地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。
地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。 岩見沢記念というと、「そろそろ秋だなあ、高重量戦の季節だなあ」という感じがする。秋といっても、帯広競馬場ではすでにジェットヒーターがごうごうと音を立てて燃え盛っているらしいけど。
というわけで、岩見沢記念。
基礎重量840キロに、今シーズンの賞金120万円ごとに10キロ増という別定戦。ばんえい十勝オッズパーク杯を勝ったカネサブラック、ばんえいグランプリを制したニシキダイジン、旭川記念と北斗賞を制したナリタボブサップと、今シーズン重賞勝ちのある3頭がプラス10キロ。
このレース連覇のかかるトモエパワーが中心。今シーズンは、例によってここまで未勝利。「例によって」というのは、昨シーズンもこの岩見沢記念が初勝利だった。それどこか、勝ち星は岩見沢記念とばんえい記念のわずか2勝のみ。ばんえい記念3連覇を狙おうという現役チャンピオンホースが、500万とオープンの混合戦に出られたりするのがばんえい競馬のおもしろいところ。しかし、全馬が800キロ台というレースとなると、この馬の出番。今もっとも勢いのあるナリタボブサップ、カネサブラックの2頭が10キロ余計に負担しているだけに、ここはチャンス。狙っているレースは昨シーズンと同じ、ということかもしれない。
相手は迷うところだが、ナリタボブサップが筆頭。ばんえいグランプリはまさかの4着。ゴール前まで先頭を歩きながら、ゴールライン上で止まって後続に続々と交わされるという、らしくないレース。昨シーズンは、北見記念、帯広記念という、より負担重量の重いレースで台頭してきただけに、ここで巻き返したいところ。
この重量なら、スーパークリントンが穴馬としておもしろそう。
フクイズミは07年のチャンピオンカップを800キロで勝っているが、今シーズン大崩れはないというものの、もどかしいレースが続いている。820キロという重量でどうか。
カネサブラックは大事に使われながら、今シーズン連対を外したのが1度だけ。そのたった1度の旭川記念が、唯一10キロ増量されていただけに、今回もそれがネックになりそう。
◎トモエパワー
○ナリタボブサップ
▲スーパークリントン
△フクイズミ
△カネサブラック