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3/25ばんえい記念予想 荘司典子

オレノココロVSサクラリュウ

 いよいよ2017年度を締めくくるばんえい記念です!第50回という記念すべき節目の年。どんな記憶を私たちの心に刻んでくれるレースになるのか。本当に楽しみでなりません。関係者の皆さんにとっても、ばんえい競馬ファンにとっても最高峰のレースであるばんえい記念を前に、実は「ばんえい記念2018カウントダウンインタビュー」のインタビュアーを務めさせていただきました。ばんえい十勝のHPのトップ画面の下の方にバナーがありますので、そこからご覧いただくことができます。お話を伺った皆さんのばんえい記念への熱い思いに触れて、ますます大一番への気持ちが高まりました。ばんえい記念は1年のすべてがここに集結すると言ってもいいほどのレース。敬意を持って予想をしたいと思います。

 本命はオレノココロ。昨年、第2障害を越えてからの力強い伸びを見てすっかり惚れ込み、その後ずいぶんと追いかけてきました。旭川記念、岩見沢記念、チャンピオンカップと今期も重賞3勝を挙げましたが、障害で膝を折っての敗戦も多く、馬券的に痛い目にあいました。しかしそこはオレノココロに惚れた身ゆえ、常勝ではなく弱味があるところも人間味があって(?)魅力的なところ。青毛で真っ黒な馬体ゆえ、暑い季節は苦手なのだと伺いました。今年はそんな夏の時期から年明け3月のばんえい記念に向けて逆算して調整をしてきたという陣営。その集大成が"連覇"という形で実を結ぶに違いありません。

 相手筆頭はサクラリュウ。着実に力を付けた今年、現在の状態もすごくいいということで、昨年6着以上は間違いなし。その力強い登坂力で上位を脅かします。重賞ウイナーが揃う中、いまだタイトルを手にしていませんが岩見沢記念、帯広記念で2着に健闘。今回も底力に期待します。

 一昨年の勝ち馬フジダイビクトリーも高重量戦で力を発揮するタイプ。ニュータカラコマは去年3着、一昨年2着と常に上位争い。今季、北見記念、帯広記念を制したコウシュハウンカイ。今年は8、9、10、11歳の戦いで経験値から考えるとどの馬も怖い存在です。

 本当に馬券下手で...私の1年の負けを取り戻してプラスで今年度を終えるためにはここで物凄い大穴を狙わないと無理。というか不可能な状況です(汗)。であるならば自分が好きな馬で、1年の収支は無視して納得のいく馬券を買って締めくくりたいと思います。
当日は現地のイベント等でお会いしましょう。レースは以下の馬券を握りしめ、声援を送ります!

◎6 オレノココロ
○2 サクラリュウ
▲4 フジダイビクトリー
△7 ニュータカラコマ
△8 コウシュハウンカイ

3連単
2,6→2,6→4,7,8 各1000円 計6000円

3/25ばんえい記念予想 矢野吉彦

ニュータカラコマの安定感に期待

 ポプラ賞も情けない結果に終わった当情報局の予想合戦。全員が赤字状態のまま、ついにオーラスのばんえい記念を迎えてしまいました。
 ここで劇的な逆転ホームランをかっ飛ばすためには、買い目を絞ってドカンと勝負するしかないでしょうね。じゃぁどういう馬券を買いましょうか・・・。
 過去のこのレースで上位に来たことがある馬は、1トンのソリを曳くレースに適性があるということ。逆に、何度か出走しているにもかかわらず好走の経験がない馬には大きな期待はかけられません。となると、今回のメンバーでは、優勝経験馬のオレノココロ、フジダイビクトリーが中心で、これに馬券の対象になったことがあるニュータカラコマとコウシュハウンカイを絡めればたいがい当たりそうな気がします。
 あえてもう1頭加えればサクラリュウでしょうが、初挑戦した去年が6着なので、勝つまではどうかと思います。
 まぁ、なんだかんだと理屈をこねてもダメなときは当たらないので、そろそろ結論を。私の期待馬はニュータカラコマです。このレースには過去4回挑戦して4、2、2、3着。末が甘くて勝ちきれないレースを続けてきましたが、とにかく安定して上位に食い込んでいます。今季は北斗賞、ばんえいグランプリ優勝を含め、すべてのレースで電光掲示板に載っている(5着以内に来ている)というのは実にお見事。ばんえい記念の馬の御し方を心得ている藤野騎手なら、ここも確実にいいところまで持ってきてくれるでしょう。
 馬券は、相手をオレノココロ、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイ、サクラリュウに絞って3連複1頭軸流しを買えば計6点で1000円ずつ行けるわけですが、それでは大した儲けにはならないので、さらに絞ります。
 まずはニュータカラコマとオレノココロの2頭を軸に、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイ、サクラリュウへ流す3連復を1500円ずつ。それに、ニュータカラコマとフジダイビクトリーの2頭を軸に、オレノココロ、コウシュハウンカイ、サクラリュウへ流す3連複を500円ずつを買い足してみました。
 これでも買いすぎ?そうですね。これは自分が現地で買う馬券としておいて、当情報局の予想としては、ニュータカラコマ、オレノココロ、フジダイビクトリーの3連複を4000円、ニュータカラコマ、オレノココロ、コウシュハウンカイの3連複を1500円、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイの3連複を500円の3点勝負にまとめました。
 1点に絞りきれないのが私の弱いところ。まぁ、総合順位や年間収支を別にして、このレースだけを考えたらここまで絞り込むのが精一杯です。ではみなさん、今季はこのへんで。

