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今週の見どころ(2/21~2/23)

2015年2月20日(金)

 2月16日の第6レースで、コトブキライアン(牡15・金山明彦厩舎)が勝利。自身が持つばんえい競馬史上最高齢勝利記録を更新しました。同馬は22日(日)の第5レースに出走予定。さらなる記録更新なるか注目です。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第24回開催1日目】
 2月21日(土)のメイン第10レースは、アメジスト特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 1月11日の山羊座特別(A2級-1組)を制しているイッキフジに注目。15キロ軽いキュートエンジェルとの一騎打ちで分が悪いかと思われましたが、ゴール手前であっさり突き放しています。前開催は平場のA2級-1組(2月9日)を使われ、鮮やかに逃げ切って勝利。今回は山羊座特別のほぼ再戦ということを考えれば、軸として期待がかかります。
 山羊座特別5着のクロフネオーザンは、2開催前の吹雪特別(1月24日・A2級-1組)3着や、前開催の如月特別(A1・A2級決勝混合)でも4着など、このクラスの特別戦では大崩れの少ない成績。勝ちきるまでは微妙ですが、うまく流れに乗れれば引き続き上位争いできそうです。
 ジャングルソングは山羊座特別へは不出走(当時B1級格付)で、2月9日のA2級-1組では5着でしたが、2走使いの前走・如月特別を差し切っています。ハンデが5キロ増えるのは心配ですが、障害さえまともなら連勝の可能性もありそうです。
 吹雪特別2着など実績上位のアアモンドヤマトや、もちろんキュートエンジェルも侮れません。

【第24回開催2日目】
 2月22日(日)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組・18:05発走予定)
 前開催の如月特別(A1・A2級決勝混合)組が主力となりそう。なかでも注目は2着だったテルシゲ。逃げ切り寸前でジャングルソング(A2級)の末脚にしてやられましたが、コンマ3秒差なら悲観することはありません。A1級限定の特別戦へは初出走となりますが、障害のキレも文句なしの近況だけに、あっさり突破してしまいそうです。
 ダイコクパワーは如月特別が3着。第2障害2番手から、逃げるテルシゲを捕えられず、ジャングルソングにも差されてしまいましたが、内容的には見どころ十分。今回がA1昇級初戦でハンデは10キロ増となりますが、障害巧者だけに大崩れするシーンは想像しにくいものがあります。
 スギノハリアーは如月特別が見せ場なしの7着でしたが、先行できなかったのが敗因でしょう。まだ見限れません。
 如月特別へは不出走だったコウシュハクィーンは、昨年11月には、オープンとの混合特別で勝ち馬から3~4秒差程度の5、5着と健闘しています。近走は精彩を欠いていますが、前走で470キロのスピードスター賞を使われたことで、行きっぷりが変わってくるかもしれません。

 【第24回開催3日目】
 2月23日(月)のメイン第10レースは、ウィナーズカップ(18:05発走予定)。今季、特別戦での勝利がある通算収得賞金順上位馬による選抜戦(次週に実施されるチャンピオンカップ編成馬を除く)です。
 ホッカイヒカルは前開催の然別賞(オープン)で差し切り勝ちを収めて、5走前の重賞・帯広記念(2着)から連続連対中と絶好調です。今回は普段のオープン特別よりも相手関係が楽なので、連勝の期待がかけられそうです。
 オイドンは12月から1月にかけてオープン特別で1、1、2、1着と好成績を残しましたが、負担重量が785キロに増えた2走前の柏林馬事公苑特別(オープン)では5着に敗退。785キロという重量が敗因だとすれば、5キロでも軽くなる今回は巻き返しが見込めます。
 ホリセンショウは今季初勝利となった7走前(A1級-1組混合特別)以降が3、4着各1回、5着2回で、大崩れしたのは帯広記念と、降雪のためハイタイム決着となった前走のみ。決め手を欠く面がありますが、このメンバーなら上位争いできるでしょう。
 ハクタイホウは初めてのA1級戦となった2走前が2着がでしたが、当時はトップハンデでした。重量面で有利になる今回、相手関係は強化されますが、押さえておきたいところです。

黒ユリ賞 予想結果

2015年2月16日(月)

メムロコマチ本命の山崎さん、3連単的中!

