マルモスペシャルの巻き返しに期待
日曜日は中央競馬では日本ダービーが行われます。そして地方の佐賀では九州ダービー栄城賞。いよいよ中央・地方のダービーウイーク突入ですね。いつも南から、あるいは北から順番にダービーが行われれば、少しは行きやすくなるのにって思いますね。まぁ、私にはそのような体力がなく、それを実行すると予想がめちゃくちゃになってこっち(東京)に帰ってくる時は財布が空になっていそうで怖いですけど(^-^;;;;;;)。せめて東京ダービーだけは現地で観戦したいと思います。
さて、日曜日のばんえい競馬は4歳3冠の初戦、柏林賞が行われます。今季の重賞は、ばんえい十勝オッズパーク杯もカーネーションカップも馬連複の配当が2倍台以下の堅いかた〜い決着だったんで、今度こそある程度荒れてもらいたいですね。そんな願いを込めて◎にしてみたいのは、今季初戦のすずらん賞で今回断然人気になりそうなライデンロックを破ったマルモスペシャルです。同馬は前走の青葉特別ではヒザを折り、シンガリ負けというサッパリの内容でしたが、休養明け好走の反動もあったのでしょう。今回は休養明け3戦目ですから、巻き返しが十分期待できます。
○には前々走の若菜特別で復調気配を見せ、前走の決勝でも前が厳しい流れの中、3番手を追走し、障害をスムーズにまとめていた2歳チャンピオンのオレワスゴイ。▲には前走のシルバーカップはナリタボブサップに競り負けたとはいえ、大健闘の類だけにその疲労が懸念されますが、昨年のばんえい大賞典、ばんえいダービーを制した二冠馬だけに、圧勝劇があっても不思議ではないライデンロック。
あとは△に昨年度の最終戦クリスタル特別を快勝しているように、この世代では上位の力を持ち合わせているウメノタイショウ。他では前走で勝ち馬スギノディアスに競りかけられながらも、2着を死守できたのは地力強化の証のアカダケキング。
◎ (6)マルモスペシャル
○ (8)オレワスゴイ
▲ (9)ライデンロック
△ (3)ウメノタイショウ
△ (2)アカダケキング
マルモスペシャルから手広く高配当を狙う
5月31日は日本ダービー。さらに、地方競馬では、佐賀の九州ダービー栄城賞を皮切りとした“ダービーウイーク”がスタート。そしてばんえい競馬でも重賞競走が開催されます。競馬ファンにとっては大忙しの1日になりそうですね!?
では、ばんえいの重賞・柏林賞の予想です。一昨年、牡馬680kg、牝馬660kgの定量戦で行われた時は1、2番人気での堅い決着。昨年、クラス別定戦になったとたんに、最低人気の馬が優勝。過去2回は対照的な結果でした。今年も別定戦として行われるので、波乱の決着となってもおかしくなさそうです。
私は、ひとまずマルモスペシャルを中心にしてみました。昨年のばんえいダービーで、ライデンロック(1着)、ウメノタイショウ(5着)、オレワスゴイ(6着)と同じ730kgのソリを曳いて4着に健闘。その後、今年2月の白雪賞ではライデンロックより45kgも軽いソリで優勝しました。3月のクリスタル特別と5月のすずらん賞の結果は両極端ですが、これもハンデの加減によるもの。ライデンロックやオレワスゴイより軽く、ウメノタイショウと同重量なら、勝負になると思います。
前走の10着は負けすぎ、ですって? 昨年のこのレースを10番=最低人気で勝ったホッカイヒカルも前走は10着でした。古馬混合戦の大敗は、思い切って無視しちゃいましょう。
さぁ、あとはどの馬を相手にするか。マルモスペシャルはそこそこ人気になっちゃいそうですが、取りあえずは総流しにしてみたいですね。なにしろ昨年のようなことになれば、どの馬が来てもおかしくないわけですから。
総流しと言っても、買い方にはちょっと工夫を凝らします。まずはマルモスペシャルを頭にした馬単の総流しを。あとは、同馬を2着、頭をウメノタイショウ、ニシキエース、オレワスゴイ、ライデンロック、フレイムスワローにした馬単を押さえます。計14点ていうのは買いすぎですか? もちろん、当たって損のないように金額を配分するつもりですが。
さてさて、地方競馬の“ダービーウイーク”は平地のダービー6連発ですが、来週6月7日には、ばんえい競馬でも「とかちダービー」が行われます。“ダービーウイーク”を楽しんだ後は、ぜひこちらにも参戦してください! では、今回はこのへんで。
今年こそトカチプリティー
母の日にちなんで昨年から新設された牝馬重賞のカーネーションカップ。昨年も書いたような気がするけれど、私は母の日は「なぜカーネーションなのか?」と思ってしまうんです。なんせカーネーションはフラワーアレンジメントの練習用として使われるお花屋さんでもっとも安い花ですから、恋人に贈る花が最高級のバラならば、母は断然格下の存在ということになってしまいます。あくまでも価格上の話ですけど、私の場合は価格と愛情は比例するので、母になってもカーネーションよりバラの方が欲しいなぁ〜とヽ(^◇^;)ノ。
さて本題のカーネーションカップの予想ですが、今までの経験上、断然1番人気で前走から斤量増の逃げ馬を軸にすると、あまりにも強気のレースをしすぎてうまく障害が越えられず、悲惨な目に遭うことがけっこうあるので、今回はエンジュオウカン以外から馬券を買ってみたいと思います。
そこで今回軸馬候補に挙がったのは昨年の当該レースの覇者ニシキユウと2着のトカチプリティーです。ニシキユウは昨年同様、今季初戦の前走で準オープンと混合のオープン特別を勝ってここに挑みます。トカチプリティーも昨年同様、今季初戦でばんえい十勝オッズパーク杯を使った後にここへ挑みます。
ニシキユウとトカチプリティーは昨年と同じローテーションだけに、一見ニシキユウの方を軸にしたくなるのですが、昨年と比べると先行力が喪失していて、前が勝手に崩れる展開にならないと勝つまでは厳しいような気がするので、今回はある程度前で競馬ができるトカチプリティーを◎にしてみたいです。
もちろんトカチプリティーも死角がないわけではありません。前走のばんえい十勝オッズパーク杯では昨年は8着だったのに対し、今年は5着とそれなりに好走していますから、その反動が出てしまうことも十分考えられます。しかしながら同馬は牝馬限定戦では昨年のカーネーションカップ以外にヒロインズカップは過去5年連続で出走して3勝、3着1回、4着1回という実績がありますから、ここはその実績を信頼してみたいです。
○には前走の大雪賞を勝って更なる前進に期待のニシキユウ。▲には昨年10月に1年5カ月ぶりに復帰すると、混合500万からオープンまでいきなり4連勝し、その後もオープンで善戦を続けているエンジュオウカン。
あとは△に前走の春駒特別が鮮やかな逃げ切り勝ちでここも期待のギャンブラークイン。他ではメンバー強化になりますが、4走前の500万クラスで680kgの斤量を背負って抜群の障害力を見せているように、軽量戦の決め手比べよりも、重量戦のスタミナ比べでこそ持ち味が発揮できるアグリミズキ。
◎ (8)トカチプリティー
○ (6)ニシキユウ
▲ (10)エンジュオウカン
△ (3)ギャンブラークイン
△ (9)アグリミズキ