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9/23銀河賞予想 荘司典子

実力拮抗の世代も柏林賞馬ジェイワンに注目

 先週の岩見沢記念。5歳馬マルミゴウカイがついに古馬重賞初制覇を果たしましたね。2着に古豪健在フジダイビクトリー。3着センゴクエース。私が本命を打ったオレノココロは第2障害に苦戦し4着。「強い馬が常勝するとは限らない」ばんえい競馬らしい決着となりました。いや~悔しいけれど面白かった!このメンバーで力強い勝利を決めたマルミゴウカイ、これからがますます楽しみになりました。

 さあ今週は「銀河賞」です。そのマルミゴウカイが昨年の勝ち馬。一昨年のセンゴクエースもそうですがここまで複数の重賞を制覇していた馬が勝利を飾っているわけですが、今年の4歳馬世代は突出した存在がいません。未だ実力拮抗の状態が続いています。果たして混戦を断つ存在は誕生するのでしょうか。

 そこで今回注目したのはジェイワン。前走では第2障害の前でためて後方からになりましたが、いざ登り始めればすんなりと上がり、最後はロングスパートの末脚を繰り返して2着。見せ場たっぷりで710kgも克服。以前は730kgのばんえいダービー3着、735kgで9着(今年1月の吹雪特別)ということもありましたが、力を付けた今なら今回の730kgも大丈夫と信じて◎本命に推します。柏林賞を勝った時の鈴木恵介騎手とのコンビというのも好材料。

 以下、一応印の順位は付けましたが、何が起きるかわからない4歳世代の重賞ゆえ、馬券はジェイワンから総流しさせてください。3着までに必ず来てくれると信じて3連複。それから3連単を少し。余った分で単勝を買います。あ~そろそろ大きな配当を当てたい!

◎6 ジェイワン
〇10 メジロゴーリキ
▲9 ミノルシャープ
△3 マツカゼウンカイ
△1 カネサスペシャル

3連複
6-1,2,3,4,5,7,8,9,10 100円
3連単
6→9,10→9,10 200円
単勝
6 2000円 計6000円

9/23銀河賞予想 矢野吉彦

斤量730kg組の中でもジェイワン、フウジンに注目

 まだ半年もシーズンが残っていますから、今の状況についてあれこれ問題点を指摘するのはいかがなものか、なのですが、それにしても山崎サンの独走を見ると、3連単の予想はやめたほうがいいんじゃないかと思っちゃいますね。馬複で堅実に(でもちょっと大胆に)行くのがいいのかもしれません。
 でも、この状況を打破するには、やっぱり3連単で大きいのを当てるしかないでしょう。

 そこで今回の銀河賞では、3連単2頭軸流しマルチの馬券を3通り糧見ることにしました。みなさんも考えていらっしゃるように、重量差が影響しそうなレースですよね?ここは思い切ってトップハンデのマツカゼウンカイと1枚格下のノエルブラン、それに牝馬の2頭をハズしちゃいます。残った馬の中では、メジロゴーリキが一番強そうですが、これが端枠を引いたので、中心はゴールデンフウジンとジェイワンにしてみました。

 で、3通りの3連単2頭軸流しは、以下に買い目を書きましたのでそれをご覧ください。けっこう大胆な馬券も買っているので、うまく当たれば高配当も期待できるはずですが・・・。
 いずれにしても、トップ独走中の山崎サンを追いかけるには、開き直っていくしかないですから。では、今回はこのへんで。

◎7 ゴールデンフウジン
〇6 ジェイワン
▲10 メジロゴーリキ
△1 カネサスペシャル
△8 ウンカイタイショウ
△9 ミノルシャープ

3連単2頭軸流しマルチ
6,7→1,8,9,10 100円
7,10→1,8,9 100円
6,10→1,8,9 100円 計6000円

9/23銀河賞予想 斎藤修

差のない実力上位馬からミノルシャープ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9ミノルシャープ
 ○10メジロゴウリキ
 ▲2ノエルブラン
 △5シンエイボブ
 △6ジェイワン
 △7ゴールデンフウジン

 3連単1頭軸マルチ
 9→2,5,6,7,10 100円 計6000円

9/23銀河賞予想 目黒貴子

前走を勝って勢いに乗るミノルシャープ

 前回の重賞岩見沢記念はマルミゴウカイの勝利となりました。古馬一線級に混じってのレースで早速勝ち星を挙げるのはなかなかのもの、恐れ入りました。今後さらなる成長を遂げてどうなるか楽しみになりました。が、予想はハズレ。最近快音が聞かれないので、そろそろといきたいところです。

