースで運べるでしょう。
 同じことが同4着シベチャタイガーにもいえそう。前走も障害はひと腰でまとめており、前走以上の着順が期待されます。

 10月9日(日)のメイン第11レースは重賞・第34回ナナカマド賞(20:10発走予定)。ヤングチャンピオンシップ(12月30日)、イレネー記念(12年3月11日)へと続く2歳世代三冠の初戦です。
 牝馬トライアル・いちい賞の1、3着、牡馬トライアル・青雲賞の上位3頭を含む10頭立て。牡馬560キロ、牝馬540キロでの争いとなりました。
 いちい賞の勝ち馬ニシキウンカイを中心視します。スタートに課題がありますが、それをカバーして余りある強烈な決め手を誇ります。特に7月31日の2歳A級-1組で、テンに大きく置かれたうえ、集中力を欠く走りながら、勝ち馬ヨシツネに2秒2差(3着)まで迫ったレースぶりは、荒削りながら能力の高さを感じさせました。いちい賞では障害でヨレながらも勝利して、ここへの優先出走権を獲得。気性的に若く絶対的な信頼は置けませんが、牡馬相手でも互角以上の戦いが期待できます。
 相手筆頭は青雲賞2着のヨシツネでしょう。こちらも切れる末脚が武器。青雲賞で逃げ切り勝ちを収めたブラックボスとの4秒6差は、位置取りからすれば善戦といえるものでした。
 今回は全馬が初の負担重量ということで、障害巧者が台頭する可能性も。その筆頭は青雲賞3着のオメガグレートでしょう。09年1月デビューの菊池一樹騎手にとっても重賞初制覇のチャンスといえます。
 勢いではブラックボスです。8月のデビューからわずか5戦、3連勝で青雲賞を制覇。ゴール前でヨシツネを突き放した末脚も見どころがありました。ただ、青雲賞は、負担重量で恵まれていました。今回は牡馬すべてが560キロと、ハンデ差がつかないのは不利といえます。

  10月10日(祝・月)のメイン第11レースはカラフルカップ(3歳以上オープン・20:10発走予定)。8月に行われた毛色別オープン戦(白夜賞、ゴールデンホース賞、ダークホース賞、赤兎馬賞)の上位馬による一戦です。
 予選でいちばんメンバーのレベルが高かった赤兎馬賞の勝ち馬ホクショウダイヤに期待します。前走の岩見沢記念は実績がない830キロで7着に沈みましたが、今季、平場・特別戦では、8戦3勝、負けた5戦もすべて勝ち馬から5秒差前後程度に駆けており、大崩れがありません。今回の730キロは、フクイズミより10キロ重いだけの負担重量と、恵まれた感があります。
 相手も赤兎馬賞組で、2着だったフクドリ。この馬も730キロでの出走です。今季、ホクショウダイヤとは同重量での争いだった平場・特別では3戦すべて1秒5差以内の大接戦を演じています。ここも一騎打ちに持ちこむ気迫でしょう。
 フクイズミ(白夜賞1着)もハンデは厳しいですが、力量上位なだけにブザマな競馬はできません。

今週の見どころ(10/1~10/3)

2011年9月30日(金)

 今季のばんえい十勝ナイターは、残すところ今週、来週の6日間となりました。今週の土曜、10月1日のメインは3歳牝馬オープンによるばんえいプリンセス賞。11月20日に行われるばんえいオークス(BG1)のトライアルになっています。この世代の牝馬限定オープン戦は、3月27日の福寿草賞以来、約半年ぶりの実施。その間、牡馬に揉まれ力をつけてきた乙女たちの激突にご注目ください。

帯広競馬場(10月2日は入場無料)、その他でのイベントはこちら
※10月3日(月)には川崎競馬場で、帯広第7~第12レースの場外発売を実施。同競馬場では、矢野吉彦アナによる場立予想(スパーキングルーム横を予定)が予定されています。

 10月1日(土)のメイン第11レースは、ばんえいプリンセス賞(3歳牝馬オープン・20:05発走予定)
 近況充実のブラックパールに注目が集まります。7月以降の7戦で6連対と絶好調。紅一点だった前走9月19日のオッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン)では、勝ったニュータカラコマにはちぎられましたが、とかちダービー3着馬ホクショウバルトの猛追を振り切り2着を死守しています。ライバルといえるヤマトホマレが出走を回避しただけに、トップハンデでも負けられない一戦といえます。
 相手にも近走好調馬をとります。2月に行われた重賞・黒ユリ賞4着馬で目下4戦連続連対中のアグリコトブキ、3戦連続して2着のアアモンドマツカゼは3月の福寿草賞(3歳牝馬オープン)で逃げ切り勝ちを収めた実績もあります。
 ツジノサクラは、兄がツジノコウフク、姉には今年8月にはまなす賞を制したツジノコウフクヒメがおり、この馬も障害巧者。特別のここで変わり身を見せる可能性もありそうです。

