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1/4天馬賞予想 矢野吉彦

2009年1月 3日(土)

切れ味勝負でペガサスプリティー

 いやいや、帯広記念は完敗でした。いろいろ理屈をつけてフクイズミを切っちゃったんですが、恐れ入りました。ニシキダイジンもグランプリホースとはいえ、ここでは足りないかなぁと思っていましたし……。赤見サン、お見事でしたね!

 さて、天馬賞。私が予想の参考にしたのは、アローファイターが勝った12月14日のレースとアアモンドヤワラが勝った12月15日のレース、それにペガサスプリティーが勝った12月8日のレースです。馬場水分はいずれも4%台でほぼ同じ。3頭の荷物の重さで勝ち時計に差がつきましたが、今回、アローファイターはそこから60キロ増、アアモンドヤワラは45キロ増、ペガサスプリティーは40キロ増。これを加味すると、3頭ほぼ横並びになると考えられます。
 それらのレースで、アローファイターとアアモンドヤワラは第2障害に真っ先に到達。先に仕掛けてすんなりクリアし、そのまま逃げ切りました。一方、ペガサスプリティーは第2障害まで小刻みに止まって息をいれながら、他馬よりやや遅れて坂下に到達。後から仕掛けたものの、アッサリ障害をクリアして先頭に立ち、末脚衰えることなく悠々ゴールしました。牝馬らしい切れ味を見せたわけです。
 ムムッ、これって、ナリタボブサップ、カネサブラック対フクイズミという構図に似ていると思いませんか? 今回、アローファイターとアアモンドヤワラがグングン行って、行った行ったのゴールということも十分考えられます。でも、やや重くなりつつある馬場で2頭が無理にやり合ったら、どちらかの末脚が鈍ることがあるかも。そうするとペガサスプリティーの切れ味の餌食になってもおかしくありません。逆に、アローファイターとアアモンドヤワラが牽制しながらスローペースに落とせば、ペガサスプリティーにとっては追走がさらに楽になるはずです。どっちにしても、ペガサスプリティーには好都合。銀河賞やレディースカップで大崩れしているので、絶対的な信頼を置くのはどうかとは思いますが、ここへきての好調ぶりを評価して狙ってみることにします。
 馬券は、ペガサスプリティーを頭に馬単流し。アローファイターとアアモンドヤワラを厚めに、あとはシベチャタイガー、コーネルフジへ。押さえに馬複も買っておきます。
 みなさんも、うすうすお気づきでしょうが、私が考えているのは、終わったばかりの帯広記念のようなレース。大外から切れ味鋭い牝馬が一気に伸びて牡馬を蹴散らすという結末です。さぁ、どうなりますか?
 では、今回はこのへんで。

1/4天馬賞予想 斎藤修

格上位のシベチャタイガー

 ◎シベチャタイガー
 ○ペガサスプリティー
 ▲アローファイター
 △カネサリュウ
 △アアモンドヤワラ

 詳細は、オッズパークのブログをご覧ください。

1/2帯広記念予想 山崎エリカ

2009年1月 1日(木)

高重量戦ならスターエンジェル

 新年あけましておめでとうございます。新年早々、歯痛に悩まされている山崎です。“一年の計は元旦にあり”と言いますが、「今年は歯痛かよ!」と思うととてもブルーな気分になります。でも馬券はビシッと当てて、潤いのある1年にしたいです。

 そんなこんなで、新年第一弾の帯広記念の予想。◎にしてみたいのは2分30秒台を超える高重量戦に強く(1月1日の最終レースが馬場水分5.5%で、2日は雪が降らないことを考えると、2分30秒台前後で決着する可能性が高い)、昨年のばんえい記念で3着、今季のばんえいグランプリで2着、北見記念で3着のスターエンジェルです。

 スターエンジェルがばんえい記念で先着を許したトモエパワーは今季不振で休養明け。ミサイルテンリュウも今季の重賞で連対実績がないことを考えると、昨季の勢いは欠いているように思われます。またばんえいグランプリを制したニシキダイジンはノーマークで競馬ができたことが好走の要因なので(今回もノーマークなのがちょっと怖いですが)、信頼するには至りません。北見記念の覇者スーパークリントンも、脚部不安でひと開催お休みさせた後ですから、今回は厳しい結果が待っているのではないでしょうか? 北見記念2着のカネサブラックは古馬重賞で再三2着に好走している強い馬ではありますが、久々のレースとなった前走でそれなりに好走していることを考えると、疲れはないのかと心配になります。

