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塚本 涼人 騎手(岩手)

この春岩手競馬でデビューした塚本涼人騎手は長兄(塚本弘隆騎手・金沢)、次兄(塚本雄大騎手・高知)に続いて騎手になった"三兄弟騎手"だ。4月20日にデビューして初勝利(5月19日・盛岡)までは1カ月ほどかかったが、すぐさま立て続けに勝ち星を挙げて成長ぶりを見せてくれた。その塚本涼人騎手に初勝利後の話を聞いた。

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塚本騎手自身が騎手になろうと思ったきっかけは何でしたか?やはりお兄さん達の存在?

そうですね、やはり兄の影響が一番大きいでしょうか。一番上の兄が騎手の道を目指そうということになって、母親と相談をしたりしているのを見ていて。それで次の兄にもその影響があったと思います。僕も、その兄二人の騎手姿に憧れたという感じでしょうか。

静岡出身ということですが、競馬場とかないエリアだし、実家も特に競馬とか馬に関係なかったんでしょう?それで競馬に触れるとしたらどこで?

テレビですかね。それ以外はなかったですね。小さい頃に競馬場に行ったこともなくて、初めての競馬場は兄のデビュー戦でした。

お兄さん達が騎手になったとはいえよく自分も騎手になろうと思ったよね。お兄さん達と違う道に進もうとか思ったりしそうだけど。

自分としては本当に自然に騎手を目指した感じでした。逆に騎手じゃなかったら何になっていたんだろう?と思うくらいで他の道はあまり考えなかったですね。楽なことばかりではない、厳しい世界だという話は兄達から聞かされてはいましたが、兄や他の騎手たちの姿を見たら格好いいなと。そういう憧れる気持ちもやっぱりありました。

いざ自分が地方競馬教養センターに入ろうという時、迷いとかはなかったですか?

他の学校とは違って厳しいとは聞いていました。食事を自由に取れないしいろいろな時間も決まっていますし、馬の面倒も見なくてはいけない。兄たちからもそんな話を聞いていたのでちょっと気後れしたところはありました。いざ入ったら、環境が変わったこともありますし、まず自分は馬に乗ったり触れたりするのも未経験だったので、教官からいつも厳しく指導されていました。

お兄さんたちは、乗馬の練習とかは何かやっていたの?

兄達は乗馬の学校に行っていました。でも兄達からは、乗馬の癖がついてしまうからむしろ学校で教官から教わるところから始めた方がいいと言われたんです。なので馬に乗ったのは競馬学校が初めて。自分は馬の世話とかも分からずに学校に入って、何もかも遅れていたので、毎日遅れないようについていくので精一杯でした。

競馬学校で見ていて、例えば同期で"この子は将来注目されそう"とか思った人はいますか?

東川慎騎手でしょうか。競走が巧くて乗った馬がかかったことなんかなかったですね。同期の中でもいい意味で浮いていました。

岩手競馬を選んだのには何か理由がありましたか?

どこに行くかを教官と相談したのですが、やっぱりたくさん乗れるところがいいなと。レースに乗らないと上手くなれないですから。その点で岩手はレースにたくさん乗れるだろうとアドバイスされました。それまでは岩手の方に来た事はなかったです。

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デビュー戦の騎乗に向かう(4月20日・水沢)

さて、騎手としてのデビューを迎えました。初めてのレースの時の感想はどうでしたか?そもそもレースのことを覚えている?

いざとなると固くなるのは分かっていたつもりだったんですけど、思った以上に固くなりましたね。レースに乗る前に"こういう風に乗ろう"と想定していたのと全然違う感じになってしまいました。レースの中身も覚えています。出遅れて1コーナーですごく膨れてしまって。ちょっと嫌な記憶として覚えています(苦笑)。でも、それを覚えておいてしっかりバネにしないといけない、というのもあると思っています。

初勝利は"ようやく"という感じ?

