キタノタイショウ世代トップへ
先日はX'masでしたが、想いのほか街はX'masムード一色ではありませんでした。不景気の影響なのか、それとも若者たちがX'masに興味を失ってしまったのかはわかりませんが、飲食店はそれほど混んでいなかったし、タクシーもすぐに拾えました。これはとても素晴らしいことです。X'masに仕事している者としては、X'masムードがとても疎ましいのです(笑)。
さてそんなX'masも終わり、ようやく年の瀬を感じさせるばんえいダービー。◎にしてみたいのは、ばんえい菊花賞馬のキタノタイショウです。いくら馬場が軽かったとはいえ、休養明けにもかかわらず前走比30㎏増の重量700㎏を曳き、障害を難なくクリアし、約50mにも及ぶキャンターを使われては他の馬は打つ手なしです。定量戦の今回もアッサリと押し切ると見ました。
ばんえいオークス馬のワタシハスゴイは前走を目標にした反動が出るように思えますので、○には順調に使われながらも前走のばんえいオークスで逃げ粘っての2着に好走したワタシハキレイズキ。前々走の能取湖特別で695㎏の重量を背負ってソコソコの競馬をしていますから、よほど刻まずに行かない限り、710㎏の重量は問題ないでしょう。◎から厚めに行くなら同馬だと思います。
▲には2歳重賞のナナカマド賞とヤングチャンピオンシップの勝ち馬ホクショウバンク。その後伸び悩みましたが、近走は障害も良くなって成績が安定して来ていますから、大崩れすることはないでしょう。あとは△にばんえい菊花賞の2着馬後は不振が続きましたが、自己条件の前走で復調気配を見せたアオノレクサス。
◎キタノタイショウ
○ワタシハキレイズキ
▲ホクショウバンク
△アオノレクサス
万全のステップで臨むキタノタイショウ
いよいよ暮れも押し詰まってきました。毎度の話ですが、年末年始は地方競馬の書き入れ時。ばんえい競馬でも重賞競走が相次いで行われます。しっかり予想して全勝を目指しましょう。
まず27日は、ばんえいダービー。サラブレッドの競馬では、このところ国内、海外ともに"強い牝馬"が続々と誕生していますが、ばんえい競馬の今年の3歳勢は、どうやら牡馬優勢のようです。今回のダービーも、菊花賞で上位を占めた牡馬=キタノタイショウ、アオノレクサス、ホクショウバンクの三つどもえと見ました。
問題は3頭の菊花賞後のローテーション。ホクショウバンクはあまり間隔を空けずに出走して安定した成績をマーク。逆にキタノタイショウは間隔を空けて、時計のかかった高重量戦でも好走。アオノレクサスは両者のちょうど間をとったようなローテーションで着順からすると今ひとつの成績。どの馬が本番のダービーへ向けて理想的なステップを踏んできたかを見極めなければなりません。
よく考えると、やっぱり菊花賞馬のキタノタイショウのパターンがいいような気がします。レースを絞ってフレッシュな状態を保っていると思いますし、前々走、2分以上かかったレースで725㎏を曳いて差のない3着に好走、今回の重量への"慣らし"もしています。この馬を軸に馬券を買いたいですね。
そこで、まずはキタノタイショウを頭にした馬単を。相手はホクショウバンク、アオノレクサス。牝馬を押さえるなら、今度こそ馬体重1トンの"壁"がポイントになると見て、ワタシハキレイズキのほうにします。あとは、ホクショウバンク、アオノレクサスが頭でキタノタイショウ2着の"ウラ目"を少々。これでいきます。
"日本一遅いダービー"というキャッチコピーが楽しいばんえいダービー。有馬記念だけでなく、こちらにもどうぞご注目ください。
さて、28日(月)、30日(水)は、大井競馬場ふるさとコーナーで年末恒例となったばんえい場立ち予想会を開催します。お近くの方はみなさんお誘い合わせの上、ぜひ大井競馬場へ! ご来場をお待ちしています。
スゴイよりもキレイズキ
今年は「風邪を引かないこと」を目標にし、健康面には十分注意して生活を送ってきたのに最後の最後の月で風邪を引いてしまいました(・_・、)。 とても悔しいですが、来年こそ3年目の正直で「風邪を引かないこと」を目標にがんばります。p(TT)qファイト!
さて、今年もやってまいりました。牝馬3冠の頂上決戦ばんえいオークス。◎にしてみたいのはワタシハスゴイではなく、ばんえいプリンセス賞の勝ち馬ワタシハキレイズキの方です。同馬は前3走で結果を残せていませんが、調子落ちというよりも重量が堪えた印象があります。障害で体は前へ行こう、行こうとしているものの肢がついて行けていないような感じなのです。
しかし前走の能取湖特別では重量695㎏を背負って見せ場を作りました。今回はそれより軽い重量の670㎏で、土曜日の雪で馬場水分も軽いわけですから、今回はワタシハキレイズキの障害力が生かせるのではないでしょうか。そもそも定量戦のばんえい菊花賞ではワタシハスゴイよりも同馬の方が上位人気に支持されていたわけですから、逆転の余地は残されていると見ました。
○にはメンバー中で唯一350万クラスからの出走となるワタシハスゴイです。今回はひと開催お休みさせての出走になりますが、定量戦で前走より重量が10kg軽くなったことや、ソリの滑りがよい軽馬場で行われることを考えるとそこまでのマイナス材料ではないでしょう。3歳牡馬相手のばんえい大賞典勝ち、ばんえい菊花賞4着の実績を考えると、やはり対抗にせざるを得ません。
▲にはばんえいプリンセス賞の4着馬で、その後力をつけたコマクイン。近6走が1着3回、2着3回という抜群の安定感で、スーパーコマチやヒマワリカツヒメと戦ってすべて先着を果たしているというのは好ましい材料です。
ただコマクインのように障害力を持ち味とする馬というのは、それまで抜群の安定感を誇っていたワタシハキレイズキが、ばんえい菊花賞でそれまで背負ったことのない高重量を背負った途端に惨敗したように、紙一重で惨敗する場合も多々あります。コマクインも前走から一気に60㎏増量され、初の重量670㎏を背負うわけですから、あまり刻まずに積極的なレース運びをすると大崩れの可能性もあるでしょう。コマクインが初重量をそれほど意識しないで積極的なレースをした場合も考慮して△スーパーコマチ、ヒマワリカツヒメも買い目に加えたいです。
◎ワタシハキレイズキ
○ワタシハスゴイ
▲コマクイン
△スーパーコマチ
△ヒマワリカツヒメ