◎ニュータカラコマ
〇オレノココロ
▲フジダイビクトリー
△サクラリュウ
△コウシュハウンカイ

3連複
7-6-4 4000円
7-6-8 1500円
7-4-8 500円

3/25ばんえい記念予想 須田鷹雄

オレノココロが昨年を再現

 気が付けばもうばんえい記念。私に関しては今年の重賞予想はぱっとしたところが無かった......。そこで今回は一発逆転を目指すために、買い目は3連単1点で出してみようかと思う。

 前年の勝ち馬がいる場合はその馬から入るのがばんえい記念の鉄則。ということで、◎はオレノココロ。もうひとつ、私は毎年ばんえい記念の出走馬について「前年のばんえい記念~チャンピオンカップまでの古馬重賞(ドリームエイジカップ含む)に出走した際の平均着順」というのも計算して参考にしている。今年度のトップはオレノココロで、中間値で見てもコウシュハウンカイと並ぶトップタイだ。昨年の強さを再現してもらいたい。

 ○には一昨年の覇者ということでフジダイビクトリー。4着だった3年前も10コースでの競馬で見せ場は作ったし、このレースへの適性は確か。今年度はシーズン前半もたついたイメージが強いが、北見記念2着、ドリームエイジカップ2着、帯広記念3着と後半はそれなりにまとめている。他馬が苦しむ展開ならこの馬の出番。

 ▲が難しい。平均値理論ならコウシュハウンカイなのだが、実際にこのレースで好走しているという点でニュータカラコマを取る。勝ちきるイメージはないが、馬券には絡んでくれるはず。

 あとシルシを回すとしたら☆コウシュハウンカイと△サクラリュウ。この2頭も3着はあるし、コウシュハウンカイは2着までありうる。何点買ってもいいなら3連単で◎→○▲☆→○▲☆△の9点だが、先述したようにばんえい情報局での買い目は一発逆転狙いの1点勝負にする。

◎オレノココロ
○フジダイビクトリー
▲ニュータカラコマ
☆コウシュハウンカイ
△サクラリュウ

3連単
6→4→7 6000円

3/25ばんえい記念予想 斎藤修

2年ぶり2度めを狙うフジダイビクトリー

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎4フジダイビクトリー
 ○6オレノココロ
 ▲8コウシュハウンカイ
 △2サクラリュウ
 △7ニュータカラコマ

 馬複
 4-2,6,8 2000円 計6000円

今週の見どころ(3/24~3/25)

2018年3月22日(木)

 今季開催最終日である3月25日(日)のメイン第9レース(17:15発走予定)には、ばんえい記念が組まれています。16年のフジダイビクトリー、17年のオレノココロと近2年の優勝馬をはじめ1トンの経験がある馬に混じって、初参戦となるソウクンボーイの走りにも注目したいところです。

※ばんえい記念出走馬の調教師・騎手コメントはこちら

【第26回開催4日目】
 3月24日(土)のメイン第10レースは、桜月特別(A1級混合・18:10発走予定)
 ◎ホクショウメジャーは障害巧者で、A1昇級後の特別戦2走でも障害はひと腰で切って僅差の3、2着に駆けています。今回はその2走の勝ち馬ソウクンボーイが不在の組み合わせ。今季ラストを勝利で飾りたいところです。
 ○ワールドピサは、ホクショウメジャーが3着だったウインターカップ(2月19日・A1級-2組)の2着馬。しかし前走のA1級-1・2組決勝混合戦では障害で苦戦し9着大敗だったのがやや気になります。
 ▲カゲホウトウは、年が明けてから9戦4勝、2着3回の好成績。1月22日の特別戦では障害ひと腰先頭クリアから、オープン馬ホクショウユウキの2着に好走しています。前走のA1級-1・2組決勝混合戦で逃げ切り勝ちを収めており好調をキープしていますが、実績がない765キロ克服が課題になるでしょう。
 △バウンティハンター△カイシンゲキは、オープン馬同士では苦戦が続きますが、格下相手のここは見直したいです。

【第26回開催5日目】
 3月25日(日)のメイン第9レースは、第50回ばんえい記念(17:15発走予定)。負担重量・定量1トンで4歳以上のチャンピオンを決定します。
 ◎コウシュハウンカイは、今季、ばんえい十勝オッズパーク杯、北見記念、帯広記念と重賞3勝。ばんえい記念には過去2回挑戦して、16年3着、17年5着でしたが、ばんえい記念に次ぐ重い基礎重量(890キロ)の帯広記念を制して臨むのは今回が初。しかもその帯広記念は、トップハンデ920キロながら障害ひと腰2番手でクリアすると、早めに抜け出す完勝でした。同じ明け8歳世代のオレノココロが、昨年、帯広記念1着からばんえい記念を圧勝しており、今年はこの馬が最強世代をアピールしそうです。
 ○オレノココロは、前述のとおり昨年のこのレースの覇者。こちらも今季はチャンピオンカップをはじめ3重賞を制しています。重量1トンはどの馬も苦戦するはず。障害で止まってから腰が何発も入り、いざ上がってしまえば、現役屈指の末脚を生かして2連覇達成という可能性もあります。
 ▲サクラリュウは、昨年がばんえい記念初挑戦で6着。今年の帯広記念ではコウシュハウンカイに交わされてからもしぶとく歩いて2着に健闘しています。前述両馬は3歳三冠のタイトルホルダーで、若い時から活躍していたのと比べ、こちらの重賞初参戦は6歳8月のばんえいグランプリ。最強明け8歳世代で遅咲きの1頭にも注目が集まります。
 16年のばんえい記念馬△フジダイビクトリー、このレースでは3年連続で馬券に絡んでいる△ニュータカラコマも押さえには必要でしょう。

 2018年度のばんえい十勝は、4月20日(金)にナイターで開幕します。

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