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3/26ばんえい記念プレビュー

2006年3月24日(金)

 さあ、26日はいよいよばんえい記念(4歳以上オープン)です。言うまでもなく平成17年度の総決算。古豪新鋭入り乱れての最終決戦に、10頭がエントリーしてきました。スーパーペガサスの4連覇なるのか、はたまた他馬が意地を見せるのか。楽しみなことこの上ない、熱戦の火ぶたが切って落とされます。
 まずは4連覇の期待が掛かるスーパーペガサス。今年は旭王冠賞、ばんえいグランプリを制して存在感をアピールしていましたが、北見記念を前に脚部不安で戦線離脱。復帰後も3連敗と、いまだリズムがつかめていない印象です。ただ休養で減った馬体も増えつつあり、陣営もここを目指して懸命の調教を施しているはず。自慢の末脚を武器に、ここは格、実績の違いを見せてもらいたいものです。
 対抗格は、持ち前の登坂力で頂点をうかがう存在となったミサイルテンリュウ。とにかく障害の巧さはピカイチで、第2障害を越える時点で、どこまで後続を、スーパーペガサスを引き離しているかが焦点でしょう。ばんえい記念初挑戦だけに、激走の可能性も十分です。
 注目したいのは、01年の三冠馬ヨコハマボーイ。前走は2月26日のウイナーカップで、1カ月間出走がありません。ここ1本に的を絞ってきたのは明白で、陣営の意気込みが感じられます。昨年のばんえい記念は3着。今年こそ、と狙っているのは間違いありません。今季後半の好成績もあるだけに期待したいところ。
 高重量戦で先行・登坂力を発揮できるのはミサキスーパー。このレース2年連続2着の記憶も新しいところで、少しでも馬場が軽くなれば、この馬にとって有利といえましょう。ただ今回は同型のミサイルテンリュウがいることに加えて、近走好成績ながらオープン2、3組でのレースが多いため、強い相手と戦っていないのが不安です。
 好勝負圏内といえるのは、このレース5回目の出走となるシンエイキンカイ。つねに一線級であり続けているこの馬の底力は、簡単に見限れるものではありません。勝ちきれない面は否定できませんが、それでもなにかを期待させます。今回も持ち前の安定性を武器に、上位に食い込んでくることでしょう。
 サンデーブライアンは実績からいって、今回は厳しそう。ただ北見記念で3着に食い込んだレースぶりは念頭に置いておくべきでしょう。またヒカルセンプーは、実績では見劣りしないものの、往時の力が発揮できていない現状です。
 牝馬上位が続いていた今季のばんえいですが、さすがに秋を越えるとその流れも一段落。今回はサダエリコの名前こそありませんが、アンローズコスモカップ、引退となるキタノコクホーがここにエントリーしてきました。本来ならアンローズに期待できますが、近走の様子からいって、さすがに厳しいでしょう。

出馬表はこちら

【参考レース】
1/2 帯広記念(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)
2/26 ウイナーズカップ(勝ち馬:ヨコハマボーイ)
3/5 チャンピオンカップ(2着:ミサイルテンリュウ)
3/11 春蘭特別(2着:ミサキスーパー)
3/12 寒緋桜特別(2着:スーパーペガサス)

春蘭特別、寒緋桜特別以外の映像はこちら

3/19イレネー記念プレビュー

2006年3月18日(土)

 今週19日(日)はイレネー記念(3歳)が行われます。2-3歳シーズンの総決算として知られ、普段のレースより100キロ近く重い重量を曳く、若駒にとっては試練のレースとなっています。
 今回注目したいのはホクレン賞馬ニシキセンプー。成績だけ見れば勝ちきれない印象ですが、これは重量によるもの。ホクレン賞以後、他馬より10~20キロ重い重量で出走していることを思えば、これは実力の証明といえましょう。前走のプロキオン特別では、15キロ軽いマルミシュンキと2秒1差。同斤量なら、と思わずにはいられません。
 そのマルミシュンキも、もちろん有力。デビュー当初、破竹の6連勝を記録し、これまで10戦して敗れたのはたった1度。4カ月の休養を経て再び3連勝と、その才能を見せつけています。確かにニシキセンプーと同重量というのはマイナス材料ですが、ここもあっさりの可能性は否めません。
 安定して力を発揮できるメジロショウリキも魅力。北見開催から一気に力をつけた印象で、ここも勝ち負けを演じるでしょう。ホクレン賞3着のカネサテンリュウあたりまでが争覇圏と思われます。近走調子を上げてきたホクショウダイヤユキノショーも、好走が期待できるでしょう。

出馬表はこちら

【参考レース】
1/4 ホクレン賞(勝ち馬:ニシキセンプー)
1/15 ガーネット特別(勝ち馬:カネサテンリュウ)
2/12 つばき特別(勝ち馬:マルミシュンキ)
2/19 ジュニアカップ(勝ち馬:メジロショウリキ)
3/5 プロキオン特別(勝ち馬:マルミシュンキ)

ホクレン賞、ジュニアカップの映像はこちら

3/5チャンピオンカッププレビュー

2006年3月 3日(金)

