
ふた開催お休みでもカネサブラック
今週月曜日の3レースで「久々に馬連ででかいの当てたぞぉ〜」と喜んでいたら、なんと枠連の配当が馬連の2倍以上も付いていてへこみました(7枠、8枠絡みではなく、枠番、馬番ともに3-6ね)。レースの直前まで粘って、枠連の方が配当が付くからと枠連で投票してみたら、みんな考えることは同じなのか? レースが終わってみれば馬連の方が配当が付いていたりして、結局めんどくさいだけであんまり変らないか、へたすれば損するから、「セコく打ちまわさなくてもいいや〜」と考え直して投票した矢先の出来事だっただけに本当にショックでした(´・ω・`)。みなさんもこのようなことがないように、注意しましょう! まぁ、一番注意するべきなのはσ(^ー^)ワタシだけどね(笑)。
そんなこんなで、今週は今季の重賞競走優勝馬で競われるチャンピオンズカップです。チャンピオンカップはばんえい記念の前哨戦となる大切なレースですが、今年も核となる馬が不在の上に、各馬の重量が異なる別定戦で難解です。しかしながら、やはり古馬重賞で上位争いを演じて来た7歳馬が優勢の傾向は変らないのではないでしょうか? ナリタボブサップの安定感や、他2頭と比べると10kgの斤量減で出走できるスーパークリントンも魅力的ではありますが、私はやはり今回はカネサブラックが有力と見ました。
◎カネサブラックは今回ふた開催お休みさせての出走で、前走比45kg増の重量が課せられましたが、重量900kgを背負った帯広記念でスーパークリントンやナリタボブサップに先着の3着なら、それでも押し切ってしまえるだけのスタミナがあると思います。帯広記念で1着のフクイズミがその時から90kgの斤量減に対し、カネサブラックはその時から100kgの斤量減ですから、逆転の余地も十分です。
○にはひと開催お休みさせた帯広記念で◎に次ぐ4着に好走し、今回◎よりも10kg軽い重量なのが魅力のスーパークリントン。▲にはヒロインズカップでフクイズミを負かした実績があり、重馬場の高重量戦で流れが落ち着く今回なら浮上の余地があるトカチプリティー。
あとは△に今季◎に先着したのは旭川記念だけで、ひと開催お休みさせての斤量増も明らかに不利な材料ではありますが、大崩れしないあたりは評価できるナリタボブサップ。他では前走の白嶺特別があまりにも不甲斐ない負け方だったので狙い下げましたが、岩見沢記念や帯広記念勝ちの実績を考慮して押さえておきたいフクイズミ。
◎ (7)カネサブラック
○ (10)スーパークリントン
▲ (2)トカチプリティー
△ (1)ナリタボブサップ
△ (4)フクイズミ
10キロ貰ったスーパークリントンの出番
ヒロインズカップ、バレンタインカップと、わりと順調な決着だったとはいえ予想は的中! おかげさまで、いい感じで年度末の3月を迎えることができました。今回の重賞・チャンピオンカップは、29日に行われるばんえい記念へ向けての重要な前哨戦。しっかり当てて、締めくくりの大一番に臨みたいところです。
昨年のこのレースでは、出走馬の負担重量の軽重差が120キロもありましたが、今年はわずか30キロ。これなら、ほぼ実力どおりに決まると考えていいでしょう。7歳牡馬トリオとフクイズミ、トカチプリティーの争いと見ました。
実力拮抗の7歳牡馬トリオにとって、他馬と同量なのか、10キロ増減されるか、という点は重要な要素。そうするとここは、10キロ貰ったスーパークリントンの出番、ってことになります。同馬は、他の2頭より10キロ軽い荷物を曳いた北見記念に優勝。同量となった帯広記念では3着カネサブラックと差のない4着に入り、ナリタボブサップには先着しているわけですから。単純に考えて、今回は目の前にエサがぶら下がっているようなものですよ。なので、まずはこの馬から馬券を買うことにします。
怖いのは帯広記念に勝ったフクイズミでしょうが、ひょっとしたらこの馬、出走馬に牡牝別以外のハンデ差がある時は苦戦するタイプなのかもしれません。というのも、そういうレースでは、軽量馬が飛ばして逃げ、障害も何とかこなしてしまうことが多く、この馬の追走力と末脚の切れ味では追いつけない展開になりがち、という気がしてきたんです。今回は、同馬より軽量の馬が5頭もいます。ヒロインズカップで先着を許したトカチプリティーとの重量差は、その時より10キロ縮まるとはいえ、フクイズミのほうが重いという状況に変わりはありません。ここはまだ、トカチプリティーのほうが有利と考えたいですね。
ということで、馬券はスーパークリントンを頭に馬単流し。カネサブラック、ナリタボブサップ、トカチプリティー、フクイズミの順で金額にメリハリをつけて買ってみます。押さえは、1着カネサブラック、ナリタボブサップ、2着スーパークリントンの馬単。これで行きましょう!
なにはともあれ、ここに出てきた有力馬には順調にばんえい記念に駒を進めてほしいですね。08年度のばんえい競馬は赤字決算になる見通しで、09年度の開催日程が発表されたとはいえ、その先の存続に関しては予断を許さない状況となりました。関係者の方々の尽力に期待するとともに、ファンのみなさんのより一層のご支援をよろしくお願い致します。では、今回はこのへんで。