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10/14ナナカマド賞予想 斎藤修

好調牝馬サクラユウシュン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1サクラユウシュン
 ○2メムロボブサップ
 ▲4ヒメトラクイーン
 △3アオノブラック
 △6ギンノダイマオー
 △7インビクタ

 3連単1頭軸マルチ
 1→2,3,4,6,7 100円 計6000円

10/14ナナカマド賞予想 荘司典子

メムロボブサップは大崩れなしも相手は波乱含み

 2歳3冠の初戦、ナナカマド賞。戦歴の浅い2歳馬たちの初めての重賞なので、過去を振り返ってもなかなか上位人気での決着というわけにはいかない...と思っていたら昨年は1番人気ミスタカシマが勝って2着2番人気オレワチャンピオン、3着5番人気ジェイコマンダー。馬連700円、3連単6200円とこのレースにしては手堅い配当でしたね。

 しかし過去5年を見てみると2013年は1着7番人気ホクショウメジャー、2着1番人気ゴールデンフジ、3着2番人気ハクタイホウで3連単3万1010円。2014年は1番人気センゴクエースが制したものの2着9番人気テンカトウイツ、3着4番人気ワタシハサクランボで3連単3万6610円。2015年は1着2番人気フウジンライデン、2着4番人気サクラダイチ、3着5番人気リュウセイイチバンで3連単2万2080円。2016年は1着6番人気ゴールデンフウジン、2着2番人気ジェイワン、3着5番人気メジロゴーリキで3連単7万4110円と、昨年以外は波乱の結果。あくまでも希望的観測ですが、今年はまた波乱含みと見てある程度の高配当を狙える買い方をしたいと思います。

 そうは言っても中心は戦歴からメムロボブサップ。1頭だけ580kgですが大崩れはないとみて1、2着まで。ギンノダイマオーは前走で連勝が途絶えましたが、その後はここを目標に調整し今回も上位候補。3走前ギンノダイマオーを破ったインビクタ。550kgの牝馬2頭サクラユウシュンとヒメトラクイーンは牡馬相手の重賞でも通用に期待。2連勝中の勢いがあるアオノブラック、障害力のあるホクショウゴールドまで人気薄も押さえてフォーメーションで勝負。ここまでの我々予想陣の停滞ムード、空気を換えたいものです。

◎2 メムロボブサップ
○6 ギンノダイマオー
▲7 インビクタ
△1 サクラユウシュン
△4 ヒメトラクイーン
△3 アオノブラック
△10 ホクショウゴールド

3連単
2→1,6,7→1,3,4,6,7,10 200円
1,6,7→2→1,3,4,6,7,10 200円 計6000円

10/14ナナカマド賞予想 矢野吉彦

反撃態勢整ったヒメトラクイーン

 いやぁ、それにしても今年の予想合戦はどうしてこうまで低レベルなんでしょうか?そもそもの見通しが間違っているとか、本命印の打ち方はいいのに相手を買っていないとか、そんなことが多すぎやしませんか?もちろん、私も含めての話ですよ。かろうじて山崎女史だけが黒字をキープしているのがせめてもの救い。各員一層奮闘努力しなければなりません。

 さて、ナナカマド賞。青雲賞の勝ちっぷりがよかったメムロボブサップと、前走で連勝がストップしたとはいえ、レース内容に魅力を感じるギンノダイマオーが人気を集めそうですね。でも、私はひねりにひねって、ヒメトラクイーンを本命にしました。ここ2戦はサクラユウシュンの後塵を拝していますが、今度はそちらが端枠に入って手替わりもしているのに加え、こちらは人気が下がってマークが甘くなるという利点もあるはず。重賞でペースは落ち着くでしょうから、前の馬に付いて行きやすくなりそうで、上位争いも可能だと思います。メムロボブサップは青雲賞より重量的にキツくなりギンノダイマオーも一気の重量加増でゴール前が甘くなると、勝手に決めつけての予想です。

 馬券はヒメトラクイーン1頭軸の3連単マルチ。印を付けたほかの5頭へ流します。この中にはかなりの高配当が期待できる組み合わせも含まれているので、ひょっとしたら一気の黒字転換もあり得ますよ!では、今回はこのへんで。

