板垣騎手は岩手生え抜きの騎手ではない。デビューは、今はなき上山競馬場だった。
廃止された翌年から岩手に移って騎乗を続け、今年は岩手リーディング5位(8月25日現在)
につけている。
まずはデビューの地、上山から岩手に移るときの経緯について聞いた。
■まさかなくなるとは思っていなかったですからね。ぼくは山形市で生まれ育って、父親に
上山競馬場に連れて行ってもらって、それで中学の時には騎手になるって決めていたわけ
ですからね。
なんだか寂しいような複雑な思いでした。最終日はジョッキーが本馬場に並んでいろいろ
観客席に投げ入れていましたが、ぼくもいろんなものを投げました。
たしか勝負服は3枚投げたかな。
上山最終日の時点では、この先どうなるのかまだ決まっていなかったので、不安もかなり
ありました。その後、岩手から騎手を受け入れてくれるという話が正式にあったので、手を
挙げたんです。だから岩手の競馬には、感謝の気持ちがありますね。
そのときに心機一転ということで、勝負服を変えることにしたんです。デビューのときも自分で
決めたんですが、若い頃の感性だったからか、ちょっとややこしいデザインで(胴白・緑ダイヤモンド、
そで桃・緑二本輪)。だから今度はシンプルにしました。
ええ、簡単に決められましたよ。基本的には岩手の騎手があまり使っていない色を中心にしようと
思って考えました。あとで迷いが出ないようにと、決めたらすぐに勝負服屋さんに発注して(笑)。
今年は3歳牝馬サイレントエクセルとのコンビで快進撃。8月20日のひまわり賞も単勝1.0倍の
支持に応えて圧勝した。
■ひなげし賞(7月22日・盛岡)のレースはすごかったですね。直線でビジョンを横目で見て、
差がついているなとは思っていたのですが、ゴール後に改めてビックリ。2秒3差ですからね。
もう岩手の牝馬で相手になる馬はいないでしょう。サイレントエクセルのいいところは精神力の強さ。
門別に遠征(エーデルワイス賞)したときも、長距離輸送があったのにマイナス1キロでしたからね。
すごい馬だなと感動しました。3歳になってそれがいっそう強くなっている感じがします。
でも、たとえばダートグレードではどうなのかなあ。他の地区とはレベル差がありますからね。
なんでそう思うのかというと、岩手の競馬って、盛岡は特にそうなんですが、スタートしてからの
ペースが遅いんです。おそらく速いペースで行くと最後までもつか不安な騎手が多いんでしょう。
だからここでどんなに強くても、全国レベルだと疑問がちょっとあるんです。
板垣騎手は、04年のマイルチャンピオンシップ南部杯でJRAのビッグウルフの騎乗依頼を受け、
3着に導いている。
■もともとは地元の馬に乗る予定だったのですが、故障して出られなくなって。でもぼくはそれを
知らされていなかったので、騎乗依頼の電話がかかってきたときに断ったんです。そうしたら
「いや、君の馬は出ないことになったって聞いたよ」と。確認してから連絡をくれていたようです。
しかし馬はよかったですねえ。本当に。小柄だったけど、ものすごく背中がやわらかくて。
キャンターに下ろした瞬間に「これは違うな」ってわかりました。バネがすごくあって、これが
一線級の馬の背中なのかという感触が心と体に残っていますよ。
硬いところがあるサイレントエクセルとは大違いです(笑)。
昨年は、区切りの1000勝を達成した。
■上山では900勝台で競馬が終わってしまいましたから、1000勝はムリな数字だと思っていた
時期もありました。それだけに達成したときは素直にうれしかったですね。
でも、ぼくは目標を立てるというタイプではないんですよ。ゲンもかつがないし。だからこれからの
目標はコレといってないんです。
目の前のレースを一所懸命に乗るというだけかな、考えているのは。
板垣騎手は水沢競馬場の所属。ということで、盛岡での開催日は忙しい。
■騎手も当日輸送なんですよ。水沢所属の騎手は、水沢競馬場を7時半頃に出るバスに乗って
盛岡競馬場に通っているんです。盛岡の第1レースに騎乗があると、本当に着いてすぐという
感じになりますね。
そういうわけだから、朝は3時頃から攻め馬をしないと間に合いません。
若い騎手は2時には始めてますから、ぼくはまだマシですが。帰りは5時半頃に出るバスに乗って、
7時頃に水沢に戻ります。本当に盛岡開催のときは時間がないですね。
岩手県競馬には2つの競馬場がある。その違いについて、騎手からの目線で教えてもらった。
■水沢と盛岡の乗り方は明らかに違います。ぼくは水沢だと右のあぶみを長くして体が内に傾くよう
にしていますが、その長さのバランスが水沢と盛岡では違うんです。もちろん仕掛けどころも違います
から、レースの中身はまるで違いますね。あと、芝のときも乗り方が変わります。