僕的にはそうですね、"ようやく"かなと思いますね。あまり焦らないようにはしていたんですけど、同期が皆ぽんぽんと勝っていくのでちょっと焦りはあったと思います。最初の頃はなかなか思うようなレースが出来なくて悩みました。一人だけあたふたして流れに乗れてなかったですし。先輩の騎手の皆さんにいろいろ聞いて少しずつ覚えていこうとしたのが、ちょっとずつでもできてきたのかもしれません。

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5月19日盛岡第3レースで待望の初勝利

初勝利を挙げたところでこの先の目標をたてるとすると?

岩本(怜)先輩に追いついて追い抜きたいです。身近にいて凄い目標なので。岩本先輩くらい勝ち星をあげたいです。

もうすぐヤングジョッキーズシリーズも始まるから、他所の競馬場に行くのも楽しみじゃない?どこか"ここで乗ってみたい"という競馬場はありますか?

どこかというと高知競馬場ですね。兄がいるということもあるんですけど、いつかぜひ行ってみたいです。新人王争覇戦で一度だけというよりはシーズンオフに行って乗ってみたいです。

それと、以前に聞いた話では下にも弟さんがいて、やはり騎手を目指しているという事だったけど......

弟ももう教養センターに入りました。この4月からです。

ということは、弟さんがデビューしたら4兄弟騎手か!2年後が楽しみだね。

いつか4人揃ってレースをしてみたいですね。

では最後にオッズパーク会員の皆さんにメッセージを。

今年デビューした塚本です。ファンの皆さんの期待に応えられる騎手になろうと思っていますので、僕の名前も覚えていただけるとありがたいです。

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"目標"という岩本騎手が新人ながらも勝利を貪欲に追い求めるタイプなのに比べれば塚本騎手は物静かで、厩舎関係者の評判も「まだまだおとなしい子」。しかし盛岡で初勝利を挙げた後は水沢でも6月23日に勝利し、徐々に自信をつけつつあるのがうかがえる。先輩騎手に一歩ずつ近づいていって欲しい。

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※インタビュー・写真 / 横川典視

2019/06/28
岩手

石川 倭 騎手(北海道)

石川倭騎手はデビュー7年目の今シーズン、155戦32勝(6月13日終了時点)という成績でホッカイドウ競馬のリーディング単独首位をキープ。一昨年はダブルシャープでクローバー賞(JRA札幌)を制してJRA初勝利。昨年はアークヴィグラスとのコンビでエーデルワイス賞JpnIIIを制しダートグレード初制覇と、近年は大きな舞台での活躍も目立ち、トップジョッキーへの階段を着実に上り続けています。

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前年と比べて大幅に成績を伸ばしています。ここまでのご自身の戦いぶりを振り返っていかがですか。

いい馬にたくさん乗せていただいたなかで、リーディングトップという位置に立つことができているのは素直にうれしいですね。もちろん、「もう少しここをこうしていればこのレースも勝てたんじゃないか」と思うこともありますが、自分のなかでやれることはできているんじゃないかという手応えはあります。

一昨年はJRA初勝利、昨年はダートグレード制覇と、ここ最近は大きな舞台での活躍も目立ちます。

何事でも経験があるというのは自信になります。アークヴィグラスもデビュー3戦目(7月31日・カーネリアン特別5着)がチグハグな内容になってしまったんですけど、そこでの経験が重賞3連勝につながったんだと思います。当時はまだ小柄でテンションも高かったなかで、厩舎の皆さんがいい状態をキープしてくださったおかげです。

これから週3日間開催が中心になると思いますが、ご自身のコンディションについてはいかがでしょう。

今シーズンに関しては、今のところ体の状態をうまくキープできているのではと思います。自分は身長が高いほうなので、体重管理には特に気をつけています。他の人より手が長く、馬を追うときにより腕を伸ばせるというメリットもあるんですけどね。あと、自分は体が硬くなりやすいので、特に股関節のストレッチを入念に行うようにしています。