◎4 ヒメトラクイーン
○2 メムロボブサップ
▲6 ギンノダイマオー
△1 サクラユウシュン
△7 インビクタ
△5 カツヒーロー

3連単1頭軸マルチ
4→1,2,5,6,7 100円 計6000円

今週の見どころ(10/13~10/15)

2018年10月11日(木)

 10月13日(土)、14日(日)は、帯広競馬場でイベントが実施されるため、レース発走時刻が通常より早まります。ご注意ください(詳しくはこちら)。
 14日(日)のメインには、重賞・ナナカマド賞が組まれています。2歳シーズン三冠の初戦で、夏を越して逞しくなった若駒たちが最初のタイトルを目指します。

【第14回開催1日目】
 10月13日(土)のメイン第10レースは、ペルセウス特別(A1級-2組・18:05発走予定)
 ◎ウンカイタイショウは、前走の桔梗特別(A1級-1組混合)では大敗も、メンバーの半数がオープン馬とかなり相手が揃っていました。今回はA1級同士の争いだけにペースも緩くなるはず。障害を修正して巻き返してくるでしょう。
 ○キンメダルは、3走前のオッズパーク杯(A1級-1組混合特別)では、障害を降りてからゴールまで続いた追い比べの末、ウンカイタイショウ(4着)に先着の3着。今回は当時から基礎重量が10キロ増えているのは、障害巧者のこの馬にとってアドバンテージになりそう。再び先着するシーンも。
 ▲カネサスペシャルは、差して届かずのレースも多いものの、前走の平場戦では軽めの馬場も利し、逃げ切って快勝しています。今回は重めの馬場での特別戦と条件が一転しますが、3走前の4歳重賞・銀河賞では3着と、ウンカイタイショウ(8着)に先着しています。
 △フナノクンは、昇級初戦ですが、近走のA1級との混合戦で善戦しており、2組のメンバーなら差はないはず。
 △ニシキエーカンは、前走の神無月特別(A1級-2組)で、2着キンメダルとの差をぐんぐん詰めて、同馬とは2秒2差の5着。ここも展開ひとつでしょう。

【第14回開催2日目】
 10月14日(日)のメイン第10レースは、第41回ナナカマド賞(2歳・18:05発走予定)。牡馬オープンの特別戦・青雲賞を制したメムロボブサップのみ賞金別定10キロ増の580キロで、その他の牡馬は570キロ、牝馬は550キロで出走します。
 ◎ギンノダイマオーは、デビューから4連勝をマーク。前走8月5日の2歳A級-1組戦で2着と土がつきましたが、逃げ切り勝ちを収めたインビクタを2番手から追い詰め、惜しくも振り切られた内容は、こちらのほうが5キロ重かったことを考えても負けて強し。今季の第1回能力検査では走路外を走ったため失格とはなりましたが、マークした1分31秒8は実質2番時計だけに、これくらいやれても不思議ない素質があります。藤野俊一騎手は、インビクタへの騎乗経験もあり、大一番で雪辱を期します。
 ○メムロボブサップもここまで4勝、2着2回とオール連対。前走青雲賞は、障害ひと腰3番手で越えると、あっという間に先頭へ抜け出し、後続を寄せつけない圧勝劇で、一躍、2歳戦線の主役へ躍り出ました。900キロに満たない馬体で10キロとはいえハンデを課されているのは微妙な感もありますが、前走の勝ちっぷりを見せられては期待せざるを得ません。
 ▲インビクタは、デビューから6戦3勝、2着3回。小休止のあと、530キロ以上の重量となった近2走では詰めを欠き4、5着なのは気になるところ。とはいえ、ギンノダイマオーを破ったのは実力の証。
 牝馬3頭は、いずれも牝馬オープンの特別戦・いちい賞を使われていました。同レース1、2着の△サクラユウシュン△ヒメトラクイーンは牡馬にも負けない馬格がありマークは欠かせません。

【第14回開催3日目】
 10月15日(月)のメイン第10レースは、狩勝賞(オープン・20:10発走予定)。5頭立てだった前開催の寒露特別(オープン)に続き、今回も6頭と少頭数での争いとなります。
 寒露特別上位3頭によるともえ戦でしょう。3頭とも障害をひと腰で越えることができず、▲センゴクエースが逃げ切って楽勝。4番手で越えた◎マルミゴウカイが、先にクリアしていたフジダイビクトリー、マツカゼウンカイを交わして2着。○フジダイビクトリーが3着でした。
 当時は雨模様で、馬場水分2.0%と軽めだったのに対し、今回はパワー重視の馬場に変わるはず。障害に不安があるセンゴクエースの評価を下げ、マルミゴウカイ、フジダイビクトリーの巻き返しに期待します。

