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10/28北見記念予想 目黒貴子

連勝中の勢い魅力センゴクエース

 少頭数ながら、今のばんえい界を引っ張っている馬たちが揃った好内容が期待できる一戦。ナナカマド賞はメムロボブサップとギンノダイマオーの◎◯で決着したのに、3着がなくてハズレ。欲張ってはいけないなと反省しつつ、今季はかなりハズレが続いているので、本当にそろそろといきたいところです。

 しかし、今回はさすがのメンバー。どの馬が勝ってもおかしくない中で悩みましたが、結論は、◎センゴクエース。今回は一気に斤量が増えて、これまでのこの馬のイメージは重量戦ではまだまだというもの。世代重賞なら滅法強いセンゴクエースも古馬一線級とは力の差を何度も見せられ、重い重量ではその期待ほどの結果が出ない...。しかし、今年に入ってからは相手が強くなってもしっかりと2着3着を確保できるようになりました。そしてここ2戦は共に快勝と言える内容で充実ぶりが見てとれます。もちろん、今回はさらなるメンバー強化、斤量増加、課題もありますが、この勢いならと期待します。

 ○にはフジダイビクトリー。なんとも不完全燃焼のレースが続いている印象です。しかし重量戦を得意とするこの馬は、一気の増量は歓迎のタイプ。820Kの岩見沢記念を2着したように、ここも期待できます。

 ▲には絶好調のコウシュハウンカイ。すでに今季だけで6勝をマークしています。しかし前回の岩見沢記念をフレグモーネで回避。その後は順調に調整されたものの、やはり少々気になるところ。今回は▲までとします。

 △にはこの印では気がひけるオレノココロ。ばんえいグランプリで3着し、地力強化の印象シンザンボーイ。

 今回は確実に当てたいので、3連複でいきます。

◎5 センゴクエース
○6 フジダイビクトリー
▲4 コウシュハウンカイ
△7 オレノココロ
△3 シンザンボーイ

3連複1頭軸流し
5-3,4,6,7 1000円 計6000円

10/28北見記念予想 矢野吉彦

古馬重賞はオレノココロと心中

 ナナカマド賞は、今年もうおなじみとなった白組全滅で、紅組との差がまたしても開いてしまいました。予想をご披露するのがこんなに辛いとは・・・(トホホ)。

 気を取り直して、と言っても取り直せそうにない今日この頃ですが、北見記念を予想します。とはいえ、前回の古馬重賞・岩見沢記念のときに、「今後、オレノココロが出てきたら、同馬に本命の印を打って、これを絡めた馬券を買います!」と宣言しちゃった私。その舌の根も乾かぬうちに、別の馬に◎を付けるわけにはいきません。ここも、オレノココロから買います。前走の負けっぷりと今回の枠順で、これだけの実力馬が人気を落としそうです。それだけに、馬券圏内に来てくれれば、この馬が絡んだわりにはいい配当を期待できるのでは?それ狙い、ってこともありますからね。

 相手はシンザンボーイがいちばんおもしろそう。あとは、センゴクエース、コウシュハウンカイ、フジダイビクトリーでいいですよね?この4頭を相手にオレノココロ1頭軸の3連単マルチ(36点)を100円ずつ。そして、オレノココロからの3連複1頭軸(6点)を400円ずつ買って6000円にまとめてみました。

 「今後はオレノココロ」と覚悟を決めちゃったので、四の五の言わずに突き進みます!では、今回はこのへんで。

◎7 オレノココロ
○3 シンザンボーイ
▲5 センゴクエース
△4 コウシュハウンカイ
△6 フジダイビクトリー

3連単1頭軸マルチ
7→3,4,5,6 100円
3連複1頭軸流し
7-3,4,5,6 400円 計6000円

10/28北見記念予想 斎藤修

2018年10月26日(金)

障害次第でもオレノココロ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7オレノココロ
 ○5センゴクエース
 ▲4コウシュハウンカイ
 △3シンザンボーイ

 3連単
 7→3,4,5→3,4,5 1000円 計6000円

今週の見どころ(10/27~10/29)

2018年10月25日(木)