自厩舎のお手馬・オヤコダカも、復調の兆しを見せていると思います。

昨シーズンは思うような結果を残せなくて、もちろん原因はひとつではないと思うんですけど、特に秋の2戦がどうしてここまで負けたのかよくわからなかったんです。今年は2月から坂路で乗り込みを始めたんですけど、普段の調教でも、牝馬を見ると色気を出すようなうるささが戻ってきていると感じました。毛ヅヤも良くなり、歩様に柔らかみも出ていましたが、なにしろ去年のことがあったので、コスモバルク記念のレース前も半信半疑でした。
コスモバルク記念では1コーナーで速い流れになったこともあって、普段より後ろの位置取りになってしまったのですが、道中のハミがかりはいい頃にだいぶ近づいていました。向こう正面では進路が開かなくてそのままジッとしていたんですけど、3~4コーナーの手ごたえは「いつものオヤコダカ」という感じでしたね。

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ノヴェリスト・プレミアム(5月22日)で久々の勝利を挙げたオヤコダカ

5月のノヴェリスト・プレミアムでは、一昨年の旭岳賞以来の白星を挙げました。

本当は前々で運びたかったのですが、テンに出ていかなかったので、控える形に切り替えました。道中で砂を被ってもモチベーションが全く変わらず、引っかかるほどの行きっぷりでしたし、勝負所での反応もいいころの感じにだいぶ戻ってきた印象です。
次走は星雲賞(7月17日)になると思います。今の少し行き脚がつかなくなってきた状態で内回りのマイルに対応できるかどうかですけど、促さなくても自分からハミを取って動いていけるので、いかにオヤコダカ自身のリズムを邪魔しないかをいちばんに意識したいですね。

2歳馬についてもうかがいたいと思います。開幕日のスーパーフレッシュチャレンジ競走では、石川騎手が鞍上のヨハネスボーイが勝ちました。

1歳の12月ころ、桧森邦夫きゅう舎で調教を手伝わせてもらったときに初めて跨ったんですけど、そのころから背中の感触が良くて、いいイメージを持っていた1頭でした。3月の能検でも道中で砂を被せることができ、試したかったことは試せたつもりでしたし、スーパーフレッシュでもその期待通りの走りをしてくれたと思います。血統的なものなのかはわからないんですけど、ちょっと気が強くてテンションが高いのは課題ですね。まだ余裕のある範囲内だと思いますが、ムダな力は使わないに越したことはないので。
2戦目のウィナーズチャレンジは、パドックからちょっと馬がトボけていたような感じで、返し馬のアクションや仕掛けどころの手応えなんかも多少反応が薄かったですね。ただ、レース間隔が開いていたので、使われた分の上積みはあると思います。体も成長途上で、まだベスト体重がどれくらいかは分かりませんけど、460kgくらいはあってもよさそうです。次は栄冠賞(6月27日)になると思いますが、芝が合いそうなフットワークをしているので、何とか夏の北海道シリーズに挑戦できたらいいですね。

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スーパーフレッシュチャレンジ(4月17日)を制したヨハネスボーイ

2歳の牝馬で楽しみな馬はいますか。

6月6日のフレッシュチャレンジを勝ったモリデンナイスですね。これも桧森邦夫厩舎で手伝わせてもらった時に初めて跨ったんですけど、能検や調教の時点からとにかく悪いところがなく、注文のつく点が何もなかったので、デビュー戦は自信をもって臨むことができました。トビが大きくて、スピードやスタミナといった全体的なポテンシャルが高いですね。デビュー戦ではちょっと引っ掛かるところもあったんですけれど、オープンのペースなら却ってすんなりと追走できるのではと思います。

