インフィニティーの好走条件が整った一戦
先週から新年度開催がスタートしました。今シーズンも精一杯がんばりますので、何卒よろしくお願い致します!<(_ _*)>。
さて、昨シーズン1年間の賞金上位馬が出走するばんえい十勝オッズパーク杯。先月のばんえい記念を優勝したばかりのキタノタイショウの3連覇が懸かる一戦となります。キタノタイショウは過去2年ともに前走スプリングカップ7着からの巻き返しVで、今年と全く同じ状況(成績)ですが、大きく異なるのは前走で大幅に馬体重が減っていたこと。少なからずともばんえい記念、激走Vの反動はあったと推測されます。確かにひと叩きされたことで変われる可能性もありますが、過信も禁物です。
よって、◎にはばんえい記念3着後も順調なインフィニティーを推します。インフィニティーの場合は、障害を降りた時点でどこまで後続とのリードを奪えるかですが、対ばんえい記念組みならばフジダイビクトリーの次くらいには障害を降れるはずだし、昨年のように若駒勢に先に障害を降りられたとしても、パサパサ馬場ならば力で捻じ伏せられると見て本命に据えました。
○は一定のスピードを持続させる能力と障害力があるために、昨シーズンのチャンピオンカップで2着入線するなど崩れることがほとんどないコウシュハウンカイ。この馬は決め手がないのでなるべく前で立ち回りたいクチ。しかし、前に行けずともパサパサ馬場ならば、じわり、じわりと前を交し、接戦の形になるほどバテない強みが生かせそうです。
▲は最近は本当に障害が上手くなり、チャンピオンカップで古馬をねじ伏せたオレノココロ。昨年のこのレースでは、10kgのハンデ差を生かして障害を先頭で降りながらも、その後はじわじわとしか伸びてこれませんでしたが、地力を強化した今年は更に好着順を狙えるはずです。
あとは△に、前記した不安はありますが、実力どおりに走れれば勝ち負けのキタノタイショウ。そしてばんえい記念2着、スプリングカップ1着のニュータカラコマ。ニュータカラコマは、先行力、障害力、決め手も平均点以上で、これと言った特徴のない馬。つまり、勝てるレースの幅が広い馬で、こういう馬こそが真に強い馬なのかもしれません(カネサブラックの特徴を挙げろと言われても、ないしね)。ただ、クラスが上がるほど二番が利かないばんえい競馬の特徴。前走の勝ち馬を狙う行為は、よっぽど強くなければタブーなので狙い下げました。
他ではばんえい記念でまさかの先頭で降りた内容は、実に強かったフジダイビクトリー。この馬のウリはやはり障害力でしょう。しかし、障害力というカテゴリーだと、ばんえい記念が自滅しただけで本来はインフィニティーのほうが上だし、コウシュハウンカイやオレノココロなどの5歳馬も力をつけているだけに、また、中途半端な着順で終わる可能性もあるので狙い下げました。
あとは2~5歳時はニータカラコマに優るとも劣らない良きライバルとして活躍し続けてきたオイドン。この馬は軽量戦を中心に使われてきたことの弊害なのか、重賞路線を使われてきたニュータカラコマとどんどん能力差が広がった感があります。しかし、昨年の重賞では計6鞍出走し、そのうち重量790㎏までのレースで2着1回、3着2回と善戦はしているので、重量がそれほど重くないここならばノーチャンスではないでしょう。、
◎ (3)インフィニティー
○ (6)コウシュハウンカイ
▲ (2)オレノココロ
△ (7)キタノタイショウ
△ (10)ニュータカラコマ
△ (8)フジダイビクトリー
△ (4)オイドン
馬複
3-6,2,7,10,8,4 1000円 計6000円