いちばん大きく違うのは、あぶみの長さ。ダートのときより短くして、馬に負担がかからないようにして
いるんです。ちなみにぼく自身は、体調やリズムの良し悪しによっても微妙にバランスを変えています。
枠順でいうと、水沢の1600と1800メートルは外枠の先行馬は不利ですね。だからといって内枠が絶対
有利かというとそうでもないんですが......。
ほかは盛岡も含めてそんなに差はないと思います。ただし、芝は内枠が絶対に有利。1コーナーでいい
ポジションがとれるかどうかで大きく結果が分かれますから。
それから岩手の馬は得意コースがハッキリある馬が多いですけど、実は騎手にも得意不得意がある
みたいですよ。
という答えを受けて、板垣騎手はどちらが得意ですかと聞いてみたところ「それは教えられないなあ」と、かわされてしまった。とても気さくな板垣騎手なのだが、そこは言えないのが勝負の世界なのだろう。これから先サイレントエクセルとのコンビで、牝馬ダートグレードレースを面白くしてくれることを期待したい。
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板垣吉則(いたがきよしのり)
1972年9月3日生 おとめ座 B型
山形県出身 千葉博厩舎
初騎乗/1990年10月21日
地方通算成績/7,519戦1,089勝
重賞勝ち鞍/
ひまわり賞、青藍賞、オパールカップ、全日
本2歳アラブ優駿(福山)、蔵王賞3回(上山)、
奥の細道大賞典3回(上山)など26勝
服色/胴黒、そで桃
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※成績は2006年8月25日現在
(オッズパーククラブ Vol.3 (2006年10月~12月)より転載)
日本最南端の競馬場である荒尾競馬。かつては土日開催だったが、今では〔九州競馬〕の
ひとつとして、平日の開催が主になっている。厳しい時代ではあるが、仕事人は日々、頑張って
いるのだ。数々の名手がいぶし銀の技をみせている荒尾競馬で、過去にリーディングジョッキー
の経験があるのが吉留孝司騎手。
今年はトップの吉井浩和騎手にやや水をあけられているものの、2位につけてる。通算成績も、
インタビューの時点(5月13日)では995勝と、大台間近となっている。
■1000勝はとりあえずの目標ですね。これまで大きなケガがなかったのも、ここまでこられた
理由だと思います。これからもしっかり乗りたいし、他の競馬場でも乗ってみたいですね。
吉留騎手は、今年2月のJRA小倉競馬で、13番人気の馬で中央初勝利を挙げた。
■そうなんです。中央の競馬場で初めてJRA所属の馬(ウルヴズグレン)に乗って勝ったんです。
芝の経験は盛岡競馬場ではありましたが、中央ではその日が初めてでしたからね。
実をいうと、前の日からドキドキしっぱなし(笑)。どこになにがあるのかもわからないし......。
それでも、そのひとつ前のレース(萌黄賞・芝1200メートル)に荒尾の馬で出ていたので、
それで気持ちが落ち着いたということはありました。
ウルヴズグレンは、かかりぎみに行く馬だと聞いていました。なので、うまく折り合いを
つけられればと思っていたのですが、うまく中団につけられました。
そして徐々に進出していったらゴール前では3頭並んでの大接戦でしたからね。
もう本当に、死ぬ気で追いましたよ(笑)。
これからもJRAなどの大きな舞台でもっともっと乗ってみたいですね。
中央に乗りにくるためには、少しでも多くの認定レース勝ち馬をお手馬にしなければならない。
■そうなんですよ。認定レースのときは、普通のレースとは違ったピリピリしたムードが漂います。
どの騎手も狙っているからだと思うのですが、それに負けないように調教から気を引き締めて乗らないと。
鹿児島県出身の吉留騎手。騎手になるきっかけを聞いた。
■鹿児島といっても県内ではいちばん北の出水市なんです。中学3年の1学期に、近所のおじさんに
騎手という職業があるよと教えてもらって、その人に連れてこられたのが荒尾競馬場だったんです。
中学3年ですから、将来何になりたいかなんてまるでなくて。そこで、テレビでも見たことがなかった
競馬というものをナマで初めて見て、これはすごいなと。
運動神経はよかったほうだし、やってみようとすぐに思うようになりました。
卒業後に地方競馬教養センターに入って、そこでの同期が吉田稔騎手や宇都騎手(以上名古屋)、
佐藤祐樹騎手(船橋)たちなんです。ウルヴズグレンの話が回ってきたのも、管理している
小檜山調教師が交流競走で佐藤騎手をよく乗せているらしくて、その縁でぼくの名前を知っていた
からだそうなんです。そんなわけで、小檜山調教師には1度しか会っていないんですよ(苦笑)。
荒尾といえば海沿いの競馬場。馬の背中から感じる特徴を聞いた。