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フレッシュチャレンジ(6月6日)を制したモリデンナイス

今シーズンこれからの目標について聞かせてください。

開幕当初は特に具体的な目標を決めずにいたんですけど、おかげさまで今の位置に立たせてもらっているので、シーズン終了までこの位置をキープしたいですね。1日1日、1つ1つのレースにしっかりと取り組めば、結果はおのずとついてくると考えています。2年前はいい流れで来ていたときにケガをしてしまったので、ケガをしないようにレースに集中して臨み、またレースに集中できるように自分自身の調子を整えていきたいですね。

最後に、オッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

これからも迫力のあるレースを皆さんにお見せできればと思うので、機会があればぜひ現地までレースを観に来てください。

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※インタビュー・写真 / 山下広貴

2019/06/26
ホッカイドウ

橋本 忠明 調教師(兵庫)

兵庫一冠目・菊水賞を制覇したジンギ。間隔が詰まる兵庫チャンピオンシップは回避し、満を持して兵庫ダービーに登場します。5戦4勝、うち重賞2勝。父は今をときめくロードカナロアという3歳牡馬を管理する橋本忠明調教師に、ジンギのことやご自身のこと、さらに厩舎看板馬好調の理由を伺いました。

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祖父の代から続く調教師一家で、お父様は重賞52勝を挙げた橋本忠男元調教師。ご自身も2013年、37歳で調教師になられましたが、小さい頃から競馬の世界に入りたいと思っていたんですか?

父が厩舎を開業したのは小学校5年生の時だったんですが、ランドセルを背負って調教スタンドで調教を見てから登校して、帰って来るとランドセルを背負ったまま寝藁を返したり掃除を手伝っていました。好きやったんでしょうね、めっちゃ早起きしていました。高校卒業後は北海道の牧場や、アメリカやアイルランドの厩舎で働きました。当初はJRAの調教師を目指していたのですが、父の厩舎が西脇から園田に移転する時、それまで働いていた厩務員さんたちは西脇に残るので、「どうする?帰ってくるか?」と声を掛けられて園田へ戻ることに決めました。帰ってきたのは運命かな、と思います。

2013年10月に厩舎初出走を迎え、昨年は地元リーディングは5位。今年早くも重賞5勝を挙げています。開業後、早い時期から活躍していましたが、ここまで振り返ってみていかがですか?

開業6年目になりますが、馬主様にも従業員にもすごく恵まれています。期間限定も含めて昨年は32馬房。勝利数や重賞勝ちなどに基づくメリット制で毎年馬房が増え、それに伴い従業員もだんだん増えていますが、私が「ちょっと休憩したら?」と思うくらいみんな一生懸命にやってくれています。そんな姿を見ていると、私もいい馬を集められるように努力しないと、とより思います。そういった好循環で、すごく上手く回っている気がします。

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新春杯(1月3日)を制したエイシンニシパ(写真:兵庫県競馬組合)

今年は年明け最初の重賞・新春杯をエイシンニシパで制覇して幸先のいいスタートを切りました。同馬は昨年、10戦して2着がなんと6回。歯がゆい思いをし続けたと思いますが、今年はさらにはがくれ大賞典、兵庫大賞典と重賞を連勝しました。何か突き抜けるきっかけがあったのでしょうか?

今まで感性だけで仕事をしてきた部分が大きかったんですが、時代も変わって今は科学的なデータを取ることができます。ニシパに関してもそういった部分からのアプローチで、去年とは全く違うんです。また、負荷をかけることは故障リスクも伴いますが、スタッフが準備・上がり運動をしっかりやってくれたり、丁寧にケアをしてくれています。私も厩務員の時から常にそうでしたが、「大胆に攻めて繊細に見る」を基本にしています。兵庫大賞典はあれだけ調教をやれていなかったら、あんな強い勝ち方はできなかったのかなと思います。去年は調教をやっているつもりでしたが、今考えたらまだまだ足りていなかったんでしょうね。次走は6月14日の六甲盃を予定しています。

3歳馬ジンギも重賞2連勝中。デビューから5戦4勝、2着1回で兵庫ダービーへ向けて期待が高まります。父ロードカナロア、母の父ディープインパクトという良血馬ですが、第一印象はどうでしたか?

