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今週の見どころ(5/9~5/11)

2015年5月 8日(金)

 先週から2歳戦がスタート。「全道祭典ばんば1才馬決勝大会(雄の部)」1着ホクセイキカンボなど、将来性豊かな13頭がデビュー勝ちを飾りました。新種牡馬の産駒は、注目のニシキダイジンは3着が最高でしたが、カネサテンリュウが3頭、トウリュウが2頭の勝ち馬を送り出しています。今週の2歳戦は4鞍が組まれており、引き続きご注目ください。

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【第3回開催1日目】
 5月9日(土)のメイン第10レースは、つつじ特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン(1頭)、A1級(5頭)、A2級(3頭)の3クラス混合戦です。
 注目は今季4戦4勝と好調なA2級馬トレジャーハンター。前走のさつき特別(A1・A2級決勝混合)ではほぼ同時に第2障害先頭で降りたアオノレクサス(3着)を徐々に引き離すと、離れた障害3番手から追ってきたダイコクパワーを8秒6もちぎる完勝でした。オープンからの降級馬で、このメンバーに入ってもまったく格負けしません。
 A1級のアサヒリュウセイも今季負けなしの2戦2勝。ともに早めの障害クリアからの楽勝でした。強力な同型馬であるトレジャーハンターが今回から賞金別定5キロを課されることもあり、こちらが連勝を伸ばす可能性も十分です。
 連勝馬2頭に続くのは、さつき特別2~4着のダイコクパワーアオノレクサスショウチシマシタ。いずれも前で流れに乗れれば、無抵抗では終わらないはずです。

【第3回開催2日目】
 5月10日(日)のメイン第10レースは、カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン・20:10発走予定)。オープンからB2級までの10頭が争います。
 昨年のばんえいオークス(11月30日)を制したキサラキクに注目します。その後はなかなか勝てませんでしたが、昨季最終開催のクリスタル特別(4歳オープン)では第2障害離れた6番手クリアから鮮やかに差し切っています。今季はオープン格付で、相手が厳しくなった初戦のA1級混合特別で2着に健闘すると、実質トップハンデだった前走のすずらん賞(4歳オープン)では6着でしたが、しっかりと伸びていました。展開次第の面はありますが、勝利の期待がかけられそうです。
 センゴクイチは、前走すずらん賞では長くいい脚を使いゴール前で抜け出し、キサラキクを6着に負かしています。今年1月のばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)でもキサラキクを差し切って勝利しており、今回も軽ハンデを生かし好勝負が望めそうです。
 セイコークインは、昨季はB1級から着実にクラスを上げ、今季はオープン格付からのスタート。昨季の収得賞金額上位馬による重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯への出走(7着)も果たしました。昨年のカーネーションカップは10着でしたが、成長した姿を見せてくれそうです。
 コウシュハクィーンは昨年のこのレースの勝ち馬。12月以降は未勝利で、今季2戦も流れに乗れていませんが、積極的なレースができれば差はないはずです。

【第3回開催3日目】
 5月11日(月)のメイン第10レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:10発走予定)
 明け3歳重賞・イレネー記念(3月8日)から3、4、5、7着馬が出走してきました。注目は4着だった牝馬タキニシサンデー。昨季最終開催の福寿草特別(3歳牝馬オープン)では、第2障害2番手から抜け出し快勝。B3級での今季3戦は馬券に絡めていませんが、同世代同士なら巻き返しが見込めます。
 テンカトウイツは、イレネー記念5着など2歳シーズン三冠で善戦続き。昨季最終開催の若草特別(3歳牡馬オープン)2着のコウシュハシンザン、前走のC1級戦でテンカトウイツを破っているホンインボウも楽しみです。

今週の見どころ(5/2~5/4)

2015年5月 1日(金)

 今週から2歳戦がスタート。5月2日(土)から4日(祝・月)の3日間で、計13レースが組まれており、4月11日に実施された第1回能力検査を突破した若駒たちが続々とデビューします。今年の能検でトップタイムのホクショウディープ(牡・坂本東一厩舎)は4日第4レースに出走予定。昨年の能検一番時計だったセンゴクエースはデビューから破竹の9連勝で2歳シーズン三冠を制覇しており、ホクショウディープも注目を集めそうです。

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【第2回開催4日目】
 5月2日(土)のメイン第10レースは、春駒特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(4月26日)、B2級-2組(4月25日)の両予選上位馬による一戦です。
 マルモスペシャルは、1年10カ月ぶりだった前々走のB3級-1組(4月19日)を第2障害2番手クリアから抜け出し快勝。B2昇級初戦の前走1組予選でも障害2番手から2着に粘っています。長期休養前はA1級特別の上位常連だった実力を見せつける場面もありそうです。
 ヤマトジャイナーは、今季初戦のB2級-2組、前走の1組予選とも逃げ切り連勝を収めています。このところ特別戦に良績がないのは気になりますが、勢いは侮れません。
 2組予選勢では2着ホンベツイチバンに注目。A2からの降級で4カ月ぶりだった今季初戦はヤマトジャイナーの5着も、前走の予選では動きもよく、叩かれての変わり身を見せました。
 2組予選で早めの障害クリアから楽勝したユウトウセイ、1組予選では6着も特別戦の流れが向きそうなレインボーライデンも楽しみです。

