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3/29ばんえい記念予想 山崎エリカ

重量1トンならトモエパワー

 矢野さんのWBC(ワールドカップ・ばんえい・クラシック)というサブタイトルの命名はうまいなぁ〜(*^∇゚)bグッ! ばんえい記念は世界で1つしかないばんえい競馬の最高峰レースですから、まさにそのタイトルは今が旬でピッタリですね。大一番でキッチリ仕事するイチロー選手のように、あのお馬さんにもがんばってもらいたいです。p(*゚▽゚*)q

 あのお馬さんとはばんえい記念の3連覇がかかる◎トモエパワーのことです。トモエパワーは年々ズブくなり、昨年のばんえい記念以来勝ち星がありませんが、ばんえい記念は各馬が1トンのばんえい最重量を背負い、決着タイムが5分前後の特別なレース。つまり瞬発力(直線の脚)より豊富なスタミナ(登坂力)が問われるレースです。そうなればトモエパワーの出番でしょう。

 もちろん、今季は勝ち星がなく近走も昨年よりも不振というのは気になる材料で、世代交代の可能性も十分考えられますが、他に信頼できる馬もいないので、同馬の連対確保に今年も期待してみようと思います。

 ○には昨年のばんえい記念の4着馬で、今季は北見記念1着、チャンピオンカップ2着と着実に力を付けているスーパークリントン。▲にはばんえい記念初挑戦になりますが、今季はばんえい十勝オッズパーク杯とチャンピオンカップの重賞を2勝しているように、このメンバーではトップクラスの存在のカネサブラック。

 あとは△に直線での脚はないものの、登板力は抜群で時計の掛かる重量戦はプラスに転じると思われるニシキダイジン。他では近走は終いの甘さが目立ちますが、ばんえい記念は過去に3度挑戦して4着、3着、2着と結果を残せているように、登板力は魅力のミサイルテンリュウ。

 トモエパワーは私が思っていたよりも人気しそうな気配を感じますが、オッズが許す限り◎から印が重い順に買いたいと思います。

 ◎ (2)トモエパワー
 ○ (3)スーパークリントン
 ▲ (10)カネサブラック
 △ (6)ニシキダイジン
 △ (9)ミサイルテンリュウ

3/29ばんえい記念予想 矢野吉彦

2009年3月27日(金)

トモエパワー頭の馬単流し

 さぁみなさん、いよいよばんえい記念です。世界でただ一つのばんえい競馬にあって、正真正銘の最高峰レース。去年、私は「ワールドカップ・オブ・ばんえい」というサブタイトルをつけましたが、今年は「WBC」=「ワールド・ばんえい・クラシック」と命名させていただきます。トモエパワーの3連覇か、それとも他の馬がこれに待ったをかけて初優勝を果たすか。興味津々、全競馬ファン必見の大一番です!

 97年以降のばんえい記念では、“連覇”がキーワードになっています。97、98年はフクイチ、99、2000年はシマヅショウリキ、01、02年はサカノタイソンが2連覇。03年から06年まではスーパーペガサスが4連覇。そして07、08年はトモエパワーが2連覇。ということは、2連覇の次、3連覇が一つの壁とも言えるわけです。
 そこで、2連覇にとどまったフクイチ、シマヅショウリキ、サカノタイソンの“3年目”を調べてみました。まず、97、98年を連覇したフクイチは、99年のばんえい記念に出走。シマヅショウリキの2着に敗れ、惜しくも3連覇を逃します。そのシマヅショウリキ。99、2000年を連覇した後、01年のばんえい記念に駒を進めますが、今度はサカノタイソンの5着となり、これも3連覇を逃しました。そして、サカノタイソンは01、02年を連覇し、3連覇を目指すことになりますが、道半ばの02年12月に引退、3年目のばんえい記念には出走できませんでした。
 実は、フクイチの3連覇を阻んだシマヅショウリキと、シマヅショウリキの3連覇を阻止したサカノタイソンは、どちらも当時7歳。しかも、ばんえい記念は初挑戦でした。
 すると今年は? そう、7歳でばんえい記念初挑戦という馬がいるじゃないですか。カネサブラックですよ! トモエパワーの3連覇に待ったをかけられるのは、この馬しかいない、ってことになるはずです。
 でも、ちょっと心配なところがあります。カネサブラックの成績をよく見ると、800kg以上のソリを曳いて勝ったのは、前走のチャンピオンカップ(800kg)が初めて。それまでは、ことごとく何かに負けていたんです。そのうちのほとんどが、同馬よりも軽い荷物の馬に先着を許したもの。なので、牡馬同士なら同重量となる今回は心配無用なのかもしれません。とはいえ、去年の帯広記念では同重量のナリタボブサップ、今年の帯広記念では同重量のニシキダイジンに先着されています。こうした高重量戦での詰めの甘さは何とも気になります。今回のレースを勝てば、そういう部分も払拭されるんでしょうが……。
 前述したシマヅショウリキは、99年にばんえい記念初出走で初制覇を果たす前に、98年のチャンピオンカップで830kgを曳いて優勝。サカノタイソンも、01年のばんえい記念を制する前、00年の帯広記念で900kgを曳いて1着になっています。それに比べると、直前のレースでようやく800kgを曳いて優勝したカネサブラックの実績は、ばんえい記念初挑戦初制覇を果たすには、今ひとつ物足りないような気がしてなりません。
 今回は、トモエパワーの3連覇濃厚と見るのが無難のようですね。去年のばんえい記念以来、勝ち星から遠ざかっている同馬ですが、常にレースに出続けているのは、体調に問題のない証しでしょう。さらに言えば、ばんえい記念の1着賞金は500万円。今季ここまで、旭川記念、北斗賞、ばんえいグランプリ、岩見沢記念、北見記念、帯広記念、チャンピオンカップをすべて勝ったとして、1着賞金の総額は560万円。つまり、この大一番を一つ勝つだけで、その他の主要重賞を独り勝ちするのとほぼ同じ金額をゲットできるわけです。2年続けてばんえい記念を制したトモエパワーが、ばんえい記念だけに目標を絞って1年間走り続けてきたとしても、何の不思議もありません。2連覇の実績を素直に信用しようと思います。トモエパワー頭の馬単流しで行きます!
 相手は、7歳牡馬トリオとミサイルテンリュウ、ニシキダイジンの5頭。オッズ次第ですが、スーパークリントン、カネサブラック、ニシキダイジン、ミサイルテンリュウ、ナリタボブサップの順に配分します。
 どうかみなさん、馬券を買って、この大一番にご声援をお送り下さい。もし周りに馬券が買えそうなところにいる方をご存知でしたら、ぜひその方もお誘い下さい。なにとぞよろしくお願いします。
 では、およそ5分の感動のドラマを大いに楽しみましょう。全馬無事に完走することを祈って……!