元々はJRAにいたのですが、自分から走ろうとするところが全くなかったと聞いています。それでJRAではデビューせずに、オーナーが「園田の橋本に」とおっしゃってくださいました。私でも知っているような血統。「これは絶対にモノにしないと」って馬を見る前にまず思いましたし、実際にジンギを見るとロードカナロア産駒らしい体つきをしていました。調教を始めた当初はすごく幼くて、発走検査や能力検査でも正直、動きはもうひとつかなと思ったのですが、能検で気持ちが完全に入りましたね。新馬戦では手前を替えてからの脚がすごかったです。

2戦目こそアイオブザタイガーの2着に敗れたものの、その後のレースでは強さが光りました。

2戦目は、砂を被る経験をさせたいということもありました。勿体なかったなという気持ちもありますが、次につながるレースでもあったと思います。重賞初出走になった園田ユースカップはまだ経験がなさすぎる中、内がすごく軽い馬場で2頭分外に出して勝ちきってくれました。やっぱり「モノが違うな」って感じました。それまではレース後、体を戻すのにすごく時間がかかっていたのが、ユースカップ後は戻りが早かったんです。だから調教も今までよりも攻めることができました。それが菊水賞の勝利にもつながったのだと思います。馬に体力がついてきましたね。

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菊水賞(4月11日)を制したジンギ(写真:兵庫県競馬組合)

6月6日の兵庫ダービーに向けて状態はいかがですか?

いいですね。パワーアップしていて、動きがすごくいいです。兵庫チャンピオンシップにも行きたかったですが、菊水賞から中2週と詰まってしまうのでやめました。その分、兵庫ダービーは絶対に決めないと!と思ってやっています。ジンギは直線に向いて左手前になったら絶対に伸びます。

同厩舎のテツも園田ユースカップで3着。その後はJRA芝1200メートルで2戦(5着、7着)しましたが、兵庫ダービーでは有力馬の1頭になりそうです。

テツはサマーセールで自分で見つけてオーナーに買っていただいた馬なんです。みんなそうだと思うのですが、「この馬で兵庫ダービーを勝つ」と思って選びました。ここ2戦は1200メートルを使わせてもらいましたが、兵庫ダービーの1870メートルに対応できるように一旦、近郊の牧場に出して立て直しました。これまで騎乗した騎手も「距離は持ちます」と言っていますし、対応できると思います。

今年は特に橋本調教師のダービーに対する並々ならぬ思いが伝わってきます。

過去3回、兵庫ダービーに出走してすべて2着だったんです。クリノエビスジン(勝ち馬トーコーガイア)、コパノジョージ(勝ち馬インディウム)、クリノヒビキ(勝ち馬コーナスフロリダ)。やっぱり勝ちたいですよね。

お父様の忠男元調教師も兵庫ダービーを勝ちたくて探してきた馬がオオエライジン(2011年兵庫ダービー馬)でしたね。さて、念願の兵庫ダービー制覇のほかに目標はありますか?

いま厩舎を引っ張ってくれているのはエイシンニシパですが、ジンギがそれを継いでくれたらと思います。ほかにもテツやエイシンミノアカ、エイシンエンジョイなど重賞に手が届きそうな馬もたくさんやらせていただいているので、まずは狙ったレースに向けて怪我をさせないように、きっちり仕上げて万全の状態でレースに出せるようにしたいです。そこからの勝負ですからね。いまはそういう気持ちです。

最後にオッズパーク会員のみなさんにメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。東北や北海道、そして南関東も含めて全国の重賞を視野に入れて戦っていきたいと思っていので、応援よろしくお願いいたします。

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※インタビュー / 大恵陽子

2019/06/04
兵庫

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