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斎藤修の重賞ピックアップ

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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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    (2010/03/11)
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【3/12笠松・マーチカップ】昨年2着の雪辱を期すエーシンアクセラン

 笠松競馬の今年度最終日となるこの日、「パクじぃファン感謝祭」と題し、関連する協賛レースが7レース行われる。
 「パクじぃ」とは、27歳の現役誘導馬ハクリュウボーイの愛称。笠松競馬場を訪れたことのある方ならご存知のことと思うが、ハクリュウボーイは最終レースの誘導を終えるとスタンド前の一般エリアに入ってきて、ファンと一緒に写真を撮ったり、直接触れ合うこともできる。この日は記念セレモニーが行われ、プレゼントもあるようなので、近くの方(近くでない方も)は、笠松競馬場に足を運んでみてはいかがだろうか。
 この日のメインは古馬によるマーチカップ。重賞勝ち馬はヒシウォーシイ、トミノダンディ、オリオンザクロノスの3頭だが、近走は必ずしも順調という馬ばかりでもなく、馬券的にはどこからでも狙えそうだ。
 中心は、昨年2着の雪辱と、重賞初制覇がかかるエーシンアクセラン。重賞勝ちがないとはいえ、2着2回、3着2回と惜しいレースはしてきている。昨年秋、4連勝で臨んだ笠松グランプリは6着だったが、その後は5戦していずれも3着以内と堅実な成績。その中には、目下重賞3連勝中のマイネルアラバンサや、ダートグレードでも善戦しているマルヨフェニックスら強豪との対戦もある。今回のメンバーなら、いよいよ重賞勝ちのチャンスが巡ってきたと見てよさそう。
 強敵となりそうなのは、昨年11月の東海菊花賞を制したヒシウォーシイ。その後はあまり結果が残せていないが、いずれも強敵相手。こちらも近走に比べれば相手が楽になった。名古屋の1900メートルは3戦2勝で、その2勝はいずれも重賞。相性のいい舞台だけに巻き返したいところ。
 そのほかでは、前走東海クラウンでエーシンアクセランに2馬身半差2着のエイシンハンコック、中央から転入2戦目のスプリングサンテ、同じく転入4戦目のエーシンエヴァンあたりに一角崩しの可能性。
 ◎エーシンアクセラン
 ○ヒシウォーシイ
 ▲エイシンハンコック
 △スプリングサンテ
 △エーシンエヴァン

2010/03/11
重賞予想
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【3/7福山・若草賞】コロニアルペガサス断然

 メンバー中、重賞タイトルがあるのは、笠松のコロニアルペガサスと地元福山のワイエスオジョーの2頭。なかでも今回のメンバーならコロニアルペガサスの実力が断然と見る。1月の園田クイーンセレクションは、直線で単独先頭に立ったエレーヌが完全に勝ったかというレースだったが、そのエレーヌが突然内によれて落馬の不運。代わって直線抜け出して勝ったのがコロニアルペガサスだった。幸運の重賞勝ちという面もあるが、2着に敗れた新春ペガサスカップもレベルの高いレースだった。勝ったパラダイスラビーダは2歳時のゴールドウィング賞と合わせて重賞2勝。ラブミーチャンを別格とすれば、今年の東海地区の3歳世代で重賞を複数勝っているのはパラダイスラビーダしかいない。新春ペガサスカップ3着のタンブリングダンスは、重賞タイトルこそないものの、重賞では常に善戦を続けている。今回の相手関係なら、勝つのはコロニアルペガサスだろう。
 2番手以下は評価としてやや離れるが、筆頭は同厩舎のプティフルリール。過去の成績を見ると二桁着順も多が、惨敗はいずれも中央遠征やレベルの高いメンバーが相手。地元のレースでは堅実に掲示板を確保していて、牝馬同士の今回は当然上位争い。コロニアルペガサスとは、厩舎が同じというだけでなく、馬主も同じ(有)ホースケアさん。幻の園田クイーンセレクション勝ち馬エレーヌも同じ馬主さんで、金曜日(3月5日)の名古屋・スプリングカップでは直線叩き合いの末、タンブリングダンスをアタマ差でしりぞけた。おそらくスプリングカップと、この若草賞を使い分けてきたのだろう。
 メンバー中もう1頭の重賞勝ち馬は、前走福山プリンセスカップを制した地元のワイエスオジョー。福山のこの世代の牝馬同士では、ビクトリーヒマワリ、ムツミクリークと勝ったり負けたりで、この3頭が連下候補。
 ◎コロニアルペガサス
 ○プティフルリール
 ▲ワイエスオジョー
 △ビクトリーヒマワリ
 △ムツミクリーク

