ホウショウバンクの3冠に期待
日曜日は伝統のBG1・イレネー記念。なんでも創設されたのは私が生まれる前の1969年らしく、長いなが〜い歴史を背負っています。ちなみに帯広競馬場の正門前にある馬像が、明治時代の大種牡馬イレネー号です。みなさんも帯広競馬場に行かれた際には、ぜひ拝んで見て下さい。もしかするとイレネー号のご利益で、ばんえい競馬が当たりまくるかもしれませんよぉ〜(*^▽^*)
さて、そのイレネー記念。◎にしてみたいのは、2歳重賞のナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップを制したホウショウバンクです。前々走の黒竹特別は休養明けで斤量25kg増が堪えて障害で止まってしまいましたが、下の馬と最大で45kg差のあった前走つばき特別では好内容の2着に好走しました。ここへ来て力をつけてきている馬もいて、世間で言われているほどズバ抜けた存在だとは思っていませんが、定量戦となるとやはり有利でしょう。
○には休養明けの前走つばき特別はゴール前では止まってしまいましたが、昨年11月から一気に力をつけ、4連勝で挑んだ12月のヤングチャンピオンシップで◎に次ぐ2着に好走したキタノタイショウ。一度叩かれての上積みを見込めば◎との逆転の余地もあるでしょう。
▲にはナナカマド賞の2着馬で、取消後の4戦も牡馬が相手でも崩れていないワタシハスゴイ。前走のつばき特別時に馬体回復を計り、ここに照準を合わせてきた気配が感じられるので、ここは狙ってみます。(皆川厩舎は大レースに照準を合わせる厩舎ですからね)
あとは△にここへ来ての障害力が光り、道中で息を入れて終いの脚を伸ばす競馬ができるようになったアアモンドヤマトと、前々走の若竹特別で▲に先着のアオノレクサス。
今回は◎から配当と相談しながらの購入になると思いますが、基本的には印の薄い順に削って馬券を購入したいと思います。
◎ (7)ホクショウバンク
○ (6)キタノタイショウ
▲ (10)ワタシハスゴイ
△ (1)アアモンドヤマト
△ (2)アオノレクサス
素直にホクショウバンク中心
2008年度のばんえい競馬もいよいよ大詰め。イレネー記念というレース名を聞くと、なおさら年度末っていう雰囲気になりますね。昨年デビューした若駒たちのチャンピオン決定戦。“ラス前”のこのレースをしっかり当てて、“オーラス"のばんえい記念に弾みをつけましょう!
牡馬670キロ、牝馬650キロという、どの馬にとっても未知の荷物を曳くレース。まずは馬格がモノを言いそうです。去年のレースでは、メンバー中最重量のニシキボス(1106キロ)が2着に来ましたからね。軸馬はそういう馬の中から選びましょう。とは言っても、素直にホクショウバンクでいいんじゃないですか?
前々走の黒竹特別と前走のつばき特別では、25キロ軽い荷物の馬に勝たれましたが、今回はその差がなくなります。黒竹特別では勝ち馬から離されたものの、つばき特別で差のない2着になっているんですから、力上位は明らか。他馬の目標にされて何かに負けたとしても、2着は確保してくれると思います。
相手は、体重1トン以上の馬に絞りたいところですが、ハンデをもらったとはいいながら、ばんえい重量600キロ2戦目、水分2.9%のやや重馬場となったつばき特別でホクショウバンクに先着したコウドウフジと、松田騎手が乗るアオノレクサスが不気味。ホクショウバンクに先着できるのはこの2頭と見ました。
ホクショウバンクからの馬券が売れるのは確実なのでオッズと相談する必要がありますが、まずは同馬を頭に馬単。アオノレクサス、タワノアヤカ、キタノタイショウ、コウドウフジへ流します。あとは、アオノレクサスとコウドウフジからのウラ目で穴狙い。キタノタイショウからのウラ目は押さえ程度にしておきます。ちょっとナマクラな予想になっちゃいましたか?
ともあれ、イレネー記念の後は、ばんえい記念が待っています。観戦ツアーはこちらで募集中! みなさんもぜひ“参戦”してください。では、今回はこのへんで。
ふた開催お休みでもカネサブラック
今週月曜日の3レースで「久々に馬連ででかいの当てたぞぉ〜」と喜んでいたら、なんと枠連の配当が馬連の2倍以上も付いていてへこみました(7枠、8枠絡みではなく、枠番、馬番ともに3-6ね)。レースの直前まで粘って、枠連の方が配当が付くからと枠連で投票してみたら、みんな考えることは同じなのか? レースが終わってみれば馬連の方が配当が付いていたりして、結局めんどくさいだけであんまり変らないか、へたすれば損するから、「セコく打ちまわさなくてもいいや〜」と考え直して投票した矢先の出来事だっただけに本当にショックでした(´・ω・`)。みなさんもこのようなことがないように、注意しましょう! まぁ、一番注意するべきなのはσ(^ー^)ワタシだけどね(笑)。
そんなこんなで、今週は今季の重賞競走優勝馬で競われるチャンピオンズカップです。チャンピオンカップはばんえい記念の前哨戦となる大切なレースですが、今年も核となる馬が不在の上に、各馬の重量が異なる別定戦で難解です。しかしながら、やはり古馬重賞で上位争いを演じて来た7歳馬が優勢の傾向は変らないのではないでしょうか? ナリタボブサップの安定感や、他2頭と比べると10kgの斤量減で出走できるスーパークリントンも魅力的ではありますが、私はやはり今回はカネサブラックが有力と見ました。
◎カネサブラックは今回ふた開催お休みさせての出走で、前走比45kg増の重量が課せられましたが、重量900kgを背負った帯広記念でスーパークリントンやナリタボブサップに先着の3着なら、それでも押し切ってしまえるだけのスタミナがあると思います。帯広記念で1着のフクイズミがその時から90kgの斤量減に対し、カネサブラックはその時から100kgの斤量減ですから、逆転の余地も十分です。
○にはひと開催お休みさせた帯広記念で◎に次ぐ4着に好走し、今回◎よりも10kg軽い重量なのが魅力のスーパークリントン。▲にはヒロインズカップでフクイズミを負かした実績があり、重馬場の高重量戦で流れが落ち着く今回なら浮上の余地があるトカチプリティー。
あとは△に今季◎に先着したのは旭川記念だけで、ひと開催お休みさせての斤量増も明らかに不利な材料ではありますが、大崩れしないあたりは評価できるナリタボブサップ。他では前走の白嶺特別があまりにも不甲斐ない負け方だったので狙い下げましたが、岩見沢記念や帯広記念勝ちの実績を考慮して押さえておきたいフクイズミ。
◎ (7)カネサブラック
○ (10)スーパークリントン
▲ (2)トカチプリティー
△ (1)ナリタボブサップ
△ (4)フクイズミ