山崎:3連単5-4-2 100円的中! 収支+26,370円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円


【ここまでの集計】
投資額 6,000円×21R=126,000円

矢野  +15,670円
須田  -72,600円
山崎  -90,030円
斎藤 -108,710円

2/15黒ユリ賞回顧

2015年2月15日(日)

シリウスが3歳牝馬の一番星!

 15日(日)は重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝3番人気のシリウスが優勝。牡馬オープン相手でも互角の立ち回りを見せていた好素材が、初タイトルを手にしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.アアモンドハナビ 14.2
  2.タキニシサンデー 2.4
  3.アキバビジン 45.4
  4.メムロコマチ 20.7
  5.シリウス 5.4
  6.サンノハヤヒメ 22.0
  7.アスリート 16.3
  8.ホクショウモモ 8.0
  9.ワタシハサクランボ 3.6
 10.キタクリーン 90.3

 昨秋の牝馬特別・いちい賞を制し、2歳A-1戦でも勝ち鞍を挙げているタキニシサンデーが1番人気。ナナカマド賞3着のワタシハサクランボが続き、以下シリウス、ホクショウモモまでが単勝ひと桁台となりました。ただ、3歳牝馬戦で、未知の重量640キロ。どの馬にも十分にチャンスがある一戦となりました。

 馬場水分も3.3%と、多少力の要る状態。ただ、ペースを握ったアアモンドハナビが軽快に進み、他馬もそれに引っ張られるように早め早めの競馬。これが後半にどう影響してくるか、目の離せない展開となりました。
 真っ先に障害にたどり着いたアアモンドハナビが、最初に登坂を開始。しかし、じっくりとためたタキニシサンデーが抜群の登坂力を発揮し、ひと腰で突破します。遅れて仕掛けたメムロコマチとシリウスが、やや離れてクリア。以下アアモンドハナビ、サンノハヤヒメと続きました。
 先頭を行くタキニシサンデーでしたが、障害を下りた直後から進みは今ひとつ。併せ馬の状態で追いかけてきたメムロコマチとシリウスが、残り30メートル付近でこれを捕らえます。しかし残り15メートルでシリウスがストップ。さらに残り10メートルを切ったところで、メムロコマチも脚を止めてしまいます。そこへスルスルと伸びてきたのがタキニシサンデー。2頭をかわして先頭に立ち、これで勝負あったかと思われたところ、立て直したシリウスが強襲。メムロコマチも最後の力を振り絞って脚を伸ばします。一進一退の攻防の末、先頭で荷物を運び切ったのはシリウス。0秒7差でメムロコマチが入線し、タキニシサンデーはさらに0秒7差の3着となりました。

 勝ったシリウスはこれが重賞初制覇。力の要る馬場のなか未知の重量を曳き、追い比べの末に勝利をもぎ取る好内容でした。この勝負根性は、のちの重賞戦線においても大きな武器となることでしょう。今後の成長が楽しみです。
 同じく最後まで我慢したメムロコマチも好内容のレースでした。勝ち馬との力差は感じられないだけに、今後も展開次第で好勝負を演じてくれるに違いありません。

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藤本匠騎手「朝から馬場が渋めで展開はあまり早くならないだろうと想定していたので、シリウスには都合が良いと思っていました。障害は3番手、4番手で降りて追い比べになるかと思っていましたが、早めにクリアできました。ゴール付近では危ない場面もありましたが、最後は本当に馬が我慢して良い結果をもたらしてくれました」

