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1/14ヒロインズカップ予想 斎藤修

重量有利な5歳馬エメラルド

 牝馬によるヒロインズカップ。オープン馬が770キロで、格付けがひとつ下がるごとに10キロ減、オープン馬については今シーズンの賞金150万円につき10キロ増という別定重量戦。ニシキユウとエメラルドは500万クラスでも4歳(明け5歳)でさらに10キロ減。オープンで今季賞金150万円のプラス10キロが加算されるフクイズミとは上下50キロもの差がついた。
 今回は、その重量差をフクイズミが克服できるかが焦点となるだろう。
 参考になるのは11月11日のレディースカップ。そのときの勝ち馬フクイズミと、3着ギャンブラークイン、4着エメラルド、6着ニシキユウ、10着トミサトクイーンとは、今回重量差がさらに10キロ広がった。勝ったフクイズミから6着のニシキユウまでは10秒以内の入線でそれほど離れていないことから、このあたりまでが逆転候補となりそうだ。
 ここは500万クラスで2勝を挙げているエメラルドに有利と見て、この馬を中心にする。
 大崩れがなく好調持続のトカチプリティーが相手、あとは前述の重量差で有利になったギャンブラークイン、ニシキユウを狙う。
 フクイズミは、さすがに下と50キロ差がついては厳しいのではないかと見て軽視。これで勝ったら恐れ入りましたと言うしかないが。
 フクイズミに人気がかぶるようなら、それ以外の4頭をボックスで買ってみようかと。
 ◎エメラルド
 ○トカチプリティー
 ▲ギャンブラークイン
 △ニシキユウ
 △フクイズミ

1/3天馬賞予想 矢野吉彦

2008年1月 2日(水)

調子のいい軽ハンデの牝馬

 ばんえい競馬正月重賞2連チャンの2戦目は天馬賞。5歳限定の新設重賞で、12月のHBC杯イルミネーションCに出ていた9頭に、マルミシュンキを加えたメンバー構成。ここは、休み明けをひと叩きしたマルミシュンキがやっぱり強いか、そのほかの馬が太刀打ちできるまでになってきたか、さぁどっち?というような、正月番組の二者択一クイズのようなレースになりました。
 年末のサンタクロース特別では、イルミネーションCで4着だったホクショウダイヤが休み明けのマルミシュンキより15キロ重いソリを引いて、マルミシュンキが1着、ホクショウダイヤが9秒4差の2着。今回、2頭は同重量になります。そこにイルミネーションCでホクショウダイヤに先着した馬も2頭出てくるわけですよね。イルミネーションC出走組は、今回、その時からすべて40キロ増量。その意味ではホクショウダイヤと条件は一緒です。そのあたりを考え合わせると、マルミシュンキとニシキユウ、エメラルド、ホクショウダイヤあたりは、横一線と言ってもいいくらい。これは難しいクイズです。
 こういう時は、ハンデの軽い馬のほうが有利だと思うんですけど。先行有利、障害を越えたらそう簡単には止まらない今の馬場を考えれば、ハンデは軽いほうがいいわけで。そこで、この難問の答えをニシキユウに求めようと思います。このところの好調さは成績が示すとおり。馬券はニシキユウからの馬複にします。たぶん、人気は割れそうなので、馬複でいいでしょう。相手はマルミシュンキ、エメラルド、ホクショウダイヤにツジノコウフクをプラス。さらに、実は同世代では格上のニシキセンプーも。オッズ次第では総流ししちゃうかもしれません。
 まぁ要するに、調子のいい軽ハンデの牝馬を狙うという作戦。ちょっといい加減ですが、考え出したらキリがなくなりそうなレースなのに、正月のおとそ気分が抜けず、これ以上細かく考えられないんです! 果たして結果は?
 では、今回はこのへんで。

1/3天馬賞予想 斎藤修

トップハンデでもマルミシュンキ

 新設の天馬賞には、満を持してマルミシュンキが出てきた。通算17戦16勝で、狙った重賞を確実に獲りにきているような感じだ。レースを選んで使われているため、これまでは別定重量が重くなることはなかったが、今シーズンは柏林賞を制していることもあり、現在の格付けはメンバー中最上位の700万未満。クラス別定のここは、ナカゼンスピード、ホクショウダイヤとともにトップハンデとなった。最軽量馬とは30キロ(牝馬とは40キロ)のハンデ差がつき、マルミシュンキにとっては初めての試練となるかもしれない。ただ、前走ここを目指しての復帰戦となった混合700万特別は、先頭で障害を越えると、後続を寄せつけずの圧勝だった。そのレースでは2着のホクショウダイヤより15キロ軽かったのに対し、今回は同じ770キロを曳くことになるが、それ以上の力差はあると思わせるレースぶりだった。今回もマルミシュンキが本命。
 相手は近走好調の馬から、まずはニシキセンプー。前々走、4歳オープンの10着を別とすれば、近5走の600万や700万の条件戦で3勝、2着2回とほぼ完璧な成績。これでトップハンデより10キロ軽い重量は有利だろう。
 前走の白馬賞で見せ場たっぷりの2着だったニシキユウもトップハンデと40キロ差なら期待できそうだ。ちなみに3歳時のばんえい大賞典も最軽量ハンデでの勝利だった。
 もう1頭の牝馬エメラルドも、9月の銀河賞から10戦していずれも4着以内と堅実に走っている。
 マルミシュンキから馬単と馬連複で流す。
 ◎マルミシュンキ
 ○ニシキセンプー
 ▲ニシキユウ
 △エメラルド