■海風が強い日はけっこう危なくて、馬ごと風にあおられることがあるんですよ。
そんなときは体を馬にぴったりとくっつけて乗らないとシャレになりません。馬もビビりますし、
全体のペースも遅くなりますね。砂も風に乗って体に当たるから痛くて。
ここの砂は壱岐の海砂を水洗いしたものなので、粒が大きいんですよ。
そういうときは、いくら風の抵抗を受けようとも前で競馬したい気分になりますね。
荒尾競馬場は1~2コーナーに比べると3~4コーナーが大きいし、直線も長めなので、
追い込みがわりと効くんです。
ただ、雨が降ると先行馬が有利になりますね。枠順の有利不利はあまりないように感じますが、
1コーナーではいい位置を回るようにと思って乗っています。
でも、勝負どころで手ごたえがあるのに伸びない馬もいるんです。
走りやすくて故障する馬も少ないのですが、パワーが必要な馬場なんですね。
行きすぎや早仕掛けではパタッと止まりますし。なので、馬場入場後に軽く走らせて、その馬の力とか
体調などを把握するようにしています。
その上で、その馬なりの勝負どころを考えて、レースに臨んでいるんです。
歴史ある荒尾競馬場も、売上げが徐々に下がってきた。そのしわよせはこんなところにも現れている。
■連続で競馬が開催されるときも、最終レース後すぐに調整ルームに入らないで、一度厩舎に
帰るんです。というのは、乗っているだけでは生活が厳しいですから。
今、ぼくはカツイチカツヒメ(牝3歳)という馬の世話もしているんです。そのために、一旦厩舎に戻って
飼い葉つけや寝わらの整備などをして、夜7時までに調整ルームに入るんです。
賞金が下がっている状況だから、乗せるほうもシビアですよ。
荒尾はけっこう乗り替わりが多いのもそういう理由からだと思います。そんなこともあるので、
ぼくは所属以外の厩舎も回って手伝いを積極的にするようにしています。
荒尾はクセ馬や脚元に不安がある馬が多いので、予備知識を頭に入れるためにも。
また、それぞれの馬のレースVTRをしっかりと見て、各馬の特徴を自分なりにつかむようにしています。
いつその馬の手綱を任されてもいいように準備だけはしっかりとね(笑)。
今回のインタビューは、レース開始前にさせていただいた。その2時間後、パドックの外側から
馬にまたがる吉留騎手を見た。ビックリした。さっき面とむかって話をしたばかりだというのに、
その姿はしばらくのあいだ同一人物だとわからないくらいに、キリリと引き締まっていたのだ。
いやいや恐れ入った。吉留孝司騎手、なかなかの勝負師である。
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吉留孝司(よしどめこうし)
1969年2月6日生 みずがめ座 B型
鹿児島県出身 頼本盛行厩舎
初騎乗/1986年10月27日
地方通算成績/10,231戦999勝
重賞勝ち鞍/花吹雪賞(佐賀)、大阿蘇大賞典、
アラブ大賞典、肥後さざんか賞
2回、ヤングチャンピオン、荒
尾銀盃、九州アラブ栄冠など
服色/胴紫・桃ひし山形一本輪、そで白・桃二本輪
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※成績は2006年5月25日現在
(オッズパーククラブ Vol.2 (2006年7月~9月)より転載)
数々の名騎手を輩出する笠松競馬で、昨年のリーディングジョッキーとなったのが
東川公則騎手。
今年も4割の連対率でファンの期待に応えている。
東川騎手といえば、ミツアキタービンとのコンビが有名だ。2003年12月の中京競馬では、
アンドゥオールを4馬身ちぎり捨て、フェブラリーステークスGIでもアワヤという好勝負を
演じた。そのあとダートGIIを2勝した名馬は、現在復帰に向けて鋭気を養っている。
■JRAで挙げた唯一の勝利がタービンで勝った香嵐渓特別です。あの時はパドックで他の馬と比べても
見劣りがするし、実際に調教で乗っていてもスゴイという感覚がないものですから、緊張もしませんでした。
結果は完勝でしたが、勝ち時計もなんでこんなに速いんだろうと思うくらい、まだ半信半疑なところが
ありました。強いとハッキリ認識したのは、その次の東海ゴールドカップです。そのときぼくは自厩舎の
サダムクリスタルに乗っていたのですが、その馬もけっこう強いのにタービンには8馬身ちぎられました
からね。
あの後ろ姿を見て、タダモノではないなとようやく実感したんです。そして手綱が戻って挑んだ
フェブラリーステークスでは、行きっぷりがよくて2番手につけられて。そして最後はアドマイヤドンと
あまり差のない4着でしょう。
あんな競馬ができるなら、もう一度しっかり仕上げて挑戦したいですね。
もうすぐ帰ってきますし、本当に楽しみです。