 5日(日)は重賞のチャンピオンカップ(4歳以上、重賞競走優勝馬)が行われます。条件にあるとおり、今シーズンの重賞勝ち馬のみが出走できるレースで、力のばんえい記念に対し、スピードのチャンピオンカップといわれます。ただ、それでも800キロ前後を曳くことになるので、スピードに加えオープンで戦い抜くパワーも兼ね備えていなければならないともいえるでしょう。
 注目は、やはり王者スーパーペガサス。休養明けの然別賞(2月19日)は7着と大敗を喫しましたが、大目標ばんえい記念が近づいているだけに、陣営、馬ともに気合が乗ってくるに違いありません。特に馬場が重くなってパワー勝負となれば、この馬にとっては有利です。
 前走、白樺賞(2月11日)で8着に敗れたミサイルテンリュウの巻き返しにも期待されます。馬場が軽かったとはいえ、高重量戦の帯広記念を制したのはパワーアップした証拠。加えて、もともと障害の巧さは折り紙付き。障害を越えた時点で、どこまで後続を突き放せるか。それがこの馬の生命線となりそうです。
 近走の成績からいって、サダエリコアンローズは苦戦を強いられそう。ならば若駒の台頭が期待でき、エンジュオウカン、タケタカラニシキ、ニシキダイジンあたりが好勝負圏内となります。
 特にエンジュオウカンニシキダイジンは、馬場が軽くなったときに持ち前のスピード、障害力が生きてくるはず。タケタカラニシキはオープン戦線で安定した成績を残していますが、このメンバーで、この重量でどうか。真価が問われる一戦です。また、エンジュダイヤはここでは荷が重そうですが、未知の魅力で狙ってみるのもおもしろいかもしれません。

出馬表はこちら

【参考レース】
1/2 帯広記念(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)
1/15 ヒロインズカップ(勝ち馬:エンジュオウカン)
2/12 ポプラ賞(勝ち馬:ニシキダイジン)
2/19 然別賞(勝ち馬:エンジュオウカン)

映像はこちら

2/12ポプラ賞プレビュー

2006年2月10日(金)

 12日(日)は重賞のポプラ賞(4・5歳オープン)が行われます。4歳馬の出走はカネタマル1頭のみですが、それでも現5歳世代は実力馬揃いで、楽しみな一戦となりそうです。
 中心はなんといってもエンジュオウカンでしょう。今季はヒロインズカップを制し、掲示板をはずしたのもたった一度だけと、堅実なレースを見せています。銀河賞ではホクトキングの障害力と粘りに屈しましたが、世代ナンバー1の実力を持っていることは確か。ここも持ち前のスピードで重賞連勝を狙います。
 相手は、同じくオープンのタケタカラニシキと見ます。今シーズンは旭川記念制覇以降、厳しいレースが続きましたが、それでも銀河賞3着をはじめ、オープンでも善戦。前走ではついに古馬オープンでの初勝利を挙げました。確かに今回もハンデ差が厳しいと思いますが、好調ぶりから考えれば、勝ち負けを演じることができるでしょう。
 そのほかではギャンブラークインに期待。もともと実力はあるだけに、760キロで出走できる今回はチャンスでしょう。なるほど、これまで715キロまでしか曳いたことがありませんが、それは他馬も同じこと。持ち前の障害力が生きるか注目したいところ。ほか銀河賞馬ホクトキングなど、実力馬が目白押し。好レースが期待できそうです。

【参考レース】
12/19 オリオン特別(勝ち馬:キングファラオ)
1/3 銀河賞(勝ち馬:ホクトキング)
1/14 混合別定800万円未満(勝ち馬:ホクショウファイト)
1/15 ヒロインズカップ(勝ち馬:エンジュオウカン)
1/29 「雪に願うこと」メモリアルカップ(勝ち馬:タケタカラニシキ)

銀河賞、ヒロインズカップの映像はこちら

2/5黒ユリ賞プレビュー

2006年2月 3日(金)

 5日(日)は重賞の黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われます。これまでウィナーサマーやサダエリコ、フクイズミなどがこのレースを制しており、今回の勝ち馬にもそれに負けないくらいの活躍をしてほしいもの。
 中心はエメラルドキタノパワーになるでしょう。エメラルドは9月の白菊賞、11月のいちい賞の、牝馬限定特別を制しており、世代の牝馬ではナンバー1の実績。牡馬相手のナナカマド賞でもメダマの2着と健闘、のちにホクレン賞を勝つニシキセンプーに先着しています。12月のクリスマス特別を取り消したのが気がかりですが、無事出走できるようなら期待したいところ。
 キタノパワーはホクレン賞以後、苦戦が続いているものの、それまでは好走続き。力があることは確かで、牡馬にもまれて戦ってきた実力を発揮できるか注目です。エメラルドに複数回先着している牝馬は、この馬だけというのも期待できる要素でしょう。
 サクラガサイタもエメラルドに一度だけ先着しているものの、最下位争いでのものだけにあまり参考にはなりません。ただ、いちい賞2着が示すとおり、実力は世代牝馬トップクラスといえるでしょう。上位争いは必至と思われます。
 そのほか白菊賞3着のニシキユウや、同4着のエリモピリカあたりまでが争覇圏。2強対決に伏兵がどこまで迫れるか注目です。

出馬表はこちら

【参考レース】
9/4 白菊賞(勝ち馬:エメラルド)
11/13 いちい賞(勝ち馬:エメラルド)
12/4 2歳A-1(勝ち馬:サクラガサイタ)
12/25 クリスマス特別(2着:キタノパワー)

白菊賞、いちい賞の映像はこちら

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