2010/03/06
重賞予想
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【3/5名古屋・スプリングカップ】負けられないタンブリングダンス

 東海地区の3歳世代と言えば、JRA桜花賞を目指しているラブミーチャンが断然だが、それに続くのが、ラブミーチャン以外で唯一重賞を2勝しているパラダイスラビーダ。で、昨年のJBC当日、ゴールドウィング賞でそのパラダイスラビーダと接戦を繰り広げたのがタンブリングダンス。逃げ粘るパラダイスラビーダに4コーナーで並びかけ、3番手以下を離しての叩き合いとなったが、わずかにアタマ差及ばなかった。しかしタンブリングダンスはその後2歳1組特別を2連勝。明け3歳初戦の新春ペガサスカップでは1番人気に支持されたが、再びパラダイスラビーダに敗れて3着。ゴールドウィング賞と同じように4コーナーで外から並びかけようとしたが、淀みのないペースで脚を使わされ、直線では突き放されてしまった。しかし今回は、そのときの2着馬コロニアルペガサスも不在で、このメンバーなら負けられないところ。
 相手筆頭はエレーヌ。前々走、園田クイーンセレクションでは、直線を向いて完全に抜け出し、勝利は間違いないと思ったところ、馬が何かに驚いたか、急にラチ沿いによれて騎手が落馬。幸い、人馬ともに大事には至らず、仕切り直しとなった前走、地元笠松の3歳1組特別は、3番手追走から持ったままで直線先頭に立つと、楽々と後続を突き放した。北海道時代はJRA認定のルーキーチャレンジを勝ったのみだが、移籍後笠松では2戦2勝。落馬しなければ勝っていたであろう園田クイーンセレクションも含め、未知の魅力はたっぷり。
 そのほか、近走好走している好調馬も多いが、これまでの対戦成績からいずれもタンブリングダンスとは差がありそう。やはり北海道出身で、名古屋に移籍後6戦3勝いずれも3着以内というラッキーサンライズ、同じく北海道からの移籍組で、ライデンリーダー記念3着のホワイトロマンあたりが連下候補。
 ◎タンブリングダンス
 ○エレーヌ
 ▲ラッキーサンライズ
 △ホワイトロマン

2010/03/04
重賞予想
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【3/4園田・六甲盃】この距離で末脚生きるチャンストウライ

