軽い馬場でミサイルテンリュウ
旋丸文豪のこのコラムを読んでいて、佐藤希世子騎手の弁当箱でアッと思った。
最初、単に女性だから「希世姫」としているのかとそのまま見過ごしそうになったのだが、一瞬ののち、もしかしてこれは79、81、82年と農林水産大臣賞典(現・ばんえい記念)を3勝した牝馬のキヨヒメにあやかっているのではないかと気づいた。いや、きっとそうに違いない。機会があったら聞いてみたいものだが。
さて、北見記念なのだが、ここのところ馬場がだいぶ軽くなってるようで、23日(金)の水分量も1Rが7.6%で、最終Rでも6.6%。2歳の北見産駒特別は1:13.5、メインの700万は730キロのホクショウダイヤが1:33.1というタイムで勝ち、たいへん速い決着となっている。
この馬場なら迷わずミサイルテンリュウの出番でしょう。
岩見沢記念と同じ今シーズン120万円につき10キロ増という別定(基礎重量は840キロから860キロに増えた)で、その岩見沢記念で稼いだ賞金で今回別定10キロ増となったトモエパワーとの比較でも格段に有利。
相手筆頭にはフクイズミ。この重量になると障害に苦戦してどこにもないという場面も考えられるが、障害さえクリアできればこの馬場なら確実に差してくる。
高重量で結果を出せるようになってきたカネサブラックも、馬場が軽くなるのは歓迎。
ナリタボブサップは、このメンバーに入るとさすがに力不足は否めないが、軽い馬場はプラス材料。
根拠と言えるものはなく、たぶんダメだと思うが、そろそろ穴をあけそうなアンローズも押さえる。840キロという重量は去年の北見記念を勝ったときと同じなので、それは問題にならないはず。
パワータイプのトモエパワー、シンエイキンカイは、今回は見送る。
◎ミサイルテンリュウ
○フクイズミ
▲カネサブラック
△ナリタボブサップ
△アンローズ
ミサイルテンリュウ頭の馬単流しと、押さえで同じ馬連複流し。