 それら諸々を考慮した結果、決着タイム次第では勝ち切れないまでも、スターエンジェルから馬券を買うのがもっとも無難なのではないかという結論に達しました。もちろん、強い馬が力を出し切って3着、4着という結果も考えられなくはありませんが、おそらく上位争いはしてくれるでしょう。

 ○には登板力はこのクラスではトップクラスで、今季不振でも斤量が増量されるのは好材料のミサイルテンリュウ。▲には北見記念は-48kgの大幅馬体減で6着に破れたものの、賞金によるハンデを背負わされた前2走で崩れがなく、横綱競馬をした岩見沢記念でも3着なら侮れないナリタボブサップ。

 以下△に約1年半の休養明け後に4連勝し、前2走でも2着、3着と崩れていないエンジュオウカン(前走3着も2着とはタイム差なし)。他では休養明け初戦のグリーンパーク特別(オープン特別)を快勝後の旭川記念で大きく崩れただけに、今回もその二の舞になるのではないかという不安が過ぎりますが、岩見沢記念と北見記念で2着の実績があればアッサリと通用しても不思議ではないカネサブラック。あとはスターエンジェルがそこまで人気がないようなので、もう1頭押さえたいフクイズミ。フクイズミは以前より障害がスムーズになって今季の岩見沢記念を制しているので、880kgの重量を背負う今回でも買っておきたいです。

 ◎スターエンジェル
 ○ミサイルテンリュウ
 ▲ナリタボブサップ
 △エンジュオウカン
 △カネサブラック
 △フクイズミ

1/2帯広記念予想 矢野吉彦

去年の1、2着馬一騎打ちか

 ばんえい競馬ファンのみなさん、あけましておめでとうございます。今年もばんえい十勝へのご声援をなにとぞよろしくお願いします。

 さて、新年の重賞第一弾は帯広記念。北見記念の1〜8着馬にトモエパワーとエンジュオウカンを加えたメンバーで争われます。870〜900キロのソリを曳く高重量戦ですから、その適性がモノを言うでしょう。順当に考えれば、去年の優勝馬ナリタボブサップ、2着馬カネサブラックの一騎打ちだと思います。
 スーパークリントンは、去年1、2着馬より10キロ軽い890キロで4着。去年の北見記念に勝ったときもナリタボブサップ、カネサブラックより10キロ軽いソリでした。それが今回は3頭ともに900キロ。ちょっと分が悪いですね。
 一昨年の優勝馬トモエパワーはひと頃のたくましさが影を潜めてしまいました。ここ数戦の内容からも、一変は難しいでしょう。その一昨年の帯広記念で850キロを曳いて2着に入ったスターエンジェルも、今や9歳。その時より20キロ重い870キロを曳いて、勢いと若さのある7歳牡馬と好勝負できるかどうか。去年のばんえいグランプリや北見記念での好走は大健闘ですが、それ以上となると疑問符がつきます。
 3年前、雪馬場だった時の優勝馬ミサイルテンリュウは、一昨年、去年といずれも7着。障害はいいけどゴール前はどうしても甘くなる馬で、重馬場の高重量戦はどちらかといえば苦手のタイプ。帯広記念は鬼門のレースと言えます。
 あとはフクイズミですが、帯広記念はこれが初挑戦で、880キロは初の高重量。父コブラテンリュウは気の悪さのあった馬で、900キロを超えるソリを曳いたレースでは勝ち馬から10秒以上はなされた3着が最高(99年の帯広記念)でした。フクイズミもこれまでのレースの中で最も重い850キロを曳いた07、08年の北見記念では5、4着。今回、さらに重いこの重量を曳くとなると、大きな期待はかけにくいところです。
 そう考えると、やっぱりナリタボブサップとカネサブラックの2頭になっちゃいますよね。でも、それじゃぁおもしろくないので、これにスーパークリントンとミサイルテンリュウを絡めて馬券を買います。まるで支離滅裂な結論ですが、スーパークリントンはここへ来て力をつけてきたと見て、ミサイルテンリュウは北見記念での復活を期待した馬なので、もう一度応援の意味を込めて、というわけです。
 馬券は馬複のボックス。ナリタボブサップとカネサブラックの組み合わせは厚く買っておきます。たぶん人気になっちゃうでしょうから。

 帯広記念当日は、今年も川崎競馬場でトークショーを実施します。さぁ、2009年のばんえい重賞走り初め。みなさんもバッチリ馬券を当ててくださいね!

赤見千尋の帯広記念予想

年間プラス収支目指してフクイズミ

 ◎10フクイズミ
 ○5ナリタボブサップ
 ▲4トモエパワー
 △9カネサブラック
 △1ニシキダイジン

 詳細は、オッズパークのブログをご覧ください。

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