 10月28日(日)のメインには、重賞・北見記念が組まれています。今季の古馬重賞は夏までの4戦はコウシュハウンカイとオレノココロが2勝ずつ分け合う形となっていましたが、前回の岩見沢記念では5歳馬マルミゴウカイが優勝し、古馬戦線の勢力図にも少し変化が。上記3頭を含め、重賞戦線で活躍している好メンバーが揃った一戦をお楽しみください。(※マルミゴウカイは回避しました)

今週のイベントはこちら

【第15回開催1日目】
 10月27日(土)のメイン第10レースは、端野峠特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 ◎センリョウボスは、近3戦では差のある敗戦が続いていますが、前走は馬体を増やして5着と進境をみせています。4走ぶりにコンビを組む阿部武臣騎手とは、7月以降7戦5勝、2、3着各1回の好相性。近走の成績から人気薄が予想されますが、一発の可能性は十分秘めています。
 ○ホクショウサスケは、障害に課題があり、成績にムラがありますが、前走を障害3番手通過から直線突き抜けて快勝したように決め手は抜群。特別戦と斤量が加増されて先行馬が止まる展開なら持ち前の決め手を前面にまとめて差し切るシーンまで。
 ▲センショウニシキは、近走先行力と障害が安定。前走ではコンマ7秒差及ばずの2着でしたが、現在8戦連続連対と抜群の安定感を誇っています。終いの脚が甘くなるタイプだけに決め手勝負に持ち込まれると分が悪いですが、近走の充実ぶりから連争いは十分ありえます。
 △ノエルブランは、決め手を欠くものの、先行力と障害力を兼ね備えているため今季すべて掲示板内を確保。今回も大崩れするシーンは考えにくいです。

【第15回開催2日目】
 10月28日(日)のメイン第10レースは、BG2・第39回北見記念(20:10発走予定)。基礎重量850キロから、今季の収得賞金130万円につき10キロずつ加増となる別定重量戦。重賞を各2勝しているコウシュハウンカイ、オレノココロが20キロ増の870キロ、重賞で2着2回など善戦続きのセンゴクエースが10キロ増の860キロでの出走です。
 仕切り直しの一戦となる◎コウシュハウンカイに注目です。前回の岩見沢記念は左後肢フレグモーネの影響で出走取消となりましたが、今季はここまで8戦6勝、2着1回とほぼパーフェクトな内容。唯一馬券圏外になったばんえいグランプリでは、人気が一本被りで他馬からのマークも厳しかった様子。それでも障害はひと腰で越えていますからやはり能力は相当なもの。前回の出走取消の影響でマークが緩くなれば逃げ切りが濃厚です。
 ○フジダイビクトリーは、持久力勝負を得意とするだけに、基礎重量850キロの舞台は大歓迎。5着だった前走では障害に手間取りましたが、元々は障害を苦にするタイプではないだけに反撃十分。昨季、今季ともに重賞勝利はないだけに2015年度ばんえい記念優勝馬の復活に期待です。
 ▲センゴクエースは、今季14戦してすべて4着以内と安定した成績を残しているものの、3勝に対し、2着6回、3着3回。詰めひと息な面は否めません。しかし今回は、近2走のオープン特別を連勝と勢いに乗っているだけに逆転のシーンまでありそうです。
 △オレノココロは、ばんえいグランプリを完勝したように地力は断然ですが、障害に課題があり、脆さもあります。前走の岩見沢記念でも見せ場なしの4着に敗れているだけに今回は軽視しますが、実力的にこのメンバーなら外せないでしょう。

【第15回開催3日目】
 10月29日(月)のメイン第10レースは、能取湖特別(A1級・20:05発走予定)。前開催に行われたペルセウス特別(A1級-2組)の出走馬が多数を占める一戦です。
 ◎コウリキはペルセウス特別が圧勝。障害先頭通過から、直線では脚色衰えることなく押し切っています。決め手は十分だけに前走のように早めに障害を通過できれば連勝が濃厚です。
 3着○フナノクンは、ゴール前こそ脚色が鈍りましたが、障害4番手通過から末脚を伸ばしています。障害を得意とするだけに先行馬について行ければ逆転のチャンスは十分あります。
 6着▲ニシキエーカンは、障害で膝を折ってしまい見せ場なく敗れてしまいましたが、決め手は一番。障害に課題はありますが、ふた腰以内にまとめられれば好勝負必至です。
 △カイシンゲキは、近2走はともに9着と大敗を喫していますが、3、4走前にはA1級混合で連勝しているだけに変わり身があってもおかしくはありません。