 10月2日(日)のメイン第11レースはマロニエ賞(オープン-1組混合・20:05発走予定)。オープン3頭、準オープン(360万円未満)5頭により争われます。
 中心は、オープンのギンガリュウセイでしょう。前走岩見沢記念では、フクイズミには突き放されたものの2着に健闘。連続連対を3とし障害巧者が完全復活といった印象です。今回は相手関係が格段に楽になりました。別定5キロ増となりますが、引き続き好勝負必至といえます。
 キタノタイショウは前走岩見沢記念では9着でしたが、こちらもこの相手関係なら、巻き返してくるはずです。
 準オープンの大将格はアグリミズキ。前走初秋特別(オープン-1組混合)では、5キロ軽いコマクインをゴール前できっちりとらえて勝利を収めています。今回は相手強化となりますが、軽ハンデを生かして割って入る可能性は十分といえます。
 初秋特別では逃げ粘れなかったコマクインも、展開次第では残り目がありそうです。

  10月3日(月)のメイン第11レースは桔梗特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)。オープンはホッカイヒカル1頭で、残り8頭は準オープン(360万円未満)格付です。
 復活気配のオレワスゴイに期待します。前々走で鮮やかに逃げ切って5カ月ぶりの勝利を挙げると、前走のオープン・A2級決勝混合特別では3着に差し込みました。勝ち馬より30キロ、2着馬より10キロ重かったことを考えれば、悪くない内容でした。今週から基礎重量が10キロ重くなっているのは障害巧者のこの馬にプラス。巻き返しなるでしょうか。
 トカチタカラも障害力が武器。8月以降の6戦では2着2回、3着1回、5着2回と安定しています。
 格でいえばホッカイヒカル。強豪に混じっての前走岩見沢記念は見せ場なしの6着でしたが、7月10日の同条件特別では第2障害6~7番手から追い込みを決め勝利しています。今回ここまで相手が下がれば主役を張れる資格十分といえます。
 トモエエーカンは8月以降の6戦では1勝ですが、障害さえ無難なら連対圏突入も考えられます。

岩見沢記念賞 予想結果

2011年9月26日(月)

斎藤:3連単7-8-5 100円的中! 収支+810円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円


【ここまでの集計】
投資額 6,000円×9R=54,000円

斎藤  修 +10,260円
矢野 吉彦 -25,930円
須田 鷹雄 -43,480円
山崎エリカ -50,250円

9/25岩見沢記念回顧

フクイズミ岩見沢記念3勝目!

 25日は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気に推されたフクイズミが優勝。08、10年に続く、このレース3勝目を挙げました。

 馬場水分は3.1%と、標準からやや軽めでしたが、基礎重量820キロの高重量戦だけに、道中はゆったりしたペース。ホクショウダイヤ、ニシキダイジンなどがレースを引っ張り、キタノタイショウもこれに併走する形でレースは進みました。
 第2障害で真っ先に動いたのはニシキダイジン。消耗戦に持ち込む意図か、やや早めの仕掛けで他馬を揺さぶります。ホクショウダイヤ、フクドリが動き、さらに少し遅れてギンガリュウセイ、フクイズミが登坂開始。じっくりためていたぶんか、ギンガリュウセイとフクイズミが一気に障害を駆け上がり、並んだまま先頭クリアを果たしました。
 この展開ならフクイズミ。障害を下りて即座に2馬身ほどの差をつけて先頭に躍り出ると、グイグイ加速してギンガリュウセイを突き放すばかり。しまいまで確かな脚いろを披露して、ゆうゆうと荷物を運び切りました。ギンガリュウセイは、フクイズミには突き放されたものの、最後まで粘り通して2着を確保。障害3番手でレースを進めたニシキダイジンが、そのまま3着となりました。

 フクイズミは昨季のヒロインズカップ以来となる重賞12勝目で、課題の障害を楽々と突破した内容に調子のよさがうかがえました。来月の北見記念を勝てば古馬四大記念重賞全制覇となるだけに、この調子を維持できるか注目です。
 ギンガリュウセイは昨年のこのレース4着から前進。今回はフクイズミが強すぎただけで、ニシキダイジンを抑えきった内容は上々と言えるでしょう。今後タイトル奪取の可能性も十分です。

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尾ヶ瀬馨騎手「馬の調子もよかったし、ハンデにも恵まれたので人気に応えることができました。前々で競馬ができたのは馬の気持ちが前向きだった表れで、第2障害さえうまく越えられれば勝てると思っていました。このレース3勝目ということは意識していなかったですが、フクイズミに合うレースかな、とは思っていました」

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