【第2回開催5日目】
 5月3日(祝・日)のメイン第10レースは、さつき特別(A1・A2級決勝混合・20:10発走予定)。A1級混合(4月25日)、A2級(4月26日)の両予選上位馬による争いで、オープン(1頭)、A1級(2頭)、A2級(6頭)の3クラス混合戦です。
 A2級予選を含む今季3戦とも逃げ切って完勝というトレジャーハンターに期待します。昨季はオープンやA1級(混合戦含む)で何度も馬券に絡んでいる実績があり、その馬がA2格付で出走できるのですから、一気の相手強化でも楽しみです。
 A1級予選勢は勝ち馬アサヒリュウセイが回避で5着スギノハリアーに注目が集まります。今季初戦の青葉特別(A2級)では、圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。A1級混合予選3、4着のショウチシマシタアオノレクサスも今季2戦とも先着を許していたアサヒリュウセイが不在なら上位争い必至。障害のキレも文句なしの近況です。

 【第2回開催6日目】
 5月4日(祝・月)のメイン第10レースは、スーパージョッキー賞(20:10発走予定)。昨季の騎手リーディング上位10名によるB級選抜戦です。
 マゴコロ(藤本匠騎手)は昨季後半にはA2級-1組特別で上位争いしていた実力馬。B2へ降級した今季も2、3着と好走を続けています。障害力を生かし、逃げ切りを狙います。
 ドオーダッシュ(鈴木恵介騎手)は年が明けてから、B1級特別を4走して2着1回、3着3回の実績があります。テンに置かれる面は否めませんが、前走のB2級-3組(4月27日)では第2障害先頭クリアから僅差3着に粘ったのには驚かされました。特別戦のペースなら、さらに前進があるかもしれません。
 4歳馬シンザンボーイ(阿部武臣騎手)は4着だった前走B2級-3組(4月27日)ではドオーダッシュに出し抜かれた感もありますが、相変わらず障害はキレています。ここも積極策からどこまで踏ん張れるでしょうか。
 フクミツ(大口泰史騎手)は前走の水晶特別(B1級-1組)が1番人気で4着でしたが、相手が下がるここで巻き返しがあるかもしれません。

ばんえい十勝オッズパーク杯 予想結果

2015年4月27日(月)

須田氏、馬単49.6倍を的中!

須田:馬単600円的中! 収支+23,760円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円


【ここまでの集計】
投資額 6,000円×1R=6,000円

須田  +23,760円
矢野  -6,000円
山崎  -6,000円
斎藤  -6,000円

4/26ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

オレノココロが好発進!

 26日(日)は今シーズン初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜)が行われ、単勝3番人気のオレノココロが優勝。重賞6勝目を挙げるとともに2015年シーズン最初の重賞を勝利し、さい先のいいスタートを切りました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.イッキフジ 29.9
  2.オレノココロ 4.8
  3.インフィニティー 6.2
  4.オイドン 6.8
  5.セイコークイン 57.6
  6.コウシュハウンカイ 10.1
  7.キタノタイショウ 4.6
  8.フジダイビクトリー 12.4
  9.フクドリ 84.6
 10.ニュータカラコマ 3.5

 昨シーズンのばんえい記念2着馬で、今季初戦を快勝したニュータカラコマが1番人気。そのばんえい記念を制したキタノタイショウが2番人気と、古馬重賞で実績を残してきた2頭が上位人気。ただ、オレノココロも差なく続いており、拮抗したオッズとなりました。重量700キロ台前半のスピード決戦に、1.4%の馬場水分がどう作用するか。各馬の仕上がり具合も含め、見どころ満載の一戦となりました。

 前半は各馬とも砂煙を巻き上げ、ほぼ横一線で推移。軽量とはいえ、やはり乾ききった馬場が影響しているようで、ゆったりとしたペースで進みました。
 じっくりとためたのち、最初に動いたのはコウシュハウンカイで、インフィニティーとオレノココロもすぐさま反応。なかでもインフィニティーが抜群の登坂を見せ、先頭でクリアします。しかし、コウシュハウンカイとオレノココロも差なく続き、最後の平坦路を迎えました。
 上位3頭のなかではオレノココロとコウシュハウンカイの脚いろが良く、インフィニティーは苦戦。残り20メートル付近でオレノココロが先頭に立ち、これにコウシュハウンカイが食い下がります。そしてニュータカラコマが3番手に並び掛け、勝負はこの4頭に絞られました。ただ、各馬の脚いろはほぼ同じ。結局オレノココロが押し切り、先頭で荷物を運び切りました。コウシュハウンカイが3秒4差の2着で、さらに0秒9差の3着にニュータカラコマが入線しました。