東川騎手は昨年、デビュー19年目にして初のリーディングジョッキーに輝いた。
■本当は川原騎手がいるうちに(昨年6月兵庫へ移籍)獲りたかったのですけどね。
まあ、川原さんが移る時点でぼくの勝ち星が上だったから、よしとしましょうか(笑)。
でも、ここまでくるのは長かったですよ。デビューしてしばらくは「本命で飛ぶ東川」とファンの
人たちに言われていましたから。本命で負けたのに、お客さんに何も言われなくて不安になる
こともありました。
安藤勝己さんなら怒鳴られるのに......。そう、あの頃はヤジられるくらいになりたいと
思っていましたね。
笠松で顕著な成績を収めた騎手に贈られる騎手表彰は、3年連続の受賞となった。
■フェアプレーで乗らないともらえませんし(騎乗停止が5日以上あると、受賞資格を失う)、
単純にうれしいですね。
でも、デビューしてから10年目くらいまではスタートの御法でよく注意を受けていたんですよ。
だから今でもかなり気を使っています。ここは後手を踏むと厳しい競馬場ですし。
笠松競馬場は騎手のレベルが高いことでも知られる。これまでにも安藤勝己、安藤光彰、
川原正一、柴山雄一などが笠松の地で育っていった。
■偉大な人の背中を見ていましたから、その影響は大きいと思います。それにここは騎手たちが
みんな一所懸命にやっているんですよ。レース中でも他の騎手からの『勝ちたい』という強い気持ちを
感じます。もちろんぼくも、人気薄の馬だろうが勝ちに行く競馬をしています。
(昨年秋に笠松に短期所属した)内田利雄さんとか外から来る騎手に対しても、勉強になると
思って接していますよ。自分自身が刺激を受けて成長していければ存在は別に気にならないし、
乗り馬が取られるなどという悔しいことにならないように自分が頑張ろうという気になるから、
むしろ大歓迎ですね。
しかしながら、周りにいい手本があったとはいえ、理想の騎手像については「それとこれとは
別」という。
■今も毎日、理想の騎乗フォームをイメージトレーニングしているんですよ。いやあ、海外の騎手は
本当にすごいですね。海外のレースビデオを見て衝撃を受けてからヤミツキになりまして。
その映像を自宅で編集して見ているくらいなんです。ぼくの理想は、世界のトップジョッキーのように
「馬をブレさせないための動作が自然な流れの中でできる騎手」なんです。
まずはリーディングジョッキーになったということで、第一関門突破、っていう感じですね。
また、リーディングを獲れたことで招待競走などに行けるようになったのがすごい収穫で、
いい刺激になるんです。これからもそういう舞台にたくさん立ちたいですね。
JRAにももっと参戦したいし、ホントいろいろ勉強中です。
1周1100メートルの小回りコース。笠松競馬の勝負ポイントについて聞いてみた。
■とにかく外を回らないこと。特に1コーナーの回り方ですね。そこを内で我慢できるかどうかが勝負の
分かれ目だと思います。それと脚の使いどころ。距離が持つか怪しいなと思う馬でも、行ききれれば
けっこうしぶとく走ってくれるんです。だからこのコースは思い切りも大切。
それとマイル戦は内枠がやっぱり有利です。いくらダッシュ力があっても10番枠はつらいですね。
経営難が伝えられる笠松競馬。馬上からの視点でみた感想と、ファンへのメッセージを
聞いた。
■いやあ、スタンドにお客さんがいないのがよく見えるんですよ(苦笑)。表彰式でも周りに誰もいないから、
なんだか浮いちゃうし。やっぱりヤジられるくらいのほうがいいですね。
笠松競馬場の魅力は、騎手同士の駆け引きが深くて、たくさんのファンに楽しんでもらえる
ところだと思います。食べ物もいろいろありますし、もっとみなさんに参加してもらいたいですね!
東川騎手は「上手いと思う騎手はいない」とも言った。しかし続けて「いや、上手いと思う
人はいますよ。でもそのジャッジを下す前に、自分がきちんと乗れているかどうかなんです
から」なるほど。きっと東川騎手は、プロの探究心をとことん持った、とても明るい『ナイス
ガイな哲学者』なのだろう。
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東川公則(ひがしかわまさのり)
1969年9月6日生 おとめ座 AB型
愛知県出身 後藤保厩舎
初騎乗/1987年4月26日
通算成績/10,797戦1,293勝
重賞勝ち鞍/オグリキャップ記念GⅡ、ダイ
オライト記念GⅡ(船橋)、東海
ゴールドカップ2回、岐阜金賞2
回、ゴールドジュニアなど21勝
服色/胴白・赤ひし山形一本輪、そで青
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※成績は2006年2月28日現在
(オッズパーククラブ Vol.1 (2006年4月~6月)より転載)