今週の見どころ(10/20~10/22)

2018年10月18日(木)

 10月21日(日)のメインには、4歳牝馬オープンによる紅バラ賞が組まれています。11月11日に実施される重賞・クインカップの前哨戦となります。父が重賞21勝のカネサブラック、母が同12勝のフクイズミの注目を集めたイズミクィーンがオープン初挑戦というのも話題になりそうです。

【第14回開催4日目】
 10月20日(土)のメイン第10レースは、秋雲特別(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。前週のA2級-1組、A2級-2組混合の両予選上位馬により争われる決勝戦です。
 A2級-1組予選勢を中心視します。同レースは勝ったアアモンドセブンから5着ホクショウマックスまでが2秒2差という接戦になりました。なかでも◎フクトクは前走では好位から伸びて勝ち馬とはコンマ6秒差の3着と差のない内容。先行馬が揃った今回は持ち前の末脚が生きる展開になりそうなだけに逆転が濃厚です。
 ○ホクショウマックスはシーズンをまたいで21戦連続で掲示板内を確保しており安定感抜群。前走のA2級-1組予選では上位馬には末脚で劣り5着に敗れはしたものの、勝ち馬とは2秒2差なら及第点。障害が安定しているだけにここでも崩れるシーンは考えにくいです。
 ▲アアモンドセブンは前走のA2級-1組予選で直線ジワジワと脚を伸ばして差し切りましたが、前述したように上位5頭は差のない入線。前走を勝利したとはいえ単穴評価が妥当でしょう。
 △ホクショウユウキは前走のA2級-2組混合予選で待望の今季初勝利。重賞4勝と実績は断然だけに復調気配なら侮れない存在です。

【第14回開催5日目】
 10月21日(日)のメイン第10レースは、紅バラ賞(4歳牝馬オープン・20:10発走予定)。重量格による別定重量戦でA2格付馬が670キロ、B1またはB2格付馬が660キロ、B3格付馬が650キロで行われます。
 ◎メヂカラは前走6着も障害はひと腰で通過しており、悲観する内容ではありません。決め手比べを得意とするだけにどうしても展開次第になりますが、はまれば勝利した2走前のような強い競馬ができるだけに好勝負を期待です。
 重賞・銀河賞に出走した実力馬2頭○ナカゼンガキタ▲シンエイボブも侮れません。ともに近2走は3着以内と安定しており、特にナカゼンガキタは復調気配だけにばんえいオークス馬として格の違いを見せつけるシーンまでありそうです。
 目下3連勝△フェアリースズは前走では逃げ切り勝ちを収めていますが、レース当日は降雨と馬場にも恵まれた様子。勢いは魅力ですが、重馬場なら苦戦を強いられるかもしれません。

【第14回開催6日目】
 10月22日(月)のメイン第10レースは、サンケイスポーツ賞(A1級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎ゴールデンフウジンは前走5着から巻き返しを狙います。障害が安定せず近走はなかなか思うような結果が出ていませんが、今回は障害に課題のある馬が多数。末脚には目を見張るものがあり、ひと腰で越えられれば勝ち負け十分です。
 ○メジロゴーリキは近走障害が安定しており、近6走はすべて3着以内と成績にも安定感が出ています。詰めひと息な面は否めませんが、前述したように障害に課題があるメンバー相手ならチャンス十分です。
 ともに障害に課題があるものの▲ソウクンボーイ△ジェイワンも侮れません。ソウクンボーイは前崩れの展開なら持ち前の決め手を前面に一気に突き抜けるシーンまであるでしょう。ジェイワンは2、3走前には勝ち馬とは差のある敗戦を喫しましたが、前走では馬体を増やしてコンマ6秒差の2着に好走と復調気配にあるだけに障害次第では再度の上位進出も十分ありえます。

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