 笠松から2頭、福山から1頭の遠征があるが、地元兵庫勢が強力だ。
 ゆったり流れる2400メートルならチャンストウライの末脚に賭けてみたい。昨年7月のオッズパークグランプリ2009は、1400メートルの忙しい流れに追い通しで持ち味を発揮できず。しかもこのときは鞍上が主戦の下原騎手ではなかっただけに度外視してよさそう。2400メートルで争われた5月の兵庫大賞典は、4コーナーまで先頭のアルドラゴン、ぴったり2番手のベストタイザンを、直線で抜き去り2馬身差をつけた。今回は、11月の楠賞以来4カ月ぶりになるが、自主能検にも参加して乗り込みも十分。
 アルドラゴンは園田2400メートルを4戦3勝で、一度の敗戦はチャンストウライに差された兵庫大賞典。ダートグレードを除く地元兵庫ではたしかに3着を外さない安定した成績だが、チャンストウライも同じ条件で3着を外したのは先のオッズパークグランプリ2009のみ。アルドラゴンが勝ってもまったく不思議はないが、年齢的なこともありチャンストウライを中心にした。
 ハスフェルは、園田金盃で最後方追走から大外をまくって勝利。1番人気に支持された新春賞は、キーポケット、カラテチョップの一騎打ちから離された5着。今回も展開次第という面はありそうだ。
 バンバンバンクは、11月の楠賞でチャンストウライ、キヨミラクルと接戦を演じたものの、わずかの差で3着。その後も善戦しているとはいえ、現状では上位2頭と差がありそう。
 他地区勢では、前々走のウインター争覇2着の笠松・エイシンヴァイデンだが、笠松に来て3戦、まだ勝ち星がないだけに、連下に食い込めるかどうか。
 ◎チャンストウライ
 ○アルドラゴン
 ▲ハスフェル
 △バンバンバンク
 △エイシンヴァイデン

2010/03/03
重賞予想
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【2/28ばんえい・チャンピオンカップ】重量有利なアカダケキング

 幅広い世代の馬が出走するため負担重量の差が大きく、人気どおりには決まりにくいレース。過去5年でも固い決着のだったのは昨年だけだが、それもそのはず、昨年はハンデ差が上下30キロしかなく、トップハンデで1番人気のカネサブラックが勝ったため。それ以前の4年は、上下60~110キロもの差があった。
 今年はカネサブラックの810キロからワタシハキレイズキの730キロまで80キロ差。実績では今季重賞4勝のカネサブラックと同3勝のフクイズミだが、その実績どおりには決まらないと見る。
 ここはやや無理な狙いかなと思いつつも、人気薄で銀河賞を制したアカダケキングを狙ってみたい。古馬オープンでの実績はないものの、08年の勝ち馬ツジノコウフクも当時同じ5歳で古馬オープン実績はなかった。このとき接戦の2着が60キロ差のカネサブラック。今回、アカダケキングはカネサブラックと50キロ差。この違いがあれば格の違いは埋められると見る。同じ5歳世代のトップホース、ライデンロックとの比較でも30キロ差はかなり有利。銀河賞でライデンロックを負かしたときも30キロ差だった。760キロという重量も天馬賞で経験していて、着順こそ8着だがそれほど大きな差をつけられたわけではない。
 相手にはやはりカネサブラック。帯広記念でのフクイズミとの40キロ差はさすがに厳しく3着に敗れたものの、今シーズンの安定感は抜群だ。今回、フクイズミとは20キロ差、エンジュオウカンとは30キロ差で、少なくともこのベテラン2頭には負けないだろう。カネサブラックが負けるとすれば軽量馬の大駆け。
 3番手には勢いのある5歳馬ライデンロック。3走前の睦月特別で25キロ差のカネサブラックに負けているため、今回の20キロ差は正直厳しい。ただそのとき4着とはいえ2秒4の差しかないので、展開次第では逆転も不可能ではない。
 フクイズミは馬場が乾いて時計がかかるようになればプラスだが、今シーズンの重賞3勝はいずれもカネサブラックと30キロ以上の差があった。20キロ差の今回は、カネサブラックとの比較でも厳しい。700キロ台の若馬にハイペースでスイスイと行かれそうな展開もこの馬には決して有利ではない。
 近走好調のエンジュオウカンは、今シーズンばんえいの年間勝利数記録を更新し続けている鈴木恵介騎手の勢いで上位に食い込めるかどうか。
 馬券的には、アカダケキングからなら総流しでもいいかもしれない。
 ◎アカダケキング
 ○カネサブラック
 ▲ライデンロック
 △フクイズミ
 △エンジュオウカン

2010/02/27
重賞予想
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