3月29日(日)、30日(月)の2日間で、今季のばんえい十勝は閉幕となります。22日に行われたばんえい記念は、9歳馬キタノタイショウが勝利。3度目の挑戦にして念願のタイトルを獲得しました。シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯も制しており、今季は、キタノタイショウに始まり、キタノタイショウに終わった1年ともいえるかもしれません。
4月18日にスタートする来季は、ワイド、枠連複馬券も導入され、より一層楽しみが増えそうです。
オッズパークでは3月31日まで、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。
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【第26回開催4日目】
3月29日(日)のメイン第10レースは、サッポロビール杯(A2級-1組・17:05発走予定)。
近2走が好内容のオメガグレートに注目します。2走前のA2級-2組では、ほぼ同時に第2障害を先頭で越えたカチナノリーとの一騎打ちをモノにして、前走の白樺賞(3月16日・A2級-1・2組決勝混合)は、障害2番手クリアから踏ん張って3着。A2昇級後はテンに置かれる面も見られましたが、クラス慣れしたのか、この馬らしさが戻ってきました。負担重量的に有利でもあり、勝利が期待できそうです。
5走前に如月特別(A1・A2級決勝混合)を勝っているジャングルソングは、白樺賞が1番人気で8着でしたが、2走前から35キロも重量が増えていたのが堪えた感も。重量に慣れての変わり身があるかもしれません。
キンノカミは11月にはA2級-1組特別を連勝していた実力馬。その後勝利はありませんが、3走前のアメジスト特別(2月21日・A2級-1組)で3着と久々に馬券に貢献しました。どれだけ前で運べるかがポイントだけに、ペースが落ち着く特別戦の今回は、凡走している近2走の平場戦から巻き返しがあるでしょう。
アメジスト特別が4着で、最軽量ハンデが魅力の牝馬マゴコロも侮れません。
【第26回開催5日目】
今季最終日である3月30日(月)のメイン第10レースは、大平原特別(A1級混合・17:05発走予定)。オープンの2頭とA1級の8頭が争います。
ウインターカップ、花月特別とA1級特別(混合戦含む)を2連勝中のヤマノウンカイに引き続き期待。ともにスムーズな登坂からの逃げ切りでした。今回は前走と同重量で臨めるのが好材料で、3連勝でシーズンを締めくくりたいところでしょう。
テルシゲは、ウインターカップ2着、花月特別4着とともに安定した成績。前走のA1級-1・2組決勝では第2障害で苦戦して8着と大敗しましたが、もともとは障害巧者なので、引きずる心配はないはず。立て直しが期待されます。
オープン馬のアサヒリュウセイは花月特別が3着。トップハンデでしたが、障害離れた5番手からシャープな末脚で3秒6差まで迫りました。2走前のウィナーズカップ(4歳以上選抜)では、現役で屈指の決め手を誇るホッカイヒカルを2着にしりぞけるなど絶好調。ここも上位争いできそうです。
A1級特別の上位常連であるウメノタイショウ、スギノハリアーらも差はありません。