高重量戦ならスターエンジェル
新年あけましておめでとうございます。新年早々、歯痛に悩まされている山崎です。“一年の計は元旦にあり”と言いますが、「今年は歯痛かよ!」と思うととてもブルーな気分になります。でも馬券はビシッと当てて、潤いのある1年にしたいです。
そんなこんなで、新年第一弾の帯広記念の予想。◎にしてみたいのは2分30秒台を超える高重量戦に強く(1月1日の最終レースが馬場水分5.5%で、2日は雪が降らないことを考えると、2分30秒台前後で決着する可能性が高い)、昨年のばんえい記念で3着、今季のばんえいグランプリで2着、北見記念で3着のスターエンジェルです。
スターエンジェルがばんえい記念で先着を許したトモエパワーは今季不振で休養明け。ミサイルテンリュウも今季の重賞で連対実績がないことを考えると、昨季の勢いは欠いているように思われます。またばんえいグランプリを制したニシキダイジンはノーマークで競馬ができたことが好走の要因なので(今回もノーマークなのがちょっと怖いですが)、信頼するには至りません。北見記念の覇者スーパークリントンも、脚部不安でひと開催お休みさせた後ですから、今回は厳しい結果が待っているのではないでしょうか? 北見記念2着のカネサブラックは古馬重賞で再三2着に好走している強い馬ではありますが、久々のレースとなった前走でそれなりに好走していることを考えると、疲れはないのかと心配になります。
それら諸々を考慮した結果、決着タイム次第では勝ち切れないまでも、スターエンジェルから馬券を買うのがもっとも無難なのではないかという結論に達しました。もちろん、強い馬が力を出し切って3着、4着という結果も考えられなくはありませんが、おそらく上位争いはしてくれるでしょう。
○には登板力はこのクラスではトップクラスで、今季不振でも斤量が増量されるのは好材料のミサイルテンリュウ。▲には北見記念は-48kgの大幅馬体減で6着に破れたものの、賞金によるハンデを背負わされた前2走で崩れがなく、横綱競馬をした岩見沢記念でも3着なら侮れないナリタボブサップ。
以下△に約1年半の休養明け後に4連勝し、前2走でも2着、3着と崩れていないエンジュオウカン(前走3着も2着とはタイム差なし)。他では休養明け初戦のグリーンパーク特別(オープン特別)を快勝後の旭川記念で大きく崩れただけに、今回もその二の舞になるのではないかという不安が過ぎりますが、岩見沢記念と北見記念で2着の実績があればアッサリと通用しても不思議ではないカネサブラック。あとはスターエンジェルがそこまで人気がないようなので、もう1頭押さえたいフクイズミ。フクイズミは以前より障害がスムーズになって今季の岩見沢記念を制しているので、880kgの重量を背負う今回でも買っておきたいです。
◎スターエンジェル
○ミサイルテンリュウ
▲ナリタボブサップ
△エンジュオウカン
△カネサブラック
△フクイズミ