1/2帯広記念予想 矢野吉彦

2007年12月31日(月)

アンローズの2着づけで

 ばんえい競馬ファンのみなさん、明けましておめでとうございます。おかげさまで平成20年度の継続が決まったばんえい競馬。永続への道はまだまだ険しく、安閑とはしていられません。今年もみなさんのさらなる応援をよろしくお願いします。
 さて、1月2日はお正月の名物レースとなった帯広記念。今年は史上初めて全国の地方競馬場で場外発売されます。新年早々ズバッと当てて、いいスタートを切りたいですね。

 今回は、去年11月の北見記念出走組9頭にスターエンジェルを加えたメンバー構成。その北見記念では、5歳馬(明け6歳馬)が1~3着を独占し、世代交代を感じさせる結果となりました。でも、トモエパワー、ミサイルテンリュウといった古豪も、900キロを引く高重量戦となれば地力で巻き返せるはず。とても楽しみな一戦です。
 私の狙いは、ちょっとヒネってアンローズから。ご存知のように未勝利の帯広コース、しかも870キロの高重量ということで、どう考えても勝ち負けに持ち込むのは難しそうです。とはいえ、前々走で5.6秒差、前走で1.3秒差と勝ち馬からの着差を詰めてきており、ようやく苦手コースを克服にメドが立ち始めた感じもチラホラ。西弘美騎手への手替わりが吉と出ているのでしょうか。今回好走すれば次は人気になってしまいそうなので、一歩早く狙っておきます。女傑復活への応援馬券と行きましょう。
 ただし、いきなり勝つまでは望みません。馬券はアンローズを2着にしての馬単です。頭に買うのはトモエパワー、ミサイルテンリュウに6歳馬トリオ=ナリタボブサップ、カネサブラック、スーパークリントンの5頭。アンローズの複勝がつくようだったら、3着になったときの押さえとして買っておきます。

 そうそう、12月24日のAiba札幌駅前、28~30日の大井競馬場ふるさとコーナーでの場立ち予想会には大勢の方々にお集まりいただき、ありがとうございました。2日は川崎競馬場で荘司典子さんとトークショーをやりますので、こちらもどうぞよろしく。では、また明日、第1回天馬賞の予想で。

1/2帯広記念予想 斎藤修

高重量戦ならやはりトモエパワー

 さて、帯広記念だ。
 ばんえい記念を占う上で最も重要な一戦。昨年もここで重賞初制覇を果たしたトモエパワーが一気にばんえい記念制覇まで上り詰めた。
 帯広記念での連対馬はばんえい記念でも有力となるが、連がらみできなくてもトップハンデでいいレースをすればばんえい記念でも期待がもてる。ただ、今年はトップハンデといっても10キロ(牝馬とは30キロ)しか変わらないのでそこをどう判断するか。
 しかし、29日の雪の馬場はすごかった。第2障害の手前でも止まらず、40秒台から50秒台の決着。一昨年ミサイルテンリュウがこのレースを勝ったときも大雪だった。この時期だけに馬場状態が重要になるが、ピンポイントの週間予報を見ると、ずっと晴れのようなのでそこそこ馬場は回復して重くなると判断して予想する。
 このくらいの高重量戦になると、近走の結果がどうとかより、重量をこなせるかどうかがポイントになる。となると、やはりトモエパワーが中心になる。今、ほんとうに高重量をこなせるのはこの馬だけだろう。
 相手にはシンエイキンカイ。この馬も高重量ならという馬。06年5月以来しばらく勝ち星から遠ざかっていたが、昨年10月と12月にオープン戦を勝ってここのところ好調なだけに期待できそうだ。
 早めに障害を越えてゴール前どこまでもつかというミサイルテンリュウも展開次第では逃げ切りもある。
 帯広で勝ち星ながいといっても、2着3着はあるアンローズも押さえる。
 北見記念で台頭した5歳勢3頭だが、ここまで一気に突き抜けるほどとは思えない。連下があるとすれば890キロのスーパークリントンだろう。
 ◎トモエパワー
 ○シンエイキンカイ
 ▲ミサイルテンリュウ
 △アンローズ
 △スーパークリントン
 ただ、馬場が軽いままでスルスルと逃げ切りが決まるようならミサイルテンリュウを本命に格上げし、シンエイキンカイは無印。ナリタボブサップ、カネサブラックにもチャンスがでてきそうだ。

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