 オレノココロはこれで古馬重賞2勝目。昨シーズンのチャンピオンカップを制しているように、ある程度の重量を積んでも古馬一線級と互角以上のレースを見せています。さらなる高重量への対応がカギとなりますが、まだ5歳と若いだけに伸びしろは十分。今後も目が離せない1頭です。


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鈴木恵介騎手「一線級の馬もいましたが、この馬が力をつけてきているのが実感できる、いいレースができたと思います。馬場は重たかったのですが、積極的に自分からレースを作っていきました。前走から1週間しか間は開いていませんでしたが、厩舎がベストな状態に仕上げてくれた結果だと思います」

4/26ばんえい十勝オッズパーク杯予想 山崎エリカ

2015年4月26日(日)

インフィニティーの好走条件が整った一戦

 先週から新年度開催がスタートしました。今シーズンも精一杯がんばりますので、何卒よろしくお願い致します!<(_ _*)>。

 さて、昨シーズン1年間の賞金上位馬が出走するばんえい十勝オッズパーク杯。先月のばんえい記念を優勝したばかりのキタノタイショウの3連覇が懸かる一戦となります。キタノタイショウは過去2年ともに前走スプリングカップ7着からの巻き返しVで、今年と全く同じ状況(成績)ですが、大きく異なるのは前走で大幅に馬体重が減っていたこと。少なからずともばんえい記念、激走Vの反動はあったと推測されます。確かにひと叩きされたことで変われる可能性もありますが、過信も禁物です。

 よって、◎にはばんえい記念3着後も順調なインフィニティーを推します。インフィニティーの場合は、障害を降りた時点でどこまで後続とのリードを奪えるかですが、対ばんえい記念組みならばフジダイビクトリーの次くらいには障害を降れるはずだし、昨年のように若駒勢に先に障害を降りられたとしても、パサパサ馬場ならば力で捻じ伏せられると見て本命に据えました。

 ○は一定のスピードを持続させる能力と障害力があるために、昨シーズンのチャンピオンカップで2着入線するなど崩れることがほとんどないコウシュハウンカイ。この馬は決め手がないのでなるべく前で立ち回りたいクチ。しかし、前に行けずともパサパサ馬場ならば、じわり、じわりと前を交し、接戦の形になるほどバテない強みが生かせそうです。

 ▲は最近は本当に障害が上手くなり、チャンピオンカップで古馬をねじ伏せたオレノココロ。昨年のこのレースでは、10kgのハンデ差を生かして障害を先頭で降りながらも、その後はじわじわとしか伸びてこれませんでしたが、地力を強化した今年は更に好着順を狙えるはずです。

 あとは△に、前記した不安はありますが、実力どおりに走れれば勝ち負けのキタノタイショウ。そしてばんえい記念2着、スプリングカップ1着のニュータカラコマ。ニュータカラコマは、先行力、障害力、決め手も平均点以上で、これと言った特徴のない馬。つまり、勝てるレースの幅が広い馬で、こういう馬こそが真に強い馬なのかもしれません(カネサブラックの特徴を挙げろと言われても、ないしね)。ただ、クラスが上がるほど二番が利かないばんえい競馬の特徴。前走の勝ち馬を狙う行為は、よっぽど強くなければタブーなので狙い下げました。

 他ではばんえい記念でまさかの先頭で降りた内容は、実に強かったフジダイビクトリー。この馬のウリはやはり障害力でしょう。しかし、障害力というカテゴリーだと、ばんえい記念が自滅しただけで本来はインフィニティーのほうが上だし、コウシュハウンカイやオレノココロなどの5歳馬も力をつけているだけに、また、中途半端な着順で終わる可能性もあるので狙い下げました。

 あとは2~5歳時はニータカラコマに優るとも劣らない良きライバルとして活躍し続けてきたオイドン。この馬は軽量戦を中心に使われてきたことの弊害なのか、重賞路線を使われてきたニュータカラコマとどんどん能力差が広がった感があります。しかし、昨年の重賞では計6鞍出走し、そのうち重量790㎏までのレースで2着1回、3着2回と善戦はしているので、重量がそれほど重くないここならばノーチャンスではないでしょう。、

 ◎ (3)インフィニティー
 ○ (6)コウシュハウンカイ
 ▲ (2)オレノココロ
 △ (7)キタノタイショウ
 △ (10)ニュータカラコマ
 △ (8)フジダイビクトリー
 △ (4)オイドン

 馬複
 3-6,2,7,10,8,4 1000円 計6000円

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