3/29ばんえい記念予想 斎藤修

トモエパワー3連覇濃厚

 ◎トモエパワー
 ○スーパークリントン
 ▲ナリタボブサップ
 △ミサイルテンリュウ
 △カネサブラック

 詳細は、オッズパークのブログをご覧ください。

3/15イレネー記念予想 山崎エリカ

2009年3月15日(日)

ホウショウバンクの3冠に期待

 日曜日は伝統のBG1・イレネー記念。なんでも創設されたのは私が生まれる前の1969年らしく、長いなが〜い歴史を背負っています。ちなみに帯広競馬場の正門前にある馬像が、明治時代の大種牡馬イレネー号です。みなさんも帯広競馬場に行かれた際には、ぜひ拝んで見て下さい。もしかするとイレネー号のご利益で、ばんえい競馬が当たりまくるかもしれませんよぉ〜(*^▽^*)

 さて、そのイレネー記念。◎にしてみたいのは、2歳重賞のナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップを制したホウショウバンクです。前々走の黒竹特別は休養明けで斤量25kg増が堪えて障害で止まってしまいましたが、下の馬と最大で45kg差のあった前走つばき特別では好内容の2着に好走しました。ここへ来て力をつけてきている馬もいて、世間で言われているほどズバ抜けた存在だとは思っていませんが、定量戦となるとやはり有利でしょう。

 ○には休養明けの前走つばき特別はゴール前では止まってしまいましたが、昨年11月から一気に力をつけ、4連勝で挑んだ12月のヤングチャンピオンシップで◎に次ぐ2着に好走したキタノタイショウ。一度叩かれての上積みを見込めば◎との逆転の余地もあるでしょう。

 ▲にはナナカマド賞の2着馬で、取消後の4戦も牡馬が相手でも崩れていないワタシハスゴイ。前走のつばき特別時に馬体回復を計り、ここに照準を合わせてきた気配が感じられるので、ここは狙ってみます。(皆川厩舎は大レースに照準を合わせる厩舎ですからね)

 あとは△にここへ来ての障害力が光り、道中で息を入れて終いの脚を伸ばす競馬ができるようになったアアモンドヤマトと、前々走の若竹特別で▲に先着のアオノレクサス。

 今回は◎から配当と相談しながらの購入になると思いますが、基本的には印の薄い順に削って馬券を購入したいと思います。


 ◎ (7)ホクショウバンク
 ○ (6)キタノタイショウ
 ▲ (10)ワタシハスゴイ
 △ (1)アアモンドヤマト
 △ (2)アオノレクサス

3/15イレネー記念予想 矢野吉彦

2009年3月14日(土)

素直にホクショウバンク中心

 2008年度のばんえい競馬もいよいよ大詰め。イレネー記念というレース名を聞くと、なおさら年度末っていう雰囲気になりますね。昨年デビューした若駒たちのチャンピオン決定戦。“ラス前”のこのレースをしっかり当てて、“オーラス"のばんえい記念に弾みをつけましょう!

 牡馬670キロ、牝馬650キロという、どの馬にとっても未知の荷物を曳くレース。まずは馬格がモノを言いそうです。去年のレースでは、メンバー中最重量のニシキボス(1106キロ)が2着に来ましたからね。軸馬はそういう馬の中から選びましょう。とは言っても、素直にホクショウバンクでいいんじゃないですか?
 前々走の黒竹特別と前走のつばき特別では、25キロ軽い荷物の馬に勝たれましたが、今回はその差がなくなります。黒竹特別では勝ち馬から離されたものの、つばき特別で差のない2着になっているんですから、力上位は明らか。他馬の目標にされて何かに負けたとしても、2着は確保してくれると思います。
 相手は、体重1トン以上の馬に絞りたいところですが、ハンデをもらったとはいいながら、ばんえい重量600キロ2戦目、水分2.9%のやや重馬場となったつばき特別でホクショウバンクに先着したコウドウフジと、松田騎手が乗るアオノレクサスが不気味。ホクショウバンクに先着できるのはこの2頭と見ました。
 ホクショウバンクからの馬券が売れるのは確実なのでオッズと相談する必要がありますが、まずは同馬を頭に馬単。アオノレクサス、タワノアヤカ、キタノタイショウ、コウドウフジへ流します。あとは、アオノレクサスとコウドウフジからのウラ目で穴狙い。キタノタイショウからのウラ目は押さえ程度にしておきます。ちょっとナマクラな予想になっちゃいましたか?

 ともあれ、イレネー記念の後は、ばんえい記念が待っています。観戦ツアーはこちらで募集中! みなさんもぜひ“参戦”してください。では、今回はこのへんで。

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