2/15黒ユリ賞予想 山崎エリカ

メムロコマチの一発に期待

 明け3歳世代は、センゴクエース1強で以下は横一線。今回のメンバーで一番の実績馬は、白菊賞、いちい賞を勝ったタキニシサンデーということになりますが、そのタキニシサンデーは牡馬相手のナナカマド賞では9着に凡退しています。そのナナカマド賞で3着入線したのが、ワタシハサクランボです。確かにタキニシサンデーは先行力もあって障害もまずまずですが、抜けた存在のように感じません。大波乱の可能性も十分あるでしょう。

 よって、◎には昨年暮れの十勝産駒特別で前記のワタシハサクランボを2着に降して勝利したメムロコマチとします。この馬は白菊賞、いちい賞も使っていないために人気の盲点になっているようですが、黒ユリ賞で激穴を開けるのは、3年前の勝ち馬ハイカラサンのようなこのタイプ。前に行った馬が障害あたりでもたついているのを尻目に、いやらしく差してくるタイプというのもハイカラサンにそっくりです。休養明けで挑んだヤングチャンピオンシップから上げ潮なのも好ましいです。

 ○は大レースに強いワタシハサクランボ。前走で一気に馬体を増やして9着凡退というのを見て、今回に向けての布石かもしれないと感じていたのですが、案の定、鈴木恵介騎手を配してきました。陣営も「ここを目標に逆算した調整」とコメントしています。しかし、いくらここが目標でも勝てないこともよくあるし、近走内容から本命を打つ勇気がないので対抗までです。

 ▲はAクラスに昇級してから2戦連続4着止まりですが、勝ち馬から大きくも離されていないアアモンドハナビ。この馬は近走では障害をひと腰で上げているように、障害に関しては自信を持っている馬。今回の増量が吉と出れば、上位争いに加われるかもしれません。

 あとは△に前記の一番の実績馬タキニシサンデー。前走ではヤングチャンピオンシップの2着馬相手に2着と強い競馬をしている点が、ワタシハサクランボと真逆のために、人気面も考慮して思いっきり印を下げました。

 他では前に行った馬が障害あたりでもたつく前提ならば面白いシリウスとサンノハヤヒメ。シリウスは前走勝ちの勢いと一瞬の切れが魅力。サンノハヤヒメはなかなか勝ちきれないものの、大崩れもしていません。序盤で楽をさせての一発を警戒します。

 ◎ (4)メムロコマチ
 ○ (9)ワタシハサクランボ
 ▲ (1)アアモンドハナビ
 △ (2)タキニシサンデー
 △ (5)シリウス
 △ (6)サンノハヤヒメ

 3連単1頭軸マルチ
 4→9,1,2,5,6 100円 計6000円

2/15黒ユリ賞予想 須田鷹雄

実績馬2頭を素直に評価

 定量戦だけに、極端な穴は狙いにくい。これまでの成績・実績をもとに素直に予想したい。
 牝馬どうしの成績ということだと、○タキニシサンデーが一番。自分で競馬が作れるタイプでもあるし、もちろんこの馬があっさり勝っても不思議ではない。
 しかし今回はもう1頭重視せざるをえない馬がいる。◎ワタシハサクランボだ。最近はいまひとつの結果だが、ずっとA1で上位を構成してきた1頭。しかも今回は鈴木恵騎手を起用してきた。ちなみにこの馬、大口騎手に乗り替わったときが7番人気1着で、ばんえいファンが好きな「左利き替わり」が機能した形。そこから10戦大口騎手が騎乗したので、今度は「右利き替わり」が機能するかもしれないし、鈴木恵騎手なら単純な鞍上強化分もあるのでなおさら期待したくなる。

 馬券は◎○を1、2着と1、3着に置いた3連単。▲以下は相手は絞って3頭とし、6000円に収まりやすくした。

 ◎9ワタシハサクランボ
 ○2タキニシサンデー
 ▲5シリウス
 ☆8ホクショウモモ
 △1アアモンドハナビ

 3連単
 2,9→2,9→1,5,8 600円 計3600円
 2,9→1,5,8→2,9 400円 計2400円

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