 4歳の世代重賞となる銀河賞。近走の安定感、そして前走のはまなす賞をしっかりと勝っての参戦でマツカゼウンカイに◎としたいのですが、今回は斤量が一気に50K増える750K。他の有力馬の斤量と比べてもこれは大きな負担になりそう。ということで◎はミノルシャープ。少々ムラがあるタイプなところはありそうですが、前走を勝って充実して臨めそうなこの一戦。2走前の重賞はまなす賞は4着も勝ち馬との差はわずかで昨年8月はまなす賞以来の重賞勝利を目指します。

 ◯にはジェイワン。夏に3連勝で柏林賞を勝った時の勢いにはまだかもしれませんが、こちらも前走の内容はよく、いい状態でレースに臨めそうです。その前走、◎のミノルシャープより5K重い斤量で僅差の2着ですから、こちらにも充分チャンスがあると言えるでしょう。今回はその柏林賞を勝った時の鈴木恵介騎手に戻るのも好材料です。

 ▲はメジロゴーリキ。世代トップクラスの実力馬の一頭という認識はありますが、なんとも勝ちきれない印象が強いのも事実。ここは3番手評価とします。

 △には前述したマツカゼウンカイ、少しずつ力をつけてきた印象のノエルブラン、近走成績はいまひとつも、実力はあるゴールデンフウジンまで。3連複で楽しみたいと思います。

◎9 ミノルシャープ
○6 ジェイワン
▲10 メジロゴーリキ
△3 マツカゼウンカイ
△2 ノエルブラン
△7 ゴールデンフウジン

3連複
9-2,3,6,7,10 600円 計6000円

今週の見どころ(9/22~9/24)

2018年9月20日(木)

 9月23日(祝・日)のメインには、4歳シーズン三冠の第2弾・銀河賞が組まれています。一昨年はセンゴクエース、昨年はマルミゴウカイと、4歳世代には圧倒的な強さを誇る馬がいましたが、現世代で重賞を複数勝っているのはホクショウムゲン(2歳シーズンのヤングチャンピオンシップ、イレネー記念)のみと依然混模様。この世代限定の重賞も残り少なくなってきましたが、新たなタイトルホルダーが誕生するのか注目です。

【第12回開催4日目】
 9月22日(土)のメイン第10レースは、野分特別(A1級混合・20:10発走予定)
 ◎カイシンゲキは、オープン・A1級混合の特別戦3連勝を狙った前走オッズパーク杯では15キロの増量が堪えたか、直線失速して9着も、障害はスムーズでした。重量慣れが見込める今回は末の粘りも変わってくるはず。巻き返してきそうです。
 ○キンメダルは、カイシンゲキと同じ近2走がともに3着。ひと押しきけば前進があるでしょう。
 ▲シンザンボーイ△セイコークインは、オープン馬で相手関係が有利。前者は障害巧者ですが終いの踏ん張り次第。後者は障害に課題があるものの終いは確実とタイプは逆ですが、馬券には欠かせません。
 △カンシャノココロは、A1級同士か、格下A2との混合戦で3走連続連対と絶好調。メンバー強化となるここでも侮れません。

【第12回開催5日目】
 9月23日(祝・日)のメイン第10レースは、第26回銀河賞(4歳・20:10発走予定)
 8月に行われた3歳との混合重賞・はまなす賞出走馬による争いとみます。同レースは、勝ったマツカゼウンカイ、2着の3歳馬ミスタカシマ、3着メジロゴーリキ、4着ミノルシャープが1秒8差以内という大接戦。うち4歳の3頭は当時700キロでしたが、今回は◎メジロゴーリキ○ミノルシャープが30キロ増の730キロなのに対し、△マツカゼウンカイが50キロ増のトップハンデ750キロとなることで、着順の変動はありそうです。
 ▲カネサスペシャルは、はまなす賞が5着とはいえ勝ち馬と3秒7の僅差。早めに障害を越えられれば末脚を生かし、逆転も考えられます。
 同6着△ジェイワンは、障害のデキが鍵を握りますが、一冠目・柏林賞を勝った時の鈴木恵介騎手に戻るのは歓迎材料でしょう。

【第12回開催6日目】
 9月24日(振・月)のメイン第10レースは、デイリースポーツ杯(B1級-1組・20:10発走予定)
 ◎プレザントウェーは、昨季はA2級の特別戦で勝ち負け。降級した今季は、6月の初戦から叩かれつつ障害のデキも上向き、前走はひと腰クリアから初連対の2着に食い込みました。B1級同士なら実力上位で通り、今季初勝利のチャンスといえます。
 ○チヨノタカラは、置かれずに行けたときには、しぶとさを発揮するタイプ。2走前のB1級-2組の特別戦で今季2勝目を挙げているように、特別戦は向く印象です。
 ▲テンノイノリ△アアモンドヒューマは、今季B1級の特別戦で3着以内が2度あり、馬券には欠かせません。
 △サクラダイチは、昨季B1級の特別戦で上位常連だった障害巧者。今季開幕週(3着)以来となる同条件出走で、勝ち切れない近況から変わり身があるかもしれません。

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