今週の見どころ(10/6~10/8)

2018年10月 4日(木)

 10月6日(土)には、帯広競馬場にて、オッズパークpresents ガールズケイリンDAY2018 in帯広競馬場が実施されます。ばんえい競馬とガールズケイリンの初コラボイベント。当日は、4名の女性選手が来場し、エキシビションレース、トークショー、レース協賛などで盛り上げます。13:00の開門から20分間、入場門で選手とマキバオーがお出迎えも行います。先着プレゼントもありますので、ぜひ早めに競馬場へお越しください。

【第13回開催4日目】
 10月6日(土)のメイン第10レースは、秋陽特別(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。A1級との混合でレベルが高かったA2級-1組混合予選の上位3頭などが不在で7頭立てでの争いとなります。
 ◎ホクショウマックスは、A2級-1組混合予選でメンバー最先着の4着。追走で置かれてしまいましたが、障害を離れた5番手で越えてからはシャープな末脚を発揮し、2着争いに加わろうかという勢いでした。A2昇級初戦だった3走前のポテト特別(A2級-2組)で2着に粘っているように特別戦へ替わるのは歓迎。B1級馬もいるここは前進必至でしょう。
 ○アアモンドセブンも2走前のポテト特別がA2初戦で、障害3番手から抜け出し快勝。昨季はオープン格付で、牝馬限定の重賞、準重賞で2着などがあっただけに格負けはありませんでした。ここは賞金ハンデを5キロ課されるぶん対抗評価に止めますが、差はありません。
 ▲コウシュハローヤルは、A2級-2組混合予選では、B1級馬として最先着の3着に追い込んでいます。障害巧者だけに、相手強化の特別戦でも侮れません。
 △フナノクンは、3走前に崩れた障害が立て直されました。ひと押しきけば、際どいレースが可能でしょう。

【第13回開催5日目】
 10月7日(日)のメイン第10レースは、寒露特別(オープン・20:10発走予定)。回避馬が相次ぎましたが、重賞・岩見沢記念の1~3着が参戦し盛り上がりそうです。
 ◎マルミゴウカイは、岩見沢記念で古馬オープンの重賞初制覇。古馬路線へ本格参入となる5歳シーズンに、いきなりBG2のタイトルを獲得してしまうのですから、実力のほどがうかがえます。先行力も障害力もあり、今回のメンバーならトップハンデでも逃げ切りが狙えます。
 ○センゴクエースは、岩見沢記念では3着とはいえ、接戦の優勝争いを演じた2頭から14秒近く離されており褒められたものではありません。ただ敗因は障害とはっきり。当時から85キロも重量が軽くなるここは巻き返しが期待できます。
 逆に、岩見沢記念2着▲フジダイビクトリーは、重量が軽くなって不得意なキレ味勝負に持ち込まれると厳しそう。雨予報も割引きですが、メンバーを見渡すと単穴以下の評価はできません。
 △セイコークインは、トップハンデのマルミゴウカイ、センゴクエースと30キロ差つくのが魅力。ただ、前走705キロでも障害で苦戦しており、10キロ増える715キロはどうかといった感もあります。

【第13回開催6日目】
 10月8日(祝・月)のメイン第10レースは、疾風賞(3歳以上選抜・20:05発走予定)。年明けに実施される準重賞・スピードスター賞の予選で、定量500キロ(4歳10キロ減、牝馬20キロ減)でのスピード比べです。
 ◎キタノサムライは、昨年のスピードスター賞2着をはじめ同条件での経験が豊富。障害で苦戦する心配がない軽量の500キロならまず勝ち負けといえます。
 ○トレジャーハンターも、今年のスピードスター賞3着など実績上位。夏場に減らした体重も回復傾向にあり、力は出せるでしょう。
 ▲ゴールデンフウジンは、昨年3歳で挑戦した予選の地吹雪賞では7着も、成長期の4歳で、同条件2度目ということを考えると上積みが期待できます。
 △コウリキも、昨年の地吹雪賞が同条件初参戦で5着。以前より行き脚がつくようになっており、慣れもあるここは昨年以上の着順も望めそうです。

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